ここは恐竜園と呼ばれる施設。
いつから出来たのかは私は詳しくもないし、そこまで興味もないのでよく知らない。
簡単な話、動物園とか水族館、あれの恐竜版っていう話。
一昔前にあったジュラ○ックパークっていう映画に出てきたのととても良く似てるって言えばわかりやすいかも。

恐竜というのは昔はいないって言われていたけど今ではここに来れば当たり前にようにいるのがわかる。
そして実際の恐竜は普通の人たちが想像しているよりも多分小さいものだということもわかる。
…いや、もちろんものすごく大きいのもいるにはいるんだけれど、そんなのはとても貴重でここの施設には存在してない。
大きさは2メートルとか3メートルとか、大きくても5メートルとかそんなのがほとんど。
ぶっちゃけ動物園にいるサイとか象とかとそこまで変わんない気もする。食べるものだって普通の餌だし。
だから恐竜ってすごいイメージを持って来たら意外とがっかりするかもしれない。
もちろんイメージよりもすごいというか…驚くこともあるといえばあったけど。

そんな対して興味も何もなかったわたしがここまでそれなりに詳しくなってしまった理由というか。
わたしは今ここで働いている。アルバイトとして。
まさかこんなところで働くことになるとも思ってはいなかった。本当に全く。
動物ですらほとんど興味もないし。かわいー、とかすごーい、とかそんなのないでしょ正直。
人間よりも劣る、人に生かされているだけの生き物を見て何が楽しいというのか。
普通に理解できない。働いている今でも。
…でも、ここの給料は半端なくいい。とてもアルバイトとは思えないレベル。
わたしは普通にお金が欲しくてアルバイトを探したけどここを超えるようなところはまったくなかった。
それこそお金もらえるなら何でも良かったのでキャバクラとか…それこそ風俗とかも調べてみたけどそれすら超えてた。
その代わり、面接というか採用理由が厳しいらしくて「若い女で、胸のサイズがXXセンチ」以上とかそんなのがあった気がする。
85センチとかだったっけ?よく覚えてないけど。
普通にセクハラ的な感じだし、謎に高い給料からやっぱなんかあるのかーとはちょっと覚悟したんだけど、まぁ後でわかったけどそれにも一応理由はあった。
でも働いてる女の子たちにみんな可愛い女の子しかいないのはやっぱり普通に趣味なんだろうなー…とは思う。もちろん可愛いっていうのは私含めてね。

まあそんな感じで面接も通り、働き始めてもう三ヶ月くらい。既に大分仕事には慣れたとも言っていい。
なんか謎に定着率が低いのか、ここにはわたしより長いこと働いてる先輩とかはそこまで多くない。
わたしだってたった三ヶ月だというのに。こんなに給料もいいっていうのに。…まぁ、わからなくもないかなーとも思う。仕事の内容的に。
でもそんなんどこで何の仕事したって同じだろーとも思う。何よりほんと、この給料はやばいって。我慢、というかそれだけの価値は絶対あるだろーと。

ということでわたしは今日も普通にここに来て、仕事を始める。
まずはここの制服に着替える。…まぁ制服といっても、全員で決まったものがあるわけではない。何着かある中からそれぞれ指定されたものを着る。そんな感じ。
わたしのはというと…黒いビキニ。しかもそれなりに面積が少ない感じの、だ。謎すぎる、と最初はまじで思った。というか今も普通に思ってるけど。
でもまぁ…ここでの仕事内容を簡単に説明すると、うーん。一番近いのは水族館とかにあるイルカのショーが近いかもしれない。
お客さんが恐竜を見に来て、恐竜がなんかすごい芸をする、みたいな。わたしはそのインストラクター、みたいな感じ。
最もインストラクターとか言うほどなんかしてるわけではない。調教とかしつけとか普通に出来ないし。
で、どうやって言うことを聞かせるかと言うとその答えがこの黒ビキニ、というか制服。まじ?って感じだけど。
わたし達にはそれぞれ一頭は必ず担当の恐竜がいる。その恐竜ごとによって着る制服は変わる。なんでもそれを着てないと全く言うことを聞かなくなるらしいとか。
ほんと…色々とまじ?って感じだけど。つまりわたしの担当のやつは黒ビキニを着ないと言うことを聞かないということだ。どうなってんのほんと。
でもまぁ、実際にやってみるとその意味もなんか理解できるような気もするような気がしてくるのが普通にやばい。この後またいつものようにそれをわかるんだけど。

わたしは黒ビキニを着終わり、いつもの持ち場につく。…ほんとこの衣装、まじで露出が多い。胸とかは半分くらい丸見えだ。しかもお客さんの前で。
普通に家族づれ、お年寄りも小さな子どももたくさんくる。なかでも若い男は動物園とか水族館よりは多いんじゃないかとは思う。
この衣装を着る理由にはさっきの理由もあるんだろうけれど、こっちの意味での集客効果も見込んでるのかもしれない。つまり一石二鳥ということか。…やっぱまじ?って感じだけど。

