わたし、花寺のどか。すこやか市に引っ越してきた中学2年生!
 この子はラビリン! うさぎみたいにちっちゃいけど、優しさと勇気に溢れるわたしのパートナーで、地球のお手当をしているお医者さん見習いなんだ!
 そして今回はもう一人、わたしのパートナーになってくれる人がいるの。アサシンのサーヴァントとして、わたしとラビリンの前に来てくれたお姉さん……櫻木真乃さんだよ!


 小さい頃、わたしは体が弱くて病院で過ごしていたの。
 でも、ある日から元気になって、すこやか市に引っ越すようになったんだ!
 引っ越してから、わたしはたくさんの人と出会ったよ。沢泉ちゆちゃんと平光ひなたちゃん、それに地球の願いから生まれた精霊さんこと風鈴アスミちゃん……みんな優しくて、素敵な子なんだ!
 そして、緑に溢れたヒーリングガーデンからやってきた、ラビリン達ヒーリングアニマルのことも紹介するね。ヒーリングガーデンで生まれたラビリン達は、地球を元気にする使命をを持っていて、わたし達をパートナーに選んでくれたんだ。
 わたしにはラビリン、ちゆちゃんにはペギタン、ひなたちゃんはニャトラン、アスミちゃんはラテ……人間とヒーリングアニマルが心を一つにすると、地球をお手当する伝説の戦士・プリキュアに変身できるの!
 わたし達はみんなで揃って、ヒーリングっど♡プリキュアになったんだ! 地球を蝕むビョーゲンズって悪い人達から、みんなを守るために力を合わせてがんばったよ!
 みんなが笑ってくれると、わたしも生きてるって感じがするから!


 もちろん、ビョーゲンズは手強かったし、辛いこともいっぱいあった……でも、みんながいたからビョーゲンズにも負けなかったし、地球とヒーリングガーデンのみんなを守ることができたよ!
 だけど、わたし達の戦いはこれで終わりじゃない。ビョーゲンズがいなくなっても、地球から病気がなくなることはないし、わたし達が地球をお手当てできるようにたくさんのことを勉強しないといけないよ。
 わたしたちヒーリングっど♡プリキュアは、どんなことがあってもくじけるつもりはない。その気持ちがあったから、みんながわたし達を信じてくれたし、東京で出会ったカグヤちゃんという女の子をお手当てできた。
 だから、聖杯戦争という戦いに巻き込まれることになっても……わたし達はみんなを守るためにがんばるよ!



「ふわぁ~! 星が綺麗で、生きてるって感じ~!」

 満天の星空を見上げながら、気持ちのいい夜風を全身で浴びているよ。
 無数のお星様がキラキラと輝いていて、わたし……花寺のどかの心が弾んじゃう。
 風は適度に涼しいから、普段着でも大丈夫! ベージュと水色に彩られて、ウエストにリボンが備わったトップスと、鮮やかなピンク色のスカートだけでもへっちゃらなんだ。
 何よりも、わたしの隣にはパートナーが二人もいるから。

「とってもキラキラしてるラビ~! あの星座さん、何だかうさぎさんみたいに並んでいるラビね!」

 わたしのパートナーのラビリンも、星空に目を輝かせているよ。

「ふふっ……ラビリンちゃん、あの星座はうさぎ座って言うの! つまり、ラビリンちゃんの星座なんだよ!」
「うさぎ座ラビ!? 宇宙には、ラビリンの星座があったなんて知らなかったラビ! もしかして、のどかや真乃の星座もあるラビ!?」
「どうだろう? ただ、宇宙はとても広いから、私やマスターさんの星座もあるかもしれないね!」

 そして、わたしとラビリンの新しいパートナーになってくれたお姉さんが微笑んでいた。
 薄い桃色のショートヘアはふんわりしていて、薔薇の髪飾りとマッチしているよ。ベージュと黒のパーティードレスもオシャレで、高級感に溢れる黒と赤のマントだって素敵!
 ハロウィンの仮装みたいな格好をしているけど、このお姉さん……櫻木真乃さんは人間じゃない。なんと、わたしのサーヴァントとして召喚されたヴァンパイアさんなんだ!

