作者:Nさん
1)
イヴァリアスの世界は、多種多様な種族・生物が住む仮想大陸である。
文明の発達の度合いは、国ごとに様々であり、
一度、町を離れればそこは、魔物が住む危険地帯となる。。
2)
サラは故郷を離れて、ある人物を探すために旅を続けている。現在サラは
危険な魔物が多く住むハルル大森林を横断していた。
そこが、彼女の旅の終わりになってしまうともしらずに…。
がさがさ。不意に背後から物音が聞こえた。サラは素早く臨戦態勢をとり、
ステップで距離を取りつつ音の方向に体を向けた。
「面倒な雑魚が出たな…ヒューマンキラー…三匹か」
抜き身の剣を抜いたサラの目の前には、人型の小柄な黒い生物がいた。
ヒューマンキラーは夜の森に住み、人を襲ってその肉・内臓を喰らう凶暴な生
物だ。
魔法防御力の低い魔物のため、魔道士なら難なくあしらえるが、魔法訓練を
受けていないサラは、剣ひとつでこの旅を乗りきらねばならなかった。
ヒューマンキラーの一匹が、サラに飛び掛る。
「やらせるかよ!!」一閃、サラの剣がヒューマンキラーを真っ二つに裂いた。
ぎえぎえと苦しめに蠢いている。
一瞬の間の後、残り二匹が同時に飛び掛ってくる。
切り捨てようと剣を振るが、魔物の強靭な爪に阻まれる。
ガキイイン!!
「ぐう!!」反動で後ずさるサラ。そこをもう一匹がサラに襲いかかった。
「ちい!!」何とかかわしたが、彼女の胸を覆う布が切り裂かれて、
乳房に赤い線ができる
「やったな!!」サラは、怒りに剣を高く振り上げた。
サラの持つ剣は、魔道士の作った魔剣である。サラの強い感情に反応し、封じ
込められた真の力を解放する。
ブーン!!刀身が赤く燃え上がる。-炎の剣フレイムタン。
「消えうせろ!!」サラが二匹のヒューマンキラーの間を駆け抜けた。
直後ヒューマンキラーは火柱をあげて燃え上がった。
苦しそうにうめき、あっという間にチリとなり、闇に消えていった。
「ふっ…私の肉を喰おうだなんて100年早いんだ」
サラは、赤みが消えた剣を鞘に戻した。
その口調とは裏腹に、サラの顔には疲れが見える。魔剣は彼女の
体力を奪うためだ。切れた服を素早く針で止めると、彼女は休むためにまた歩
きだした。
3)
この世界に住むサラのような人族は、イヴァリアスの世界では高い価値を有
している。それも食料的な意味でだ。人族の女性はその肉体に…具体的には
胸部と生殖器に、魔力を高めるエネルギーが多量に含まれている。人種の女
性は、この世界の闇市では高値で取引されるし、魔物にとっても魔力の供給
源となる。男性にはこのようなことはないが、この世界の陰陽の法則がこの
ような事態を生み出したのだろう、このため、人種の女性は、身の回りに気
をつけて過ごさねばならなかった。
4)
「ここらで休むか…」サラは木々の開けた月に光の差す場所に出たので、そ
こにある切り株に腰を掛けた。魔剣を地面に降ろす。
やれやれ…やはり外は危険だな。静かにサラは一人ごちる。
しかし、どんなに危険が彼女に及んでも会いたい人がいるのだ。
彼女の双子の妹は彼女が小さいときに、魔物にさらわれてしまった。
もうとっくに、死んで食べられてしまったと思っていたが、つい最近、
彼女が、遠く離れた巨大都市アポロガイスで生きているとの情報を得たのだ。
危険を承知でも行かないわけにはいかなかった。
ふと、悲しくなったサラは少し目を瞑っていた。うとうととしかけたその時
…
ブーン!!剣の柄がカタカタと揺れている。
「なに!?」サラはすぐに立ち上がって周りを見渡した。彼女の剣は強大な魔
物の存在を感じ取ると青白く光震える。それはサラの身に危険が及びつつある
ことを示していた。
「!!」サラは息を呑んで目の前を凝視した。
暗い森から月の光に現れたのは、サラの身長の二倍はあろうかという強大なス
ライム状の生物イーターイーターであった。イーターイーターはその丸い巨体
のどこかにある口で獲物を捕らえ、体内に取り込み、捕食する生物であった。
こいつに飲み込まれたらもはや出ることはできないであろう。サヤは魔剣を抜
き去り、倒すという感情を一気に剣に注ぎ込んだ。ボボッブーン!!
