話が黒いのでグロいのが嫌な方とリリカルなのはが好きな方はスルーしてください
高町なのは:主人公の魔法少女。小学生ながらとても強い。フェイトの親友
フェイト・テスタロッサ:鎌を使う魔法少女。金髪ツインテールの少女で同級生のなのはが大好き
闇の書:なんか強い本、なのはとフェイトの友達のはやての体を使って暴走する
シグナム;はやての守護騎士ヴォルケンリッタ-だったが闇の書に吸収された。フェイトのライバルだったスタイリッシュな女性の騎士
ヴィータ:はやての守護騎士ヴォルケンリッタ-だったが闇の書に吸収された。ハンマーを使う男言葉の幼女
あらすじ
ヴォルケンリッタ-を吸収し、完全に目覚めた闇の書がはやてを主として破壊を続ける
止めに入ったなのはとフェイトだったが、闇の書の攻撃を受けたフェイトが闇の書の中に吸い込まれてしまう
「ここは・・・」
フェイトが気がつくと生物の内臓のような壁に囲まれた広い空間にいた
床も壁もドクンドクンと脈をうっている
「ここは本の中の次元、分かりやすく言うと闇の書の腹の中だ」
フェイトが声の方を見ると内臓の壁から洋剣を持った女がずるりと出てきた
「シグナム」
「お前の肉体はここで破壊され、魔力と心を吸収されるんだ」
今度はハンマーを持った小柄な少女が床からずるりと出てきた
「ヴィータ」
(くっ・・・ここに来たときにデバイスが無くなってしまっている。これじゃ変身して戦えない・・)
フェイトの姿は学校の制服に戻っていて、変身するためのデバイスも無くなっていた
「無理だテスタロッサ、魔法が使えないのなら相手にならん。せめて一撃で葬ってやろう」
「オレ達と一つになろうぜ。ほら、お前の友達の高町なんとかも、もうすぐ一緒になるだろうからさ」
(逃げなくちゃ)
フェイトは全力で走り出す。しかし前の肉の壁が盛り上がり行く手を阻む
「せやっ!」
シグナムが突撃し斬り込む
フェイトは横に走ってかわしたが肩を浅く斬られた
「あうっ」
肩から血を流しながらフェイトはまた走り出す
「逃がすか、グラーフアイゼン!」
掛け声とともにヴィータのハンマーが大きくなり上空からフェイト目掛けて振り下ろされる
フェイトは飛び避けようとしたが速さに追いつけず足に思い切りハンマーで足を潰された
「ぎゃああぁぁあぁぁぁ!!」
ハンマーに潰された足は骨を折るどころか完全に潰されていた
「なのは・・痛いよなのはぁ・・・」
フェイトは親友の名前を呼びながら、ずるずると厚みの無くなった足を引きずって必死に逃げようとしている
「哀れな・・逃げなければ楽になれたものを。防御結界が無ければ人間の体など紙に等しいのだ。あきらめろ」
シグナムは首を狙い斬撃を放つ
しかしフェイトは必死に体を反らし、その斬撃はフェイトの片腕を切り取った
「あぐぅぅぁぁぁぁぁあぁぁぁ!」
大量に出血しボロボロになったフェイトは倒れ、もう目に光が宿っていなかった
「もう見てられん、ヴィータとどめをさしてやれ」
「了解・・・ギガントフォーム」
ヴィータのハンマーがさらに何倍も大きくなる
「じゃあな・・一つになったら仲良くやろうぜ・・・」
仰向けに倒れていたフェイトの目に自分に振り下ろされる巨大なハンマーが見えた
「なの・・は・・・ごめ・・・」
ぐしゃっという音と大きな地響きがし静寂が訪れた
そこにはかつてフェイトだった潰れたカエルのような肉壊があるだけだった
シグナムとヴィータは悲しい顔をしながら、また肉壁の中に消えたいった
するとフェイトだった肉壊の周りの床から何本もの触手が生える
触手は消化液を出しながら養分を吸おうと一斉に肉壊に絡みつきしゃぶっていく
溶かされた液体はじゅるじゅると音をたて触手に吸い込まれていった
最後に残ったのは血まみれの制服、下着、靴下、リボンだけだった
一方、闇の書の外では
「なんとかしてフェイトちゃんを助けるんだから!」
なのはと闇の書が激戦をしていた
「もう無駄だ・・・フェイト・テスタロッサは完全に私に吸収された」
そう言うとフェイトの武器バルディッシュを構え、鎌の先をなのはに向ける
「嘘・・・」
なのはの顔が絶望に染まる
「さあ、お前も私の一部になるがいい」
BADEND
最終更新:2008年05月19日 11:35