「物知りなんですね、真乃さんは!」
「うん! 私は登山が趣味で、よくハイキングをしているよ! もちろん、ヴァンパイアなら山もひとっ飛びだけど、やっぱり直接歩く方が私は好きだね。
 だって、山にいるたくさんの生き物とふれあえるから!」
「わかります! わたしも、山にお出かけをしたことがありますけど、そこにいる植物さんや動物さんと会えたら、生きてるって感じがしますし!」

 そう言って、わたしと真乃さんは笑顔を見せ合う。
 ヴァンパイアって聞くとちょっと怖いけど、こうしてお話をしていると心が健やかになる。
 種族は違うだけで、人間やヒーリングアニマルと同じように誰かを思いやっているから。

「そっか。やっぱり、マスターさんみたいに山登りが好きなニンゲンさんもいるんだね! 体力があるニンゲンさんだと、おいしいのかな?」
「おいしい? 何の話ですか?」
「もちろん、ニンゲンさんの……」

 すると、真乃さんの雰囲気が一変する。
 とろけた瞳はルビーみたいに輝いていて、口の中から小さなキバが伸びていた。
 うなされたような表情で、真乃さんはわたしに迫るけど……

「マスターさんのにおい……とっても美味しそう……いただきまー……」
「わーっ!? ストップ! ストップラビー!?」
「ひゃっ!?」

 わたし達の間に割り込んだラビリンの叫びに、真乃さんの目は元の色を取り戻す。

「……ご、ごめんなさい! 私、またマスターさんの血を吸おうとしちゃって……!」
「わ、わたしなら大丈夫ですよ!? それよりも、真乃さんこそ気分が悪いのですか!?」
「ごめんなさい……ごめんなさい……っ!」

 正気に戻ってくれたけど、真乃さんは瞳から涙を滲ませながらペコペコと頭を下げた。
 真乃さんはとても優しいけど、ヴァンパイアだから無意識のうちに誰かの血を吸いたくなっちゃうの!
 真乃さんが召喚されてから、わたしだって何度も血を吸われそうになったけど、その度にラビリンが止めてくれたよ。

 もちろん、真乃さんだって血を吸わないように頑張っているけど、こればかりは本人の意志でもどうにもならない。
 わたしたち人間が他の動物さんやお魚さんを食べているように、ヴァンパイアだって人間の血を吸わないと生きていけないから。
 我慢をしたら、いつか真乃さんがお腹を空かせて死んじゃうかもしれない。


「……わたしの血、ちょっとだけ飲みますか?」

 だから、わたしは右手を真乃さんに差し出した。

「えっ? マスターさんの、血を……?」
「そうです! ちょっとだけ、ちょっとだけなら……わたしも、血を分けてあげられますし」
「……ありがとう。マスターさんは、優しいね。でも、そういうことは、簡単に言っちゃダメですよ」

 わたしの言葉に真乃さんは笑ってくれるけど、首を横に振る。

「もしも、一度でもマスターさんの血を吸ったら、私は私でいられなくなると思うんです。
 これから先、また血を吸いたくなって……マスターさんの優しさに甘えて、いつかマスターさんの命を……」
「でも、真乃さんは苦しんでいます! 今だってそうですし、わたしは夢の中でも見ました!
 真乃さんが、血を吸うのを我慢して苦しんでいる姿を!」

 真乃さんは元の世界にいた頃、プロデューサーさんという男の人から血を貰おうとしたことがある。
 でも、真乃さんは欲求を抑えて、お友達やプロデューサーさんを助けるために頑張った。
 そして、プロデューサーさんと笑顔でお別れした。こんなに優しい真乃さんが苦しむなんて、わたしは絶対にイヤ!

「ごめんね、ラビリン。もしかしたら、ラビリンのことを心配させちゃうかもしれない……でも、苦しんでいる人を放ってはおけないの!」
「大丈夫ラビ! のどかなら、真乃を助けると思ってたラビ!
 もちろん、のどかの血を無理矢理吸おうとするなら、ラビリンは全力で止めるラビよ? でも、真乃はそうじゃないラビ!
 それに、いざとなったらラビリンの血だって分けてあげるラビ!」

 ラビリンも、胸を張りながら強い笑顔を見せてくれた。
 いつだって、ラビリンはわたしのことを心配して、そしてわたしの意志を尊重してくれる。ビョーゲンズのダルイゼンにわたしの体を奪われそうになって、心から悩んでいた時もラビリンはわたしのことを気遣っていたよ。

