ある日の午後二時。
 私、宮美一花は近くのデパートで買い物をしていた。

「掃除用品や洗剤を買えたし、食材も大丈夫ね!」

 生活必需品をビニール袋に詰め終わると、私はデパートを後にする。
 いつもなら、姉妹みんなでショッピングをするけど、今日は私一人だけ。妹たちは、家で掃除や洗濯をしているわ。
 だって、今は不用意に外を出歩くことは危険だから。

「買い物が終わったから、早く帰らないと……」

 私が過ごしているこの街は、いつもの街じゃない。
 建物や周囲の道、そして歩く人たちはよく似ているけど、私が住んでいる街とは違う。
 ここは聖杯戦争の舞台となった街。この世界に呼び出されて、私は聖杯戦争のマスターにされたの。


 気が付いたら、私の頭の中にたくさんの情報が流れ込んでいた。
 願いを叶えてくれる聖杯。
 聖杯を獲得する為、命を賭けた戦いをすることになった私。
 作られた世界の中で生活しているNPCと呼ぶ人たち。
 歴史に名を遺すほどの偉業を果たした英雄が、たくさんの想いを受け取って、精霊になって召喚されたサーヴァントと呼ぶ存在。
 マスターとサーヴァントはパートナーになって、この聖杯戦争で戦うことになる。


 何が何だかわからない。
 ただの夢と思いたかったけど、これは紛れもない現実だと思う。
 だって、私の手のひらには赤い紋章……令呪が刻まれているから。
 この令呪はサーヴァントと契約を果たした証。マスターとして、私が令呪に念じればどんな命令でも聞いてくれるみたい。
 でも、私はこんな悪趣味なものを使うつもりはないわ。相手の意思を無視して、言うことを聞かせるなんてひどすぎる!

「……怪しい人は、いないわよね」

 周囲を注意深く見渡しながら、私は道を歩く。
 見たところ、私を狙っている人影はなさそう。でも、不審者はどこに潜んでいるのかわからないから、警戒を怠ってはいけないわ。
 今日だって、私一人でデパートに向かったのも、妹たちが巻き込まれないようにする為よ。

「一花ちゃん、一人で大丈夫なの? デパートにも人がいっぱい集まって大変だよ!」
「せや! ソーシャルディスタンスって言うたけど……一花だけを密に巻き込むのも、あかんよ!」
「一花姉さんが言うように、このご時世だから不安になるのもわかります。でも、一花姉さん一人に負担をかけるのも、悪いですよ……」

 三風も、二鳥も、四月も、みんなが私を心配してくれた

「いつものデパートだし、あらかじめ買うものを決めておけば、時間もかからないわ! 混雑する時間も避けているし、心配しなくても大丈夫よ!」

 私はそう説得している。
 しばらくの間、密を避ける為に買い物は私一人が担当すると話したわ。今後は、学校や買い物のように必要なこと以外で、不用意に外を出歩かないルールも決めたの。
 でも、図書館のような公共の施設に行く場合、事前に伝えれば外出OKにしているわ。宿題で本を借りる時もあるから、そういう時はきちんと出かけないとね。
 もちろん、妹たちに聖杯戦争のことは一つも話していないわ。こんな危険な戦いに、大切な家族を巻き込みたくないもの。

「本当に、どうしてこんなことになったのかしら……」

 私はため息をついちゃう。
 いつもだったら、妹たちの為の買い物はとても楽しいはずだった。大変だけど、家族と一緒に暮らせる喜びの方がずっと大きいわ。
 なのに、聖杯戦争という訳のわからない戦いに関わるなんて、冗談じゃないわよ。


 私たちの家には妹たちがみんな住んでいる。
 でも、彼女たちの正体について聞くことが怖い。本物の妹たちが命の危険に晒されるなんて考えたくないし、NPCだったとしても妹たちが傷付く姿は見たくない。
 そして、もう一つ。もしも、何かの拍子で私が人の命を奪って、それを妹たちに目撃されてしまったら……二度と私は家に戻れなくなる。
 聖杯の願いなんて関係ない。私が、私自身のことを一生許せなくなっちゃうの。


