2011 > 12 > 24

アデク「ジングルベール、ジングルベール♪鐘鳴ーらせー♪」
ポッド「鐘をー鳴らすには筋肉だ♪ヘイ!」
ハチク「ダンベルというのは、教会の鐘を鳴らす筋肉をつける為のものなのだ」
チェレン「そうなんですか!ああいうのって、基本すごい大きいですもんね」
アデク「すごく……大きいです……」
レンブ「だからクリスマス→ジングルベル→筋肉、
つまりクリスマス=筋肉!!」
デント「そんな訳ないでしょう!
三段論法を悪用するヒマがあったら手伝ってくださいよ!」
ヤーコン「おい、今日のデントいつもより怒りっぽくなってねぇか?」
ハチク「去年のこの時期にフられたから、そのせいではないのか」
ポッド「いつまで引きずるつもりだ!引っ張るならタイヤとか、
それ相応のものがあるだろうが!」
デント「…挑戦者に負け続けたあげく、家出までした人に言われたくないね」
ポッド「だからアレはトレーニングだっつってんだろ!?ちきしょう、くらえ!ソーラービーム!」カッ
デント「ぐわーっ!って、なんで出るの!?」
ポッド「バオップがやったように、俺も御筋肉神様の声を聴いたらできたんだぜ!」
レンブ「私も修行を積めば出来るか!?」シュッシュッ
チェレン「それ最早ソーラービームじゃなくてかめはめ波じゃないですか」
アデク「だが、なんにせよ喧嘩はいかんぞ」
レンブ「決闘するならルールを決めて正々堂々、ですよね師匠!」
アデク「そうだ!良い子でないとプレゼントはないぞ!さあ、メリー肉リスマッスル!!」ムキッ
ヤーコン「定型句なんだからもっと早めに言えよ、それ」

ポッド「待たせたな!俺様特製熱烈苦利酢魔酢ケーキだ!」ドンッ
アデク「おっ、今年もあるのか!」
ポッド「今年は筋肉ドーナツもあるんだぜ!」
チェレン「筋肉ドーナツ?なんだいそれは…」
ヤーコン「頭脳パンみてぇなやつか?」
ポッド「そうだ!それをヒントに、筋肉にやさしい成分を配合してあるんだぜ!」ムキッ
ハチク「だがどちらにせよ、食べるだけでは効果はないぞ」
レンブ「よし、腹筋しながらスクワットだッーー!」フンッフンッ
デント「せめて食べ終わってからやってください!」
レンブ「いいや、「ながら」に意味があるのだ!薬にも食中という区間があるだろう!」
ハチク「食間のことなら、食事と食事の間だから食べて2時間後くらいだぞ」
チェレン「へぇ、初耳です!」
アデク「それに、食後すぐだと胃に悪いぞ?」
レンブ「ハッ!そうでした…。筋肉を優先しすぎました…」
デント「ハイ、では座ってゆっくり落ち着いて食べましょう」
レンブ「筋トレしてから食べることにするぞ!」
デント「消化を待つという手はないんですか!?」

ハチク「皆はサン筋肉神様に何を頼むのだ?」
レンブ「私はゲイチス様のDVD-BOX「ゲーチスLOVEートキャンプ」だ!」
アデク「わしは筋トレ用サプリメントにしたぞ」
チェレン「あれ…サン筋肉神様…?」
ヤーコン「サンタの御筋肉神様だ」
アデク「サンタクロースの中でも、肉ラーのもとだけに訪れるサンタクロース、
それがサン筋肉神様なのだよ!」
ポッド「しっかしすげーよな!各地の肉ラーにプレゼントを
大量且つ高速で配るんだぜ!?」
ハチク「あの赤い服の下には、雄々しく盛り上がった肉体が…!」
ポッド「うおおおお!!すげえ!サン筋肉神様カッコイイ!」

