福祉王国デンマークから’84年にアルバムデビュー。当時のメタルの流行を行くスピードチューンと
リッチー・ブラックモア直系のギターと、ポップなメロディで日本を筆頭に注目されるが、マネージメントの運行の悪さと
収録曲のクオリティの落差が激しさが目立ち、「よくあるバンド」扱いのまましばらく経つ。
そんな中ジョン・サイクスのカヴァー「PLEASE DON'T LEAVE ME」の大ヒットにより、一目置かれるようになるが
レーベルからの「スピードチューンをやれ」という圧力に右往左往し、そこそこの佳曲とスピード・チューンという
煮え切らないアルバムを連発。アコースティックも出している。開き直って
北欧メタル全開の「SPOOKED」「ANYTHING WORTH~」を発表したら、
日本のファンが狂喜したのがこのバンドの不運を物語っている。その後、彼らしいポップでストレートなロックアルバム「CARPE DIEM」が
まったく評価されなかったのがこのバンドの最大の不幸だろう。
ヘヴィメタルをさらっと聴いて見たいという人には是非薦めたいアルバムだが、大概の人は「普通すぎてつまらない。特にミッドテンポ」と
一刀両断するだろう。しかし、彼らの持ち味はスピードチューンではなく、ロニーのポップセンスが全てだと思う。
現在のライヴ・パフォーマンスはお世辞にも上手いとは言えないし、「もう引退してよ」という声も聞くが
良質な直球ハードロックを作り続けている姿勢は、他のバンドにはない魅力だろう。
「たまには普通のハードロックが聴きたい」そんな気にさせるバンドである。
ただしライヴの歌唱力は保証しないw
最終更新:2010年05月12日 09:47