るしにゃん王国の彼のものによる土壌汚染や、同地でISSが治安維持活動を行っていることを受けて、るしにゃん王国政府が国土回復、およびライフラインの回復に乗り出した。
国土の回復には、リワマヒ国で栽培されている"ひゅーがあおい"を研究して生まれた同国の最新技術である生態系回復植物や、高原アララ氏お手製の土壌回復のための肥料が使用された。
これらにより、400年かかるだろうと推測されていた国土の回復を約4週間までに縮めることに成功、再び農作業が出来る土壌に戻るまでは4週間と予測され、それまでは藩王自ら国民のための炊き出しを行い、食糧の供給を行うことで何とか凌ぐことができた。
一番問題視されていた治安の回復には、政府による非常時下における犯罪行為の不問を確約する臨時法令を施行し、藩国内に出回っていた武器の没収や、乱立されていた反政府派の野党、および暴徒と化した自衛団を解体することで、暴走していた国民の沈静化に成功した。
また、国土荒廃による衛生面の悪化や治安悪化に比例するように増え続けていた病人や負傷者の救援と、連日それら国民の治療行為を行っていたISSのサーラ氏・トラオ氏の支援のために、政府による国民のための医療講習会も同時に開かれた。
講習会により正しい医療知識が広まるにつれ、病人や負傷者の絶対数も少なくなり、サーラ氏・トラオ氏の負担を軽減させることに成功、また健常な人が多くなったことで労働力の回復も達成された。
この数週間のるしにゃん王国政府による内政により、国内は一時落ち着きを見せ始めたが、インフラや施設の復旧に約2000億にゃんにゃんもの資金が必要であり、完全復興にはまだ遠かった。
「なりそこない事件」が発生して藩国内の治安低下と土地の荒廃にみまわれたるしにゃん王国、および海法よけ藩国の復興のための函ゲームが共和国の有志により行われた。
この函ゲームに向けて、アトリエメッセージという絵による復興応援活動や募金を目的とした組織が発足し、共和国全体で荒れた各藩国の国土の回復に取り組む強い姿勢がうかがわれた。
函ゲームでは、全国に向けたISSのサーラ氏のインタビューを放送。
森国人の実態を刻々と説明したことにより、森国人への他国民の意識改革が進んだ模様で、森国人に対する差別もひとまずは鎮静方向へと誘導することに成功した。
またFEGや各国からの歩兵派遣による支援も続けられており、土木関連の仕事が増えたことにより雇用機会が増えて労働人口が上昇、インフラ整備により衛生環境の改善などが図られた模様。
加えて子どもたちの教育改善も同時に行われたようで、順調に国としての機能を取り戻しつつある。
被支援国であるるしにゃん王国や海法よけ藩国でも、藩王のるしふぁ氏による復興活動やよけ藩国の主部である秘密戦艦を開放して仮居住区にするなどの努力が続けられており、国民も国の姿勢を応援している。
これらの活動を函ゲームで行い、るしにゃん王国と海法よけ藩国の復興に必要な資金を4000億にゃんにゃんから、599億にゃんにゃん+資源256万tに圧縮することができ、アトリエメッセージからの100億という巨額の募金も今回の復興の資金に充てられた。
復興に必要な支払いは資源確保等に参加する冒険隊や、各国の設定国民からの寄付から賄われることになっており、共和国政府としての動きではないため、政治的威信は大きく下がるものとみられる。
しかし、このゲームでもう一つ戦争に関する事も行う予定であったが、復興に時間がとられてしまい、目前まで迫っている天領共和国軍のtera進攻についての対応をすることはできなかった。
最終更新:2010年01月02日 17:54