ハチク「わたしは「黄門様と日本一周ランニングマシン」を頼むことにした」
レンブ「肛門さま…ゴクリ」
チェレン「誤変換ですよ!ぼくは…そうですね、トレーニングウェアにします」
ヤーコン「お前の中着も、柄だけ見たら体操服みたいなんだがな」
デント「僕は新しい財布が欲しいんですけど…」
ポッド「またお前はそんなもん欲しがりやがって!バリバリ持ってるだろ!」
レンブ「バリバリはいいぞ!あの無骨な漢らしさが!」
デント「でも今長財布とか人気ですし、トレンドのものだと女の子からの印象も…」
アデク「そもそも未だにマジックテープだったのか、やっぱり若者だな」
ヤーコン「そりゃお前、遊び止まりだわ」
ハチク「だから本人も財布としてしか見られてないのだろう」
デント「…ですよね、もう僕なんか、僕なんか…。サブウェイの線路に飛び込んで死ねばいいんだ…」
チェレン「落ち着いて!それが本望だとしても落ち着いて!
損害賠償の金額とか、いろいろヤバいから!」

アデク「そういや、ヤーコンは何にしたのだ?」
ヤーコン「俺様はピッケルを新調することにしたぜ。年明けたら使うからな」
ポッド「そうか、アレだろ!あの振り回してたやつ!」
レンブ「しかし、あのように長いものを振り回すとは、よく考えると卑猥じゃないか…?」
ハチク「しかもそれがヤーコンときたからな…」
ヤーコン「てめぇらなあ…放送前にんなこと言って、出られなくなったらどうすんだよ!」
ハチク「それはゆゆしき事態だな、やっとデレが見えるところまできたのに」
アデク「全く、その属性とやらがつくのがよりによってヤーコンとは!やりよるな!」
ヤーコン「だから人の性格で遊ぶなっつってんだろうが!」ブンブン
チェレン「わーっ!!ピッケル振り回さないでください!刃が、刃が!」ブルブル

ポッド「いやあ、この間の1時間スペシャルは凄かったな!あの腕!腹筋!」
ハチク「腿の筋肉を見ることが出来なかったのは残念だ」
ヤーコン「だが、あれで足までついてたら人間人間しすぎだろ、とは思うぜ」
レンブ「腿なら、フトモモ科由来の名を持つ私と師匠が!!」バッ
アデク「ほれ、捲ったぞ!カッチカチやで!」カツカツ
デント「それ以前に毛が!頭もそうですけど、フッサフサすぎるのとか逆に引きます!」
チェレン「だからってハゲもね…特にバーコードとか、必死に抗ってるのは」
レンブ「引いてどうする!!師匠のこの漢の肉体、しかと見るのだ!」
デント「うわ、ちょっとやめてください!仮にも聖夜ですよ!?」
アデク「いいや、性夜だ!我らが性獣、御筋肉ポケモンの登場を記念した、性夜!」
チェレン「そんな性の6時間みたいな生々しいこと言わないでください」
ポッド「ようし、今日は身も心もハッスル!ハッテンするぞー!メリー肉リスマッスル!」
デント「このテンション、いつまで続くの…」


N「きょーおは楽しいクリスマスー♪」
アーティ「Nくん、それひな祭りの歌じゃない?」
N「えっ…そうなの!?ねえみんな、これ何の曲…」
ギーマ「そろそろ…お腹減ってこないか…?」ガクーン
コーン「そうですね…作る気力ないんで、カップ麺でいいですか…」ガクーン
ギーマ「ああ…普通の日、らしいな…」ガクーン
アーティ「うわっ!!二人とも、どうしちゃったのお!?」
ギーマ「どうしたもこうしたもあるか!どうしてこんな時に限って3連休なんだ!!」
コーン「クリスマスなんか…クリスマスなんか、大っきらいだあーー!!」