わたしの持ち場はとある一つのアトラクション的な部屋。大きい部屋で、半分くらいは建物内にあり椅子がたくさん並んでいる。
そして、もう半分というかは一面全て壁が無く、外とつながっている。映画館の1ホール分くらいは余裕である大きさだと思う。
映画館でいうスクリーンの壁が全部何もない感じ。そして、そこは普通にサファリって感じというか、ほんと外。柵とかは特になにもない。
なにもないけど、見えないセキュリティ的な、近づくと電流みたいな何かが流れるようになってる、らしい。
そのおかけで、外には普通に恐竜がいるけどこっちにはこないようになってるっていうわけ。まあなにもないわけはないよねぇ。

しばらく経つと一日に何度かあるショーがもう始まる時間となった。客の入りもそれなり。
わたしは外をちらりと見る。もう既にそこに「あいつ」はいるのがわかる。これももう仕事に慣れたということでしょうねぇ。

「はーい。それではみなさーん。恐竜さんがきますよ-!」

わたしはお客さん達に向かってマイクで挨拶をする。これはショーなので、そういうのも必要だ。
鳴り響く拍手。正直悪い気はしない。別に恥ずかしさなんてもうそんなにない。慣れって怖い。

そして、わたしは外の方を向き、ジャンプを何回かする。
それとともに大きく揺れるわたしの胸。別にお客さんに見せたいわけではない。そうしないとあいつがこないからだ。
その合図の後。ゆっくりと奥の草むらの辺りからあいつは出てきた。わたしの担当する、ということになっている恐竜。
大きさは3メートルくらいだろうか。それなりにデカい。そんなのがゆっくりとこっちに向かってくる。お客さんたちの中にどよめきが起こる。
それもいつものこと。慣れって怖い。種類としては「ヴェロキラプトル」と呼ばれている恐竜らしい。正直全然良くわかりません。

そして恐竜はわたしに触れてもおかしくないほどの距離までやってくる。まぁ触れられないんですけどね。

「恐竜さん、きてくれましたよー!」

お客さん達に向かって笑顔で話しかけるわたし。沸き起こる歓声。みんなスマホで写真を取りまくってる。
この後も何個か決められた内容があるけれど、正直こんな感じだけの仕事。楽といえば楽。
その時わたしに思いっきり近づいていた恐竜、「あいつ」が何かを言ってきた。

「今日も美味そうな乳をしているな。また少しデカくなったんじゃないか?そろそろお前の乳を食わせろ。」

…これがなければというかなんというか。
そう、こいつらなんと人間の言葉を話すことが出来る。もちろんこちらの言葉を理解することも出来ている。
わたしはここで働き始め、恐竜という生き物が会話できることを初めて知った。
…しかも。こいつは毎日わたしに向かってこういうことを言ってくる。わたしの乳の話しかしない。
これはこいつだけじゃなく、基本的にどの恐竜もそうらしい。それがここで働く際の条件、女であり胸のサイズがいくら、とかいうことに関係するみたいだった。
だからその条件にあてはまらない相手の言うことは一切聞かないとか。まじ意味不明。

「おい。今日はお前の乳を生でみたい。その布をとって乳首を見せろ。」

わたしにしか聞こえないような距離で話しかけてくる。

「できるわけないでしょ。このままそこで見るだけで我慢しなさい。」

わたしもまたこいつにだけ聞こえるような声でそう話しかける。
最初に飛び跳ねて胸を揺らしたのもこいつを呼ぶ為。そうしないとこいつは寄って来ないのだ。
なんていう変態な恐竜。お前はおっさんか。…でもまぁ、そういう男を相手にするよりは楽な面もある。
別に我慢する必要はないわけだし、何言ってもいいわけで。弱気な女の子とかならただただ辛いんだろうけど。

「はは。そうか。それでは今日のところはお前のデカい乳、じっくりと眺めさせてもらうとしよう。」

上機嫌にも聞こえるような声で恐竜はまた呟く。めんどくさいやつ。…いや、胸を勝手に見て満足してるわけで楽といえば楽?
こんなけだものに見られるのはなんか腹立たしいけど。

「わかってるわね。もうすこししたら今日は新しい芸、するのよ。」

わたしはまたこっそりと話しかける。

「芸、か。あいかわらず人間とはおもしろいことをいうな。」
「なにいってんのよ。飼われてるだけの外では生きていけないような生き物が。あんた達はそれと引き換えに生かしてもらってるんだから。」
「ふふ。そうか。しかし、その芸を始めるための合図、それは忘れてはいないだろうな。」
「ええ。もちろん。あんたのめんどくさいリクエスト聞いてやるんだから、ちゃんとやりなさいよ。」
「これではどちらが芸をしてるのか、わからんな。」
「は? あんた達ごときの生き物になにしたってこっちはなんとも思わないのよ。ペットの悪戯みたいなものよ。」

