TV「ダゲキ!インファイトだ!」
ポッド「すっげー!何だ、あのダゲキ!」
ハチク「テレビでモストマスキュラーのポーズを取るポケモンが見られるとは!」
デント「二週前のアニメの録画ですか」
ヤーコン「インファイトってあんなボカスカやるもんだったのか?」
アデク「わしも一発に力を込めるものだと思ってた」
TV「白熱のドンバトル!続く!」
レンブ「見ろ!ドン情事がサイドチェストで真ん中に陣取っているぞ!」
チェレン「その変換はわざとですか?いや、もうわざとですよね」
アデク「いやあ、豊穣のナントカいうマッギョといい、
話題に事欠かない回になったな!」
デント「僕の豊穣たる大地の香りことマッギョのことですね!」
ハチク「その二つ名といい、ロケット団のような動きといい、どうにかならんか」
ポッド「なあ!俺、海行きたい!」
チェレン「あのねポッド、世の中には予定というものがあって レンブ「海か、いいな!夏といえば海!海といえば筋肉!」
ポッド「いいだろ?浜辺で筋トレしようぜ!」
アデク「ならば行ってみるか!」
ヤーコン「そんなんでいいのかよ」
ギーマ「なあ、コーン」
コーン「何でしょう」
ギーマ「ここはウマナミタウンのビーチだ」
N「みんなでタクシーに乗って来たんだよね」
コーン「そうですね」
アーティ「あっ、もしかしてコーンくんの麦わらにサンバイザーが気になるの?」
N「あとサングラスにマリンパーカーに泳ぐとき用のてるてる坊主タオル?」
コーン「日焼け対策です。絶ッ対焼けたくないんです!」
アーティ「ここ日陰だし、パラソルもあるからそこまで気にしなくても…」
コーン「甘い!ビューティーを極めるのに美白は必須条件なんですよ!
皆さんもターバンフードだとかマントに帽子だとか、あるもの付けたらどうですか」
ギーマ「それがあのフードな、何故か急に入らなくなったんだよ」
N「髪かフードに形状記憶でもつけない限り、もう二度と入らない気がする」
アーティ「コーンくん…屋内プールの方が良かった?」
コーン「そんな事ありませんよ、皆さん海って言ってましたし!
自分から進んでぼっちになろうなんて…意識しなくてもぼっちになるのに…」
ギーマ「そう落ち込むなよ…誰もそんな事言ってないだろ?
ほら、海の家でかき氷でも買ってきたらどうだ」
アーティ「かき氷!みんなで買ってこよー!」
N「ボクはいちごミルクがいいかなぁ…いや、アイスもいいなぁ…」
アーティ「お待たせー、かき氷だよー」
N「コーンくんがやっぱりパラソルから出ないから
2人で買ってきたけど、これでよかった?」
コーン「普通の名前で一種類のやつなら、何でもかまいませんよ」
ギーマ「ところでだ、N達が持ってるやつに、
どう見てもかき氷じゃない色をしたのがあるんだが」
N「これ?ボクのとアーティ君のかな」
アーティ「海の家のおじさんが全部でもいいって言ったから、全部かけてもらったんだー!」
ギーマ「これに更にハチミツかけるとか言わないよな…」
N「すごい!よく分かったね」ドバドバ
アーティ「ハチミツは海の家にも置いてなかったんだよねえ」ドバドバ
コーン「うちの店のドリンクを全部混ぜたら、あんな色になるんでしょうか」
ギーマ「かき氷だから、舌もあんなよく分からん色になるんだろうな」
アーティ「あ、それでね、さっき アデク「おお!ここだったか!」
ギーマ「これまでの展開からして居るんじゃないかとは思ったが…」
N「ここに戻る途中でバッタリ会ったんだ」
ヤーコン「会わないという選択肢はないのか」
ハチク「運命という作者の見えざる手がある限り、それはないな」
チェレン「ハチクさん、誰と交信してるんですか?」
ポッド「やいコーン!何だその格好は!」
コーン「わっ、ビックリした…日焼け対策ですよ」
レンブ「何をぬかすか!日焼けしてこそ筋肉が映えるというものだろう!」ムキッ
デント「わざわざポーズ決めなくても伝わりますから」
アデク「全く…コーンの重装備はアレだとしても、
お前たち皆してTシャツやら何やら着て…」
N「日焼け止めだけじゃ防げないからね。でも水着は着てるよ、ほら!」バッ
チェレン「いきなりお腹見せないで…って、何で女の人の水着なの!?」
ギーマ「Nェ…と言うことはアーティもか!?」
アーティ「うん、ほらね!こっちの方がフリフリでカワイイでしょ!」バッ
コーン「それはそうでしょうけど…着るのはこのコーンでもちょっと…」
ハチク「こいつら、特にこの2人が男物を着ている方が想像出来なくなってきた」
ヤーコン「こいつら、そのうちホモドエ出禁になるんじゃないか?」
レンブ「さて!海に着いたことだし、筋トレするか!」
デント「たまにはその場に合ったテイストで過ごしたらどうですか?」
ポッド「じゃあスイカ割りしようぜ!
