バッツ「レナ!! 」
バッツが駆け寄り、倒れているレナを抱き起こす。
レナ「バッツさん…わたし…何を…」
どうやら、メリュジーヌに取り憑かれていたことは覚えていないようだ…
レナ「ねえさん…、クルル… お城が… 私も、闇につつまれて…」
ファリス「わかってる。あまりしゃべるな。」
応急手当をして、バッツたちは森を出て行った…
しかし、バッツたちはレナのことに夢中で気づかなかったのだ。メリュジーヌがまだ生きていることに…
バッツたちが森を出て行って、少しの時が経った。
「はぁ…はぁ……酷い目にあったわ…」
メリュジーヌは体を起こし、自分の体を見回す。
美しかった体は焼け焦げ、大きなダメージを負っており大蛇もピクリとかろうじて動く程度だった…
「なぜ、奴らは私の最初の弱点が炎であることや魔法攻撃主体であることを知っていたのかしら…
まるで全てを知り尽くしたような動きだったわ………そもそも、あそこで飛龍が攻撃してこなかったら………
…許せない!!この美しい私に傷を付けるなんて!!絶対に許せない!」
自分の体を傷つけられたことに怒りをあらわにするメリュジーヌ…
「……でも助かったわ…レナという娘に取り付いていた時、ついでに奪った力が役立つなんて……」
メリュジーヌ自身驚いていた…奪った力の中にあったのクイックによって命拾いをしたのだ…
「ふふふふふ、この力他にも使えそうね…まずは回復しなくちゃね……ケアルガ!」
魔法を唱えるとひどく焼け焦げていた体はみるみるうちに元の美しい張りのある体に戻っていき、
ほとんど動かなかった大蛇たちも活気を取り戻していく。
シャアァァァァァ…!!キシャァァァッ…!
「うふふ、あなたたちも元気になったみたいね……それにしてもお腹が空いたわね…」
千年前に次元のはざまに封印され、エクスデスによって甦った直後にレナに取り憑くことになり
メリュジーヌは復活してからまだ、何も食事をとっていなかったのだ。
「奴らに復讐する前に食事にしましょう。うふふふ…最初は若い人間の女がいいわね」
そう、大蛇たちに自嘲気味に語りかけメリュジーヌは森を抜け食事に向かった。
長老の木からそう遠くない場所に小さな名も無き村があった。
二つの世界がひとつになっても、この村は平和だった。
一体の女性型の魔物が村に立ち寄るまでは………
「うふふ、私好みの子 み ~ つ け た 」
メリュジーヌの眼差しの先には物置小屋に入っていく村娘が映っていた…
「キャアァァッ! こ、こないで……!」
薄暗い物置小屋の奥の壁を背に、村娘は身じろいだ。鎌首をもたげた赤い蛇の瞳が妖しく光る。
メリュジーヌは無言のまま、その裸身に絡みついた赤い蛇を愛でた。
(あなたは、私たちのご飯になるの)
村娘の脳裏に、メリュジーヌの放った言葉が蘇った。恐怖のあまり、娘の足には力が入らなくなってゆく。
尻尾の根元が繋がり、グロテスクな基体で繋がった二匹の大蛇は、
羽虫の声のような気味の悪い唸りをたて、今にも村娘に食らいつかんばかりに身構えていた。
「さあ、ご飯の時間よ。行きなさい」
「ひっ……いやぁぁぁぁぁ!」
二匹の大蛇は胴体を伸ばし、村娘の身をあっというまにスルスルと絡めとった。
キシャァァァッ…!
村娘の上着の襟に、牙を剥く大蛇の口から透明の消化液がドロリと滴り落ちる。
「離して…! おねがい、あぁあぁぁっ……」
上着の襟はグズグズになり、すぐに村娘と大蛇の身に擦れて跡形もなくなった。
村娘の体を絡めとった大蛇たちは、消化液を吐き出しながら胴体を滑らせ、液を村娘の衣服をネチャネチャと溶かしてゆく。
「あ……ぁ……。助けて……。食べられるなんて…いやぁっ」
哀願する村娘を、メリュジーヌは指をくわえながらうっとりと眺めている。
「なんて美味しそうな人間なの……」
メリュジーヌは赤い蛇の首を掴むと、その頭部を己の股間へと運んだ。
メリュジーヌの意思に従うようにして、赤い蛇の頭は彼女の股をくぐる。
「ぁアっ…!」
赤い蛇の頭は柔らかな尻肉を掻き分け、彼女の肛門へズブズブと潜り込んだ。
全身の2/3程をメリュジーヌの消化器系内に潜り込ませると、赤い頭の蛇は潜り込むのをやめた。
「くぁぁっ。……こんな美味しそうな人間を、食べないわけにはいかないわ」
メリュジーヌは思わず舌を舐めずった。
彼女の見つめる先には、衣服を完全に溶かされ、全身を粘性の消化液に包まれながらすすり泣く村娘の姿があった。
「ぅぅっ、ぅっ……やだぁ……そんなの、イヤぁ……!」
大蛇の基体に座していたメリュジーヌは脚を地に下ろすと、村娘のもとへゆっくりと歩み寄ってゆく。
「怖がることは無いわ。あなたは、この私の美しい身体の一部になるのよ」
尻の穴に潜り込んだ赤い蛇の尻尾は、魔物メリュジーヌの股間から生えた異形の生殖器のようだ。
うねりながら蠢き、尻尾は形を変えていった。
……その後、サソリの針状変形した尻尾は村娘に襲いかかり、セル方式で村娘を吸収。
メリュジーヌはお尻の中を満たしてゆく村娘のエキスでエクスタシーに。
村娘は尻尾から快感物質を流し込まれ、自忘自失になりながらハァハァし、体毛と皮だけに……。
で、残された村娘の皮を、大蛇達が貪り食ってめでたしめでたし。メリュジーヌは次なる獲物を探す……。
最終更新:2008年08月07日 20:08