お初です!足跡としてちょっと書かせてくださいな
文才無くてちゃんと伝わるかわからないですが、ご満悦できる作品を作ってご覧に見せましょう 作品名、渦神(鏡)あらすじ、考古学者者の母をもつ16歳の千夏に突然に遺跡の探索中に失踪した母親から、手紙と古い鏡が送られる事から始まります
それでは、現在思考full活動しております故に近々の次回にご期待くらいやがれでございます。
私は千夏!大森千夏!、職業!学生だよ!ん?なにかな?諸君!困った事があったらお姉さんが相談乗るよぉ! ……あの…千夏さん?そろそろ他の人に…と先生が千夏の高校生活で一番最初の自己紹介に水をさす。 ほぇ? 千夏はキラキラした目で先生を見ている。
先生は困っている
なんていっても千夏はカレコレ30分位自己紹介を続けているのである
授業終わりのチャイムがなって、ピタリと長かった自己紹介も終わる
何とか、みんなをまとめる先生
先生の頑張りもありその日の学校は無事終了した
家に着く頃には日も暮れ辺りが紅く染まりカラスが泣く
そんなにカーカー言っていてカラスの喉にタンが絡まるんじゃないかなと下らない心配をしている内に家に着く
着いた途端にそりゃまた喉にタンがよく絡むお婆ちゃんが血相変えて出てきた
千夏!大変だわぁ!今日、郵便受けさ手紙がはいっとったども、まんずたまげだー お婆ちゃんは事情を千夏に伝えた
……え!?お母さんからの手紙と…あれ?これなんだろ?鏡…だよね?
その小さな古ぼけた手鏡の裏を見てみると意味が解らない言葉が刻み込まれている。…えーと? …紅き…花?……喰ら…て……罪…
考えても解らない
手紙には更なる解らない事が記されている、まず驚いたのが血で書かれているのだ。内容は黄泉に続きし遺跡と言う言葉一言だけ…
お母さん…遺跡の中で一体何があったの? 千夏が頭を抱えてため息を着いた。それと同時に今まで自分に逢いにすら来ない母親に対する怒りがこみ上げて来る
こうなったら是が非でも、お母さん探し出して理由聞かなきゃ気が済まない!
そう思っていると、お婆ちゃんが何かを躊躇うかのようにこういった。
母親が消えた遺跡に…行って来なさい!千夏
ダメだって学校に行かなきゃいけないよ!
学校の方はお婆ちゃんが千夏の学校の校長先生さ、休学届けだしておぐがらよ。
そんなことして大丈夫なの?昨日入学したばっかりなのに…
なあに今は校長になっとるども昔は、この婆ちゃんさ恋文を送った事もあるんでやぁ
婆ちゃんがちょっと色気だしゃぁ、言うごど聞いてくれるわぁ
ま、まあ兎も角校長先生と縁があったのかは別として、色気は出さないでねお願いだから。
後日、お婆ちゃんの見送りの下に電車に乗りこんだ。
脚の下には、よりすぐりのこれから役に立つであろう…と思われる物が入っている。忘れ物がないか確認してみると中には
電池式の電灯、着替え、靴下、血で書かれた手紙と鏡、あとは…下着……ってコレは…いずれ好きな人が出来た時に穿こうかと思っていた勝負下着の赤いやつ…こんなの入れたっけ?
白昼堂々自分の下着を見て赤くなる
中からお金が二十万円と書いてある袋が見つかる…流石に今回は全く身に覚えがなかったので、袋を破って中を見ると
二十万円とお婆ちゃんの書いた手紙が入っている事に気付いた。
千夏や…これはお駄賃やと思って使うておくれ 婆ちゃんより
涙がちょっとでたよありがとうお婆ちゃん…
ん?まだ何か書いてある…。
コレから行く国に出掛けるなら世間様に笑われないように下着くらい綺麗なもの穿いとけぇ、婆ちゃんより
うん、ありがとう、一気に泣きたくなったよ…いろんな意味で。
そんな事を嘆いてる間に空港に到着した。
そう、次は旅客機に乗ってお母さんが以前、失踪する前に携わっていた遺跡がある国に向かうのだ。
物心ついて初めて旅客機に乗ってからなんだか妙に落ち着かない…席を立ちトイレに駆け込みまた席に戻るの繰り返しで、席をたつ度に隣に乗ってる人を動かす。とっても迷惑してますと言う顔でみているのに気付き謝る。隣の人が謝られた事に悪いと思ったのか、お菓子をくれた。
貴女は飛行機に乗るのは初めてなの?
隣に座ってる女性が聞いてきた
はい!あっでも、本当に小さかった頃お母さんに連れられて飛行機に乗った事はあるって聞きました。
今日は1人なの?
はい…
一瞬、千夏の顔に影架かるのを感じたその女性は
……どうしたの?何があったのか訳を教えて欲しいと千夏の目を覗き込んでいる
実は…お母さんがこれから向かう国にある遺跡の中で失踪したんです。だけど、もしかしたらその国にはお母さんを知ってる人がいるかもしれないから……千夏の顔は更に暗くなり、眼には涙をこらえてるのが伺える
あっ!でもこの前にお母さんから手紙がきたんですよ!
それを言いかけてハッとした。
そう…その手紙とは娘の心配、自身の近況報告、雑談ですら無いのだから…
血で書いてある黄泉に続く遺跡の文字、手紙と一緒に送られてきた鏡の謎
千夏にとって、全てわからない事なのである
お母さんはどんな仕事をしてる人なの?と隣の女性は、話を変えた
考古学者です、私が生まれる前から色んな国の遺跡という遺跡に走り回っていたと聞いてます。
考古学者と聞いて、隣の女性が突然目の色を変えた。
凄いわ!私も考古学者なのよ!
彼女はそう言うと一冊の分厚いファイルと取り出した
そのファイルの中には遺跡の中に奉られある土偶やら壷やらの写真が載っている…その中に、母親が手鏡と一緒に送り今、千夏がバックに持っている古い手鏡を見つけたのであった
これはっ!!
あまりの千夏の声の大きさに誰しもが千夏を見ただろう
隣の女性も驚いている。
吃驚したー突然どうしたの!?
この…この、このののこのこ!!
落ち着いて、…いい?私の真似をして。吸って…
スウー
吐いて…
ハー
大丈夫?落ち着いた?
はい、…あの!この鏡って!
ああ、それ?私は現物は見たときはないんだけどね、なんか呪われてる鏡らしいわよ?
呪われ…どういう事ですか?
ん~何かね~それに纏わる事件かなんかあった気がするんだけど…
教えて下さい!!
あー思い出したー!!
今度は隣の女性の声にみんなが振り返った
その鏡の元所持者の女性はみんな変死したのよ…
千夏の心に不安がよぎる
……変……死
そうなの、それもみんな同じ死に方で…しかもその鏡、所持者が全員若い女性なのよ
嫌ああああ!!!
…これ以上千夏は真実を聞きたくなかった…知りたくなかった、ただ逃げ出したい気持ちでいっぱいだった
最終更新:2008年08月07日 20:10