とある休日 姉妹がお花畑にピクニックに来ていた
「はい妹ちゃん!このお花綺麗だから妹ちゃんにあげるね♪」
姉は妹の髪に黄色のお花をつけてあげた。
「わぁ お姉ちゃんありがとう!私も綺麗なお花探してくる!」
妹は無邪気にお花を探しに行った。だがこんな楽しい時間はすぐに地獄に変わることを姉妹はまだ知らなかった
「ここのお花綺麗……そうだ!これでお姉ちゃんにネックレスを作ってあげよっと!」
妹は編み物とかは苦手だから作っている途中何回かほどけたりしたが、大好きな姉のために何とか作った
「ふぅ……やっとできた 早くお姉ちゃんに持っていってあげよ♪」
妹は駆け足で姉の元に戻っていったが、その妹を見ていた何者かがいた
「おい、今の女の子なかなか美味そうじゃなかったか?」
「ああ、しかも結構幼い……ということは久々の幼女 ペロリ」
「ハヤグカミグダイデグチャグチャニシダイゾォ」
「まぁ待て あの幼女はお姉ちゃんとか言っていたから姉がいるはず
獲物がそろってから狩りの開始だ」
「ククク 今夜はごちそうになりそうだな」
そして妹は姉のいる所についた。姉は朝早起きして作ったお弁当を用意していた。
「お姉ちゃん これ私が作ったの!よかったらつけて!」
妹はいかにも素人が作ったようなお花のネックレスを差し出した。
だが姉は妹の服や顔が汚れていたのを見て、妹が自分のために一生懸命作ってくれたのだと確信してとても嬉しかった
「ありがとう妹ちゃん!早速つけてみるね!」
姉はネックレスをつけた。その微妙なネックレスをつけても姉は美人で輝いていた。
姉はとても美人なのでどんなものをつけても似合うのだった
「わぁ お姉ちゃん美人!……でも私お腹すいちゃった」
「フフッ じゃあお弁当にしましょ♪」
姉が弁当を出そうとしたその時、謎の三人組が目の前に立ちふさがった
「さぁ 狩りを始めるぞ」
赤い肌をした170センチくらいの人型の化け物が言った
「ククク 来てみたら姉の方もなかなか美味そうじゃないか!」
青い肌をした2メートルは軽く越える長身で痩せている化け物が続いて言った
「グフフフフ ウマゾォナニグダァ!」
黄色い肌をしたかなり太っている化け物が言った
「な…何この妖怪みたいなのは!?」
「お姉ちゃん 恐いよぉ……」
いきなりの出来事に当然姉妹は戸惑っていた
「君たちには悪いけど俺達のディナーになってもらおう」
赤い化け物がそう言って姉妹の方に歩いてきた
「……妹ちゃん 逃げるわよ!」
姉は妹の手を握り走り出した
「ククク 狩りだ 狩りだぁ!」
青い化け物が張り切って姉妹の後を追いかけた
「フッ 俺達もいくぞ」
「ギョウノバンゴハンハオンナノコノガラアゲ バンバーグ ザジミ……ベロリ」
残りの化け物も別々の道へ行った。うまく姉妹を取り囲んで捕獲するという作戦だった
「はぁはぁ……お姉ちゃん私もう疲れたよぉ」
妹は姉のための花を探しているときたくさん走り回ったので体力も余り残っていなかった。しかも妹はまだ幼いのでこの影響は大きい
「妹ちゃん……じゃあ私がおぶってあげる!」
姉は妹を背負って再び走り出した。
姉も花を探すとき結構歩いたので体力もあまりなかった。だが妹を守りたいという思いがその疲れを打ち消していた
「お姉ちゃんの背中暖かい…私お姉ちゃんの妹で幸せだったよ…」
「そんな助からないみたいなこと言っちゃ駄目!私が絶対に妹ちゃんを守ってあげる!」
姉は走り続けていた……だが
「獲物発見!」
「ニグーーーー!」
目の前に赤と黄の化け物が先回りしていた
「クククク 追いついたぞー!」
青の化け物も後ろから追いついてきた。姉妹はまんまと化け物に囲まれてしまった
「お姉ちゃん……私……うわーん!」
妹が泣き出してしまった。まだ幼い妹にこの状況はあまりにきつかった
「妹ちゃん……
そこの化け物達!食べるなら私だけにしなさい!妹ちゃんには手を出さないで!」
姉は自分だけが犠牲になろうとしていた。妹にはこれからも生きていろんなことを体験して欲しかったのだ……だが
「そいつはできんな 俺達がみすみすと獲物を逃すと思うか?……さあ、捕獲しろ!」
「オラァ!」
青の化け物が縄で姉妹を縛った