アーティ「そんなあ、クリスマス楽しいじゃない!」
ギーマ「確かに、君たちの言うようなクリスマスは楽しい。だが、世の中には…「彼女」と呼ばれる
UMA或いは都市伝説と過ごすクリスマスがあるという言い伝えがあるんだ」
コーン「コーンたちはッ、せめていつもの平日・休日として過ごしたいだけなのに!
まったく、どうしてリア充共は隔離されないんでしょうか!」
N「うわーん、怖いよー!黒いサンタがマイナスオーラを届けにきたよー!」
コーン「数年前のクリスマス…「今年は彼女と過ごすから」などとほざいた
あの時のデントの顔!ああ憎たらしい妬ましい!」ドゴーン
アーティ「ブラックサンター!ブラックサンダー!」
N「ババリバリッシュ!」
ギーマ「…ハハッ。何やってんだろうな、私たち」

アーティ「せっかくのクリスマスなんだからさあ、パーティしようよ!」
ギーマ「でもパーティって、基本イブにやるものだろ?」
コーン「25日って、ぶっちゃけ24日より影うすいですよね」
ギーマ「誕生日前日にバカ騒ぎされて当日は忘れられるって、
神様も存外可哀想だな(笑)」
コーン「そもそもコーンたちはキリスト教徒じゃないから
クリスマスに必然性はないわけで」
N「フォッフォッフォ~。ボクはサNタクロース~」
ギーマ「…何故ミニスカなんだ」
N「だってほら!このちっちゃいマントみたいなの可愛いでしょ!」
アーティ「おヒゲもあるよー」
コーン「ミニスカとヒゲは共存させちゃダメだと思うんですけど」

N「それでは、ボクたちからのpresent!」
アーティ「出でよ、クリスマスツリー!」サッ
ギーマ「出でよとか言いつつ走っていったが」
……
コーン「何も起きませんね…」
「よいしょ、よいしょ」
ギーマ「なんか聞こえてくるんだけど」
コーン「もしかして真冬の怪談でしょうか?かさこ地蔵とかのイイヤツ
だったらいいんですけどね」
ギーマ「なんでフィクションしか可能性がないんだよ!
もういい、私が様子を見てくるから…」
N「おまたせー!!」バタン
コーン「Nさん、アーティさん!何してたんですか!?」
アーティ「えへへ、2人で昨日から飾り付けしてたんだあー!クリスマスツリー!」
N「鉢植えサイズでも結構重いんだね」
ギーマ「綺麗にできてるじゃないか…。全く、無茶しやがって…!」グスッ
コーン「この重さで無茶っていうのが別の意味でも泣けてきます…」グスッ

アーティ「ところで、さっき「おわおぅ!」ってなる位
大きいプレゼントを見たんだけど…」
N「ねえ…。アレ、そうじゃない…?」ドーン
コーン「出たーー!!プレゼントの妖怪ー!」
ギーマ「まあ落ち着け、私たちにはポケモンが…」スチャッ
プレゼント「妖怪ではない!早く箱を開けろ!」
もやし「シャベッタァァァァ!!」
プレゼント「誰がマックのCMやれって言った!」
コーン「アレさすがにやりすぎだと思ってたんですけど、
人間驚いたらああなるんですね…」ガクガク
アーティ「マックって…マックフルーリーとかのデザートも美味しいよね…」ガクガク
プレゼント「会話が全然噛み合ってないぞ!もういい、自力で出る!」ババーン
ギーマ「うわっ、破裂した!…って、なんだ君たちか」
ポッド「なんだとはなんだ!」

コーン「もう、あんな奇抜なもの考えないでください!心臓に悪いです!」
デント「入ってる側としても、寒いハズなのに蒸し暑くて大変だったよ…」
N「あれ、みんな服がいつもと違ってない?」
ハチク「よく気付いたな、本日のわたしたちは「執事」だ」
アーティ「めえ~~」
アデク「それは執事ではない、羊だ!」
チェレン「ベタですねー」
ギーマ「しかし執事だなんて、何処からそうなったんだ」
ポッド「俺、クリスマスに「執事になってみたい」ってお願いしたんだ!
よくゴーリキーとか、引っ越しなんかの手伝いしてるだろ?
人に仕えるって、いいトレーニングになるんだぜ!!」
レンブ「それに、この堅苦しい服をこうやって…パアンと!」パアン
ヤーコン「まだ何もしてないのに破いてどうする」
レンブ「こうして筋力で破いてこその肉ラー!!」


