2011 > 04 > 12

アーティ「わあぁー!桜きれーいっ!」
コーン「1番道路の桜並木、ほんとに素晴らしいですねっ」
ギーマ「いつ見てもホレボレするよ。…春のけだるさから体を起こして花見に来て良かったな」
N「綺麗だね…何枚落ちるか数えてみよう。1234567891011…」
アーティ「ねぇねぇ桜の花びらって食べられるかなー?綺麗な色だし美味しそうだよねー蜂蜜つけたら美味しいかなー?」
ギーマ「君らいつもながら着眼点がフリーダムすぎるぞ」
コーン「シートはこの辺でいいですかね?」バサリ
ギーマ「あー疲れた」ドサリ
アーティ「歩きで来るの大変だったよー」ドサリ
N「121314151617181920…」ドサリ
コーン「シート敷いて最初にする事ってやっぱり休憩ですよねー」ドサリ
ギーマ「春は何もしたくなくなるんだよ…」ぐでー
アーティ「ほんとほんとー。あったかい中でお昼寝ってきもちいいよねー」ぐでー
コーン「もうこのまま溶けちゃっても…いいかも…」ぐでー
N「21222323…あれ、24?23?あ…あれ……なんかもういいや」ぐでー

………ぐううううーーー
コーン「あらやだっ」
アーティ「おわお!お腹の虫さんがー!」
N「りんしょうしてるね!?」
ギーマ「皆一斉に鳴ったな…そう言えば布団から出たくないとか言って朝寝坊して何も食べないで来たものな。ねむい、けどお腹すいた…!」
コーン「腹が減っては戦は出来ぬ、ですね。よーし、コーンがお団子作って来ましたから皆さんで食べましょう!」ジャーン
N「やった〜!!ボクあんこ〜」
アーティ「やったー!!ボクみたらしー!」
N、アーティ「「に、蜂蜜かける〜〜〜」」ドバドバー
コーン「KYAAAAA!!!ちょ、速攻ですか!?もう少しためらいあってもいいんじゃないですか!?ちょっと、ねえ!聞いてます!?」

ギーマ「まぁまぁいいじゃない、今日くらいさクピクピ。景色に免じてやろうぜクピクピ」
コーン「もうっしょうがないですねー…。って何ですかその語尾……あーっ!!早速お酒飲んでやがりますよこの人!!」
ギーマ「無礼講無礼講。やっぱり花見しながらのお酒は格別だな!んく、んく………へろ〜ん」へろ〜ん
コーン「ああっツッコミが初っ端から酔っ払った!コーン一人に任せないで下さいよ〜!」ゆさゆさ
ギーマ「わたしはぁ〜〜〜すご〜うで〜トレジャーギャンブラー〜〜♪いぇ〜い♪」キャッキャッ
N「蜂蜜と餡のコラボレーション、正に古代と現代の科学反応!」もぐもぐもぐもぐ
アーティ「やっぱり蜂蜜最高だねー!」もぐもぐもぐもぐ
コーン「だめだこいつらはやくなんとかしないと」



N「お団子食べたら何だか…」うつらうつら
アーティ「あー…眠くなってきたねー…」こっくり
コーン「案の定、ですね…やっぱりここでも抱き枕ー」もふもふ
ギーマ「ひゃ〜んわたしもぉたべりぇにゃ〜い…きゃはははっ!」でろでろ
コーン「もう食べなくて良いですから寝ていいですってば!」
アーティ「あーボクも寝っ転がっちゃえー」ごろん
N「前転からの仰向け」ごろんごろんごろんガツッ
アーティ「あー楽しそー!ボクもボクもー!」ごろんごろんごろんガツッ
コーン「いたっ!いたあっ!!何いきなりアグレッシブになってんですか!」
N「いたい…」
アーティ「ふえ…おしり打っちゃったー…!」
コーン「そりゃ痛いでしょうが!ていうか細長い体で暴れないで下さい、幅取るんですからっ」
ギーマ「そんなにおこらなくてもい〜いじゃあ〜ん」でろーん
コーン「こういう大人になっちゃダメ、ゼッタイ」
アーティ「えへへー、おしりは痛いけど皆でお花見楽しいねー!」
N「うん…プラズマ団に縛られていた頃はこんなにのびのびと自然を楽しめなかったから…すごく、嬉しいな」
コーン「Nさん……ふふっまた皆で来ましょうね、お花見!」
ギーマ「おはにゃみ〜〜〜」でろーん