 考えるだけ、不安が積み重なっていく。
 不幸中の幸いは、私を守ってくれるサーヴァントが悪人じゃないってことかしら。

「待っていたぜ、マスター!」

 デパートを出ると、私のサーヴァントがまぶしい笑顔で出迎えてくれた。
 人気アイドルグループのリュミファイブのメンバーに匹敵するほど、顔がとても整っていて、今だって周りからの視線を集めている。
 背中で長くまとめられたパープル色の長髪と、アラビア風の衣服も相まって、余計に目立っちゃうわ。肌は褐色で、イケメンの外国人というイメージを与えちゃう。
 でも、彼こそが私のサーヴァント。アサシンのクラスで召喚されて、名前はホークアイよ。

「買い物は終わったのかい?」
「ええ。必要なものは全部揃えたわ」
「そいつはよかった! じゃあ、荷物ならオレが持ってやるよ! 女子に荷物持ちをさせるなんて、男の風上にも置けねえからな」

 ホークアイは、いかにもキザな言葉を口にしてくる。
 私が目立たないように、彼にはデパートの外で待ってもらったわ。あと、マスターとサーヴァントかもしれない人を探すためにもね。

「結構よ! これくらい、私でも持てるわ!」
「そうか? なら、代わりに家までエスコートをしてやるよ。お姫様を守るナイトとして、な!」
「はいはい! 最初からそうするつもりだったでしょ? だったら、怪しい人がいないか注意してちょうだい!」

 つかみどころがない態度だけど、私は適当にあしらう。
 ただ、いざという時の為にも、彼には周囲を見渡してほしいことは確かよ。人間の私じゃ戦えなくても、サーヴァントのホークアイなら敵に立ち向かえるから。

「それにしても、このトウキョウって街は本当に賑わっているな。お宝のにおいもプンプンするぜ!」
「言っておくけど、変なことを考えるのはやめてよね! あんたが何かしたら、困るのは私なのよ?」
「大丈夫! オレがターゲットにするのは、悪どい商売で人々を苦しめるヤツだけさ! オレは義賊……真面目に働いている人たちを苦しめるマネはしないから、安心しな!」
「そういう問題じゃないわ! 義賊だか何だか知らないけど、誰が相手でも窃盗罪になるの!」
「ハッハッハ、マスターは手厳しいねえ! でも、愛しきマスターの頼みだ……オレの仕事は当分の間、お預けとさせて頂くかな?」

 ホークアイは相変わらず気取った態度よ。
 人通りが減ってきた頃でよかったわ。こんな会話を大通りで見られたら、絶対に怪しまれるもの。


 ホークアイは砂の王国ナバールで盗賊として育ったみたい。
 盗賊といっても、弱い人たちからお金を奪わないわ。誰かを傷付けて、財産を奪う悪人をこらしめる義賊なの。
 だから、お店で万引きはしないと思うわ。悪人からお金を盗まれてもイヤだけど……

「盗みは仕事なんて言わないわ。立派な犯罪でしょ」
「確かにな。でも、オレはそうやって生きていくしかなかったのさ。マスターはどうだったのかわからねえけど、オレ達の世界じゃまっとうに生きられなかった人間も多い。
 圧政に苦しめられて、日々の生活さえもままらなかったのさ。そんな人たちを助けるため、オレは……いや、オレ達ナバール盗賊団は、この道を選び続けてきた」

 今までとは打って変わって、ホークアイの表情はとても真摯だった。
 彼の言葉は、私の胸に大きく響いた。私だって、まっとうに生きられなかったことがあるから。
 施設で育った私は、差別を受けた時期があったの。学校で何かトラブルがあると全部私のせいにされて、どれだけ違うと叫んでも大人は信じてくれず、すっかり私はひねくれちゃった。
 とてもくるしくて、みんなのことが大きらいになって、不良になって悪い遊びをたくさん知っちゃったわ。
 やがて、施設にも夜おそくまで帰らなくなった。そのせいで、施設から追い出されて……私は里親さんに引きとられた。