わたしがそう言うとにやりと口を歪ませながら黙ってしまった。
所詮は爬虫類レベルの知能。人間相手に会話でどうにかできるはずもないでしょ。

「じゃあ、そろそろいくわよ。…ほら、この美味しそうなEカップ87cmおっぱいあげるからやりなさい。」

わたしはビキニの紐を下にくいっとずらす。もちろんずれて丸出しになるなんてことはない。
この芸をやれ、と言った時に「お前たち人間の感覚でお前の胸のサイズ、大きさはどうやって表す?」とか「その胸のサイズを宣言してこう言え。それが合図だ」なんて言ってきた。
もうめんどくさいし、いつものことだから特に反論もしない。そんなことでどうとも思わないし、やってくれるなら安いもの。
たとえ爬虫類の前で裸になろうが、それは全く恥ずかしがることではないのだから。
それでもあいつは満足していたようだった。

「ははは。よし。満足だ。やってやろうではないか。その芸とやらを。」

そう言って、あいつはわたしから離れていった。
そしてちゃんと教えた通りの芸をしている。ちょろいものね。

…そうして、一日に何度かのショーが終わった。
わたしは特にあいつを何を言うわけでもなくその場を後にする。
よくそういう動物と心を通じ合わせあって、とか仲良くなって、とか言うけどあいつらとはそんなの考えたこともないし出来るわけもない。
所詮、下等な生き物。飼われているだけの家畜みたいなものに過ぎないのよ…!

制服から着替えるため更衣室に戻ると、誰かがいた。
背が低く、それでいてバニーガールの衣装を着た幼い顔の女の子。…それでいて胸はわたしよりもさらに大きい。

「あっ、先輩~。 おつかれさまです~。」

この子は一ヶ月くらい前に入った新人のアルバイトの子。
わたしを見るなり笑顔で挨拶をしてくれた。

「おつかれさまー。もう今日もちょうめんどかったよー。」
「そうなんですかぁ~、わたしはたのしかったですよ~。」

わたしがだるそうに言っても笑顔でそう返してくる。
割と天然入ってると言うか、そういうキャラなんだろうか。
聞けばお金というよりも純粋に恐竜が好きでこのアルバイトを始めたとか言ってたっけ。
こわいなー、そういうタイプ。

「どう?仕事にはなれてきた?つらくない?」
「だいじょうぶです~。最初は初めてのことばかりで大変でしたけど、今はもう色々わかってきました~。」
「あいつらになんか言われてる? やっぱり。」
「そうですね~。みんなおっぱいがとっても大好きみたいで~。食べたいとはいつも言われてます~。」
「ほんとどんだけおっぱい好きなのって感じよねー。ばかみたいというか。」
「でもかわいいじゃないですか~。はーい。おっぱいだよ~、っていったらすごいおっきい体なのに甘えてきてくれてなんでもいうこと聞いてくれるんですよ~。」
「わたしは全然そう感じないけどそういうもんなのかなー。わたしの担当のは変態セクハラしかしてこないんだけどさ。まじ殺してやりたいし。」
「かわいいですよ~。わたしおっぱいがおおきくてよかったって本当におもいます~。」
「まじでー? まぁこの仕事たしかにおいしいけどねー。普通にやばいよね。でもよかった。その感じなら長く続けられそうだねー。」
「本当に最高ですよ~。」

そんなことを話しながら着替えを終える。
かわいいとか言ってたけどこの娘も結局あいつらをペットみたいなものだって思ってるからそういうこと言えるんだろうなー。
本人が意識してるかどうかは別として。いう事聞かないペットに対してこういうタイプはどういうことするんだろ。
捨てるとか、虐待に走るとか…? うー、なんかこわいなー。
まー、本人がどうであろうが別にそんなことは対して関係ない。仕事を続けるということがいちばん大切なわけで。

「じゃーおつかれさまー。またねー。」
「は~い。」

そうして私は恐竜園を後にする。
しばらくはお金貯めたいし、こんな生活で全然いいな-、改めてわたしはそう思うのだった。

それから数ヶ月後。

ツインテールの黒ビキニを着た少女マイ(19歳)は今日も恐竜園で既に日課となっているアルバイトをしていた。
担当の恐竜と持ち場はずっと変わっていない。彼女と恐竜の関係も何一つ変わることはない。
今日、この日までは。

それは突然のことだった。

いつものようにショーを進めていたマイ。
突如部屋内の全ての照明、モニターが一瞬で消える。

「…え? 停電?」

流石に初めての経験に一瞬困惑するマイ。しかし一応は緊急時の対応も知らされてはいた。
観客も騒ぎ始める。それを冷静になだめる為、マイクでアナウンスをしよう、そう思ったときだった。

気がつけば室内、マイの隣に大きな影があった。
それはこの数ヶ月毎日のようにマイと一緒に仕事をしていた相方とも言えるような、恐竜だった。

「えっ…? ちょ…まじ…!?」

大パニックになる観客たち。
あまりの予想していない事態にマイ自身も相当パニックになっていたが、何かを考える前に話しかけていた。
全く知らない仲どころか、いつも毎日話している相手だったのだから。