ドンチャカドンチャカドンチャカ…
コーン「…ん?何か…物凄ーく嫌な予感がする音が聞こえませんか?」
N「それはきっと桜の精の声だよ」
アーティ「ふんふん…おわお!確かに聞こえるねー!」
コーン「あなた達には何が聞こえてるんですか?」
ドンチャカドンチャカドンチャカ…ききん筋肉…筋肉肉肉…ドンチャカドンチャカ…
コーン「ほら違いますよ!何て言うか…こう、暑苦しいと言うかむさ苦しいと言うか…とにかく今会いたくない人達が向かってくるような気が」
ポッド「だああああーーーそこ危ないぞーー!!!」
コーン「えっ、きゃあああ!!!」ズドム!
N「あわわわわ眼球と刺さった危険物との距離約1センチ5ミリメートル」ガクガクブルブル
アーティ「な、なになにー!?おっきな桜の木!?」
ポッド「悪ぃな、ちょっと荒ぶりすぎたぜ!」ズボッ
コーン「危うくお昼寝中の人間突き刺す所でしたよあなた…」
ヤーコン「お前らか、奇遇だな」
コーン「ていうかやっぱりあなた達ですか!!もうコーンったら嫌な予感ビシビシ感じるようになっちゃいましたよ!」
デント「何かもう奇遇すぎて出会うのは必然のように思えてきた」
ハチク「これぞ御筋肉神様のいたずらだな」
アデク「いたずらと言うよりかは最早嫌がらせに近いな」
アーティ「あー、もしかしてみんなもお花見に来たのー?」
レンブ「お前らと一緒にされては困るな。私達は桜舞い散る中に忘れた記憶と筋肉の声を戻す為に舞いに来たのだ!」
ギーマ「ヒュルリ〜ラ〜♪ヒュルリ〜ラ〜♪」
コーン「なるほどさくらだけに…って言わせないで下さいよ!///」
デント「要するに花見ですよね」

アデク「ワッショイ!ワッショイ!筋肉ワッショイ!」
ポッド「祭りだ祭りだ筋肉ワッショイ!」
レンブ「背筋骨格筋ハムストリングスーーー♪」
ヤーコン「アセッカガチリュウマライモン♪」
チェレン「桜輿担ぎ、間近で見ると凄いですね!わあー…」キラキラ
デント「僕にはガチムチのおっさんが寄り集まって大木担いで騒いでるようにしか見えないんだけど」
チェレン「あれは本物の桜の木じゃなくて、大木を催して作られた輿なんです。本来は誰かを乗せて人力で担いで移動するものなんですけどね」
アーティ「チェレンくんもお団子食べようよーいっぱいあるよー」
チェレン「えっ、駄目だよ!これは神聖な舞なんだからしっかり目に焼き付けておかないと!」
N「抹茶もあるよ」
チェレン「美味しい…!」もぐもぐ
デント「僅かひと会話で引き込まれた」
アーティ「蜂蜜も美味しいよ!」ドバー
チェレン「わ〜新境地〜!!」もぐもぐ
コーン「こっちはこっちで着々ともやし仲間づくりしてますね…あれ、そう言えば飲んだくれが居ませんね?」キョロキョロ
デント「そう言えば。一体どこに………ぶっ」
ギーマ「ほらほらもっと担げ担げ〜〜女王様のおなりじゃ〜〜〜」
アデク「ワッショイ!ワッショイ!筋肉ワッショイ!」
ハチク「祭りだ!祭りだ!筋肉ワッショイ!」
コーン「何か乗ってるー!?」
N「いつの間に移動したんだあの人…はっ、まさかテレポーテーション能力!?」
デント「しかも軽すぎて誰ひとり乗ってる事に気付いてないよ?」
ギーマ「おっそぉ〜い!もっとシャキッとせんかぁ〜!」ビシッバシッ!
デント「馬鞭…だと…」
アーティ「どこから出したんだろアレー」
ポッド「何か痛てえぞ!!!」
レンブ「これも舞の試練なのか御筋肉神様よ!?」
コーン「違いますから!変なの乗ってるだけですから!」
チェレン「うわあああああーーー羨ましいーーー!!!ボクも桜輿乗りたいーーー!!!」ゴロゴロ
N「えー筋肉ファンが一名謎のじたばたを始めましたー」

