2010 > 11 > 30

アーティ「おはよーあれー?なんかいいにおいがするー」
コーン「おはようございます。今日はこのコーンが腕を振るってケーキを焼いてみたんですよ」
アーティ「わーいケーキー」
N「な…なんて美しい円なんだ…素晴らしい!ところでこれは何なんだい?」
ギーマ「取りあえず君は常識から勉強した方がいいと思うな…おっこれ美味いな!私が好きな味だ」
コーン「ビターなチョコケーキに胡桃とラム酒をアクセントとして入れてみました。自信作です!」
アーティ「んぬう…これ結構苦いね…僕はもっと甘い方が好きだなー」ドバドバ
コーン「!っちょっ何かけてるんですか!?」
アーティ「蜂蜜だよー。みんなかけるー?」
コーン「そんなにかけたら素材の味が台無しじゃないですか!ああ僕のケーキが…」
N「僕ももう少し甘い方が好みだな」ドバドバ
ギーマ「お ま え も か」
N「ウマー」
アーティ「君とはいい関係を築けそうな気がするよー」ガシッ
N「僕もだよ」ガシッ
ギーマ「どういう同盟組んでるんだ君たちは!!」



アーティ「ごちそうさまー」
ギーマ「紅茶までご馳走してくれて有り難う。アールグレイ最高」
コーン「お褒めいただき光栄です。…まさか紅茶にもあんなに蜂蜜入れるとは思いもしなかったですけど…」
ギーマ「それにしても毎日平和だな。あの悲劇がずっと昔のようだ…ポッドくんはまたあの部屋でトレーニングしてるのか?」
コーン「ええ…毎晩下からガッチャガッチャ変な音が聞こえてきますよ。もう二度とあの部屋には近づきたくないです」
ギーマ「そうだな…でももやしといっても私達は男。もう少し筋肉をつけた方がいいかもしれない」
コーン「それはそうですけど、やっぱり動きたくな」
N「ああああああああ!!!!!!」
コーンギーマ「!?」

コーン「どうしたんですか!?」
N「ト…トモダチが…トモダチがぁぁっっ!!!」
ギーマ「トモダチって…」
アーティ「あーこれはカゴメタウンのショッピングモールのチラシだねー。チョロネコだきまくらが載ってる」
ギーマ「なんだそんなことか…」
コーン「なになに…『本日イッシュ秋の最終セール!』わーすごいみんな安くなってますね」
アーティ「カシミヤ100%のマフラーも載ってるよー」
ギーマ「マジで!?本当だ私が今集めてるカードもセールしてるぞ!」
コーン「でもサンピーからカゴメまでかなり遠いですよ。空を飛ぶを使えるポケモンも持っていないし…」
N「タクシーで行こう。お金ならある」
ギーマ「流石プラズマ団の王だな…」



カゴメタウン
N「チョロネコとオタマロとシキジカのだきまくらゲーット」ふかふか
コーン「僕は新しく食器を買ってしまいました。ここ何でも揃ってますね」
ギーマ「私はマフラーとコインとカード…ていうか私達、もうもやしどころか女子だな」
アーティ「僕はーたくさん蜂蜜買ったよー。サンピーに帰ったら今度は僕がケーキ作ってあげるよー」
ギーマ「…君のケーキはどんなのなんだい?」
アーティ「んーとねースポンジに3本、生クリームに2本分の蜂蜜を入れてー、最後に上から蜂蜜をかけるんだー!おいしいよー」
コーン「3本!?…凄そうですね…胸焼けがしそう」
N「」
コーン「ほらNさんも固まって…ん?Nさん何見てるんですか?」ヒョイ
ギーマコーン「「」」
アーティ「おわお!7人のムキムキなお爺さん達が踊ってるねー」
ギーマ「な…なんじゃありゃぁぁぁあ…あっ今回は違うからな!引かないでおくんなまし!」
コーン「……ちょっと見に行ってみましょうか」

