――理想など幻想という時代で、貴方は何処へ手を伸ばすの?
◆
テレビに映った魔法少女を、天乃鈴音はまるで知らない。
古いブラウン管の幻想は、天乃鈴音のそれではない。
1980年――昭和の後期だというその時代は、彼女にとってあまりに遠く、馴染みの薄い世界だった。
昭和55年などと言われても、平成生まれのスズネにとっては、いつのことなのかすらも分からなかった。
「………」
いつもと同じように、朝の町を走り。
いつもと同じように、新聞紙を配る。
印刷されたニュースの数々は、いつもと同じ未知のものだ。
未来のことなど見通せず、初めて読むことばかりというのは、昭和も平成も変わらない。
世界の全てが様変わりしても、スズネの日常は変わることなく、退屈な堂々巡りを続けていた。
違いがあるとするならば、それが日が落ちた闇の夜の話。
日常の裏で営み続けた、戦いという非日常の領域だ。
(私は)
私は何のために戦う。
魔法少女がいない世界で、天乃鈴音は何を求める。
聖杯戦争。万能の願望機を賭けた殺し合い。
敗者は命と共に全てを失い、勝者は最も尊い富を手にする。
天の杯をその手に掴み、祝福を飲み干した勝利者は、いかなる願望であっても、叶えることができるのだという。
(私はその果てに、何を望む)
スズネの心は揺れている。
あまりにも大きすぎる報酬を前にし、その使い方を決めかねている。
天乃鈴音の願いとは何だ。
彼女が求めてきた悲願は、同じ魔法少女の討滅だ。
いずれ魔物へと変わり果て、人を食い殺さんとする邪念の芽を、花開く前に摘み取ることだ。
そのために殺人の罪を背負い、スズネは戦い続けてきた。
刻み込み、お守りに潜め続けてきた名前は、咎で塗り固められた血の十字架だ。
だとしても、彼女はその行いこそが、人々を救うための使命であり、大きな過ちを犯した自分の、贖罪なのだと信じてきた。
(それでも)
されども、今のスズネの心には、もう一つの願いが芽生えている。
それは彼女の最初の罪科を、歴史の闇へと葬り去ること。
天乃鈴音が最初に殺めた、美琴椿という名の魔女を、蘇らせ人間へと戻すということだ。
邪念の脅威に晒された彼女を、奇跡にて救い出した女性・ツバキ。
彼女はくだらない憧れのために、戦場へ踏み出したスズネを、常に庇いながら戦っていた。
そうして彼女は限界を迎え、穢れきった魂の器を、邪悪なる魔性へと変貌させた。
魔法少女の数を減らすことなら、自分の力でも為すことができる。
されでも死者の復活という奇跡を、起こせる機会があるとするなら、それはきっとこの瞬間だけだ。
浅はかな願いを抱いたばかりに、見返りを無駄遣いしてしまったスズネには、この時以外にチャンスはないのだ。
「まだ迷っているのですか」
その時だ。
背後から、声が聞こえた。
いつしかスズネは人目を避けてか、暗い路地裏へと入り込み。
静かな日陰の狭い通路に、一つの気配を感じ取っていた。
「変に鋭いのね、ランサー」
振り返り、その名を口にする。
さながら陽炎の彼方の幻か――いつの間にか、彼女の背には、一人の男が佇んでいた。
暗色系のローブ姿は、古臭い昭和のファッションですらない。もっと遠い時代と国の、忘れ去られた民族衣装だ。
聖杯戦争を戦う術は、参加者自身の暴力ではない。
ゲームに挑むために与えられたのは、超常の使い魔・サーヴァントだ。
歴史に刻まれた英雄を模倣し、戦いの手駒とする聖杯の奇跡だ。
「見えてもいないのに」
そしてスズネに与えられたのは、光なき盲目の槍騎士(ランサー)だった。
痛ましい傷痕が刻まれた両目を、黒布で覆い隠した男には、憂いを帯びたスズネの顔など、見えているはずもなかったのだ。
「目に映せるものだけが、世界の全てではないでしょう。貴方の抱えた憂いも惑いを、察する術は他にもあります」
それでも、ランサーはそう語る。
視力を喪失したことと、スズネの胸中を察することには、何の関わりもないと謳う。
その目が何も映さずとも、願いを前にした彼女の苦悩を、理解することはできるのだと。
「もう一度言いますよ、マスター。貴方がどの道を選んだとしても、私はその決意を尊重します。
私は貴方のしもべたる騎士……貴方を『守りし者』ですから」
「そう」
丁寧な口調の男の声に、スズネはそれだけを短く答えた。
踵を返し、行く道を見やると、再びゆっくりと歩き始める。
朝日の当たる通りへと。影に潜む騎士を置き去りにして。
(私がこの戦いの果てに、何を選ぶのかはまだ決められない)
全ての魔法少女と魔女を消し去り、遠い日にツバキに誓った決意を、完全なる形で実現する。
たとえツバキに忌み嫌われても、殺人者としての姿を晒したとしても、己が幻想の原点を、現実の世界へと蘇らせる。
どちらの選択が最善なのか、未だツバキには計り知れない。
平和と安寧を勝ち取るために、最愛の恩人の命を手放すか。
大切な一つの命を救うために、人類種の救済を諦めるのか。
(あるいは何も掴むことなく、また同じ日々を繰り返すのか)
