ギーマ「私達をホモドエに呼ぶとは珍しいな」
レンブ「これまでDVDを作るために内容を決めたり役割分担をしたり筋トレしたりしていたのだが
皆あまりカメラに詳しくないことが分かったんだ」
ヤーコン「ハチクは職業柄ある程度は知っていたのだが、他はカメラを扱ったこともなくてな」
ハチク「アデクなど、パソコンの使い方も知らない程の機械音痴だからな」
チェレン「だから首のやつ以外に腰にもボールを提げてたんですね!」
デント「今どきポケモン預けられないなんて正直ないと思うんですけど」
アデク「撮影はこの二人に任せるつもりだったが、
ここは一度皆でカメラを使いながら学んだ方が良いと思ったのだ」
ポッド「というわけだから、お前らテキトーにカメラの前で動け!」
アーティ「わあ、すごーい!ちゃんと映ってる?」
N「CMとかも撮ったことあるけど、やっぱりカメラの前ってテンション上がるよね」
ヤーコン「おいお前ら、もう少しカメラから離れろ。ニンドリ一月号みたいになってる」
ポッド「それあれだろ、表紙がNのドアップでBW制作秘話も載ってるやつ!」
アデク「あんな怖い表紙をやってのけるとは…ニンドリめ売る気あるのか?」
コーン「せっかく撮ってくれるんですし、もっと別のことしましょうよ!」
ギーマ「別のことって例えば何だ」
コーン「そうですね…コーンのビューティさを活かしてコスメのCMを作ってみるとか!」
ギーマ「それなら素足に革靴スタイルへの理解を深めるために私のPVを作った方がいいだろ」
デント「あんたら何ナルシ度全開のボケかましてるんですか」
レンブ「お前達もボケる事が出来るのだな!」
ヤーコン「パックの叫びや松田優作の影響か、そう見ないものでもないと思っていたがな」
チェレン「みんな、やろうと思えばどちらもこなせますからね」
ハチク「ボケるだけでなくツッコむだけでなく、2つを自在にコントロールせよということだな」
アデク「わし達漫才師でいいんじゃないかとたまに思うよ」
アーティ「何かやるんだったら、劇とかどうかなあ?」
コーン「こうなると文化祭ですね。劇でしたら、何をやるんでしょう?」
N「白雪姫!」
アーティ「シンデレラ!」
ギーマ「お前ら根本的なこと忘れてないか?」
アーティ「だって、あんなお姫さまって憧れるよねー」
N「ボクの城でも、たまにはドレス着てパーティとかやればいいのになー」
ポッド「お前らオトメンてレベルじゃねーぞ!」
アデク「大丈夫なのか…あれ、何だその爪は」
ギーマ「ああ、ここに来るまでサンピーでネイルアートしてたから」
コーン「荷物の整理してたら、デントの彼女が忘れていったマニキュア見つけたんですよ」
アーティ「いやあ驚いたよ。なんで今までネイルアートのことを忘れてたんだろうってね!」
N「だから、いろんな種類のやつ買って、塗ってんだよねー」
コーン「コーンが水色のラメが入ったやつで…ギーマさんが黒でしたっけ」
ギーマ「いや、右が黒で左が赤だ」
N「ほら!アーティ君にいろいろ描いてもらったんだー!みてみてー!」キラン
アーティ「僕は10色使ってみたんだー!えっと、赤、黄色、オレンジ…」
チェレン「何やってるの…って皆さん、どうしました?」
「……」
デント「開いた口がふさがらない状態なんじゃないかな?」
チェレン「結局白雪姫の劇になったんですね」
ギーマ「じゃあ私がナレーションをしよう。
えー昔むかしのNikuの城にNという王様、もといお姫様が…ってこれ何か違わないか?」
レンブ「プラズマ団が配布してる会誌「肉ラー」14号に載ってたと思ったから渡したんだが…」
N「これ、プラズマ団執筆部がアレンジしたやつみたいだね」
ハチク「まあプラズマ団がこんな物語をそのまま載せるはずがないとは思っていたがな」
ギーマ「もうこれで進めるぞ…
そのお姫様は長く自分の部屋で暮らしていたので、雪のように白い肌に筋肉のない細い体、
そして光のない真っ黒な瞳をもっていました…」
N「ここでボクが登場したらいいんだね?」サッ
デント「ああ、良かった衣装は着てない」
アデク「あいつらなら衣装も買いかねないからな」
ギーマ「そんなお姫様には、意地悪な継母がいました。
その人は、どんな質問にも答えてくれる魔法の鏡を持っていました。」
アーティ「ねー、なんで僕鏡の役なのー?あとで小人もやるからいいけどー」
コーン「コーンの継母よりはマシでしょう。これちょっと無理がありますよ。
あと配役バラすのは控えた方がいいと思うんですけど…」
ギーマ「継母は、いつも鏡に誰が一番美しいか尋ねていました。
鏡は毎回継母と答えていましたが、今日は違いました」
コーン「鏡よ鏡、世界で一番ビューティーなのは誰ですか?」
アーティ「はーいそれはN君…あっ、違った、N様でーす」
コーン「何ですって!?このコーンが今まで積み重ねてきた努力を踏みみじるだなんて許せません!
