ウクライナのペイガン/フォーク系シンフォニックメタルバンド。1994年結成。アルバムのジャケットにネオナチのシンボルマークを使ったり
ライブでナチス式敬礼のような仕草を見せるなど明らかにNSBM・ナショナルソーシャリストブラックメタルであり、東欧NSBM界の第一人者である。
今日のような東欧のフォーク/ペイガン・NSブラックメタルシーンは彼らによって開拓されたと言っても過言ではない。と思う。
キーボードをふんだんに取り入れてはいるがギターやドラムのサウンドプロダクションはローファイであり
Dimmu Borgirや
Anorexia Nervosaのようなシンフォニック
ブラックとはだいぶ雰囲気が異なる。
ウクライナの民謡のようなメロディのギターリフや、ウクライナの民族楽器のサウンドを取り入れるなどエスニックなサウンドが魅力的。
2005年のアルバム「Weltanschauung」からはキャッチーになりも音質が良くなり正直ヴァイキングメタルっぽくなってきている。
2009年のアルバム「The Voice of Steel」は、フォーク/ヴァイキングメタルの入門にもオススメできそうな聴きやすい作品に仕上がっていながら、そのペイガンらしさやNSBMらしさには一切の陰りを見せ付けていない名盤に仕上がっている。
余談だけど彼らのようなNSBMバンドのライブではメロイックサインの代わりにナチス式敬礼をする観客の姿がよく見られる。
名盤:「Goat Horns」「Lunar Poetry」「The Voice of Steel」
最終更新:2012年11月15日 15:44