「も、もどりなさいっ! すぐに元通りになるからっ…! …ほんと…こんなことして…! 大変なことになるわよっ…!」

いつものように強い口調で怒鳴るマイに、恐竜もいつものように薄ら笑いを浮かべて返す。

「はは。そうか。それは困るな。確かに。」
「そうよ! ほらっ。戻りなさい!」

半ば癖なのか、胸を揺らしてそう命令するマイ。恐竜はそれを見て、さらに嬉しそうに笑い始める。

「はは。ははは。こうしていつもより近くで見るとさらに良いな。本当に美味そうないい乳だ。お前は。」
「こんな時に何言って…! いい加減にっ…。 …!?」

信じられないくらいの近い距離、鼻先までマイに顔を近づけ恐竜は荒々しく息を吸い込む。
それは今までにマイも一度も味わったことの距離感であり、流石にぞくっとしたものが背筋を走った。

「はぁ。…やっぱりいい匂いだ。この乳肉は…!今までどれだけ夢見てきたことか…!」

恐竜の目つきが変わる。それは半年働いているマイも一度も見たことがないものだった。
蛇に睨まれた蛙。まさにその表現が的確なほど、彼女は完全に動くことができなくなっていた。

「あ…。あの…さ…。」

強気な態度も消え去ったマイを無視して恐竜は言った。

「毎日言っていたことだが改めて言おう。お前の乳、食わせろ。…いや、今日こそ本当に食わせてもらうぞ。お前はただの乳肉だ。乳のデカい柔らかい肉だ。」

確かに毎日聞いていた言葉ではあったが、今日のは何かがぜんぜん違う。
これは本当にやばい。そう思い思わず逃げようとするマイだったが全てはもう遅かった。

「あっ…!! なにして…!! ひっ!!」

恐竜の鋭い爪の生えた手で握りしめられるマイ。
それは半年間恐竜と近くで過ごしたマイにとっても完全に初めての体験となることだった。

「これだけ長いこと我慢させられたんだ。お前はゆっくりと、じっくりと食う。巣まで持ち帰ってな…!」
「う…うそっ…!? ちょっとまって!? だれかっ! はやくきてっ!! これまじやばいって!?」

そうしてマイを捕まえたままあっさりと元いた外へと引き返していく恐竜。
そんな光景を、逃げそびれた観客たちはただただ呆然と見つめることしか出来なかった。

恐竜の巣、なんていうものはマイは半年間働いても一度も見たことがなかった。
そもそも外ですら出たことがなかったのが、ここは果てしなく広い。まるでジャングルだった。
いつも働いていた建物から遠ざかれば遠ざかるほど、マイの気持ちに不安と恐怖が広がっていく。

「ね…ねぇ…? おねがい…ほんと…戻して…。帰してよ…。ね…?」

そういつものとは違う声でいつもそばにいた恐竜に話しかける握りしめられたままのマイ。
力はそこまで強くなく、軽い痛みを感じるだけではあったので少し彼女にも心の余裕が出てきたようだった。
だが恐竜は何も答えない。相当な速度でただただ進み続ける。
それはまるで、何かを待ちきれない興奮に駆られているようでもあった。

そして数刻後。恐竜の巣と思われる場所につく。
そこは生々しい野生の匂いと、食べかけ、食べ終わりと思われる食べ物が散乱されまくっている明らかにここに住んでいる痕跡のある場所だった。
あまりの生々しさと、ここに連れてこられた理由を考えて頭がおかしくなりそうになるマイ。

なんで…なんでこんなことに…今日の朝だって…さっきまでだって…いつもおんなじようだったじゃん…!
おかしいよこんなのっ…!

そんなことを考えると思わず悲しくなってきてしまう。怖い。心細い。…でもまだなんとか…。
こいつは知らないやつじゃない…まだ可能性はある…。
まずは会話だ…話してなんとかするしかない…それしかない…!

と思ってマイが話しかけようとした矢先のことだった。

「おう。お前も戻っていたか。」

茂みをかき分け奥から巨体が姿を表す。それはマイを捕らえている恐竜よりもさらに巨体。
優に5メートルは超すであろう「デイノケイルス」と呼ばれている恐竜の姿だった。
そして、その恐竜も手には何かを持っている。

「ああ。今戻ったところだ。…ふふ。お前も捕まえることが出来たようだな。」
「ははは。もちろんだ。定期的に起きるこのイベント、逃したら後悔するなんてものではないからな。…ほう。お前のはそれか。」
「そうだ。こいつが俺の今回の乳肉だ。…お前のもなかなか上玉ではないか。」
「そうだろう! 流石の俺も今までに食ったことのない乳のサイズの最高級肉だ。ずっとこの日が楽しみで仕方なかったよ。」

そう巨体の恐竜が見せつけるように出してきたのはバニーガール姿の涙ぐむ一人の小柄、しかし胸はとても大きな少女シオリ(17歳)だった。
泣いていたシオリだったが同じく恐竜に捕まってるマイを見つけて大きく叫ぶ。

