【クラス】

ランサー

【真名】

ベルゼバブ

【出典】

グランブルーファンタジー

【属性】

混沌・悪

【ステータス】


筋力A+ 耐久A++ 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具A++

【クラススキル】


対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。

【保有スキル】


特異点:B
世界の中心にして進化を加速させる特記人物。世界の運命を左右させる役者そのもの。
その世界観の中に於いては非常に強い意味を持ち、因果や運命にすら作用するものであるが、当企画では多種多様な世界観の人物が入り混じる上に、
そもそもランサーがいる世界群とは全く異なる世界である為か、元の世界程大それた意味は持たない。
その為今回ではこのスキルは、あらゆる状況に於いて優先的に有利な判定が舞い込む程度のものとなっている。また、本来的な意味での真なる特異点は別に存在する為、彼らと比してそのランクは落ちる。

唯我独尊:A+
天上天下唯我独尊。我こそ最強、我こそ至高。それ以外の者は取るに足らない羽虫同然。
異常なまでの自己愛とエゴイズム、そしてその凄まじい精神的強度と、それを維持する不撓不屈の精神性。そのメンタリズムは、世に名を轟かせる聖人や独裁者達のそれと比較しても遜色ない。
同ランク以下の精神攻撃を完全に無効化し、またスキルランク相当の勇猛スキルを兼ね備える。

無窮の武練:A++
ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
2000年もの永きに渡り戦いを続ける事によって獲得した経験値は、単純な肉弾戦に限って言えば、他の追随を許さぬ程のレベルにまでランサーを昇華させるに至った。

戦闘続行:A
往生際が悪い。瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
生きているのが不思議な状態であったにもかかわらず、その状態から、当代きっての戦闘能力の持ち主達の連携を容易く凌いだばかりか、圧倒した事もある。

星晶獣:A-
数千年の昔、彼方よりやって来た星の民と呼ばれる種族によって創造された、星の民に対しての奉仕種族。星晶獣であるかどうか。基本、作成時期が初期に遡れば遡る程高位の星晶獣である。
ランクAは星晶獣の中でも最高位、即ち最初期に創造されたグループであるところの、天司と呼ばれる者達に相当する。
通常星晶獣は人智を超えた身体スペックや戦闘能力を発揮するのもそうだが、各々が司る権能のような物を振るう事が可能。
天司はその権能の中でも、極めて広範かつ根源的な要素について力を及ぼす事が出来る。ただランサーは、その天司型星晶獣の中でも特に上位のスペックの星晶獣コアを埋め込まれている。
つまりランサーは成り立ちからして純正の星晶獣ではなく、彼らの活動を保証するコアを埋め込まれ、後天的に星晶獣の要素のみを獲得した存在となる。
それ故に星晶獣の持つ権能を振るう事は出来ず、代わりに星晶獣としての要素は、任意で展開可能な鋼の翼及び、類稀なる耐久ステータス。そして、即死攻撃への耐性と言う形で表れている。
また、元が星晶『獣』と言う存在の為か、サーヴァント化した今では獣に対する特攻を受けるようになり、同時に、ランサーに埋め込まれた星晶獣のコアは『天司』のそれでもある為か、天使と呼ばれる存在への特攻も受け付けるようになってしまった。

【宝具】


『滅尽滅相・混沌招来(ケイオスマター)』

ランク:A++ 種別:対人・対摂理宝具 レンジ:10 最大補足:1~10
ランサーが生前振るっていたとされる槍であり、2000年もの間、幽世の者達が蔓延る赤き地平に於いて絶え間なく戦い続け殺し続けた結果、その槍が変質したもの。
厳密にいえばケイオスマターとはこの槍の銘でも名前でもなく、星の民の間で用いられていたある種の学術用語であり、それがあると仮定すれば、
理論の話を進めやすいと言う理由から使われていた、理論上存在はするだろうがその実在を誰も観測出来なかった、代数のような存在。今でいうダークマターとかと同じものだった。
つまりこの宝具は、その机上の空論の中での物質が、ランサー自身が幽世の者と戦い続けた事により実在を証明されてしまった存在と言う事になる。

その本質はあらゆる因果や摂理を侵食し、腐らせる事にある。創造主によって不滅や不死が定められている存在ですら、この槍に貫かれ致命傷を負えば死亡ないし消滅が確約される。
ランク以下のあらゆる加護・防御・再生・不死などに纏わるスキルを無効化するだけでなく、粛清防御や因果に作用して攻撃を防ぐ類のものすら判定と内容次第で貫通する。
生前この槍を用いて、原初の星晶獣にして不老不滅の存在である、天司長ルシフェルを殺害した逸話から、ことに不死・不滅の存在に対しては特攻以上の効果を得、
獣性や神性スキルを保有するサーヴァントや存在について、追加のダメージやクリティカル等の判定を得る。
またこの宝具はランサーの意思で、槍の一部を欠けさせ、そこから違う武器の形、双剣や大鎌と言った形に変形させて任意の存在に分け与える事が可能。
勿論その分け与えた武器もまたケイオスマターである為か、この宝具と同等の性質を得る事となる。但しケイオスマターは、ランサーをして貴重な代物と言わせしめるものであり、
分割すればその分槍のサイズも縮小される。故に、ランサーが計画上与えた方が良いと考えた存在にしか、ケイオスマターの分譲は現状行わないであろう。