「グフフフ ギョウノオガズハビジンジマイ~♪」
黄色の化け物が姉妹を担いで自分達の巣に連れていった。そこには巨大なまな板、包丁、鍋などが置いてあった。
そして姉が壁に張り付けられ、妹が裸にされまな板の上に置かれた
「や、やめて!お願い やめて!」
姉が叫ぶが化け物は妹に夢中で聞いていなかった
「さぁどう調理しようか?」
「ククク 取りあえず手足を切り落としてだるまにしてからじっくり食うのはどうだ?」
「ハラヘッダー ハヤググイダイ ジュルリ」
「いやぁぁぁぁ!誰か助けてよぉ!」
三人の化け物に取り囲まれ、こんなおぞましい話を聞かされ、幼い妹の恐怖は頂点に達していた
「よし、じゃあ切り落とすぞ」
赤い化け物が巨大な包丁を取り出した そして
ザシュッ
「いやああああああぁぁぁぁぁ!」
妹の悲鳴とともに右腕が切られた
「や、やめてーーーーーーー!!」
叫ぶ姉 だが
ザシュッ ズバッ ズバッ
妹の四肢が切り落とされ、その跡からは大量の血が流れていた
「痛いよぉ……お姉ちゃん……痛いよぉ」
「妹ちゃ………」
さすがに強い姉でも、妹があんな風にされて言葉を失っていた
「ククク 美味そうな腕だな これは塩焼きにして食おう」
「アジハミンヂニシテバンバーグガイイドォ」
そして妹に見せつけるかのように、
腕は塩をかけられてフライパンで焼かれ、足はミンチにされて丸められてハンバーグにされた。
「できたみたいだな……お前も貧血になるといけないから食えよ」
赤い化け物が妹の口に妹の腕の塩焼きを押し込め飲み込ませた
「うぅ………」
妹もすでに言葉を失っていた
「ククク この腕の塩焼きサイコー!この舌にとろけるような味がいいね!」
「バンバーグオイヂィ ヅギバホンダイグオウゼェ」
「なら本体は生のまま食うのはどうだ? 幼女の刺身はごちそうだと有名だぞ」
「ククク 決まりだな…」
化け物達が妹の本体を食おうとしていた
「もうやめて…妹ちゃんを傷つけないで!」
姉は泣きながら叫んだ
「お姉ちゃ……大好き」
妹がそう言った次の瞬間 化け物達が妹に食いつき肉を食い始めた
「もぐもぐ この尻の肉なかなかうまいな」
「ゴクゴク 幼女の脳味噌ウマー!」
「グチャグチャ ナイゾウヤジンゾウオイヂィー」
そしてあっと言う間に妹の体はなくなり化け物達の腹に収まった
「妹ちゃん……ごめんね ごめんね」
姉は何度もそう呟き大粒の涙を流していた
「…さあ 次は姉の番だ」
化け物達が壁に張り付けている姉を解放してまだ妹の血がついてあるまな板の上に乗せた
「ククク それにしてもなんだこの下手くそな首飾りは!お前可愛い顔してこんなゴミみたいなのつけるなよ!
こんなのがあると食事がまずくなるからこうしてやる!」
青の化け物が妹の作ってくれたネックレスを乱暴に引っ張って、バラバラにした後地面に落として踏みつけた
「……妹ちゃんが折角作ってくれた私の宝物を……貴様ぁ!」
姉が急に起きあがりそばにあったナイフで青の化け物を切りつけた
「ギャアアアア……この 食事の分際でぇ!」
「妹ちゃんをよくも……あなた達だけは許さない!」
姉は泣きながら青の化け物に切りかかった……が
ガシッ
「ヅガマエタドー!」
黄色の化け物が巨大な手で姉を捕まえた
「は…放せ!」
「ふむ…もう俺は腹一杯だしそいつも切られてそれどころじゃないから
…お前一人で食っていいぞ」
「グフフフ ナラオゴドバニアマエデ…イダダギマーズ!」
黄色の化け物が姉を丸飲みした
「きゃあ!やめて!」
「ムフフ グヂャグヂャニジデヤル~」
そして ガブリ グチャッ ベチョッ バキ ボキ ボォリ ボリ
化け物は豪快に姉を噛み始めた
「グチャ グチャ……ゴックン
ゲフッ オイヂイニグ ゴヂゾウザマデスダー!」
結局姉妹は化け物達の腹に収められ、のちに消化されて栄養となってしまうのでした。
そして食卓には妹の作ったネックレスと姉の見つけたお花がもうボロボロだけど仲良く並んでいました 完

名前:
コメント:

すべてのコメントを見る

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2008年05月18日 19:32