「せ、先輩っ…!」
「あっ…!」

マイもシオリに気がつく。

「た…たすけてください~…ひっくっ…ううっ…! 恐竜さんが…恐竜さんがわたしのことを食べるって言うんですっ…!!」

わたしと同じく捕まってしまっている後輩の姿。
…駄目だ…絶対にこの後輩では私の助けにならない…。
泣いている姿を目にしても、同情や慰めをするどころかそんなことしか頭に浮かばないマイ。
所詮たった数ヶ月の付き合い…辺りをよく見回すと大量の骨や糞…その元が人の物であるかどうかはわからなかったが
マイの頭の中をどんどんと暗くしていくのには十分な要素でもあり、こんな状況で他人を気遣う余裕まであるわけなんてない。
もう、自分が助かることを必死で考えるしかないのだった。

「なかなか頭の悪そうな乳肉じゃないか。お前の好みはそういうのなのか?」
「俺は乳がデカければなんでもいい。それが好物だ。こいつは本当にデカいぞ。さっき舐めて味見もしたが頭と違って乳の方は中身もしっかり詰まってる。極上ものだ。見ろ。ほら。」
「ひゃあっ!?」

そう言ってシオリのバニースーツの胸元を爪で引き裂く。
ぷるんっと音でも立てそうなくらいの勢いでシオリな豊かな果実が弾け飛んで外に溢れ出してくる。それを見て大変満足な表情を浮かべる巨体の恐竜。
乳首もぷくぷくとピンク色で大きく完熟していて確かに食べ頃、人間の男でも食いつきたくなるような卑猥なそそり方をしている年頃の娘の乳だった。

「こいつの乳肉は人間の乳サイズ基準でGカップ、97センチということらしい。こいつの乳よりも大きい女肉にはそうそう巡り会えないだろうな。お前の乳肉より体は小柄なのに遥かに乳がデカいだろう。」
「確かに人間の乳のデカい女は最高に美味い。それは間違いないことだ。だが俺のは尻もいいんだぞ。こいつの尻はとにかく脂が載っていてずっと目をつけていたのだ。」
「いや。尻など乳の代用品に過ぎない。あくまでも乳のデカい女肉が最高だ。見ろ。俺の乳肉を。こいつの乳はお前の肉よりデカいだろう。…いや、でも確かにお前の肉は尻がすごいな…。まるで乳のようだ。」

恐竜たちに好き放題言われされ続け、並ばされて乳の大きさを比べられる二人の少女。
シオリはただただ泣き続け、マイは必死にただ無言を貫く。

そうして粗方お互いの戦利品の自慢が終わった所で巨体の恐竜はその場を後にしはじめた。

「さて。それじゃあ俺はそろそろこの乳肉を堪能してくる。もしも俺が食い終わり、少しでも残っていたらお前の肉も分けてくれ。特にそいつの尻は食ってみたい。」
「やっ…やだぁ~!! たべないで…たべないでくださいっ…!! 先輩っ! たすけてっ!! お母さんっ!! たすけっ…ひっ…!!?」

巨体な恐竜はシオリの体を再び掴み、そのまま口の中へとあっさりと入れていく。足から頭まで、一瞬だった。
小柄な体、大きな胸をいともたやすく丸ごと含める大きさの口。すごい数の尖った牙が並んでいる。
あんな中に入れられたらどうなるのか。口を少しでも動かされたらどうなるのか。絶対に死ぬ。間違いなく死ぬ。
そんなところに、見知った存在が、同じく乳肉と呼ばれた少女があっさりと入れられていく。
マイはその光景を青ざめてみていた。

そして口の中にシオリを含んだまま、巨体な恐竜は満足そうに茂みの中に消えていく。
ただ、シオリの声は依然まだその場に残った恐竜とマイのもとに聞こえてきていたのでそう遠くないところにはいるのだろう。
その声は心から助けを求め、泣きわめく声だった。

「…やるわけないだろ。こいつは俺のものだ。俺だけの肉だ。どれだけ俺がこの肉を食いたいと我慢してきたと思っている。…なぁ?」
「…うう…。本当に…本当に食べる気なの…。わたし達を…。」
「当然だ。お前たち人間の、女…いやメスの肉が定期的に食える。だからこそ俺たちはここにいるのだ。」
「あいつは特に大きな乳の女が好きでな。さっきのように人間のメスを丸ごと口の中に入れ、口の中で乳と尻と全身の肉の柔らかい感触を味わって満足したら一気に食うのが趣味なのだ。」
「うそ…そんな…。」

その言葉が本当かどうかはわからないが、アルバイトで長く働いているのはほとんどいないのはもしかしてそういう…こと…?
マイの頭にはそんなことが浮かぶ。

「おい。」

恐竜がマイを呼ぶ。既に体は掴まれている状態ではなかったが、到底逃げることなど出来ない。
そのことはマイは確実に実感していた。

「お前の乳を生でみたい。その布をとって乳首を見せろ。」
「…あ…あ…。」

いつも、それこそマイが毎日のように言われてきた言葉。
しかし今はもうその言葉の重みが全く違う。これを断ったら、いつものように言い返したらどうなるのか。
全く想像もつかない。いや…本当は…。