これだから公式でイケメンな人は!」
N「ひっ、ひどい!ボクが悪いわけじゃないのに…!」
コーン「ああゴメンなさい!つい反応してしまって…」
ギーマ「というか何であれでそうなるんだよ…」
コーン「ちょっと疲れましたし、ここらで休憩しませんか?」
アーティ「そうだねえー。あっ、僕お菓子持ってきたんだー」
ヤーコン「もう休憩か、早いな」
ハチク「休憩時間は1分とかで区切った方が良いのだが…今言っても無駄か」
ポッド「待たせたな!プラズマンP持ってきたぜ!」
レンブ「あれの筋肉を全面に押し出したCMは素晴らしいよな!」
チェレン「持って来るのはいいとして、なんで逆立ちなの?」
ポッド「別コロのポケモン漫画の前に載ってたやつのテーマが「筋肉レストラン」だったんだ!
だからさ、俺たちの店も筋肉メインで改装してみないか!?」
デント「やめといた方がいいと思う」
ギーマ「まあそれはさておき、私はこれ飲むことにするぞ
予想はしてたが、ナレーションは喉が乾くからな」ゴクゴク
N「それって、確かもやしが飲むと副作用があるんだったと思うけど…」
ギーマ「えっ」
アデク「何か入っているのか?」
N「マスリチンっていう、脳に作用して一時的に混乱状態にする成分が含まれているんだ。
筋肉に引き寄せられて動きをサポートする効果があるからガチムチにはいい物質だけど」
ハチク「そう言えば、たまにそのようなニュースが流れていた気がするな」
ギーマ「まーさかーりかーついできーんたろおー♪」
アーティ「うぉわ?これ金太郎の歌?」
チェレン「しかもワルビルにまたがって…」
コーン「これが混乱状態なんでしょうね…」
ヤーコン「だからって人のポケモン勝手に出すか?」
ワルビル「ずもっ!!」ドサッ
チェレン「あっ、降ろされた」
ヤーコン「大変だったな、とりあえず戻れ…ん?」
ワルビル「じゃあごぉおおお!」
ハチク「言うことを聞いてないぞ」
デント「急に出されてさらに上から乗られたら、ビックリして取り乱しもしますよね」
レンブ「これは…やはり筋肉の力を使うべきか!」
N「いや、ボクに任せて!」
アデク「何をするつもりなんだ!?」
N「怖がらなくていいよ。ボク達はトモダチだ…」
ヤーコン「おお!ワルビルが元に戻ったぞ!」
コーン「すごい!これ別コロのナウシカNさんですよね!?」
アーティ「あのN君怖いよねー。字体がホラー調になってるとことか特に怖ーい!」
ポッド「ここのキャラ付けに慣れると余計に怖く見えるからなー」
アデク「ここはここで原作と違うからな…レンブなど特に」
レンブ「筋肉が…!筋肉への熱意が私をはっちゃけさせるのです…!」
ハチク「まあそれが良いのだがな」
ヤーコン「で、ワルビルはいいとしてアイツどうするよ」
アデク「わしのランニングシューズでどうにかなるかな?」
チェレン「ギエピーのやつですか…。というか別コロネタそろそろやめましょうよ」
N「あの悪魔のようなピッピか…
まあともかく、あれは服用しても1時間くらいで元に戻るから大丈夫だよ」
ハチク「1時間か…なら放っといていいな」
コーン「寝てるみたいですし、そのままでよさそうですね」
デント「そういえば、カメラってどうしたんだったっけ…」
「あっ」
ポッド「そうだった!カメラそのままだったの忘れてたぜ!」
ハチク「巻き戻してみたが、さっきの金太郎が撮れていたぞ」
ヤーコン「誰かCMでも入れてつないでおけ」
アーティ「CMかあー。こんにちは♪」
N「こんにちワシボン♪」
アーティ「ありがとう♪」
N「ありがとウルガモス♪」
アデク「最近ACって声がしなくなって少し寂しくなったアレだな」
アーティ「まほうのことばでたーのしーいなーかまーがぽぽぽぽ〜ん♪」
N「あいさつするたび、トモダチふえるね!」
コーン「いい加減それ聞き飽きたんですけど」
ポッド「それなら、こんばん腕力とか、さよなランニングはどうだ!?」
レンブ「アッー!いさつする度、筋肉増えるぞ!」
ギーマ「うーん…私は何を…」
レンブ「おお!やっと元に戻ったのだな!」
ギーマ「戻った?何のことなんだ」
コーン「えっと、ワルビルが金太郎で…あれ?」
ハチク「全く分からないな」
チェレン「あれを口で説明するのは無理がありますよ」
ポッド「さっき撮れたやつを見せたらいいんじゃないか?」
ヤーコン「見ない方がいいとは思うがな」
ギーマ「いや、気になるから一応確認すr…」
N「固まってる」
アデク「元からの下がり眉がさらに下がっておるな」
ギーマ「見 な け りゃ よ かっ た」
デント「でもいいんじゃないですか。それはそれでいいフゥレイヴァーだと思いますし」
アーティ「今のフレーバーの発音は明らかにおかしいよ?」
チェレン「アーティさんも人のこと言えませんけどね」
最終更新:2011年03月29日 00:16