【CLASS】
アーチャー
【真名】
ガンヴォルト(オルタ)
【出典】
蒼き雷霆ガンヴォルト爪
【属性】
混沌・悪
【パラメーター】
筋力D 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具B
【クラススキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:A+
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクA+ならば、宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合ではない限り単独で戦闘できる。
ご存じビーストの持つ単独顕現の下位互換スキルであり、この適性が高いのはあるいはその素質を見込まれての事か。
【保有スキル】
第七波動(セブンス):A-
やがて現人類を少数派(マイナーズ)として駆逐する存在。
霊能力者や霊獣を超える第七階梯の波動を所有する新人類、第七波動(セブンス)能力者であることを示すスキル。
新人類でありながら古代ゆかりの宝剣や魔術式に高い感能力を示す彼らは、出自の新しさに関わらず神秘に高い適性を持つため魔力の変換効率が向上する。
自己回復(雷):A-
電力会社を中心とした巨大複合企業体が目を付けた新エネルギー、蒼き雷霆に由来するスキル。
微量ながらも魔力が毎ターン回復する他、同ランク未満の電撃攻撃を受けた際に電力を魔力に転換可能。
同ランク以上の電撃攻撃を受けてる最中、或いは水中など電気が散る状況下ではこのスキルは無効化される。
破壊工作:C+
戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
ただし、このスキルが高ければ高いほど英雄としての霊格は低下していく。
忠誠忘却:D
己が壊滅させた多国籍能力者連合ゆかりの地、タシケントにて召喚されたアーチャーに課せられた呪い。
アーチャーは多国籍能力者連合エデンを壊滅させ、出国した後の己の記憶を認識することができない。
一度はエデンともども己が否定した皇神グループの翼を纏うことがあれば、特に。
【宝具】
『蒼き雷霆(アームドブルー)』
ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100
南米の奥地で発見され、アーチャーに移植された世界初の第七波動(セブンス)。電子を自在に操る能力であり、電子機器の操作や雷撃の放出が可能。
戦闘中は主に雷撃鱗(ライゲキリン)と呼ばれる雷撃を展開して戦うほか、己の毛髪を相手に撃ち込む事で雷撃の誘導・射程の延長を行う。
また、雷撃鱗展開中はアーチャーの周囲に実弾攻撃を弾く雷撃の膜が展開される他、電磁浮遊によるホバリング機動が可能。
また、真名解放と詠唱を行うことでスペシャルスキルと呼ばれる必殺技を展開し、雷撃の剣や鎖による瞬間的な火力を産むことが可能。
雷撃鱗を展開していない際はペンダントの効力により電磁結界(カゲロウ)と呼ばれる防衛機構が働き、神秘の低い攻撃を受けた際自動的に多大な魔力を消費し、己を電子の揺らぎに変換、攻撃を無効化する。
弱点としては高位の神秘による攻撃、雷撃鱗展開中のカウンター、電磁結界による魔力切れ狙いの連続攻撃などの他、
水などの電解質に浸かった状態で能力を使用した際に電気に変換した魔力を瞬間的に消費してしまい、オーバーヒートと呼ばれる電力枯渇状態となる事である。
『満ち行く希望(フィルミラーピース)』
ランク:B 種別:対絆宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
アーチャーの本来の宝具『新たなる神話(プロジェクト・ガンヴォルト)』がタシケントにおける召喚の際変異した宝具。
楽園(エデン)の主パンテーラの夢幻鏡<ミラー>による精神感応が残っているのか、
アーチャーに屠られた有象無象の能力者の怨念が彼に呪いを掛けたとでもいうのか、
それとも、アーチャーの執念が宝具になったとでもいうのか。
彼の愛した人間、シアンの力を封印したミラーピースと呼ばれる鏡片が宝具となって顕現されることとなった。
アーチャーが他サーヴァントと交戦した際、その威信(クードス)がピースの不足を補うデータとしてミラーピースに蓄積される。
蓄積された威信(クードス)を蒼き雷霆に上乗せて消費し、真名解放と詠唱を行うことでCランク相当の支配者特攻スキル『ネガ・ドミネーター(偽)』を発揮し、スペシャルスキル『グロリアスストライザー』を開放可能。
およそ7騎分の十分な交戦記録が蓄積されたのち、適合を無視し心の繋がりによって一度のみ、電子の謡精(サイバーディーバ)の能力を己の中に開放可能。
あくまでアーチャーの心の中に彼女の歌が響くため、対外的な能力は発揮できないが、スーパーガンヴォルトと呼ばれる強化形態に至ることは可能。
もっとも、アーチャー最大の目的である今の彼女の声が聞こえるのか、それともあくまで再現された歌が聞こえるのかは不明。
【weapon】
ダートリーダー
アーチャーの毛髪を特殊コーティングし、避雷針(ダート)と呼ばれる専用の弾に変換して発射する電磁投射銃。
電撃を誘導することが目的なため、威力は抑えられている。
【人物背景】
ガンヴォルト、通称GV(ジーブイ)と呼ばれている。
全ての能力者を管理下に置かんとする巨大企業皇神(スメラギ)、全能力者の強化による無能力者への反乱を目論んだ多国籍能力者連合エデンの野望を打ち砕いた14歳の少年。
能力者の命運を左右する電子の謡精(サイバーディーバ)の能力者シアンを開放して以降は彼女との日々に温もりを感じ、彼女を取り戻すために戦うこともあったが、戦いの末彼女との日常は失われることとなった。
本来このガンヴォルトはエデンゆかりの地タシケントのみで召喚されるオルタナティブであり、数多の因果が収束する界聖杯(ユグドラシル)により可能性の一つとして変則的に東京に召喚されたサーヴァントとなっている。
彼本来の霊基から皇神・エデンから危惧された集団総意の秩序や翻意を単独のみで打ち砕く有り様が誇張・抽出され、特殊スキルの付与・宝具の変異として現れており、彼がエデン戦後(蒼き雷霆ガンヴォルト爪・最終戦以降)の記憶を知るすべはない。
オルタナティブでありながら人格面は汎人類史の当時の彼と相違が無いのは、その危うい在り方は誇張されたものではなく、本来の人格故と言う事である。
彼としては己の変異より、エデンとの決戦以降の電子の謡精(サイバーディーバ)の能力者の無事の声が聞けないことが恐ろしい。
【サーヴァントとしての願い】
彼女(シアン)の声をもう一度聞きたい。
【参戦時期】
ガンヴォルト爪・エデンにおけるアキュラ戦直後
最終更新:2021年07月29日 01:58