ポッド「という訳で!今日一日、お前ら俺のご主人様な!」
コーン「引き受けてなるご主人様ってなんなんでしょうね」
アデク「さあご主人様!何なりと申し付けて、わしらを働かせるのだ!」
ギーマ「とは言っても命令ねえ…。私は特には…」
レンブ「何でもいいんだぞ!何かあるだろう!」ギロッ
ギーマ「その目怖い!執事が強制させてどうする!」
アーティ「えー、何でもいいのぉ?じゃあ僕ねぇ、デパートとかにあるような
特大サイズのツリーを持ってきてほしいな!」
N「その下にプレゼントが置いてあったりしても良いよね」
ハチク「承知しました」
デント「三田さんみたいですね、言い方が」
ヤーコン「よし、ツリーとプレゼントとってくるぞー!!」
筋肉「オッー!アッー!」ダダッ
チェレン「あっ、待ってくださーい!」タッ
コーン(とってくる…?)

N「全面ライトアップのツリーとかロマンチックだよねー」
アーティ「あれキレイだよねぇ!あと元から色が白いやつも!カワイイよねー」
ギーマ「…なんか嫌な予感がする」ボソッ

ヤーコン「待たせたな!」
アデク「下ろすぞー!せーのッ!」ドンッ
アーティ「おわーお!なにこれー!」
コーン「こんな大きなツリー、というか木、一体どうしたんですか!?」
ハチク「ツリーを探している時、丁度木の伐採をしているところに出会ったんだ」
レンブ「これを抜いたときは、木こりのオジサンもビックリしてたなあ!」
チェレン「ぼく、ずっと皆さんが担ぐ木に乗りたいって思ってたので
今すごい嬉しいです!」
ポッド「それからこれ、プレゼント!」
アーティ「やったあ!ありがとう、サンタさん!」
デント「僕たち本当は執事、ヴァトラーだったような…まあいいか」
N「これ、CMでやってたポケモンバトルチェス!ボクが欲しがってたやつだ!」
ギーマ「悪タイプ拡張パック「ダークラッシュ」のBOXじゃないか!
これもとってきたのか?」
アデク「これは歩いていたらプレゼントを配るゲーチスサンタに会ってな、
買いすぎて余った物の中から譲ってもらったんだ。
お前達、以前欲しい物を言いあっていただろう?」
ヤーコン「そういや、時間に余裕があったらワシらのとこにも来るって言ってたな」
N「えっ」

ゲーチス「みなさーん!そちらはどうですー?」ザザッ
レンブ「キャーゲイチスサマー」
ポッド「ふんどし一枚ってのがすげえ漢らしいぜ!そしてそれがまた似合う!」
ゲーチス「ですが、これでもサンタですよ?心が在れば裸でも…おや、N!」
N「…ハァイ、ゲーチス」
ゲーチス「なんという格好ですか、実にけしからん!
ワタクシはアナタをそのように育てた覚えはありませんよ!?」
デント「今の状態だけ端から見たら、どっちもどっちな気がするんですが」
ゲーチス「本当は連れ戻したいところですが…、生憎まだ廻れていない
ところも多いのでね。今回は特別に見逃しましょう」
コーン「良かったですね、Nさん!」
ゲーチス「ですが、次からはそうはいきませんよ…。さあトナカイ、進むのです!」
トナカイ「ヒヒーン!」ザザッ

アーティ「トナカイって鳴くんだ!鳴き声聞いちゃった!」
N「あれ、実は団員なんだ…」
ポッド「ゲイチスさまを運べるのかー、いいなあ!俺、今度はあのトナカイやりたい!」
最終更新:2012年03月30日 00:03
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