デント「おはようございまーす…って何であんたら狭い洗面所に全員でいるんですか」
ヤーコン「それは俺様のセリフだ。てめえら何してる」
アデク「どうやら洗顔料のサンプルで盛り上がっているようだな」
デント「はあ?洗顔料?」
ポッド「だああああ!!!!俺はギャッツビーしか認めねえ!!!」
レンブ「何を言う!オキシーが一番だろう!!この泡立ちを見ろ!!」シャカシャカ
ポッド「本当だ確かに泡立ちすげー!!!ていうか聞いてくれよ!昨日サンピーに帰ったらあいつら『毛先15セーンチ(キラン)』とか言ってシャンプーで盛り上がってたんだぜ!!!」
レンブ「何いいい!!?漢は黙って石鹸で洗髪だろう!!」シャカシャカ
ハチク「石鹸で髪洗うとギッシギシにならんのか?」
デント「ていうか今洗っちゃうんですか…しかも洗顔料で」
ヤーコン「何でもいいけど俺様のハーバルエッセンスには手ぇつけるんじゃねえぞ」
ハチク「!?」ブハッ
アデク「は、ハーバル…!?」
レンブ「やはりそうだったのかヤーコンッー!!!だからお前とすれ違うといつもフローラルな香りが…」
ヤーコン「別にいいだろうが!文句つけんじゃねえ!!」
デント「……まあ清潔感は大事だしいいんじゃないですか?」
ポッド「卵かけご飯うめえー」バクバク
レンブ「男の一品料理って感じがするよな!!!」バクバク
ハチク「…お前らもう少し静かに食べてくれ」
デント「なんでいつも朝からそんなテンション高いんですか」
アデク「まあわしらは5時に起きてランニングと筋トレしとるからな」
ヤーコン「てめえらそのエネルギーを他のことに有効活用しろよ」
ポッド「よーしじゃあ今日も筋トレ頑張るぞおおお!!!うおおおお燃えてきたああああ!!!!!!!!」
レンブ「腹筋しながらスクワット1000回も忘れるなよ!!!」
ピンポーン
アデク「ん?誰か来たようだな」
ヤーコン「こんな朝っぱらから誰だ全く…」
ピンポンピンポンピンポーン
デント「随分騒々しい人ですね」ガチャ
???「アデク!!!!お前私の…」
ハチク「お前ホモだな?」アデク「だから何故ストレートに行く!?」
???「は?ホモ…」
ポッド「うおおおあんたすげーいい体してんな!!!!」ペタペタ
レンブ「うおおおこの上腕二頭筋!!!!いいな!!!それでパンツの方はっ…」ペタペタ
???「な、何しているんだお前達は!!!」
ヤーコン「おーい落ち着けおまえら!!シャガ、てめえ何しに来た?」
シャガ「何もこうにも私の孫娘がいなくなったのだ!!!アデクお前どこか連れて行ったりしてないか!?」
アデク「は?何でわし?」
ポッド「アデクさん!?あんたそういう趣味持ってたのか!!!?」
レンブ「えええええそうなのですか我が師よ!!!!私達は共に筋肉を愛していたのではなかったのですか!!!!?」
アデク「おおおお落ち着けレンブよ!!!わわわわわしはそんなことは」
デント「とりあえずアデクさんあなたが一番落ち着いて下さいよ!シャガさん、紅茶お出しするので部屋にどうぞ」
ヤーコン「それで?」
シャガ「だから先程から言っているように私の孫娘、アイリスが行方不明なのだ…ああああどうしようこのまま見つからなかったら」
ハチク「ホモではなかったのか」
デント「いつホモだと思ったんですか?」
ポッド「あんたの孫羨ましいな!!!俺だったらこんな素晴らしい筋肉の爺ちゃんいたらずっとくっついていたいぜウォー!!」
レンブ「我が師よ!!!あなたはマスコンではなくロリコンだったのですかー!!!?」
ヤーコン「マスコンってなんだ?」
ハチク「マッスル・コンプレックスだと思われる」
アデク「違う!違うぞレンブ!確かに園児2人とフェスティバルに行ったりしていたが断固ロリコンではない!!!…たぶん」
ヤーコン「そういえばほっそいもやしのメガネとも一緒に行動してたりしてたな」
デント「チェレンくんはロリじゃないんじゃあ」
ポッド「じゃあさじゃあさ!!!その孫見つけるから後で筋肉について語り合おうぜ!!!」
ハチク「してその孫娘の特徴はどんなものなのだ?」