「誰に何を言われようとも、オレはオレが歩いてきた道を誇りに思う。
 我が友イーグルやオレを拾ってくれたフレイムカーン様、オレと共に戦ってくれた仲間達、そしてジェシカ……みんなはオレにたくさんの宝物をくれたから、オレはそれ以上の宝物を分け与えたいと願っているぜ?」
「……だから、あんたは義賊でいるの? それが、一生続けられるとは限らないのよ」
「それでも、オレ達はこの道を選び続けるさ! 誰か一人にでも、苦しみから立ち上がるきっかけを与えられれば、充分だ」

 そう言いながら、ホークアイは誇らしげな笑みを見せてくれる。
 とてもまっすぐで、明るくて、私の大好きなお姉ちゃんーー千草ちゃんみたい。
 私よりも年上で、変わってる人で、それでいて元気な笑顔を見せてくれる。
 千草ちゃんは両親の行方がわからなくて、ホークアイもお父さんとお母さんがいない。二人とも、里親さんに引きとられて育ったから、境遇がとても似ているわ。
 もちろん、ホークアイのやっていることは私たちの社会じゃ許されない。どれだけ苦しんでいる人がいても、盗みを働いていい理由にはならないわ。
 でも、ホークアイのことはきらいじゃないの。完全に信用している訳じゃないけど、彼が悪人じゃないことは確かだから。

「盗賊だから、警戒するのはわかる。だけど、オレがマスターを守りたいって気持ちは本当だ。サーヴァントだからじゃない、オレ個人の意思としてだ」
「そう。なら、頼りにさせてもらうわよ」
「任せろって! 何だったら、オレに惚れたっていいんだぜ? この世界から脱出して、マスターが大人になったら……いつでもプロポーズを受けてやるとも!」

 やっぱり取り消すわ。
 今の言葉で、ホークアイに対する信用はガタ落ちよ。

「……あのねえ。私が『はい』って言うとでも思ったの!?」
「照れなくてもいいんだぜ! オレとマスターはデートの真っ最中だろ?」
「で、デートぉ!? そんな訳ないでしょ!」

 ホークアイはおもしろそうに笑うけど、私は思わず叫んじゃう。

「そうだったのか? 今だって、こうして帰り道を一緒に歩いているじゃないか!」
「私は買い物をしているの! 言っておくけど、妹たちに何かしたら私はあんたを許さないからね!」
「冗談だよ! オレはマスターを守るために召喚されたからな……失礼なことをするつもりはこれっぽっちもないぜ」

 手の平で遊ばれているようで、なんだかとてもくやしい。
 冗談だと笑うけど、ホークアイはナンパ癖がある。元の世界のホークアイは女の人に声をかけることが多かった。
 だから、妹たちに声をかけないか心配よ……

「でも、オレに気があるなら、いつだって声をかけてくれても構わないぞ?」
「…………まったく。
 って、あら? あんな所にジェシカさんがいるわよ! ホークアイのことを見ているけど……」
「な、何!? ジェシカ!? いや、これはその……」

 わざとらしく口にすると、ホークアイは一気に慌てちゃう。
 当然、私が指さす先には誰もいないわ。

「……おいおい。マスターも人が悪いじゃないか! うそつきはドロボーの始まりっていうだろ?」
「冗談に決まってるでしょう? それに、あんたにそんなことを言われたくないわ」
「すでにドロボーの場合は、うそをつかないんだぜ!」
「どうかしら? ずいぶんとジェシカさんを困らせていたみたいだけど」
「……ハハッ。そういえば、マスターは夢で俺の過去を知っているんだっけな」

 私がしたり顔で笑うと、ホークアイも困ったように笑っちゃう。
 仕返しのつもりだったけど、ジェシカさんという人にホークアイは頭が上がらないみたい。
 子どもの頃から、ホークアイとジェシカさんはずっと一緒に育ってきて、とても仲がいいの。イーグルさんも二人の仲を認めていて、自分の代わりにジェシカさんを守ってとホークアイにお願いしたの。
 でも、ホークアイは相変わらず女の人を口説いていて……そんなホークアイをジェシカさんはジト目で睨んでいたわ。