ゲーチス『そうです!私達に必要なのは筋肉なのです!ガチムチこそが至高!ガチムチこそが本当の幸せを掴めます!』
ギーマ「プラズマ団の演説だな…7老人が腹筋してて怖いんだけど」
コーン「ん?Nさんどうしたんですか?」
N「ごめんこれ以上ここにいたら解の公式が爆発しそうだから帰っていいかな」
アーティ「んうん?あの人はキミのお父さんじゃーないの?」
ゲーチス『今プラズマ団に入団すれば特製ローションを10本差し上げます!』
N「ゲーチスは…もやしである僕に筋トレを強制し…プラズマ団の看板として売り出し、最強の筋肉軍団を創ろうとしている!!」
コーン「なんか一気に厨くさくなりましたね…だから最近サンピーで寝泊まりしてたんですか。それにしてもゲーチスさんは身長高いですね」
N「僕と頭一つ分差があるかな」
ギーマ「確か2mあるらしいな…あぁ、君は身長が無i」
コーン「だからあなたは人の身長を馬鹿にして楽しいんですかー!?ヒヤップ どろあそび!」
ギーマ「ぎゃああああ!泥はやめろ泥は」
ゲーチス『さて、ここでプラズマ団お勧めのパンツの紹介を……、……!!』
N「!!!松田優作ダッシュ!!!」ダッ
ゲーチス「行きなさいプラズマ団したっぱ!」
プラズマ団「プラーズマー」
N「わあああ!!嫌だプラズマ団には戻りたくない!」
ゲーチス「N!何故家出した!お前にはまだナレーターの仕事が…っ!」
コーン「わーNさんが捕まっちゃいましたよ!?どうします!?もやしっ子同盟の仲間として助けなきゃ…」
ギーマ「でも私達にはインパクトも筋肉もないし到底勝てそうにないぞ!?」
アーティ「ゲーチス様はイケメンだしねー」
コーン「言ってる場合ですか!とにかく助けに行きますよ!」

コーン「待てーNを解放して下さい!」
ゲーチス「なんだ貴様は」
コーン「僕はっ…えーっと…」
アーティ「華麗なる蝶、キュアインセクト!」
ギーマ「えっ…何だったっけ…賭博に生きる悪魔、キュアデビル!」
コーン「キュアトリニティ!そのキュアイノセントラブは返してもらう!」
ゲーチス「貴様等のようなもやしの中にいるから息子はもやしのままなのだ!断る!」
コーン「もやしにだって…出来ることはある!!もやしだって勝てるということを証明してあげます!えーとじゃあ料理で勝負だ!!」
ギーマ「大丈夫なのか!?相手はゲーチスだぞ!!?」
コーン「レストランオーナーコーンの名をかけて必ず勝って見せますよ!」
ゲーチス「…ふん、ならば『ガチムチのため』の料理で勝負してやろう。まあ先は見えているがな」
デント「すいませーんちょっと通してくださーい!コーン!君は何をするつもりなんだ!?」
コーン「デント!?どうしてここに!?」
デント「食材の買い出しに来てた。『ガチムチのため』って…僕よくレンブさん達のために作るけど一筋縄ではいかないよ」
ギーマ「君も色々大変だな…」
ゲーチス「ほほう、ならば君に審査員をしてもらおう。Nよ、後で絶対帰って来るのだぞ」パッ
N「ゲホッゲホッやっと解放された」
ギーマ「大丈夫か?…この勝負絶対勝たないともう君は帰ってこれないぞ。コーン、どうするつもりなんだ?」
コーン「3品の料理で勝負するらしいです。僕が2つ作るので後一つ3人でお願いします!」
ギーマ「あーごめん私料理のセンス皆無なんだ…。代わりにプラズマ団の偵察してくるよ」タッ
コーン「あっえっちょっと…!…………」
N「僕達なら何でも作れるさ。数式を越えてみせる」
アーティ「そうそうー僕たちハチミツ同盟にお任せをー」
コーン「…心配だなぁ」



30分後
ギーマ「おーすただいま」
コーン「ギーマさん!どうでした!?僕の方はもう完成しますよ!」
ギーマ「おっ美味そうだな!」
コーン「『ガチムチのため』ですからね。バランスよく、体に良く、そして満足感のある料理にしてみました!魚介のパエリアと特製ローストビーフです!」
ギーマ「凄いな…これなら勝てるぞ!あっちの料理な…」コショコショ
コーン「…え?」
Nアーティ「おまたせー!できたよー」
コーン「あ、ああありがとうございます…ってちょっとこれ…!?え!?僕野菜スープ頼みましたよね!?レシピも渡して…何でケーキになってるんですか!?」
ギーマ「ケーキに黄色いベールがかかってる…まさか蜂蜜か!?」
N「…これ…」ソッ
コーン「これ野菜スープですか?どう見てもケシ炭です本当にありがとうございました」
アーティ「んぬう…実は2人でクルミルについて語ってるうちに燃やしてしまったんだよねー」
N「だから代わりにケーキを作ってみたんだ。僕の提案で上にヒウンアイスを添えてみたよ」キラキラ
ギーマ「いやそういう問題じゃないだろ!これ最高に身体に悪そうだぞ!?」
プラズマ団「調理終了でーす」カンカンカン
コーン「ちょーーー!?どうするんですか?!負けちゃったら…」
N「そういえばゲーチスは甘いもの苦手だったな」
ギーマ「今関係無くね?」