「……だけど、その為にマスターさんたちに酷いことをするわけにはいきません……私が、我慢をすれば済む話ですから」

 真乃さんは頑なに断ってくれる。
 気丈に振る舞っているけど、綺麗な瞳からは涙をにじませているから、本当は今にもわたしの血を必要としているはずだよ。

「マスターさん……あなたたちは、わたしに血を吸われることが怖くないのですか?」
「怖くない訳がありませんよ! わたしだって苦しむのは嫌です……でも、それ以上にあなたが苦しむ姿を見たくありません!
 だって、わたしたちはパートナーだから!」

 真乃さんの問いかけに、わたしは本心を伝える。
 血を吸われることは、わたしの命が削り取られてしまうことだから、怖いに決まっているよ。
 だからって、真乃さんを見捨てていい理由にはならない。

 自分の体を犠牲にしてでも、誰かを助けなければいけない状況に覚えがあるよ。
 ビョーゲンズのダルイゼンも、キングビョーゲンから狙われた際にわたしの体に逃げ込もうとした。まだ小さかった頃のわたしの体に入り込み、そこから育ったダルイゼンだから、きっと助かると考えていた。
 でも、わたしはダルイゼンを助けていない。ダルイゼンは……いいや、ビョーゲンズは今まで多くの人を苦しめて、そしてこれからも地球を蝕もうとしている。
 守りたい人たちと、何よりもわたし自身のためにも……ダルイゼンを受け入れたくなかった。


 だけど、真乃さんはダルイゼンたちとは違う。
 真乃さんはプロデューサーさんから一方的に血を吸い取っていないし、プロデューサーさんの世界を蝕もうとも考えていない。
 何よりも、理不尽に誰かを傷付ける人じゃないから、わたしは助けてあげたかった。
 マスターとサーヴァントだからじゃない。わたしのパートナーになってくれた真乃さんだから、困っていたら助けたいの!

「……のどかー? のどかー?」

 わたしたちが見つめ合っている中、お母さんの声が聞こえてくる。

「わわっ!? 大変ラビ!」

 ラビリンはビックリしながら、ぬいぐるみのようにジッと固まっちゃった。
 ラビリンのことや、わたしがプリキュアになってビョーゲンズたちと戦っていたことはお母さん達には内緒なの! わたしたちだけじゃなく、他のみんなも同じなんだ。


 この聖杯戦争に巻き込まれてからも、わたしとラビリンの周りにはいつものみんながいたの。
 ちゆちゃん、ひなたちゃん、アスミちゃん、お父さんとお母さん、すこやか市のみんな……でも、この世界にいるみんなは、わたし達が生きる地球の人を元にしたNPCって呼ぶみたい。
 姿や声はもちろん、性格や好みだって全く同じだよ。でも、わたしの知っているみんなじゃない。

 ーーすこやか市って、どこなの? のどか?
 ーーなになに? もしかして、隠れた秘境をのどかっちは見つけたの~?
 ーーそのような場所があるなら、いつかわたしたちみんなで行ってみたいですね!

 ある日……ちゆちゃんとひなたちゃん、それにアスミちゃんにすこやか市のことを聞いてみたけど、3人とも知らなそうだった。嘘や冗談を言っているつもりはなさそう。
 ニセモノってことがとても寂しい。それにわたしが知っている本当のみんなが、今頃わたしを心配していると考えると胸が痛い。
 でも、わたしはこの世界にいるみんなを蔑ろにするつもりはないよ。ホンモノやニセモノかなんて関係ないし、みんながここで生きているのは確かだから。

「お母さん! わたしはここだよー!」

 だから、わたしはお母さんの声に応える。
 例え、わたしが知っているお母さんじゃなくても、ここにいるお母さんの思いやりは本物だから。

「あら? のどか、もしかして新しいお友達ができたの?」
「そうだよ! この人は櫻木真乃さん……とても優しくて、頼りになるお姉さんだよ!」
「ほわっ……櫻木真乃といいます! よ、よろしくお願いします!」

 お母さんに紹介すると、真乃さんはぺこりと頭を下げてくれる。
 もちろん、真乃さんがサーヴァントってことや、聖杯戦争に関することも秘密にしているよ。こんな危険なことを話したら、お母さんは絶対に心配するからね。

「そう! のどかのこと、よろしくお願いしますね! じゃあ、お近づきの印に、二人にプレゼントをあげるわ!」

 すると、お母さんは小さなラッピング袋を差し出してくれる。
 真っ赤なリボンと、ピンク色の袋がとてもかわいい! しかも、ちょうど二つもあるよ!

