N「雨降ってるねー」
ギーマ「この辺りはもう明けたが、まだ梅雨の時季だったからな」
アーティ「これじゃあ、今年は織姫と彦星会えないねえ」
コーン「あぁ、そういや今日って七夕でしたっけ」
N「たなばた?何だいそれ」
コーン「笹に飾りや願い事を書いた短冊を吊す行事ですよ」
アーティ「そう!例えばハチミツが欲しいとかー、
そんなのを書いたらサンタさんが叶えてくれるんだよ!」
ギーマ「それはクリスマスだぞ…七夕ってのは、運が良ければ叶う程度だよ」
N「そうなの!?なーんだ、本当に叶うんじゃないんだー」
ノボリ「そんな、願いを胸に秘めた皆様に朗報!」
コーン「な、なんで居るんですか!というか、一体何処から現れたんですか?」
ノボリ「あることをして頂いた方にはもれなく、
わたくしが願いを一つだけ叶えて差し上げましょう!」
ギーマ「相変わらず、話を聞こうという気が全く見受けられないな」
アーティ「あることってなあに?」
ノボリ「ズバリ!わたくしと契約してさぶウェイマスターになってくださいまし!」
クダリ「あ、いた!ほかの人にまで迷惑かけちゃダメでしょ!」
ノボリ「成程、"迷惑をかけたくない"と言うのが貴方の望みですか?」
ギーマ「駄目だこいつ…早くなんとかしないと…」
コーン「本格的に某QB化が進行してますね」
クダリ「駅員くんとなればって言ってるのに聞いてくれないんだ」
ノボリ「貴方達はモブの駅員よりも遥かに強大な魔力を持っています!
貴方達は、いわば選ばれた存在なのですよ!」
アーティ「そういうスカウトは、ホモドエシティでした方がいいんじゃない?」
N「確かに、少なくともボク達よりは確実にいい人材だよね」
ギーマ「私達としても、そっちで勝手にやってくれた方が有り難いのだが」
ノボリ「つまり、ホモドエには魔ほ…さぶウェイマスター候補が数多く居ると」
コーン「今、魔法少女って言いかけましたね」
アーティ「ここに少女は出てこないのにねー」
ノボリ「そういう事でしたら!わたくしは、これよりホモドエに行って参ります!
次にお会いする時には、さぶウェイマスターの相棒を連れていることでしょう!」ダッ
N「お土産も宜しくねー」
クダリ「それは止めておこうね」
コーン「笹の葉ありましたよー」
アーティ「よーし、張り切ってデコろーう!」
ギーマ「それはケータイとかに使う動詞じゃないのか?
コーン「いわゆる新語ってやつなのは知ってますけど…」
クダリ「やっぱり笹だと飾りを付けるところが少ないね」
N「じゃあ、ボクの髪の毛も笹の葉ってことにしちゃおう!」バサッ
ギーマ「クリスマスのデジャヴを見てる気分だ」
ホモドエシティ
ポッド「おい!これ見てみろ!」
ハチク「これは…"月刊かくとう"…?」
ヤーコン「何だよ…って、表紙がレンブじゃねえか」
レンブ「丁度この間、取材を受けたのだ!私の特集のページもあるぞ!」バッ
チェレン「このレンブのアトリエ〜ポケモンリーグの腹筋術士〜ってやつですか!?
アトリエシリーズのやつってこと位は知ってますよ!」
デント「アトリエと言うより道場のような…というか腹筋術ってそもそも何ですか」
ハチク「このコピーを考えた者は相当のも尻スキルがあると見た」
ノボリ「皆様、叶えたい望みや願い、夢などはございませんか?」
アデク「おぉ、この雑誌!別コロの漫画でレシラムを捕まえた
シンが話していたものだな?」
ポッド「あーっ!四天王を見捨てた通りすがりの悪人!」
ヤーコン「戦闘BGMからアニメの声優まで使い回しのお前が
あんな事するとは思ってなかったぜ」
アデク「あれは演技じゃ。あと、それは
一部の面から見たことであって、使い回しなどではないぞ!」
レンブ「確かに、師匠がアニメのナレーションをしているという事でもありますからね!」
デント「それを使い回しと言うんじゃ…」
ノボリ「さぶウェイマスターという肩書きに興味はございませんか?」
チェレン「あのー、誰かこの放置されてる約一名に反応してあげましょうよ」
ヤーコン「いやあ、コイツの言うことなんて、いつものナントカってやつの勧誘くらいだろ?」
ノボリ「ナントカではなくさぶウェイマスターです!
どうです、皆様の願いも叶えて差し上げますよ!」
ハチク「願いとは、自分で叶えてこそのもの…」
レンブ「そのために鍛えているのが私達、肉ラー!」
チェレン「すごい!これまでにない程真面目に信念を語ってる!」
ノボリ「そうですが…七夕くらいわたくしのこの願いも叶えてくださいましーっ!」
ポッド「…へ?」
アデク「そうか、今日はそんな日だったな」
ポッド「決まった料理とかもないから、正直忘れてたぜ!」
ハチク「何かやると言っても、既存のものでは短冊くらいしかないからな」
デント(ふと思ったんだけど、ノボリさんは何時までQBキャラなんだろう…)
ポッド「何もないなら、自分たちで考えるのさ!」ダッ
チェレン「どこ行くの!?外は雨だよ!」
ポッド「星を…つかめーっ!」バッ
アデク「棒高跳びじゃな!」
デント「星なんて曇って一つも見えないのに…」
ヤーコン「あの棒、どこから取ったやつなんだ?」
レンブ「雨の中 水も滴る いい筋肉!」バッ
ハチク「季語が入ってないぞ!」
チェレン「それ俳句だって前提なんですか?」
アデク「ちなみに、この競技には腕力、腹筋が必要になってくるぞ!」
レンブ「腹筋しながらスクワットしながら腕立てですか!」
ヤーコン「もう合わせりゃいいってレベル越えてるだろ」
デント「さすがにその"ながらトレーニング"は無理がありますよね」
ノボリ「あのー、皆様…」
ノボリ「わたくしの入る隙が無い…」
サンピーシティ
ノボリ「クダリ、本日はもう帰りま」
クダリ「あ、ノボリ。いたんだ」
ノボリ「そこのとてつもなく奇抜な髪型の方は…?」
N「ボクのこと?」
アーティ「ホラこれ!昇天ペガサス盛り!」
クダリ「この本に載ってたんだよね」
ノボリ「そっ、そんな髪型では頭がつっかえて電車に乗れませんよ!」
N「これ位だったら、まだゲーチスの方が高くない?」
コーン「あの2mの身長って、頭の三本松は含んでいるんでしょうか」
ギーマ「どっちでもいいが、横から見る分には今のNの方が高そうだぞ」
アーティ「誰かNくんにこの髪飾りつけてあげてー」サッ
クダリ「誰の手も届きそうにないよ」
コーン「あっ!あのワックス新品だったのに、もう無くなりましたよ!」
ギーマ「私も一週間で切れるが、流石にこのペースはないな」
コーン「いや、それも結構なハイペースですよ」
ノボリ「み、皆様方には男としての自覚はないのですか!?」
N「どうだろうねー」
アーティ「正直、あんまりないかもー」
ノボリ「…もう、わけがわかりませんよ」
最終更新:2011年07月23日 14:17