その学校の1階トイレ、そこは「魔の個室」といわれ、誰も近づかない個室があった。
そこに入ると神隠しにあうといわれているからで、通常他の個室が塞がっていても
そこだけは使われることはなかった。この日のようなことでなければ・・・
「も、もれちゃう~~~」
あわてて駆け込んだ少女は、真っ赤になりながらも、震える手でスカートをまくり、パンツをずり下げて、便器へまたがった。
彼女は少女は練習試合に行くお姉ちゃんにくっついて応援に来た子で、このトイレにまつわるいわれなど知らなかった。
急激な尿意に支配されていた少女は、他の個室が改装されて洋式になっているのに
ここだけは和式であるのにも気づくことはなかった。
やや色あせた赤いタイルと、白い便器。そこにまたがった彼女の股間から液体が滑り落ちていく。
人心地のついた少女は、安堵のため息を漏らした。
放尿を終えた少女は、紙を探そうと手をさまよわせるが、その個室のどこにも紙はなかった。
あわてる彼女の足元がぐらぐらと波打ちはじめたのはそのときだった。
白い便器が大きく広がり、赤いタイルが火山の隆起のように盛り上がる。
便器とその周りのタイルは瞬く間に巨大な赤い怪物にその姿を変えた。
股間をさらけ出したままの少女はその体勢のまま白く大きな口にくわえ込まれた。
「きゃ~っ、な、なんなの、コレ」
下腹部を白い口にくわえ込まれた少女は慌てふためいて足をばたつかせるが、
腰が丸ごと口の中にある状況ではまったく無駄な抵抗でしかなかった。
「やぁっ! やっ、やっ!」
哀しい拒絶の悲鳴が上がるが、無防備な部分をくわえ込まれた体勢のまま高々と掲げ上げられた
少女の身体はそのままずるすると口の中へずり落ちてゆく。
そうしている間に口の中から牙が生えそろい、少女の太腿や尻に歯を食い込ませ始めた。
「痛い、痛いよ~助けて!ママ~!」
柔らかな肉に突きたてられる痛みに少女は泣き喚き、手足をばたばたさせる。
先ほど出したばかりの尿が、痛みと恐怖のために再び漏れはじめる。
そこへ口内から伸びてきた舌が彼女の蕾を舐めほぐし始める。
「うわ、ふわ、あっ」
そこへ突然電撃のような快感が走る。彼女は今まで知ることもなかった感覚に戸惑いを覚える。
つぶらな瞳と幼く愛らしい顔に桜色の恥じらいが浮かび始めた。
そんなこともおかまいなしに舌は亀裂を舐めづり、かすかな淫核にきめこまやかな刺激を与える。
自分が感じている疼きの正体も知らない清らかな肢体は、ひくひくと痙攣を始める。
「んっ、ぅ! んん、っ……ん、ぅ、ぅっ……っん……」
初めて知るメスの感覚に喘ぐことも知らないまま、とくとくと湧き上がるものを必死にこらえる。
「……っはぁっっ」
絶頂に達した。神秘からは初物の蜜がとろとろとこぼれる。
それを舐めとる舌にふたたびたおやかな肢体をのけぞらせる。
桃色のくちびるから熱い吐息が何度も吐き出され、絶頂を迎えた肢体にさらに加えられる責めを
ひくひくと受け止めてゆく。
そんな少女の初々しい下腹部をざくざくと噛み千切る。
「……~~~~!!」
声もでないほどの激痛に少女はのたうつ。
口内に落ち込んだ少女の腰は、噛み千切られた部分から流れる血液のソースに真っ赤にいろどられる。
内側の無数の歯は、その幼い蜜壷の味をよりよく味わおうと咀嚼をはじめる。
彼女の下腹部と尻、そして、萌え立つ新芽のような秘裂がぐちゃぐちゃと噛まれ、すり潰される。
ついに異性を知ることのなかった膣と処女膜が若々しい弾力を残して千切れてゆく。
女の部分を失い、残された少女は喪失感と絶望感を味わいながらも手を宙に泳がせて助けを求めようとする。
切り離された両足はひくひくと痙攣を続け、ほどなく口内に滑り落ちた。
スカートとパンツが両足からすぽっと抜け、ひらひらと床に落ちる。
新鮮な幼い両足はまだまだやわらかく、白魚のような滑らかさを保ったまま食べられていった。
もう、おうちへ帰れない。あたしはたべられちゃうんだ…
呆然とそう思う少女の意識は半ば消えようとしていた。
魚のようにぱくぱく口を開閉させ、弱い呼吸を繰り返す。両手の動きも弱弱しくなっていった。
牙の次の標的は少女のふくらみかけの胸だった。
数度の咀嚼で、未熟な胸とささやかな丸みをおびた胴体が口内に落ち込む。
もはやこれ以上成長することのない乳房が無残に引きちぎられる。
幼い胸部が中に納まっていた柔らかい内臓とともに噛みほぐされる。
すでに心臓も肺も失った少女の瞳にはいまだに開かれたままだった。
しかし、その瞳が動くことも口が開閉することもなく、
虚ろな目線のままずるずると残された部分は口内へ落ち込む。
肩を噛み千切られ、なめらかな両手が口内に落ち込む。
ぐちゃぐちゃ、ごりごり…
すべてを飲み込むと、少女の首だけを残したまま怪物は
ふたたび元の姿に戻ってゆく。
巨大な白い口は小さな便器へもどり、以前より赤みを増した胴体は
残った首を抱えたまま便所の床へ戻ってゆく。
張り替えたばかりのような美しい赤さにもどった個室。
その床の下には、無数の少女の生首が抱え込まれていた。
その中に、ゴロリと新たな首が転げ落ちる。
「仲間が…増えたよ…」
最終更新:2008年05月19日 10:13