ヒューマンキラーを倒したとき以上の炎が刀身を包む。一気にイーターに
切りかかった。グチュ!!炎をともなったまま刀身が根元まで、敵の体に食い
込む。
「やったか!?」彼女はその感触に違和感を覚えた、刹那真後ろに2メート
ルは飛ばされていた。
「くふう!!」彼女は地面を転がる。目の前にはまったく動じていないイータ
ーがたたずんでいた。フレイムタンでは水属性の魔物に対抗できないのだ。
イーターは刺さった剣を後方に投げ飛ばす。
勝てないと悟ったサラ、もとの森に逃げ込もうと立ち上がり駆け出したが…
「いやあ!!は、離せ!!」おそるべきスピードで伸びてきた、ゼリー状の触
手が彼女の片足に巻きつき、宙吊りにされてしまったのだ。いつもなら、この
程度、剣で一閃できるが、頼りの武器は手元にない。
「ひゃあ!!やめろお!!」彼女の体中に、もう一本伸びてきた触手により液
体がかけられる。彼女の体中に液体がかけられて、服はもう、ぐしょぐしょだ。
さらに伸びてきた触手が彼女の体を撫で回す。紙のように彼女の服は溶けくず
れていく、彼女の胸を触手が舐め上げるように動く
「ちょっと!!やめろ!!やめてえ!」彼女の胸を覆う布は全て無くなり、彼
女の大きめの乳房が月の下に晒される。胸の切り傷が沁みて痛んだ。
「いいかげんにしろ!!」顔を真っ赤にしたサラは怒って暴れるが、だんだん
手足の感覚が無くなるのを感じていた。そして…気づけば胸の傷跡も痛まなく
なっている。
「これは…」気づいたときには遅かった。サラに吹きかけられた液体には邪魔
な服を溶かすだけだではなく、獲物を麻痺させる毒も含まれていたのだ。
もはや体を動かすことのできないサラから、残りのズボンや、パンツも溶け脱
がされてしまう。そして片足だけ触手を巻きつけられたことにより、重力で自
由な足の方が下にだらんと下がる。大きく開脚した状態にされてしまったサラ
は、その生殖器の中身を魔物に見せ付ける状態にされてしまっていた。恥ずか
しかったがどうすることもできない。
イーターイーターの巨体の真上に移動させられた全裸のサラは、静かにその巨
体の上に落とされる。
「(ちょっと気持ちいい。ベッドみたい)」ポヨンと少しだけ弾んでサラは動け
ない体で大の字になる。そして…
「(きゃああ!!!!!)」サラの身体はすぐに、その巨体に開いた穴に飲み込
まれていった。サラは
丸呑みにされてしまったのだ。そしてサラの意識は暗転
した。
5)
「うーん・・ここは」サラは寝ぼけ眼で眼をこす…こすれなかった。彼女は、
イーターに襲われたことを即座に思い出していた。
「何これ!?こ、ここから出せ!!」サラは球体の場所で全裸で、その手足を
壁に埋め込まれた状態になっていた。引っこ抜こうとするが少し、ゼリー状の
壁が浮き上がるのみで、全くどうすることもできなかった。うっすらと壁が透
けて外が見える。場所は同じ森が少し空けた場所、魔物の体内だった。壁全体
が月の光を乱反射して、緑色に光っている。
「ひゃあ!!」急に大きく部屋…すなわちイーターイーターの消化袋が変形し
たのだ。そして、彼女の足が大きく広げられた。
「いやあ!!やめろ!!変体生物!!」涙を浮かべてサラは訴えるが、イータ
ーは何とも感じるわけがなかった。触手は、彼女を餌として食す前に、魔力を
抽出する作業を始めたのだ。肉といっしょに魔力を得ることはできないのだ。
分離させる必要があった。
「ひゃあん!!」彼女の大きな胸にスライム触手が張り付き、覆ってしまった
のだ。そして、もみもみと、乳房をしぼりはじめた。
「やめ・・い・・・いやあ・・」力なく耐えるサラ。麻痺薬の副作用で彼女は
感じやすくなっていたのだ。そして下半身にも、スライムが覆っていく。
「や、やめて!!」サヤの願い空しく、膣を通り子宮まで、
、スライムで満たされていく。そして、強力に吸引しはじめた。
「くへえ!!きもちわるいよう・・・」大粒の涙を流しながら、一定の間隔で
乳房を絞る触手にサラは暴れようともがく。しかし虚しく、キラキラと粒子が
乳首を通して抜け出していった。一方生殖器からは、愛液とともに、魔力が吸
引され続けていた。子宮内にまで満たされたスライムの触手が子宮につながる
卵巣部分から不可視の力で魔力を吸い出す。
「もういや・・・らめえええええ!!!!!」大きく彼女の体が痙攣しながら、
彼女自身は使えなかった魔力が捕食者に最後まで吸い上げられていく。彼女の
乳房は艶かしくイーターイーターの体内でぐにゃぐにゃと形を変えられ、下半
身もびくびくと痙攣させる姿を月夜に晒す他なかった。
数十分後ぐったりとしたサラは壁から開放され、消化袋に投げ出された。
彼女の乳房は小刻みにふるえ、ピンクの乳首は透き通る月にぬらぬらと輝てい
た。下の具の中身は膣口がかすかに開きっぱなしになり、ぴくぴくとしていた。
消化袋が、魔力を抽出する形態から、肉を消化する形態に変化し始める、そし
て数分後、そこにどぷどぷと液体が満たされていった。一瞬恐怖に顔を歪めた
サラだったが、すぐに、溶けてなくなっていた。イーターイーターは、次の獲
物を探し、また夜の森に消えていった。
- サラちゃんかわいそう・・・ -- (あ) 2013-08-30 10:34:15
最終更新:2008年08月07日 20:09