あるいは聖杯の力を拒み、何一つ願いを叶えることなく、元いた町へと帰還するのか。
元はといえば、ツバキの死期は、スズネが願い事にすがりついたばかりに、急激に早まってしまったものだ。
おまけにツバキは願いの対価に、満足に生きることも死ぬことも、許されない体へと貶められた。
都合のいい奇跡など存在しない。万能の杯であったとしても、またしてもろくでもない見返りを、天乃鈴音に求めるかもしれない。
であれば、かつての過ちから学び、大人しくそれを手放すことも、選択肢の一つに入るかもしれない。
(だとしても、生きることだけはやめない)
それでも確かなことは一つだけある。
果てに待つ終幕が何だったとしても、そこにたどり着くまでの歩みは、絶対に止めないということだ。
悲願を果たし、戦いから解き放たれ、平穏を甘受してもいい。
最愛を救い、自身は闇に消え、孤独に戦ったとしても構わない。
全てを諦め、何も掴まず、元いた場所へと帰ったとしても、果たすべき使命はそこにあるのだ。
いずれの道を歩んだとしても、魔法少女の討滅のために、戦う時は必ず来る。
真に許されないのは、その使命を放棄し、無責任に死に絶えることだ。
(だから、私は戦うわ)
何があっても、死ぬことだけはできない。
たとえ未知の戦場であっても、何も得られない闘争であっても、勝ち残ることだけは諦めはしない。
どれほどの血を流しても、どれほどの血を流させても。
たとえ中学生の未熟な心が、傷つき悲鳴を上げたとしてもだ。
明かりの下に出た彼女の顔は、特別決意に満ちたものではない。面白みのないポーカーフェイスだ。
それでも、一瞬前まであった、情けない憂いと惑いの色は、今この時は消え去っていた。
◆
(貴方のことは分かっています)
日陰より、その男は囁く。
スズネにも聞こえないその言葉を、胸のその奥に響かせる。
早朝の静かで穏やかな風に、不可視のマントを揺らせながら、霊体化したランサーはその背中を見ていた。
戦う決意を固めながらも、その先で手にするものについては、未だ答えを決めかねている、天乃鈴音の心を見ていた。
人の域を超えたランサーの身には、両目の光を失ってなお、見えている惑いの心があったのだ。
(どれだけ取り繕ったとしても、貴方の心の楔は消えない)
それは陰我。
心の邪念。
人の感情の憶測に潜む、浅ましい欲望の数々だ。
人間は聖人にはなりきれない。どんな善人であったとしても、我欲を捨て去ることはできない。
聖杯には平和を願うべきだと、理性では理解していながらも、スズネは亡き恩人の影に囚われ、己が欲望を満たそうとしている。
揺れ動いているつもりでも、死者蘇生という悲願に向かって、彼女の振り子は傾いている。
(ならばこそ、貴方というマスターならば、分かっていただけるのでしょうね)
そしてそれは、ランサー自身も、胸に抱えていた願いであった。
彼にも救いたかった者がいた。守れなかった命があったのだ。
恐らくはスズネはそれ故に、彼をこの冬木へと降り立たせた。
陰我で結ばれた宿命が引き合い、見果てぬ欲望に囚われた彼を、聖杯に巡り合わせてしまったのだ。
(私が為さんとすることも)
黒曜騎士ゼム。
真名をダリオ・モントーヤ。
騎士の名前を騙る彼は、その実守りし者ではない。
天乃鈴音は未だ知らない。己に付き従うふりをした、この盲目の槍騎士が、英霊ではないということを。
世界を救うためでなく、己の欲望を満たすべく、世界を転覆させんと戦った、裏切りの反英霊であることを。
彼の暗黒の切っ先は、まだ見ぬライバルだけでなく、密かに己の喉元にも、突きつけられているということを。
◆
目に見えるものが全てではない。
心の瞳を開いたとしても、それでもなお見えぬものがある。
スズネはダリオの事実を知らず、そしてそのダリオですらも、スズネの真実を理解してはいない。
彼が垣間見たはずの陰我には、一つのからくりが仕掛けられていた。
天乃鈴音が胸に描いた、最悪の記憶と贖罪の決意は、しかし正確な情報ではなかった。
それは今の二人が知りもしない、もう一人の誰かに仕組まれた、幻想という名の罠だった。
何者かの邪心を満たすために、スズネは偽りの記憶を、その意識に植え付けられていたのだ。
魔法はいつか解ける日が来る。
己を偽るガラスの靴は、時計の鐘と共に消える定めだ。
されども、スズネのスイッチは、時限式のものではない。
故に本当の記憶が、いついかなる時に目覚めるのか、それは誰にも分からない。
固く閉ざされた扉が、こじ開けられるのはいつになるのか。
はたまたこじ開けようとする者に、本当にこの場で巡り会うのか。
天乃鈴音の進む未来は、ひどく不確かなものだった。
そしてそれはそっくりそのまま、天乃鈴音を支えている、足場の儚さを指し示してもいた。
決められたレールはこの地にはない。
彼女が殺すべき仇敵は、きっとこの町にはいない。
意識せぬまま線路から離れ、辿り着いたのは標識のない道。
不確かなはずの正義を胸に、少女は道を歩み始める。
その理想が玩具だとしても、貴方はその手を指し伸ばせるの――?