コーン「ちょ、ギーマさんっ危ないですよ!」
デント「早く降りた方が…」
ギーマ「はぁ〜ん???」ビシィッ!
デント「きゃいん!」ドサー
コーン「デーーーント!!!」
ギーマ「ほらほら愚民共〜!もっと私を楽しませなさ〜い♪」バシィンッ!!
アデク「オウフ」
ヤーコン「何かこの刺激癖になってきたぜ…!」
ハチク「…ハァ…ハァ…」ブルブル
N「筋肉組もなんか大変な事になってる」
アーティ「いよいよ収集つかなくなってきたねー」
コーン「周辺でお散歩している方々の視線が痛いです…」
ザッザッザッ
コーン「ん?また何か派手な足音が…」
『カノコタウン周辺の皆々様!』キイィーーーン
筋肉組「「「!!!」」」
ゲーチス『お集まり頂き誠に有難う御座います!!本日はお日柄も大変宜しく〜…』
アーティ「あーっおとうさんだー!」
N「」
レンブ「ゲイチス様だ!ゲイチス様が演説をなされているぞ!」
ポッド「うひいよえ!!こんな所で会えるなんて運命だぜ!」
ヤーコン「よし、舞は一旦中止してゲイチス様の演説を聞きに行こうぜ!」
筋肉組「「「ゲイチス様ー!」」」ダッ
コーン「あっ、これで輿が…ギーマさん!大丈夫ですか?」
ギーマ「う〜ん………あれ、私は何を…?」
アーティ「良かったー、元に戻ったんだね!さっきのギーマさん怖かったよう…」ぷるぷる
チェレン「じとーっ………」
ギーマ「え、私何したの?この空白の時間に私何しちゃったの?筋肉組居ないしデント死んでるしメガネが物言いたげな目でこっち見てるして言うかこの鞭何これ!?」
コーン「ギーマさんの内なる性格が垣間見えた気がします…」ササッ
ギーマ「さり気なく引くなよ気になりすぎるだろ!ああやっぱり言わなくていい!」

N「ゲーチスが来る前にそろそろ帰ろうよ」こそこそ…
コーン「そうですね、遭遇したらまた面倒くさい事になりそうですし」
アーティ「じゃあデントくんはチェレンくんに任せてボクたちは帰ろっか!」
チェレン「じとーっ………」
ギーマ「何であの子さっきからこっち見てるの?ねえ何で?」
コーン「きっと今日のギーマさんの髪の毛が左右一本ずつ数が違ってるからですよ」
ギーマ「えっうそマジで」サッサッ
N「ついでに靴が片方だけどっか行ってて右足が素足になってるよ」
ギーマ「本気で私どんな暴れ方したんだよ!?」

チェレン(どんな乗り心地だったか聞きたかったな…)ズルズル
デント「…痛い、何か痛い。ってあれボク何で引きずられてんの?」
チェレン「あっ気が付きましたか?意外と重いんで自分で歩いてくれると助かるんですけど」ポイッドサ
デント「痛っ!言いながら捨てないでくれない!?」
ゲーチス『えー、今回お話させて頂きますはこの「見せかけリラックスクッション」!見た目は只のクッションですが、超高速回転のオート機能が付いておりこれに体を密着させますと超振動により見る見るうちに鍛えられるのです!』
レンブ「ゲーチス!」ポッド「ゲーチス!」
筋肉組「「フォーーー!!!」」ドンチャカドンチャカ
デント「なにこれ地獄の宴?」
チェレン「ちょっと欲しいかも…」
デント「えっ」

ヤーコン「やっぱり俺様達のゲイチス様はいつ見ても素晴らしい筋肉だぜ!」
デント「あーはいはいもう分かりましたって」
ヤーコン「おっと、そういやホモドエシティも2つ目の町になったらしいな」
デント「まさか続くなんて思ってもみませんでしたよ…」
レンブ「こんな私達だが!」ムキッ
ポッド「これからも宜しく頼むぜウォーーー!!!」ムキッ
アデク「アッー!ぱれ!アッー!ぱれ!」
チェレン「えっと、宜しくお願いします!」ペコリ
ハチク「今後もマイペースに筋肉を盛り上げていかねばな。ビバ肉ラー!」
デント「まだまだボクは解放されないようです…ああ、心機一転彼女欲しい!!!」
最終更新:2011年04月14日 00:51
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