「ぎゃっ!!! ぎっ…!! ああああああああっ!!!」

その時、茂みの奥からすごい声が聞こえてくる。
まるで聞いたことのないような大きさの悲鳴。絶叫。女の声、ではあるようだった。

「は…。い、今の…。え…。」
「あいつ。もう食いはじめてしまったのか。まああれだけの大きさの乳肉。我慢できるはずもないか。」
「え…? あ…。」
「お前の仲間…かどうかはしらんがさっきのメス…乳肉の声だぞあれは。」
「え?え??」

さっきまでここにいたのに? さっきまで女の子だったのに? 今はもうただの食べ物として食べられてる?
理解…理解できない…やだ…やだよ…もう…こんな…!!
ゆ…夢なら覚めて…! そう必死で祈るマイだったが目の前にいるでかいやつはいなくなりもしないし依然彼女の方を見ている。

「早く乳首を出せ。食うぞ。」
「あ…ははは…。」

その言葉に一切逆らわず、黒いビキニの上を力なくさらっと外すマイ。
あまり隠れてもいなかった胸だったが、締め付けがなくなり軽くぷるっと形いいサイズの胸が震える。
その先端にあるピンクの突起は柔らかく膨らんでいた。

「ほう。これがお前の乳首か。ずっと見たかった、いや、食いたかったぞ。甘くて最高に美味そうではないか。先程の乳肉の乳首よりも極上と見える。」
「は…はは…よ…よかった…? え…えへへへ…。」

全く嬉しくもない評価を聞かせられるマイ。
もう口調も態度もいつもの強気な面は全く消え去っていた。

「あ…あのさっ…あの…。」
「なんだ。」
「わ…わたしのこと…たすけて…たべないで…さっきの女の子みたいに…た…たべられたくないよ…!! おねがい…。な…なんでもするから…!」
「ほう。なんでもか。面白い。例えばどんなことだ。」

恐竜はマイに顔を近づけたまま面白そうに言い放つ。

「お…おっぱい…女の子のおっぱい…乳…肉…食べたいならさ…友達…紹介するから…一緒に働いてて…わたしよりおっぱい大きい子…! さっきのよりも大きいおっぱいの知ってる…!」
「…ははは! なるほど。それはいいな。」
「え…あ…はは…。だからね…わたしはたべないで…な…長い付き合いじゃん…わたしたち…じゃない…ですか…。」
「だがそれだけではな。他になにかないのか。お前の乳を食うよりいいことなどなかなかないぞ。」
「はは…あ…え…? …じゃ…じゃあ…お…踊り…とか……ならってる…いまも…かよって…。」
「踊りか。やってみろ。」
「あ…は…はいっ…。おねがい…おねがいだよっ…?おどったら…たすけて…たべないで…。」
「いいから踊れ。」

言われるがまま、マイは踊り始める。
確かに習ってるのは事実であり、数少ない誰かに見せられる特技ではあったのだが、思うように体が動かない。確実にそれは恐怖と緊張のせいだった。
しかし、そのぎこちない動きがかえってマイの大きな胸をぷるんぷるん!と震わせる。
特に何も覆うことのない胸の動きはそれはもう激しく、上下左右に激しく揺れまくる。
逆に尻はゆっくりと、ボリュームのある振り方をふりふりとさせ、恐竜の目の前で胸と尻の肉をたっぷりとアピールしているようにすら見えた。

「ふむ。これはなかなかいいな。尻の肉はいつも見ていた通りの美味そうな尻だ。乳肉よりもさらに肉厚で脂が載っていると見える。悪くないぞ。」
「あっ…はぁっ…はぁっ…。ありがとっ…ございますっ…でもっ…わたし…なんかよりっ…おいしいお肉が…もどればいっぱいっ…」

恐竜が動かずじっと冷静に自分の踊りを見てくれている。そのことに感触を覚えたマイは僅かな可能性を感じていた。
やっぱりこいつはさっきのやつと違い、話がわかるやつだ。その証拠にこんなに近くでもすぐには手を出してこない。
いろいろなものを犠牲にするけど、なんとかなるかもしれない。助かるかもしれない。
そう思った矢先のことだった。

「いや、もういい。」
「はぁはぁっ…えっ…? きゃっ!?」

マイの体が上から手で抑え込まれる。潰れるほどの重さではないが全く動けなくなる。

「はっ…えっ…なにっ…どうしてっ…?」
「たっぷり美味そうな乳と尻の肉のアピールをしてもらった。お礼に残さず食ってやろうと思ってな。」

困惑するマイに絶望の一言だった。

「えっ…えっ…! うそっ…!? だって…そんなっ…!!」
「諦めろ。お前はただの肉に過ぎないのだから。おとなしく乳と尻肉の塊として俺の餌となれ。」
「いっ…いやっ!!! やだやだっ!! おねがいっ!! だって、こんなのって!!?」