【クラス】ランサー
【真名】ダリオ・モントーヤ
【出典】牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-
【性別】男性
【属性】中立・悪
【パラメーター】
筋力:D 耐久:E 敏捷:D 魔力:C 幸運:D 宝具:B
【クラススキル】
対魔力:E(C→B)
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
『黒曜騎士・ZEM(ゼムのよろい)』発動時にはCランクに変化し、第二節以下の詠唱による魔術を無効化できるようになる。
『陰我顕現・魔獣降臨(サー・ヴェヌス)』発動時にはBランクに変化し、第三節以下の詠唱による魔術を無効化できるようになる。
【保有スキル】
盲目:-
両目を潰したダリオには、視覚妨害が通用しない。
彼はこの状態でも、気配や聴覚を辿ることで、問題なく戦闘を行っている。
精神汚染:B
精神干渉系の魔術を中確率で遮断する。
心を暗い闇に染め、歪んだ使命感を振りかざす彼には、何者の声も届かない。
心眼(真):C
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
【宝具】
『黒曜騎士・ZEM(ゼムのよろい)』
ランク:C 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:-
筋力:C(B) 耐久:B 敏捷:B(A) 魔力:C 幸運:C
陰我あるところホラー現れ、人を喰らう。だが、古よりホラーを狩る者達がいた。
鎧を纏うその男達を、魔戒騎士という。
――古より人を襲ってきた、魔界の怪物・ホラー。それと戦う力を身につけた、魔戒騎士の鎧である。
ダリオの纏う「ゼムの鎧」は、黒曜石のごとき漆黒に染まっており、静かな光を放っている。
更に紫の魔導火を纏うことにより、攻撃力を底上げする「烈火炎装」を発動することが可能。
……しかし、闇に堕ちたダリオの鎧は、その属性を反転させた、暗黒騎士としての本性を隠している。
より禍々しい姿に変貌し、陰我の力を解放したゼムは、
魔力消費の増大と引き換えに、筋力・敏捷の数値をワンランクアップさせることができる。
『陰我顕現・魔獣降臨(サー・ヴェヌス)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補足:500人
人の邪心へと漬け込み、身と心を喰らう魔界の住人、ホラー。
生前のダリオは、このホラーに身を喰われ、醜悪な魔獣の姿へと変貌している。
この宝具を解放することで、ダリオは人の肉体を捨て、巨大なホラーへと姿を変えることができる。
禁断の魔導具を取り込んだホラーは、敵を次元の狭間へと閉じ込めることが可能(ダリオが一定のダメージを受けると開放される)。
自身も巨体を活かした攻撃力と、投げナイフ状の刃物による攻撃を行うことができる。
……しかし、巨大なホラーの抱える陰我は、人の理性を容赦なく溶かし、魔性の濁流によって押し流していく。
この姿をになったダリオは、全ての自我を喪失し、マスターによる制御も受け付けなくなってしまう。
【weapon】
魔戒槍
ソウルメタルによって鍛え上げられた、魔戒騎士のための槍。
騎士の武器は剣の形をしているのが一般的だが、ダリオは槍を用いている。
修行を経た者はこれを自在に操ることができるが、そうでない者には持ち上げることすらできない。
『黒曜騎士・ZEM(ゼムのよろい)』 を纏った際には、十字の穂先を持った槍へと変化する。
魔導馬
優れた騎士が保有する、漆黒の馬の姿をした魔戒獣。
鎧を装着しているか否かにかかわらず、ダリオの一声で駆けつけ、その足として活躍する。
ナイフ
一般的な投げナイフ。鎧を纏った騎士には通用しないが、生身の相手に対しては、投擲してダメージを与えることができる。
アポストルフ
ローブと仮面を身に着けた、人間サイズの人形魔導具。
脚部には車輪が備わっており、高い機動力と、水上行動をも可能とする万能性を誇る。
