聞いたことがあるだろうか?ドラゴンという種族は光り物を集める習性があることを。その為、ドラゴンの巣穴には財宝が眠っている。ドラゴンはその財宝を狙って人間が集まることを知っていて人気のない場所や人間が踏み入れない断崖絶壁に巣を作っている。

「グアァ」と鳴き翼を広げて餌を探しに空に飛び立ったドラゴンの一頭もまたとある山の頂にある掘った穴の中に巣を作っていた。

「・・・・いったわね」

青い髪の少女がゆっくりと立ち上がり素早く巣穴に近づく。少女はたまたま財宝を持ったドラゴンがこの辺りに帰ってくるのを目撃し、探しあてた巣穴からドラゴンが飛び立つのを待っていた。危険は承知だが成功すればかなりの大金が手に入るため少女は賭けに出た。

「大丈夫大丈夫。少し巣穴に入って出るだけ。それくらい女の私にだってできるわ」

少女の外見は、少女の年齢に相応しくないくらい膨らんだ胸元を窮屈に押し込んだ胸当ての軽鎧に動き易さを優先した短パンからはムッチリとした脚をしている。少女は素早く広い集めた財宝の一部を腰に吊るしていた袋に入るだけ入れた。

「やったわ!これだけあれば充分ね!急いで出なきゃ!よっと」

入る時にギリギリ入れた巣穴の入り口に胸が邪魔をしながらも上半身は出た。

「あれ?・・・おかしいわ。ん!あれ!?抜けない!」

少女の腰に吊るしていた袋が巣穴に引っかかり少女は穴に詰まってしまっていた。欲張らずほんの少しだけなら大丈夫だったのだろうが、今となっては全て遅かった。何故なら苦戦する少女の元に巣穴の主が帰還したからだ。

「グルァァァァ」

意外にも巣穴で略奪者を発見したドラゴンに怒りは見えなかった。ドラゴンの外見に騙される日も多いだろうが、ドラゴンは高い知能を有する。その為、この愚かな侵入者の状況に気付いたのだろう。ドラゴンにとって少女は侵入者ではなく、自ら喰われにきた肉でしかなかった。

「ひっ!?イヤァァァァ!来ないでぇぇぇ!?」


ドスンドスンと近寄るドラゴンに少女はできることはなかった。ドラゴンは口をあけて、少女を襟を咥えて首を振り少女を穴から出して尻尾で少女が逃げないように押さえてつける。まずは邪魔な皮を剥ぎ取ろうと器用にドラゴンは鎧だけを噛み砕き、続いて下にあった服をビリビリと破く、そして露わになった人間のメスにだけある二つの肉の塊が意外にも大きいことに歓喜した。

「ひぃぃぃぃっ!?た、食べないで!」

巣穴から出された少女は尻尾で押さえてつけられた後、口を大きく開き自分に胸に齧りついてきたドラゴンに悲鳴を上げる。齧りついてきたが痛みはなく、鎧だけを噛み砕かれ服だけを爪で剥ぎ取られた少女は一瞬だけ安堵してしまった。いきなり喰われずに済んだから助かるかもと思った少女だったが、自分の胸を見たドラゴンの鳴き声を聞き、間違いだと悟った。あれはご馳走を前にした声だと本能で理解した。

「グルゥゥゥ」

ドラゴンは嬉しそうに舌で肉の塊をベロベロと舐める。柔らかい肉の塊はドラゴンの舌の動きに合わせて右に左に上に下に揺れる。ドラゴンにとってその動きは『柔らかくて美味そうでしょ?さぁ、早く思いっきり喰い千切って食べてみて!』と挑発されてるように見え涎が再現なく湧き出て口から漏れて肉の塊に降り注いだ。

「イヤァァァァァァァァァァァァァァァッ!!誰か!誰か!助けて!死にたくない!死にたくないよー!」

ベロンベロンとドラゴンが自分の乳房に夢中で舐め回す恐ろしい恐怖に少女はただ叫ぶしかなかった。いつ、その鋭い牙や爪が自分を喰い破り引き裂くか一秒が永遠にも感じた。

「グルァァァ」

ドラゴンは恐怖により硬く尖った乳首や柔らかい乳房に食欲を促進されたのかダラダラと涎を垂れ流す。そして、ドラゴンが舐め回すのピタっとやめて一声鳴いた。

「ッ!!」

何故か少女にはそれは『いただきます』と聞こえた気がした。

「ああああああっ!食べないで!食べないで!いたいいたいいたいいたい!イヤァァァァァァァ!たべないでぇぇぇぇ!」

ドラゴンが乳房を横からパクリとくわえ牙がゆっくりと少女の果実に侵食していく。はりのいい皮膚が鋭い牙に貫かれダラダラと血の滝が流れる。

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最終更新:2019年11月08日 10:55