顔を押さえつけられ仰向けのまま地面に押し付けられているマイ。
ぷるんっと揺れる大きく豊かな乳はただただ恐竜の鼻先で震えている。
恐竜が舌なめずりを一回、とうとう食事が始まる。そう思われた瞬間だった。

「ま、まってっ!! おっぱいっ!! お乳っ!! ち、乳肉は食べていいからっ!! わたしの乳肉っ…! だから…命だけはっ…!」
「…ほう。」

マイの覚悟したような声。
あまりにも面白い提案。そう思ったのか恐竜の動きが止まる。

「つまり、お前は乳肉を俺に喜んで差し出し食わせる代わりに、お前の命は助けろと、お前の尻肉は諦めろというのだな?」
「そ…そう…!! おっぱいはあげるっ…! で…でもお尻はっ…お尻まで食べられたら死んじゃうっ…!」
「…ふふ。ははは。ははははは。…いいだろう。」
「…え…? …ほ…ほんと…? ほんとに…? たすけて…くれる…?」
「ああ。長い付き合いとさっきお前が言ったな。その通りだ。その頼み、聞いてやろう。」
「あっ…ううっ…ぐすっ…ありがと…ありがとっ…!!」
「その代わりだ。お前は喜んで乳肉を俺に差し出しながら食わせろ。どんな差し出し方が良いか。長い付き合いだ。わかるだろうな。」
「…はっ…はぃっ…。…あ…おっぱい…乳肉は…2個とも…たべ…ますか…?」
「もちろんだ。片方だけでは見栄えも悪いだろう。2つとも食ってやるから喜んで差し出せ。」
「あ…ははっ…そ…そうですよね…はいっ…うううっ…あ…ありがとう…。」

最早恐怖と助かりたい一心の気持ちで何がなんだかわからなくなっているマイは、自分の胸を食うと言われても笑顔を浮かべていた。
そして、半分壊れたにふさわしいぐちゃぐちゃの表情で笑いながら恐竜に向かって話しかける。

「わ…わたしは今から恐竜様の餌となる下等生物です…無駄に大きく膨らんだ乳肉…いつも眺めて頂いていてありがとうございました…。
人間サイズでいうと89cmおっぱい…この間また少し大きくなってFカップになりました…お…お腹いっぱいになってもらうためだけに大きくなったお乳です…。
す…す…すごく美味しいです…乳首…も…ちゃんとついてます…い、一個食べてもおかわりあるから…わたしの乳肉…乳肉だけで…お…お腹いっぱいになって…ください…」

マイが喋っている間、恐竜はそれをとても満足そうに、しかし身動き一つせず聞いていた。
そして、言い終わると同時に口を大きく開く。鋭く並んだ牙がマイの目の中に入ってきた。

「よし。それではお前の乳肉、早速食わせてもらおう。」
「あ…あ…あ…! い…いたく…できるだけいたくしないでっ…んっ!!!? あっ!!!!!??? ひっ!!!?」

全く躊躇なく、マイの片乳に食らいついた恐竜。
人間換算では確かに大きいマイの胸だったが、恐竜換算ではまだ小さい、それを感じさせるような一口だった。
がぶりと食らいついた瞬間に柔らかなマイの胸に牙が差し込まれてめりこんでいく。
そのまま一気に口を閉じ、今度は顎の力で口の中に入った胸を噛み潰す。そして、それをまるで餅の様に伸ばして食いちぎる。
大きく柔らかい胸が形を変えまくり、ぶちぶち、ぶちゅぶちゅと弾けたり千切れていく光景。それだけでもマイの胸の柔らかさが伝わってくるようだった。
そして、そこまでは本当に一瞬の出来ごとだった。

「あああああああああっ!!!!! いっ!!!! いたいいたいいたいっ!!!!」

涙を流して叫ぶマイ。それとは対象的に、胸の肉を喰らい咀嚼する恐竜は大変満足しているようだった。
ぐちゃりぐちゃりと大きく音をさせながら口を動かし、本当にじっくりと味わっていく。
しばらくしてごくり、と喉を動かすとさらに舌なめずりをしてマイの方に向き直る。
既にその目は残ったもう片方の乳に向けられていた。

「ああ。これがずっと食いたかったお前の乳肉か。美味い。実に美味いぞ。本当にいい味だ。普段の餌などお前の乳肉に比べたら比較もできない不味さだ。
 二個しかないのが本当に惜しまれる。やはり人間の女は俺達の餌なのだ。この乳肉の為にお前達の言うことを聞いてやってるのだ。」
「う…あ…あああ…。」

目の焦点が合わないまま天を見つめるマイ。片方の胸は根本からさっぱりとなくなっており、その強引に食いちぎられた傷跡からはどくどくとかなりの量の血が流れている。
恐竜はそんなマイの傷跡を舐めはじめた。