ダリオはこの魔導具を、魔力によって生成し、手駒として操ることができる。
【人物背景】
古より魔獣ホラーを討滅してきた、黒曜騎士・ゼムの鎧を受け継ぐ魔戒騎士。
崩壊した欧州の国・バゼリア根付きの騎士であり、国が滅びを迎えてから、何年もの間消息を絶ってきた。
実は彼の従う姫・サラは、その直後にホラーへと変貌しており、彼もまた人としてのサラを蘇らせるべく、闇の力に手を染めている。
物腰は非常に丁寧で、誰に対しても敬語で接する。
しかし一度決めたことは、何と言われようと実行する頑固な男でもあり、人の説得をまるで聞かない。
「守りし者」として、たった一人のサラを救うために自分は在ると、自らを正当化したダリオは、
本心では誰の忠告にも耳を傾けず、己の欲望のためにひた走り続けた。
ホラーに飲まれたその魂は、死してなお悔い改めることなく、陰我に囚われ続けている。
諸事情により両目を失っているが、それは騎士としての不完全さを意味しない。
バゼリア最強と謳われた槍捌きは、光を失ってなお健在であり、最高位の魔戒騎士・ガロとも、互角以上に渡り合うことができる。
また、闇に身を染めたためか、ホラーの力の根源である、人の陰我を読み取ることも可能。
【聖杯にかける願い】
サラを襲った悲劇をなかったことにする。
【運用】
とにかく人の話を聞かないことに関しては、一級品のサーヴァント。
盲目と精神汚染のスキルによって、大概の精神状態異常をシャットアウトし、常にベストコンディションを維持することができる。
更にはアポストルフを複数生成し、厄介な敵を寄せ付けることなく戦えるため、守りに関しては死角がない。
これら全てを突破され、白兵戦で押し負けた時にも、ホラー化という切り札があるのだが、これは必然、自滅覚悟の最終手段となるだろう。
【マスター】
天乃鈴音@魔法少女すずね☆マギカ
【マスターとしての願い】
美琴椿を襲った悲劇をなかったことにする?
【weapon】
ソウルジェム
魂を物質化した第三魔法の顕現。
スズネを始めとする魔法少女の本体。肉体から離れれば操作はできなくなるし、砕ければ死ぬ。
濁りがたまると魔法(魔術)が使えなくなり、濁りきると魔女になる。聖杯戦争内では魔女化するかどうかは不明。
【能力・技能】
魔法少女
ソウルジェムに込められた魔力を使い、戦う力。武器として大振りな剣を持っており、直接斬撃に用いられる。
固有魔法は能力のコピー。倒した魔女の能力、剣へと取り込むことによって、自らの魔法として獲得することができる。
ストックできるのは一体分だけであり、スズネはある事情から、炎熱魔法をコピーしたまま、入れ替えることなくストックし続けている。
【人物背景】
茜ヶ咲中学校に転入し、その校区で暗躍するようになった、魔法少女殺しを専門に行う暗殺者。
その目的は、かつて自分のせいで魔女化した恩人・美琴椿の悲劇を、二度と繰り返さないようにすること。
そのために彼女は、身勝手な願いのために力を手にし、いずれ人々を食い殺すようになる魔法少女を、夜な夜な狩り続けている。
……というのは、彼女に恨みを抱く少女によって、植え付けられた偽りの決意。
本当の彼女は、ツバキの死から立ち直ることができず、暗がりに一人引きこもる臆病な子供だった。
彼女はそれと知らぬまま、与えられたレールを外れ、新たな岐路へと歩み始める。
他の魔法少女を狩り続けてきただけあり、戦闘技術は極めて高い。
炎の魔法は攻撃だけでなく、陽炎による撹乱など、様々な用途に用いることができる。
他にも妖精・キュゥべえによれば、強い気配遮断能力を持っているようだが、これは虚偽の可能性が高い。
【把握媒体】
ランサー(ダリオ・モントーヤ):
一部地域にて劇場公開中。
残念ながら、現状ではDVDの発売を待った方が得策か。
天乃鈴音:
漫画単行本全3巻。
テレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のスピンオフ作品だが、
同作のメインキャラクターはほとんど登場しないため、この漫画だけでも完全把握が可能。
最終更新:2016年06月30日 23:31