アーティ「ねえねえ!コレ、何だと思う?」カチャン
アクロマ「ミキプルーンの苗木!」
ギーマ「おいおい…そのカチャカチャはアレだろ、大皿のサラダを取り分けるやつ」
アーティ「残念だねえ、実は違うんだよー」
コーン「いや、それはどこからどう見てもサラダトングですよ」
N「コレはね、こうやって髪を掴んで…ホラ!ゆるふわウェーブ!」
アクロマ「髪に水分やドレッシングがつきますよ」
N「つかないよ!ホントにこんな用途で使うんだから!」
ギーマ「とにかく、今日そんな事はいいんだよ…」
アクロマ「どうかされました?」
ギーマ「いやな、BW2の人物のファイルがあるだろ?」
コーン「コーンのはありません」
アクロマ「わたくしの物もないですね」
ギーマ「…うん、それで売ってる店の様子を見たら、
私のは確認すらできなかったんだ」
アーティ「そうだ、僕らが渡すジムバッジも本当に作られるんだってねえ」
コーン「トライバッジはありません」
アクロマ「そもそも渡すバッジが」
ギーマ「そもそも私は渡すもの自体が」
N「ないんだな、それが」
コーン「あ、ありましたよ!ギーマさんでも…賞金が」
ギーマ「何か、悪かったな…こんな話始めて」
アクロマ「あなたの四天王という枠もアレですよね、
PWTにも出られないんですって?」
N「すれ違いアンケートで選ぶ好きなトレーナーはジムリーダーだけだしね」
ギーマ「それに悪タイプというのもな…未だジムにないし」
コーン「ヘイヘーイのヘイガニもそんな都合で進化しなかったとかいう噂が」
ギーマ「そうだよ!何なんだ、悪をエアタイプにしたいのか!?」
アーティ「エ…ア…?」
ギーマ「そしてファイルのこの待遇、私はエアバトルなど
しないのにエアトレーナーか!?」
コーン「エアってそれですか!?アニポケの放送に合わせないと、
コーンも忘れてましたよ!」
ギーマ「そりゃドンカラス加入でひこう要素はあるし、
髪型でとりつかいとか言われたがなあ…」
アーティ「それは分かるなあー、前髪ムクホークっぽいよね」
ギーマ「あの鳥インファって私のパーティへの切り札あるだろ!
やっぱり逆風ー!!」カチャンカチャン
N「わっ、トングが荒ぶってる!自分の髪でしていいの、セット大変でしょ!?」
アクロマ「やはりそれはトングなんですか!?」
アーティ「違うよー、でも凄いねえ、ギーマさんにこんなにツッコミが要るなんて」
コーン「確かに…どうせ感情が爆発するなら
夏休みの宿題終わってからが良いのですが」
N「宿題?ボクら宿題があるの!?」
コーン「忘れたんですか!?ホラ、こないだ…!」
数週間前
レンブ「お前達、この夏は何を頑張るのだ!?」
アクロマ「頑張る…ですか?」
ハチク「そうだ、夏休みは何かに取り組む絶好の機会だぞ」
ヒュウ「チェレンさん、この世界って夏休みあるのか?」
チェレン「うーん…とりあえず、トレーナーズスクールは休みだよ」
ヤーコン「そもそもトレーナーなんて、旅する位じゃ年中休みと変わらんよ」
シズイ「ほな夏休みでえーね!おはんらもおいと一緒に鍛えるとえーよ!」
ポッド「朝6時から超裸ジオ体操4590番までやろうぜ!」
N「4590が素数じゃないからやだ」
デント「というかそんな数どこから来たの」
ポッド「下から湧いてきた!オイN、なら29番まででいいぜ!」
N「わあ、いいね!29はなんだかんだで素数だから…」
コーン「ダメです数字に踊らされちゃ!