俺がバッターやるから、誰かピッチャーと守備やって!」
ハチク「筋子、それスイカ割りちゃう、野球や」
チェレン「さり気なく節が筋になってる…」
ワーワー
アーティ「ねぇねぇ!砂でお城…Nくんちのお城作らない?」
N「ボクのお城?一階はなんか無駄に広くて、二階はお風呂…だったかな」
コーン「内部は再現しなくていいんですよ。コーンもパラソルの中なら手伝いますよ」
ギーマ「シート敷いてるのに、何を手伝うんだ」
ゲーチス「ウマナミタウンにお越しの皆様ッー!」
ポッド「あっ!ゲイチス様!」
N「えっ、ゲーチス!?」
ギーマ「ひとまず、向こうの目立たなさそうな岩陰に隠れるぞ!」サッ
ハチク「ゲイチスもバカンスか?」
ゲーチス「残念ながら違いますね
この夏から我がプラズマ団は、N様を本格的に捜索しているのです!」
アーティ(Nくんを探すって言ってるよー)
コーン(ちょっと状況的にマズいんじゃないですか?)
アデク「ところでゲーチスよ、ローブのまま海に入っていいのか?」
ゲーチス「ご心配なく。これはワタクシ専用のローブ型スイムウェアなのです」
チェレン「そんなメンドーなことしなくたって、ふつうの水着があるのに」
デント「いつものローブにしか見えない…」
ゲーチス「そう思うのでしたら、どうぞ触って確認してみてください」
ポッド「布団がタオルケットになってる!スゲーチス!」
レンブ「その先も確認したいのでござりまするが…」
ゲーチス「さて…この暑い季節、行きたくなるのはやはり海
そろそろ捜索に移りましょうか…」
N(ギクッ!)
ハチク「ところで皆、彼女(男)が彼氏の上着を借りる、
所謂「彼シャツ」というものを知っているか?」
デント「なんでわざわざ(男)付けるんですか」
ハチク「一般的な男性のシャツで私達が思い浮かべる彼シャツをするには、
相手は130~140cmでなければいけないとテレビで言っていたぞ」
ポッド「それって子供の身長じゃないか!ってことは…」
チェレン「彼氏はロリコンということになりますね」
アデク「何故か視線を感じるわし」
(シャガ)つ ※私は超かわいいアイリスの保護者なのでロリコンではない
ハチク「さっき一瞬だけシャガが居たぞ」
アデク「きゃつめアニメにも不意打ちで登場して…よく鍛えておったが」
デント「前のニンドリで2人に血の繋がりはないって
書いてあったんですけど、ホモドエ的にはどうなるんでしょうね」
ヤーコン「それで、アデクのロリコンを治すにはどうすればいいんだ?」
アデク「わしは違うと言っているのじゃが…
そうだな、彼氏を大きくすれば相対的に相手も大きくなれるだろう」
レンブ「相手を…大きく…」チラッ
ゲーチス「ワタクシがどうかしましたか」
ポッド「そうか!ゲーチスさまにめーとるがいるじゃないか!」
レンブ「と言うことでゲイチス様!
彼シャツならぬ彼ローブ、させてもらいまするよ!」
ゲーチス「おっ、落ち着きなさっ、アッー!」
コーン「…?来ませんね」
N「みんなで泳いでるみたいだよ」
ギーマ「城も隠れる前に出来たし、厄介事になる前に帰るか」
アーティ「またタクシー呼ばなきゃねー」
コーン「それにしても、あのお城上手に作れましたね」
ギーマ「最後の方はアーティしか作ってなかったがな」
アーティ「今度の作品は砂で作るのもいいかなー」ルンルン
N「ねぇ、帰りにもう一度かき氷食べない?」
コーン「いいですね、今度は何味にしましょう」
アーティ「僕はアイスクリンにしよーかなー」
ギーマ「それもあったな…よし、それにするか」
最終更新:2012年03月29日 23:40