「ふわぁ~! お母さん、ありがとう! 袋を開けてもいい?」
「もちろんよ! 中身は開けてのお楽しみだから!」

 お母さんからラッピング袋を受け取って、わたしと真乃さんは目を輝かせる。

「じゃあ、一緒に開けましょうよ! 真乃さん!」
「う、うん! マスターさん!」
「マスターさん?」
「「あっ!?」」

 真乃さんの爆弾発言にお母さんは首を傾げちゃう。
 た、大変! お母さんは聖杯戦争のことを何も知らないから、ごまかさないと!

「ま、まぁ!? 素敵なスター! お空には、とっても……まぁまぁ、素敵なスターさんが輝いていますよね! 略して、マスターさん……って、ことですよね!? 真乃さん!」
「ほわっ!? えっと……そ、そうだよ! ここからなら、お星さまもいっぱい見えるから、二人で眺められて素敵だよね~! の、のどかちゃん!」
「……なんだかよくわからないけど、確かに今日は星空が輝いているわね! だから、二人へのプレゼントはお星さまに関するものなのよ!」

 とても強引だけど、お母さんは納得してくれたよね?
 気を取り直して、わたしと真乃さんはリボンを外してラッピング袋を開ける。中には、お星さまの形をしたクッキーがいっぱい入っているよ。


「ふわぁ~! カラフルで可愛いクッキー!」
「お、おいしそうです! 形もみんな整っていますし!」

 当然、わたし達はクッキーに目を輝かせる。
 ぬいぐるみのフリをするラビリンにも振り向いて、後でわけてあげるね! と視線を贈ると、ラビリンもにこやかな笑みを浮かべてくれた。

「そうよ! お母さん特製のクッキー! この街に引っ越してきた記念に、腕によりをかけて作ったのよ! ゆっくり、味わって食べてね!」
「ありがとう、お母さん! ……あれ? クッキー?」
「クッキー……?」

 お母さんからのプレゼントを手にして、わたしの中で何かが生まれるのを感じた。
 まるで、ピンチを乗り越えられる切り札を見つけたように、温かい期待が生まれたみたいな。
 真乃さんの目も輝いている。吸血衝動ではなく、あと少しで凄いアイディアを思いつきそうで……

 ーーほら! ここにクッキーもある! よければこれを食べてくれ

 真乃さんと視線が合った瞬間、夢の中で見たプロデューサーさんの思いやりが浮かび上がる。
 血の代わりに、甘くておいしいハロウィンのクッキーをあげることで真乃さんを助けることができた。
 クッキーを食べたおかげで、真乃さんは元気を取り戻している。

「「……これだ!」」

 わたしと真乃さんの声が重なった。
 やっぱり、わたしたちはパートナーだよね!
 それとお母さん、本当にありがとう!



 ◆



 私、櫻木真乃は夜の支配者・ヴァンパイアです。
 この度はアサシンのサーヴァントとして聖杯戦争に召喚されました。でも、私は戦いが得意じゃありません。
 吸血鳩のピーちゃんを呼び出したり、他の人の血を吸うことができますが、特別な魔法を使うことはできない……だから、マスターさんの力になってあげられません。
 なのに、私はサーヴァントになっちゃいました。私より年下の、花寺のどかちゃんという女の子がマスターさんです。


 むしろ、マスターさんの方が戦闘経験が豊富そうでした。
 使い魔……もとい、お友達のラビリンちゃんがマスターさんと気持ちを一つにすると、プリキュアという戦士に変身できるみたいです。
 でも、マスターさんは優しい子ですから、その力で誰かを傷付けようとは思っていません。心優しいマスターさんと出会えて良かったです。


 囚われた灯織ちゃんを救う為、別の世界からやってきたプロデューサーさんと雰囲気が似ていますね。
 私に血を吸われそうになっても、私のことを決して責めたりせず、むしろ私を心配してくれ
ます。
 マスターさんだけじゃありません。ラビリンちゃんも、私に血を分けてくれると言ってくれました。
 マスターさん達の優しさは嬉しいですけど……それに甘えて、一度でも血を吸ったら私は私じゃいられなくなるかもしれません。
 理性を失い、歯止めが効かなくなって……無差別に人を襲うヴァンパイアになる。そうなっては、プロデューサーさんの優しさを裏切ることになります。