コーンは動くものは何一つとしてしませんからね!」
アデク「なんて宣言をしとるんだ、夏休みの宿題くらいしか頑張る候補がなくなるぞ!」
アーティ「宿題?って、イマイチ思い出せない…」
ハチク「勉強の山だぞ、それより筋肉を山のように付ける方が良いだろう」
アクロマ「いや、問題を解くのでいいなら、わたくしは宿題を選びますよ!」
ギーマ「だよな、トレーニングとの二択ならその方がどれほどマシか」
レンブ「なんだと!?そんなに筋肉が嫌いか!」
アーティ「筋肉というか、鍛えたり運動したりするのがきらーい」
コーン「鍛えるのを強いられないなら、宿題だって喜んでやりますよ!」
シズイ「そうか…ある意味素晴らしい信念たい」
ヤーコン「だよなあ…まあ、頑張ってやるんなら今回はそれでいいぜ」
アーティ「あー…あったような気もするねえ」
アクロマ「思い出リンクとはこんな使い方ができるのですね…!」
ギーマ「思い出したよ、その後何か持って来てたよな」
N「これだね、なんか段ボールが一杯あるけど宿題ってこんな量だった?」
コーン「いや、本来のターゲットの子どもにこんなの出せませんって」
アクロマ「学校からコレが出たらモンペでなくても訴えますよ」
N「でも、ボクが子どものときはゲーチスがこんなの出してた気も…」
ギーマ「とにかく開けるから、誰かカッター持って来てくれ」
コーン「カッター、カッター…すぐには見当たらないので包丁でいいですか」
N「怖い怖い!夫婦ゲンカで早まった妻じゃないんだから」
ギーマ「なんだよその昼ドラ…よし、キリキザンに頼もう」ポンッ
キリキザン「キザッ!」カキーン
コーン「…今、斬られた方も金属じゃないと出ない音が出ましたよね」
アクロマ「キリキザンは大丈夫ですか!?刃こぼれしてません?」
N「多分ね」
アーティ「それは困ったなー」
コーン「そんな、今ではテンプレ並のダジャレで返されても…」
アーティ「というか、この中身何なのー?」パカッ
N「コレ、プラズマ団プロデュースのバーベル
「バーベルの塔」のおもし部分だ…」
アクロマ「ならばこの箱は…!?これもおもしでした!」
アーティ「コッチの箱は紙が入ってたよ!これが宿題じゃない?」
コーン「結局その1つ以外全部イヤガラセBOXだったんですね…」
アデク「よう、調子はどうだ?バーベルのプレートを引き取りに来たぞ!」
コーン「あ!ちょっと皆さん、これはどういう事なんですか!?」
ポッド「配達で効率よく鍛えられるすンばらしいシステム、宅筋便だ!」
ギーマ「その宅筋便が余計なモノ持って来たせいで私のキリキザンの刃がだな」
N「キザンちゃんかわいそうー」
ヤーコン「そりゃお前、これしきのことでポケモン使うのが悪いよ」
レンブ「段ボールとは、こう開けるのだ!」バリッ
アーティ「うわぁ、真っ二つに裂けちゃった!」
デント「でもこれ、中身が落ちたときに床が傷むのが…」
アデク「筋肉には、常に犠牲がつきまとうのだよ」ポン
ヒュウ「雰囲気作ってるけど、言ってること噛み合ってないから!」
N「ところでさ、ホントに何でこんなの持って来たの?」
シズイ「いやあ、おはんがまたカードになるとかいうニュースが出たとき…」
ポッド「そうだ!お前、プラズマ団パックからカードが出るって何なんだよ!!」
レンブ「私達は日々ゲイチス様との距離を縮めようとしているのに!」
N「だのに!って、言いたいのはボクの方だよ!」
アクロマ「わたくしも、この企画でかなりこき使われたんですよ!」
ハチク「コキ…使われる…」
チェレン「わざわざ変に分解する必要はないですよ」
シズイ「それにこのプレートも、本当はカードと何も関係ないたい!」
ヤーコン「宿題だけなら1箱なんだが、持っていくヤツを決めるのにモメたからよ」
アーティ「そんなことー!?交代すればいいじゃん!」
チェレン「箱根駅伝ならぬ箱で駅伝ですか」
アデク「だがそれだけでは軽いぞ、それ以外の者は皆走者におぶさるか!」
コーン「縦に電車ごっこされてもぶっちゃけキモイんでやめてください」
シズイ「よし、そろそろこの箱を持って帰るたい!」