「ええ。全部じゃないけど、私はホークアイのことは知ったつもりよ。だからこそ、あんたのことを信用したいの!」
「そっか! それじゃあ、デートの続きということで……」
「調子に乗らないで! まだ、買い物が残っているのよ」
「買い物? まだ何かあるのか」
「布団屋さんに行って、ホークアイの分の布団も見に行くのよ。ホークアイだって、ちゃんと寝ないといつか体を壊すわ! あなたの為にも、ちゃんとした布団を探しに行くの」

 ホークアイはサーヴァントだけど、休みが必要よ。
 もちろん、姉妹の部屋に入れる訳にはいかないから、妹たちが寝てから一階の居間で休ませてあげるの。家には4人分の布団しかないから、新しくホークアイの布団を用意しないとね。
 ホークアイを隠すためにも、当分の間は私が早起きをすることになるわ。

「暖かい心遣い、感謝するぜ! マスター!」
「念を押すけど、私たちの家に勝手に入るのは禁止よ! ご飯だって、あなたの分も作ってあげるけど、みんなが食べた後になるからね」
「わかっているさ! 女子のくらしをのぞくようなサイテーなマネはしない……遠くから、マスターたちのことを守ってやるとも」

 相変わらず、ホークアイはキザな笑みを浮かべていた。
 私だって、ホークアイに失礼なことはわかっているけど、妹たちを不安にさせたくないの。男の人が家に入ってきたら、戸惑うに決まっている。
 でも、いつかは妹たちに聖杯戦争のことを話す時が来るかもしれない。

「ねえ、ホークアイ。もしも、私の妹たちが聖杯戦争のマスターだったら……どうするつもり?」
「マスターと一緒に、守るに決まっているだろう? これも、うそじゃないぜ!」
「……ありがとう。そう言ってくれて、ホッとしたわ」

 私は胸をなでおろす。
 ホークアイはキザだけど、誠実なことは確かよ。イーグルさんやジェシカさんたちの信頼を受けて、世界を守るために戦ったから。
 当然、ナンパは禁止させないとね。


 不安なことは多い。
 だけど、いつまでも落ち込んでいたら、妹たちを守ることはできない。だって、私は宮美家の長女だから、しっかりしないと。
 三風たちは私を大好きと言ってくれたし、私もみんなが大好きよ。だから、私はみんなの期待に応えられるお姉ちゃんでありたい。
 私たちを守ってくれるサーヴァント・ホークアイの顔を見ながら、心の中で強く誓った。


【クラス】
アサシン

【真名】
ホークアイ@聖剣伝説3 TRIALS of MANA

【属性】
中庸・善

【パラメーター】
筋力:C+ 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:A 宝具:B

【クラススキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

投擲:A
ダガーを弾丸のように放つ能力。
その威力と命中精度は非常に高く、標的が闇に潜もうとも確実に命中させる。

気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【保有スキル】
アヴェンジャー:B
大魔術師グラン・クロワの導きから、砂の王国ナバールで手に入れた信頼のオーブで覚醒した闇の最上級クラス。
敵のステータス弱体化及び高火力のスキルを併せ持ち、迅速かつ確実に敵を仕留めることができる。

ダークゾーン:B
戦闘中、対象とした敵の攻撃スキルを減少させる。

【宝具】
『鎖縛斬』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:‐ 最大補足:1人
闇の中より発射させた無数の鎖で敵を縛り、膨大な闇のエネルギーを込めた両手剣で斬りかかるホークアイの必殺技。
その拘束は何者にも破ることができず、また炸裂した闇は標的を確実に飲み込んでいく。

【Weapon】
アグニ

【人物背景】
砂漠の嵐と崇められるナバール盗賊団のシーフで、盗賊団でも1,2を争う技量を誇る。
天涯孤独だったが、ナバール盗賊団の首領・フレイムカーンに拾われて育つ。フレイムカーンの息子イーグルと、彼の妹のジェシカとは家族同然に育ち、ジェシカからはよくなつかれている。
表向きはひょうきんかつロマンチストな性格で、行く先々で女性を口説くことが多いが、本当は義理深い性格。弟分のニキータを救う為に頭を深く下げたり、また美獣イザベラに操られた仲間のビルとベンを助けようと必死に呼びかけるなど、本質的には熱い。