プラズマ団「それでは審査を始めたいと思います。まずはゲーチス様からお願いします」
ゲーチス「皆さんこんにちこんばんはごきげんよう。まずはデントさん…貴方には今から30分筋トレをしてもらいます」
デント「わかりまし…はあぁ!?筋トレ!!?」
ゲーチス「見たところあなたはもやし…そんな人に我がプラズマ団の料理を深く味わうことはできない!!というわけでミュージックスタート!」
タララタータララターンッムキムキマッチョマーン!アッー!ムキマッチョマーン!アッー!
デント「えっちょっ待っ!ぎゃあああああ!!!!!」
コーン「デーーント!!!」
ギーマ「む…惨い…」



30分後
ゲーチス「はいお疲れ様でごさいます。それでは料理を堪能して下さい」コトッ
デント「ゴホゴホッうぇっ…こ…これは…!?」
ゲーチス「プロテインでございます。運動の後にはたんぱく質!これこそ最高の筋肉の食事!もちろん味もプラズマ団が独自に開発したのでガチムチが好む味になっております」ガッ
デント「ガボーーーー!!!?」バタッ
コーン「デーーーーーーーーント!!!!!!!」
ゲーチス「倒れてしまったようですね。それではプラズマ団の勝ちということで…」グイッ
N「ちょっ…」
ギーマ「待てよ!まだこっちの料理食べてないだろうが!!」
ゲーチス「知りませんそんなこと」
コーン「外道だ…最悪のゲスだあの人」
ゲーチス「それではこれで演説を終わらせていただきます。ご静聴ありがとうございました」
コーン「そ…そんな…Nさんが……。…え?ちょっと何してるんですかアーティさん!?」
ギーマ「ア、アーティ!!?」
アーティ「悪い子はぁ…………お仕置きじゃあああああ!!!!!」
ゲーチス「!?」
アーティ「おらあああ食えコノヤロー!!!!」ドカドカッ
ギーマ「7老人とゲーチスの口にフェアリーケーキを突っ込んだ!?」
老人?「…なっ何なんだこれはっ…!?」
老人?「こ、この世のものとは思えない甘さ…っ!!」
ゲーチス「…!?……………!!……!…」
コーン「さ、叫びが声になってない…っ!はっ今のうちに逃げましょう!!アーティさん早くっ!」ダッ
ギーマ「Nっ!デントっ!くっ…2人は重いな…」ダッ



ギーマ「ハァッハアッ…つ…着いた…ホモドエ…!」
コーン「も…もう無理…ゴホゴホッ」
ギーマ「な…何とか逃げ切れたみたいだな…というか…アーティ…おま…」
アーティ「」
ギーマコーン「「し…死んでる…」」
ギーマ「きっといつも使わない力を発揮したんだろうな…」
ポッド「おっ何だおまえら!また筋肉をつけにきたのか!?」
コーン「も…筋肉は当分いいです」
ギーマ「それにしても良かったなN…連れ戻されなくて…」
N「もうゲーチスの元には微分積分がひっくり返らない限り帰りたくない…」
ポッド「え?!まさかゲーチス様に会ったのか!?うらやましいぜウォー!!」
レンブ「あの美しい肉体を生で見たというのか!?」
デント「いや…一応ローブ着てましたよ」
ハチク「私も是非一度会ってみたいものだ!」
アデク「Nよ!今度ゲーチスの汗拭いたタオル貰ってきてくれ!頼む!」
ヤーコン「あいつになら抱かれてぇ!ホモ神万歳!」
コーン「つーかどこから現れたんですかあんたら!」

ギーマ「やっぱり執筆者さんじゃないからイマイチおもしろくないな」
N「みんなのノリもいつもと違うしね」
コーン「キャラ崩壊してたら申し訳ないです」
ギーマ「執筆者さん、もし見てたら…また続き書いてくれよな!あと勝手に書いてすまない!」
コーン「僕たち待ってますね!」
アーティ「それじゃあーROM専に戻るねー」ふかふか

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2011年10月12日 10:47
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。