アデク「だな!相棒もプレートとの再会を心待ちにしておる!」
デント「この場合、まさに相棒ですね」
レンブ「愛棒と言うからにはバーを、いやバーが挿れるのだな!」
コーン「…ハイハイ(棒)」
ハチク「早く対面させんと体操器具に寝取られて、
棒の棒部分になっておるやもな」
アーティ「体操?リボンくるくるーってするやつの一部になってるってこと?」
ヒュウ「それは新体操だって!」
N「そうだよ?えっ、体操と新体操って違うの?」
筋肉「!!」カチーン
チェレン「それは違うって、ねえ皆さ…ん?」
筋肉「」コチーン
コーン「もしもーし、えー、まだ固まったままなんですか!?」
ギーマ「流石に大袈裟だよなあ、実際体操も新体操も…」
レンブ「違う!違うぞ!!これしきの差もわからぬのか!?」バーン
アクロマ「ああっ!固まったトレーナーのデータを集めたかったのに!」
ポッド「わかった!オレ達これから体操競技の特訓をしてくるから!」
アデク「今日中にはその誤った認識を改めさせよう!」
シズイ「それまで残りの宿題でもやっとれよ!今日が〆切だったはずたい!」ダッ
アーティ「…なんか、変なスイッチ押しちゃったみたいだねー」
アクロマ「それより先程の言葉…本日〆切というのは?」
アーティ「あー…」
コーン「そりゃ今年は土日ですけど、始業式の相場は9月1日ですよね…」
アクロマ「つまり8月中、本日中に終わらせるべきだと」
N「今日は待ちに待った金曜日だから、明日の朝になるまでってことで…」
ギーマ「駄目だ、それはあとにしろ」
N「ガーーーーーーーン!!1」バタッ
アーティ「Nくんが倒れた!ボールに戻さないと!」
ギーマ「いつの間に君の手持ちにNが加わったんだ」
アーティ「ほーら、ハチミツだよー」
コーン「そんなほ乳瓶的なノリでハチミツを取り出すってことは…」
アクロマ「今では筋セツのオヤジの方々からしか
聞けなさそうな単語、マヨチュチュ!」
ギーマ「今回だとハチミチュチュとか言うのだろうが、これで戻せないか?」ピラッ
N「直角三角形は最大の角が90°でありピタゴラスの」ガバッ
アクロマ「おや、それは宿題として段ボールに入っていたプリントですね!」
コーン「そのレベルならやろうと思えばできますが、
適任なんでNさんやってください」
アーティ「じゃあ僕はポスター描くよー」
アクロマ「ではわたくしは自由研究でも」
ギーマ「手伝おうか、テーマ「は投げたコインが落ちてこない確率」で」
コーン「コーンはその間家庭科のお料理レポートに取りかかってますね」
アーティ「なーんだ、僕たちの得意分野ばっかりじゃん!」
コーン「夏休みの宿題って量が多いようで、
分担したらチョチョイのジョイなんですね」
アクロマ「それこそ、まるで泡を流すように!」
アーティ「…っと!できたよ!これポスターねー」
コーン「これでさっき一人一人取り組んだものは終わりましたね」
N「あと残ってるのは…植物の観察?」
アクロマ「そんな、この地で木の実は育ちませんよ!」
ギーマ「PDWの畑は…入れるのは明日も昼を過ぎてからだな」
アーティ「そんなぁー、じゃあ木の実そのものについて位しか…」
アクロマ「ならばっ!植物が元ネタの名前の誰かを観察するということで!」
N「…ボク、グロピウスでよかったー」サササ
アーティ「僕もフルで引用されてる訳じゃないからパスでー」サササ
ギーマ「ということはコーンか私のどちらかが…?いや待てそれは無いだろ」
コーン「ここはギーマさんでいいと重いますよ?ググっても花言葉も出ませんし」
ギーマ「ここは逆にメジャーな方の君がいいと思うぜ」
アーティ「コーンくんがやっちゃえば?ほら、ビューティーの修行ってことで!」
N「CMとかに駆り出される時もそうだけど、
人の目があるから美容とかいつもより気にしちゃうよ」
コーン「そうですね…そんなに期待してもらえるなら、このコーンがやります!」
アーティ「じゃあ今からスケッチするから、コーンくんは動かないでねー」
コーン「あのー、なんでこんなシャチホコみたいなポーズ選んだんですか?」
アーティ「シャチホコじゃないよぉ!