フレイムカーンがイザベラを右腕にした時から、ナバール盗賊団の様子が大きく変わった。
ナバール盗賊団は義賊であることを捨て、風の王国ローラントを侵略するというイザベラの宣言に異変を感じたホークアイは、親友のイーグルと共に調査する。
そこでイザベラが魔術でフレイムカーンを洗脳し、影から盗賊団を乗っ取っていたことを知る。だが、美獣としての正体を現したイザベラは魔術を用いてイーグルを洗脳し、ホークアイと戦わせた末に殺害する。

美獣によりイーグル殺害の罪を被せられたホークアイは、地下牢に投獄されてしまった。
ホークアイは美獣に立ち向かおうとするも、ジェシカにも『死の首輪』と呼ばれる呪いのアイテムを仕込んだと美獣は笑う。『死の首輪』によって、美獣を殺せばジェシカも命を落とすと知ったホークアイは戦えなくなり、またジェシカにもイーグル殺害の真相を伝えることができなくなった。
だが、ニキータの助けによって地下牢からの脱走に成功したホークアイは、イーグルとの誓いを果たすため……そして、ジェシカを呪いから救う方法を見つけるために、聖都ウェンデルに向けて旅立った。

旅の中でホークアイは仲間と出会い、マナの剣と精霊について知る。その力があればジェシカを救えると希望を抱いた。
そして、仲間と共に力を合わせて、風の王国ローラントの奪還とニキータの解放に成功する。だが、火炎の谷ではかつての仲間だったビルとベンを失い、ジェシカを人質にされてしまう。
美獣によってジェシカが炎に投げ込まれそうになった瞬間、駆けつけたニキータのサポートでジェシカを助け出す。その後、ニキータによってジェシカはオアシスの村ディーンにて療養することになる。

戦いは激化する中、フォルセナの図書館にて出会った大魔術師グラン・クロワから、世界を破滅に導く大魔女アニスの存在を知る。
アニスに対抗する為にはクラス4にクラスチェンジが必要と聞いたホークアイは、砂の要塞ナバールに訪れる。要塞にはニキータを始めとしたかつての仲間たちが集まっており、ジェシカも回復していた。

ナバール盗賊団の再建のため、イーグルが隠した財宝を見つけようとホークアイたちは火炎の谷に訪れる。
財宝の中に含まれていた信頼のオーブには、亡き友イーグルのメッセージが遺されていた。
宝で盗賊から足を洗い、ジェシカと共にまっとうな道を歩いてほしい……ホークアイと共に過ごした日々は、誰にも奪えない最高の宝だった、と。

イーグルのメッセージをジェシカに伝えるも、ジェシカは兄が愛したナバールを守るとホークアイに誓った。
絆と誓い、大きな信頼を胸にしたホークアイは新たなるクラスチェンジを果たし、仲間たちと共に大魔女アニスを打倒する。
そして、マナの聖域を蝕む超神との戦いにも勝利し、ホークアイたちは世界の平和を取り戻した。

【サーヴァントとしての願い】
マスターを守るために影から戦う。

【マスター】
宮美一花@四つ子ぐらし

【マスターとしての願い】
頼れるお姉ちゃんとして、妹たちの期待に応えたい。

【ロール】
普通の中学生。
宮美家の長女として過ごしています。

【能力・技能】
運動神経が抜群で、バスケットボールが得意。
また、家事全般の経験も豊富で、数学でも高得点を取れるほどに計算力が優れている。
度胸はあるけど、実はおばけが苦手。

【人物背景】
宮美家の長女。
誕生からすぐに施設で育つも、周りから差別されて一時期は不良になってしまう。
しかし、里親に引きとられた先で出会った少女・千草との出会いで立ち直った。バスケットボールや勉強も励むようになり、自立の練習として『中学生自立練習計画』に参加する。
そこで生き別れになった3人の妹……三風・二鳥・四月と出会い、宮美家の長女として妹たちを守るようになった。

【方針】
妹たちのためにも人を傷付けたくないし、また令呪を使うつもりはない。

【備考】
少なくとも、宮美家の姉妹に自分の過去を話した後の参戦になります。

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最終更新:2021年07月07日 21:03