「あ…あっ…はっ…。」

ざらざらとした触感。既に痛みを通り越している感覚。そこが優しく舐められ、何やら気持ちよさすら感じてしまう。
すると、傷口がふさがりはじめ、出血も止まっていく。既にかなりの量の血が出ていた為意識は朦朧としたままだったが、少しは冷たくなる感覚が収まったようだった。

「…さて。もう一つの乳肉もいただくぞ。こちらも相変わらずたっぷりと脂が乗っていて柔らかいな。」
「…あ…。…ちょっ…ちょっとまって…これ…ほんとやばい…いまむり…やめて…!? あっ…!! ああああああああっ!!!」

そんな懇願など無視して恐竜はもう片方の乳肉に舌を這わせていたのをやめ、また食らいついていく。
捕食者にとってマイはただの肉であり餌。散々おあずけをくらい、まだまだ腹が減っている恐竜にとっては我慢など出来るはずもないしする必要もない。

今度はねっとりと牙を立てていきずぶずふゆっくりと乳肉に沈んでいく。
乳はそんな状態にも関わらず相変わらず揺れまくっている。女としてのアピール部位、柔らかさ故の宿命だった。
そしてやはり最後にはぷっつんと体から千切られ、ぐちゃぐちゃと噛み食われていくのだった。

「女。お前の乳肉はとても美味かったぞ。いつも揺らして自慢していただけはあるな。なかなかの大きさと柔らかさ。そしてぎっしりと詰まった濃厚な乳肉だったぞ。」
「…。」

マイはもう何も言わない。あまりの痛さと失ったものの大きさに放心しているのか、それともこれで終わりという安堵した気持ちなのか。
そんなマイに向かってさらに恐竜は話しかける。

「…次は尻だな。」
「…。…え…? …つ…ぎ…?」

そう言うと恐竜は地面に転がっているマイをさらに転がした。
仰向けになっていたのが今度はうつ伏せに。まさにマイの黒いビキニ包みの尻が恐竜の目の前に来る状態となった。

「そうだ。まだ俺は腹が減っている。だからこの尻も俺が食ってやろう。」
「…そ…んな…。や…やくそくした…じゃん…! たすけて…くれるってぇ…!」

もう自分で振り向く体力もない為、自分の尻を食べると宣言している存在に尻を向けたまま話すしかないマイ。
あまりにも無慈悲な言葉にもう完全に心を折られて泣くしかなかった。

「お前の尻肉はとてもいいぞ。まさに食われるための尻肉と言ったところだ。こんな美味そうな尻をみすみす逃すわけがないだろう。」
「…や…やだぁ…! おっぱい…おっぱいあげたのにぃっ…なんでぇ…!!!」
「お前の尻は美味そうな匂いをずっとさせていたことに自分で気が付かなかったのか?お前が初めてやってきたときはまたすごい美味そうな尻肉が食えるものだと嬉しかったぞ。」
「…わ…わたし…おしりの…たべもの…じゃないぃ…!…たべないでぇ…!…うそつきぃ…!!」

ピッと爪先でマイの尻を包んでいる黒ビキニを切り落とす。ぷりぷりっとした肉厚の尻が完全に丸出しになる。
その尻はまるでパッケージ包装が破られたハムやステーキのようでもあった。

「尻はゆっくりと食らってやる。なにせここは俺の巣だ。食事の時間はまだまだたっぷりあるぞ。少しずつ噛みちぎり、一晩中味わってお前の尻を食らうとしよう。」
「やだっ…! やだっ…!! まだわたし…お尻大きくなるからっ…! それまで食べないでっ…! やめてやめてっ…!!」
「はは。今度は尻まで差し出してくれるというのか。見上げた餌根性だな。だかもう遅い。お前は俺の今日の食事となるただの尻肉だ。だか安心しろ。尻を食らったら全て食らってやるぞ。
 まだ腿の肉もある、そして膣もあるではないか。丸ごと、一欠片も残さず喰らい胃袋の中に入れてやる。なにせ、お前を食い尽くさないと新しい乳肉と尻肉がやってこないだろうからな。ははは!」
「やだやだっ…!!…なんでなんでっ…!?…もうたべないでぇぇぇぇぇ…!!!」

そう言いながら泣きわめくマイをさらに巣の奥へと連れ込んでいく恐竜。
それを止めるものは誰もいなく、また最後まで誰かが助けに来ることもなく、連れ去られた女達が元に戻ることはなかった。

その後、また恐竜園と呼ばれるその施設にはまた新しいアルバイトの女達がやってくる。
不思議なことにあんな事件が起きたことなど全く誰も知らないようだった。

そして、人間の巨乳女を大好物とするその補食者達は新たな餌がやってきたことでまたその時をただただおとなしく待ち続ける。
巣に戻ればあの女の乳はまたとにかくデカい、今度食う時は俺の女と交換してくれ、などと話し合う恐竜達。
人間の女を餌として動き続けるこの謎の施設は今日もあり続けるのだった。

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最終更新:2020年02月27日 00:37