『漆黒の棘翅(バース・オブ・ニューキング)』

ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:10 最大補足:1~10
天司型の星晶獣のコアを埋め込まれた事によってランサーに発現した、重厚そうな雰囲気の鋼の羽。
見た目通りの堅牢さを誇り、ランク以下の宝具では傷一つ負う事もなく、それ以上の攻撃力や威力の宝具攻撃にしたとて、破壊される可能性は相当に低い。
魔力によって負った傷は回復に当てる事が出来、物理的・魔術的な攻撃に対する防御能力は圧倒的。
また防御能力と同じかそれ以上に、攻撃能力にも秀でており、見た目通りの重量を誇るこの羽を高速で叩きつければ大抵のサーヴァントは致命傷或いは即死。
少し離れた所で、羽そのものを超高速で射出させる事でダメージを負わせるなど、遠近共に隙がない。またこのような空気・飛行・航空力学的にも飛翔は不可能な羽であるにもかかわらず、これを用いて空を飛ぶ事も可能となっている。

だがこの宝具の真価は別にあり、ランサーはこの宝具から舞い落ちた羽を使う事で、武器を創造する事が出来る。
この宝具によって創造された武器は、ケイオスマターで生み出された宝具とは違い当然の事、因果や摂理に対する侵食効果はない。
また、武器をいくら創造したとて、この宝具に関して言えば元のスペックから弱体化はせず、武器の元となる羽を生み出す魔力と、その羽を武器に形成するのに必要な魔力の消費のみ。
この羽で作られた武器はアストラルウェポンと呼ばれ、地水火風に闇・光のそれぞれ6つの属性を内包しており、手にした人物の筋力ステータスをワンランクアップさせ、+の補正を一つ追加する。
本来このアストラルウェポンもまた、然るべき手順を踏んで強化をすれば、高ランク宝具そのものに至るのだが、現状その強化手段はないので、極めて便利な礼装程度に使い勝手は留まる。

……完全な余談だが、ランサーは、自分の羽が武器の強化に使われ、それがアストラルウェポンだとか呼ばれている事実を、サーヴァントになって初めて知ったらしい。
思い当たるフシはあるらしく、しかもそんな事をやりそうだと言う人物も、一人だけ知っていると言う。

+ 『地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─』のネタバレを含みます

『混沌招来・赤き地に響き轟け我が威名( Chaos Matter Red Horizon Beelzebub )』

ランク:A+ 種別:対人(自身)・対摂理宝具 レンジ:0(対人)、999 最大補足:1~1000(上限なし)
 ───分解したケイオスマターを呼吸術、覇気、星辰光、ベルゼバブはこの地で得た各能力で自身の肉体の一部に再構成。
 ケイオスマターの概念侵食、不死腐食効果範囲をベルゼバブ自身に再設定された、混沌の具象。
 サーヴァントの法則に反した、あまりに無理やりな急造であった為、使用時は肉体への反動───
 新西暦で言うところの基準値と発動値の差が激しすぎるのだが、ベルゼバブは当然無視している。ランクが一時的に下降してしまったのもその影響である。

 赫怒の救世主ヘリオスを参考に、彼を討ち滅ぼすべく造られた宝具。
 基礎出力、不死勢も大幅に上昇しているが───比翼なき身は極晃星に至る事は、絶対に無い。

【weapon】


滅尽滅相・混沌招来:
上述の宝具。三次元空間にその姿はなく。ランサーが出ろと思えば、空間を突き破るようにして出てくる。

漆黒の棘翅:
上述の宝具。任意で展開が可能で、その場合背中から、突き破るようにして出てくる。

【人物背景】


空の世界に突如として現れたインベーダーである、星の民。
その軍勢を率いる司令官で、星の民の統括的意思決定機関、『最高評議会』とつながりがあった人物。
過剰なまでに力を求めた人物で、それを以って世界の頂点に立ち、全てを支配する、と言う極めて明白かつ解りやすい目的を掲げていた人物。
幾度の敗北を経てなお、不屈の闘志で立ち上がり、その度に地道な積み重ねで実力をつけていった、ある種の努力家でもある。

【サーヴァントとしての願い】


最強になって世界に君臨する。書いてて思ったけど頭わるわるか?

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最終更新:2023年05月02日 21:30