サンピーシティジム レストランフロア
客「ごちそうさまでしたー」
デント「ありがとうございましたー」
コーン「…またの…お越し…を…」
ポッド「お待ちしてるぜぇ！」
デント「…って兄弟３人でレストランの仕事してるのってひょっとして初めて？」
ポッド「思いっきり初めてだな、でも普通に考えるとこれが本来の姿なんだけどな」
デント「ところでコーンの様子なんだけど…」
コーン「…はぁぁぁぁぁぁ…なんで…このコーンが…」
ポッド「相当落ち込んでるな」
デント「ニンドリの人気投票の結果以来ずっとこんな状態だよ」
ポッド「まさか本当に喪男だったとは…まあ俺もトップ１５には入ってないけど」
デント「でも>>113さんは票を入れてくれたらしいよ」
ポッド「いや>>113さんが女性と決まったわけじゃないだろ
もし>>113さんがもやしもノンケも構わず喰っちまうようないい男だったら…」
デント「完全に再起不能になるだろうね」
デント「そろそろ閉店時間だ…最後のお客さんも帰った事だし
ポッド、コーン、片付けるよ」
ポッド「オッケー！力仕事は任せろ！」
コーン「うん…わかった…じゃあこのお皿…さげておくね…」
デント「皿をさげるのはいいんだけど頼むから一枚ずつじゃなくて何枚かまとめて持っていって」
ポッド「毎回思うけど時間かかってしょうがねえだろ」
コーン「ごめん…コーンの腕力だと一枚ずつが精一杯…」
デント（自分の兄弟ながら彼は本当に人間なのか疑問に思うよ）
カランカラーン♪
ヤーコン「邪魔するぜ」
デント「あ、すみません、本日はもう閉店いたし…ヤーコンさん？」
ポッド「久しぶりっすね！ひょっとして地下のトレーニングルーム使いたいとか？」
コーン「ま…まさか他の筋肉組の人たちも一緒に来てるとか？」
ヤーコン「いや、今日はトレーニングでも飯食いに来たわけでもねえし一人で来た
今度の休みにここのレストランフロアを
うちの会社で貸し切りにして使いたいんだが店の都合は大丈夫か？」
デント「今度の休みですね、ちょっと待ってください…（ノートを捲りながら）」
ポッド「って見栄張るなよ、ここしばらく貸し切りの団体客なんかいないだろ」
デント「うん、ごめん見栄張った…大丈夫ですよヤーコンさん」
ヤーコン「悪いな、助かる」
デント「ところでヤーコンさん聞いてくださいよ！この間コーンが珍しく
『コーンもモテる為に少しは鍛えた方がいいのかな』なんて言い出して…」
ポッド「でもあいつ基礎体力なさ過ぎるから俺達どころか
デントやチェレンのような普通のトレーニングも出来ないだろ？」
デント「それでマライモンのカミツレさんに相談しに行ったんですよ」
ヤーコン「もはや男のプライドゼロだな」
デント「あの人モデルさんだしあまり体に負担がかからない軽いトレーニング方法を
知ってるかもって思いまして…ってしまった！
この流れだとカミツレさんが出てくる展開になってしまう！」
ヤーコン「安心しろ、今話してる内容はただの回想だろ」
ポッド「それから誤解している人もいるようだから説明しておくけど
このスレは『女性がいない世界』じゃなくて『女性の出番が無い世界』だからな」
ヤーコン「ためしに窓の外見てみろ」
コーン「あ…会社帰りのОＬさんが歩いてる」
デント「店内をよく見たら僕達が話している間にウェイトレスの子が掃除してるし」
ポッド「だろ？」
ヤーコン「女性キャラ、存在するけど登場はしない」
ポッド「それがホモドエクオリティ！」
（シャガ）つ※ただしアイリスは除く
デント「…なんです↑の注釈は？」
コーン「あれ…？今ほんの一瞬だけシャガさんがいたような…？」
ポッド「まさかあれだけの為にここまでやって来たのかあのジジバカ白髪筋肉市長」
デント「…とにかく話を戻しますよ、カミツレさんに相談したら
『最初のうちは無理をしないでウォーキングでもしてみたら？』と言われて…」
ポッド「とりあえずカミツレさんと一緒にマライモン三週ウォーキングをやってみたんすよ」
ヤーコン「あぁ、話が見えた…どうせ置いてけぼりにされたんだろ？」
デント「二週遅れですよ！いくらなんでもありえないでしょ！」
ポッド「しかも途中で倒れたし…あの時のカミツレさんの驚愕の表情は忘れられない…」
デント「あれはモデルさんがやっちゃいけない顔だ…」
ヤーコン「…もうこの際だからうちの鉱山で働かせて根性鍛えなおしてやろうか？」
デント「いや、それだと絵的にリアルスペランカーになるのがオチです」
ヤーコン「…すっかり長居しちまったが今度の休み、貸し切り頼むぞ」
デント「はい、従業員一同心より…」
ポッド「お待ちしてるぜぇ！」
コーン「多分その言い回し流行らないよ」
デント「そういえば会社でうちを貸し切りにして何をやるんですか？」
ヤーコン「ああ、それはな…」
最終更新：2011年07月23日 14:09