 私の願い……灯織ちゃんやめぐるちゃんと一緒に、プロデューサーさんの世界に行くことです。
 プロデューサーさんにお礼を言って、別の世界の私達とたくさんお話ができるといいなと思っています。
 でも、それは聖杯に頼るのではなく、私達自身で実現させたいです。こんなことで向こうの世界に行けても、プロデューサーさんはガッカリします。


 私を気遣ってくれるマスターさんを守りたい。これが、私の願いです。


「クッキーみたいに甘いお菓子があれば、真乃さんは元気になります! だから、お菓子をいっぱい作れば、誰かの血を吸う必要がありませんね!」
「うん! プロデューサーさんから頂いたクッキーも、マスターさんのお母さんが作ってくれたクッキーも、本当に美味しくて……元気になります! むんっ!」
「それなら、これからはいっぱいお菓子を用意しましょうか!
 それと、わたしのことはマスターじゃなくて……名前で呼んでほしいです! だって、わたしたちはパートナーですから!」
「その通りラビ! ラビリンとのどか、それに真乃は3人でパートナー……これから一緒ラビ!」
「わかりました……のどかちゃん、ラビリンちゃん、よろしくお願いしますね!」

 私達3人はパートナーになったから、お互いに手を繋ぎあいます。
 彼女達の手はとても暖かくて、今も私を思いやっていることが伝わりました。
 だから、私も優しく手を包みます。二人が笑っていられるように。


 灯織ちゃんにめぐるちゃん。
 そして、私達を助ける為に別世界から来てくださったプロデューサーさん。
 みんなは今、どこで何をしていますか?
 私は、こんなにも素敵なパートナーと出会うことができましたよ。




【クラス】

アサシン

【真名】

櫻木真乃(ヴァンパイア)@アイドルマスターシャイニーカラーズ

【パラメーター】

筋力E 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運A+ 宝具C

【属性】

混沌・善

【クラススキル】

気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。
隠密行動に適している。完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【保有スキル】

吸血:C
吸血行為と血を浴びることによる体力吸収&回復。ランクが上がるほど、吸収力が上昇する。
ただし、彼女の場合は甘いお菓子を食べることで体力回復も可能。

【宝具】

夜の支配者(ナイト・オブ・ヴァンパイア)
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1

夜の支配者ヴァンパイアとしての本能を発揮した際に発動する宝具。
夜の闇の中、人間の血を吸ったことで理性が消失し、真乃自身が真に吸血鬼として覚醒する。
身体能力が向上する一方、日光に対する耐性が著しく低下し、浴びた瞬間に肉体が消失してしまう。

【weapon】

吸血鳩のピーちゃん。

【人物背景】

夜の闇が支配するとある世界。
人間が存在しないハロウィンの世界にて、夜の支配者ヴァンパイアとして生まれた心優しい少女。
ヴァンパイアとして生まれた故、衝動的に吸血衝動に駆られてしまうが、自分の意思で抑えることもできる。

絵の中に囚われた大切な友達を救う為、予言に書かれた異世界からの旅人……プロデューサーと力を合わせた。
友達との日常を取り戻した彼女は、役目を終えて帰還するプロデューサーを見送りながら再会を誓った。


【サーヴァントとしての願い】

パートナーとして、のどかちゃんたちを守りたい。


【マスター】

花寺のどか@ヒーリングっど♡プリキュア

【マスターとしての願い】

例え聖杯戦争を強要されようとも、みんなを守りたい。

【能力・技能】

勉強は得意だが、長い間病院で過ごしてきたことで体力は乏しい。
ただし、現在は人並み程度の体力はある。

キュアグレースへの変身。
ヒーリングアニマル・ラビリンと心を一つにすることで花のプリキュア・キュアグレースに変身することができる。
巨大なメガビョーゲン達の攻撃を受け止め、互角以上に戦えるほどの戦闘力を発揮できる。
ヒーリングステッキと合体したラビリンの意思で「ぷにシールド」というバリアを張ることも可能。
また、キュアグレースに変身した際、それぞれのエレメントをヒーリングステッキにセットすれば、エレメントに応じた技を出すことができる。