顔に両手を当てるのを寝転んでやってるだけ!」
N「ボクは「バーカ」ってやってるポーズもいいと思ったんだけどね」
コーン「えらく前衛的なセンスですね…
とにかく、コレ何気に疲れるんで早くしてください」
アクロマ「えー、日付は8月31日、気温は…」カタカタ
ギーマ「自由研究のときから思っていたがそのiPad、Phoneト…ホント万能だな」
アクロマ「いいえ、これはこうやって折り畳める等、iPad以上の機能を持っているのですよ!」ジャーン
ギーマ「そうなのか、ノートパソコンの一種か?」
N「カンケーないけどノートパソコンって、略すとノーパンだよね」
アクロマ「そろそろ折り畳み解除しますので…あら、戻りませんねえ」
アーティ「貸してー!うーん…あれ、引っ張るだけなんだよねえ?」
コーン「エエー!というかコーンもポーズとるの疲れたんですけど
肘が擦れてガリッガリって音するんですけど!」
アクロマ「ハイ、これにて文が完成しましたよっ!」
コーン「あー肘が痛い…自己紹介みたいになりましたけど、いいですよね」
ギーマ「その自己紹介を自分で書いてないのはちょっとアレかもな」
N「でも安心して!ちゃんとシャンプーはエッセンシャルって書いたから!」
コーン「コーン、パンテーン使ってるんですけど…」
ギーマ「こんなのもある意味ステマとか思われてたりしてな」
アーティ「あと、目指すモノはクッキンアイドルってのもね!」
コーン「うーん、ロリとかキュートよりはエレガント寄りの方が…」
ギーマ「アイドルにも苦言示せよ」
アクロマ「えー、最後に残っているのは…日記ですね」
N「日記といえば、交換日記っていうのがあるの?」
アーティ「あるねえ!それ専用のノートもあるんだよー」
アクロマ「ほおー、今から何週分も日記を書くなら、いっそのこと…!」
シズイ「おーい!体操をしに来たよーっ!」
アデク「宿題の引き取りもな!」
アーティ「宿題ならできたよ!これこれー!」
チェレン「あっハイ、じゃあ預かります」
N「ボクらはこれからどうにかして31日扱いで観覧車に乗るから!タクシー!」パッ
タクシー「ドアは自動で開きます。ドアを見守ってからお乗りください」ウィーン
ポッド「タクシーがしゃべった!!」
ハチク「これは自動アナウンスだろう」
アクロマ「そういうことなので、体操はまたの機会に!」ブオーン
レンブ「待て、勝手に出発するな!」
ヤーコン「ヤツら、前もってタクシー呼びやがったな」
シズイ「まるで見えない敵から逃げてるように思えるたい」
デント「とりあえず、チラっとでも宿題をチェックしましょう」
ハチク「これで頑張ることに目覚めたならトレーニングでなくとも存在意義が…」
デント「あれ、これって女の子がやる交換日記のノートですよね?」
レンブ「なんだ!?南京錠でロックしてあるぞ!」
シズイ「カギがついてるのはビニールのカバーのとこか?
ならカバーを引きちぎるたい!」
ヤーコン「アンタにしちゃ意外な発想だな、じゃあそうするぜ」パアン
アデク「しかし確認しづらいものを…中身もよくわからん!」
チェレン「その日に書いた人によってノリが全然違いますね」
ポッド「アイツら、毎日ハチミツやらコスメやらスイーツなんて言ってんのか!?」
ヒュウ「ポッドさんが読み上げるだけですごい違和感を感じるぜ!」
アデク「わしもお前さんは皆に呼び捨てのキャラと思っておったから違和感が」
ヤーコン「そんなことよりこのページ、書いたヤツどころか内容も判別できねえぞ」
ハチク「あのギャル文字、治したかと思ったのに何故このページだけ」
ヒュウ「これがウワサのアナログ文字化けか…オレは今から訳すぜッ!」
ポッド「しっかしアイツらヒッデーよな!人が体操の器具持って来たのに!」
アデク「屋外でも、腕力の比率を重視して吊り輪を選んできたのになあ!」
ヒュウ「ところで、体操って身長低い方が有利なんだって?」
ハチク「その点だとヤーコンも良さそうだが、ずんぐりむっくり体型がなぁ」
ヤーコン「前から思ってたが、俺様お前にそんな言わせるようなことしたか?」
レンブ「そんなことより、ここで持って来た器具を使ってや ら な い か?」
チェレン「お願いですから主語の体操を言ってください」
シズイ「そうやね!わざわざ持って来た物、使わんと損たい!」
ヤーコン「よぅし、早速組み立てるとするか!」
デント「しかし、組み立てるサイズのものをそのまま持ってくるって…」
ポッド「なにー!折り畳み体操設備に謝れー!」
ハチク「お前それ主人公のバッグにも同じ事言えんの?」
デント「カバンはともかく!こんなに折り畳み機能がいらない物そうないよね!?」
ヤーコン「まーたモメんなって、折角もやし連中に
体操と新体操とを区別させるために持って来たのに」
ポッド「そうだ、それが本来の目的だよ!」
アデク「どうせまた戻ってくる、それまで練習をしていよう!」
レンブ「ハイ!体操競技の名誉の為に!」
デント(本当に目的にしてた宿題で頑張りとかの要素はもう終わったのになあ…)
ハチク(だから何だというのだ)
チェレン(二人とも、脳内に会話を直接…!)
最終更新:2012年09月01日 17:49