シャガ「うむ…超可愛い女の子なのだが」デレデレ
アデク「そうそう、超可愛い女の子でな」デレデレ
シャガ「だから!ぷりてぃーな孫娘を守るために!筋肉をつけているのだ!!見よ!」バッ
ポッド「きゃああああああああ!!!!爺筋肉きたーーーー」
レンブ「なんと美しい!!」
アデク「やはりおぬしには負けていられない!!ウルガモスッ!!」バッ
ポッド「こっちもきたーーーー」
シャガ「いつまでも体を奮い立たせるため私はジムの最上階まで自力で登ることにしている」
アデク「わしは崖の上から飛び降りても平気だ!!!!」
ヤーコン「そんな不純な動機で筋肉つけてたのかおまえら」
デント「結局二人ともロリコンじゃないですか」
サンピーシティ
ギーマ「おはよう…ふぁぁ…花に水やってるのか…朝から元気だな」
コーン「あ、聞いて下さいよギーマさん!僕の身長、ハチクさんと同じくらいだったみたいなんです!」
ギーマ「そうだったのか?ハチクがどのくらいなのかはわからないけどな…」
アーティ「むにゃ…ぐっもーにん」
ギーマ「こんなふわふわしてても身長高いし手足長いしお兄さんは羨ましいよ」
N「おはよう。今日もいい天気だね」
コーン「Nさん寝癖が凄いことになってますよ…って、その子誰ですか?」
N「?」
???「おにいちゃん…」
アーティ「おわおー!かわいいねーキミどうしたのー?」
ギーマ(こいつ天然のナンパ気質か!?)
???「あのね…アイリスおじいちゃんとはぐれちゃったの…オノノクスがいうこときかなくて…」
N「それは大変だ」
アイリス「それで、さっきころんじゃった…」
コーン「お嬢さん、顔と髪に泥がついていますよ?シャワーと温かいスープお出ししますよ、ジムにどうぞ!」
アイリス「ありがとうおにいちゃん!シャンプーいいにおい!」
アーティ「毛先15センチでー」
N「カワイイは、つくれる!」キラリン
ギーマ「お前らは昨日から何やってるんだ」
コーン「お待たせしました!スープをどうぞ」
アイリス「わああありがとう!アイリスなんかおひめさまみたい!」
アーティ「そうだねぇー」ニコニコ
ギーマ「それで、どうしてお爺さんとはぐれてしまったのかな?」
アイリス「あのね、きょうおじいちゃんといっしょに『みゅーじかる』にいくはずだったんだけどね、オノノクスがいうこときかなくてはぐれちゃったの」
コーン「ミュージカルって…ポケモンがダンスするあれですかね?」
ギーマ「そうだな…どうしてサンピーまで来たのかよくわからないがな」
N「ミュージ…カル…?ポケモンが…ダンス……!?」プルプル
アーティ「んうん?Nくんどうしたのー?顔色がよくないよー?」
N「…ブツブツ………僕はキュアイノセントラブ……もうポケモンは…人間と一緒にいてもダイジョウブ………」ゴゴゴゴゴ
コーン(恐っ!!ギーマさん、Nさん大丈夫なんですか?)
ギーマ(私に聞かないでくれ…本人がキュアイノセントラブだって認めてるから平気なんじゃないか?)
N「…ブツブツ………X軸がY軸で…因数分解が…虚数が…円運動が…」ゴゴゴゴゴ
アーティ「とにかくー、僕たちがキミをミュージカルホールまで連れて行ってあげるよー!」
アイリス「ほんとうに!?ありがとう!おにいちゃんたちだいすき!!」
N「君のお爺さんは一体どういう人なのか教えてくれたまえ」プルプル
アイリス「?えっとねームキムキなの!かっこいいの!」
コーン「…ムキムキって…」
ギーマ「嫌な予感しかしないな」
アーティ「うーんと、ポケモンに例えたらどんなのー?」
アイリス「えっとね、ゼクロムかな!」
N「ゼクロム!!!?」パァァァ
コーン(食いついた!)
ギーマ(胸板的な問題か!?)
N「よぉーし、頑張って君のお爺さんを探しに行くぞぉー!!!」キラキラ
アイリスアーティ「おおー!」
ギーマ「N、キャラおかしいキャラおかしい!!体操のお兄さんみたいな爽やかなキャラになってる!」
コーン「怖いよりはいいですけどね…それにしても目が輝いて
最終更新:2013年04月04日 12:07