プリキュアの本質は「救済」であるため、彼女の決め技に他者を傷付ける効果はない。
ただし、ビョーゲンズのように誰かを蝕む呪いに対しては絶大な効果を発揮し、確実に浄化できる。
ゆめペンダントがあれば、ラビリンと合体して奇跡のフォーム・パートナーフォームに変身することも可能。

【Weapon】
ラビリン。
ヒーリングステッキ。
実りのエレメント、葉っぱのエレメント、花のエレメント。

【ロール】

普通の中学生。
ただし、登校先は別の中学校となっている。

【人物背景】

TVアニメ『ヒーリングっど♡プリキュア』の主人公にして、ヒーリングアニマルのラビリンと心を一つにしてキュアグレースに変身する少女。CVは悠木碧。
幼少期、ビョーゲンズの幹部ダルイゼンによって入院生活を過ごしており、家族や病院の先生などたくさんの人から支えられてきた。その恩返しとして、周りに対する親切心を心掛けている。
ある日から日常生活が過ごせる程度には回復し、すこやか市に引っ越すようになったことで彼女の運命は大きく変わる。ビョーゲンキングダムより現れたビョーゲンズによってすこやか市が蝕まれてしまい、街が危機に陥ってしまう。
ヒーリングガーデンよりやってきたラビリン達は奮闘するが、ビョーゲンズは止まらない。助けを求めるラビリンの前にのどかは現れて、ラビリンを……そして、みんなを守りたいという願いを持って花寺のどかはキュアグレースに変身した。

すこやか中学校に入学するようになってから、のどかはたくさんの出会いを果たす。
沢泉ちゆと平光ひなた、風鈴アスミとは強い友情で結ばれるようになり、共にヒーリングっど♡プリキュアとしてビョーゲンズと戦い抜いた。
戦いは進んで、ビョーゲンズとの最終決戦が訪れた頃、のどかの知らない所で異変が起きていた。ビョーゲンズの王・キングビョーゲンがダルイゼンを取り込もうと企み、逃亡するダルイゼンはのどかに助けを求めた……のどかの体に宿るという形で。
助けを求めるダルイゼンの手を反射的に払い、彼から逃げ出したのどかは葛藤してしまう。自分の身を犠牲にしてでも、彼を助けなくてはいけない……でも、また苦しむ思いをしたくないと考える自分は、優しい子ではないと。
そんなのどかの悩みと悲しみを受け止めたラビリンは、自分を犠牲にしてでもダルイゼンを助ける必要はないと励ます。ラビリンの思いやりにのどかは微笑み、迷いを振り切って立ち上がった。
そして、キュアグレースに変身したのどかは暴走するダルイゼンの命乞いを断り、長い因縁に決着をつけた。


のどか達はシンドイーネとキングビョーゲンの浄化も果たし、地球とヒーリングガーデンの平和を取り戻す。
だが、世界からは病気が消えた訳ではなく、これから人間達が地球を蝕む可能性にのどか達は気づいてしまう。過ちを反省し、すこやかな未来を実現させる為、自分達にできる地球のお手当てを考えることをのどかは誓った。
なお、ヒーリングガーデンに訪れた際、トロピカル~ジュ!プリキュアのキュアサマーこと夏海まなつとも面識ができた。


観光で東京に訪れたこともあり、ゆめペンダントをつけて自分の夢をVRとして映し出す「ゆめアール」技術も体験している。
その際、ゆめアールプリンセスの我修院カグヤを救う為、プリキュア5のキュアドリーム達と出会い、のどか達は奮闘した。

【方針】

みんなを守るための方法を見つけたい。
また、真乃さんが誰かの血を吸わなくても済むよう、まずはお菓子を作る。
ただし、いざという時は真乃さんに血を分けてあげる。

【備考】
『映画ヒーリングっど♡プリキュアゆめのまちでキュン! っとGoGo! 大変身!!』終了後からの参戦です。
沢泉ちゆ、平光ひなた、風鈴アスミなどすこやか市に関わる人物がNPCとして配置していますが、すこやか市については知りません。ぺギタン、ニャトラン、ラテがいるかどうかについては不明です。

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最終更新:2021年07月06日 18:22