「暦……」

壁も天井も床もコンクリートで出来た部屋に男の声が響く。
壮年の男の声、無限の疲労と激しい怒りとを感じさせる声。
男は聖杯戦争に召喚されたマスターだった。
己が役割(ロール)としてあてがわれた『実直な宝石商』などに甘んじていた時間は極小、如何なる犠牲を払っても叶えなければならない願いが、即座に男の記憶を呼び覚ますまでの間だった。

「暦……」

この世の全ての人間を骸と変えて積み上げたならば願いに届くというならば、躊躇わずに積み上げる。
その思いが男を死ぬまで、そして死んでからも突き動かしていた。
あの時、己の作り出した亡霊(ファントム)に斬られた時、転がっていた鉄片を握り締めた。
その鉄片が導いた此の地、死後の敗者復活戦の片道チケット。もうこの機を逃せば暦に未来は無い。この機を逃す訳にはいかない。
男…笛木奏は不退転の意思を以って己がサーヴァントを召喚する。

「来い…!!」

短く絞り出した一言に込められた無限の意志。
英霊なぞ所詮亡霊(ファントム)。必ず御してみせるとの決意も顕にサーヴァントを召喚する。
逆らう様なら撃ち倒して屈服させると、その姿は白いフードのついたローブを羽織った、仮面の魔法使いのそれに変わっている。
吹きすさぶ魔力の風、男は何時の間にか地下室が、石造りの部屋に変貌していることに気が付いた。
床に魔法陣が描かれ、奥に両開きの巨大な扉が有る。
目の前に現れる人影、齢の頃は暦と同じ位の全裸の美少女。長い黒髪を血の気の無い裸身に妖しく絡みつかせ、瞳を閉じて佇んでいる。
その圧力、その魔力。笛木が今迄作り出したファントムの比では無い。

「汝、我を召喚せし者か」

笛木が言葉を発せないでいると、唐突に少女が語りかけてきた。

「そうだ。聖杯と令呪に依り、私に従え、サーヴァント」

少女の瞼が開かれる。現れた瞳の色は、鮮血で染め上げたかの様な真紅。
そのまま、自分より高い位置に有る笛木の顔を見つめる。

「汝との繋がりを感じる。汝を召喚者と認めよう」

笛木は短く息を吐いた。現れたのが暦と同い年位の少女、というだけなら兎も角、このサーヴァントが放つ気配は余りにも異常だった。
過去の英雄などでは無く、怪物の類を喚んだのかと思う程に。
尤も、そのステータスは充分に怪物と呼べるが。デーモンというクラス名に相応し過ぎる程に。

「それで、お前の能力は?」

笛木は訊く。真名などどうでも良い。重要なのはこのサーヴァントの宝具とスキルだ。所詮ファントムと同じく道具、暦の為に使い潰すだけの存在なのだから、重要なのは性能のみ。
少女は思考も感情も窺い知れない瞳で笛木眺めていたが、やがてその姿を変え始めた。

「ハロー」

少女の姿と声が青年の其れに変わる。笛木を殺し、そして恐らくは暦も殺したであろうファントムの人間隊の姿に。
仮面の複眼が烈しく燦めく、思わず右手が腰のドライバーに伸びる。

エクスプロージョン、ナーウ。

右手を真っ直ぐ己がサーヴァントに伸ばすと、激しい爆発が連続して青年を包む─────筈が何も起こらず、逆に青年から放たれた四本の雷の矢が笛木の四肢を貫く。
短く呻いて、再度ドライバーに右手をかざし、今度は眩い稲妻を放った。
青年目掛けて迸る光が霧散したと同時、飛んできた火球を避け、一気に間合いを詰めて渾身の右拳を胸に打ち込む。鈍い音を立てて、青年の背中から拳が突き出た。

「ぐぁ…」

笛木は怪物(サーヴァント)を穿った腕に、焼きつく様な痛みを感じ、呻いた。

「此れが我の能力だ。主よ」 

身体を穿たれた事など、全く意に介していない声に、笛木は愕然と怪物(サーヴァント)を見
耳朶に響く女の声。妖艶と微笑むその顔は─────。

「メデューサ………」

呆然と呟いた笛木は蹴り飛ばされた。無様に転がり、起き上がって、サーヴァントを睨む、その眼に映ったサーヴァントの姿に、真性の憎悪の叫びを上げる。

「貴様アアアアアッッ!!!」

猛然と地を蹴り顔を目掛けて渾身の拳を繰り出す。最愛の娘と同じ姿になった怪物(サーヴァント)に。

「そうよ、お父さん」

微笑んで語るその口調、その仕草、正しく笛木の記憶に有る暦のそれと変わらない。

最早絶叫としか形容出来無い叫び声と共に、怪物(サーヴァント)の─────己が最愛の娘の─────顔面を撃ち砕く。
繰り出した右手が掴まれ圧搾される。苦痛に呻く笛木の身体が振り回され、壁に投げつけられる。
凄まじい轟音と共に石の壁が砕け、変身が解除されて、床に伏した笛木を瓦礫が埋めた。

「指輪を用いる、仮面の魔法戦士か」

暦の姿をしたサーヴァントは、生前に戦った者達を思い出して呟きながら、瓦礫に歩み寄ると、笛木を引き摺り出した。その胸に空いた穴は当に塞がって痕跡も無い。
そのまま、右手で喉を圧搾し、笛木を持ち上げる。笛木が呻き、宙に浮いた両足をバタつかせるが、意にも介さない。
酸欠で朦朧としながらも、憎悪そのものと言って良い視線を向けて来る笛木に、暦の声と口調で教えてやることにする。

「令呪を使う?良いわ、私抜きで聖杯が取れるなら」

獣じみた唸り声。此処まで娘の存在を穢されても、何も出来無い己の無力さ。笛木には単独で聖杯を取れず、サーヴァントに制裁を加えることも出来無い。
それを理解しているからこその怒りだった。

「私を滅ぼした英雄達は六人居たの。判る?破格の英雄が六人居無いと私は滅せなかった。私に一対一で勝てる英雄は居ないのよ。お父さん」

解放され、膝をついた笛木は叫喚して床に拳を振り下ろす。皮膚が裂け、血が滲むが、全く構わずに何度も何度も振り下ろす。
己の引き当てたサーヴァントは聖杯を取れる強さ、しかしこのサーヴァントは暦を穢す、己の中に在る暦の姿を血と臓物で穢し尽くすまで。
其れを理解しても、笛木奏には何も出来無い。聖杯を取るまでは。


───人の想いか。

己の無力さを噛みしめる笛木を見下ろし、怪物(サーヴァント)は、胸中に呟く。
怪物(サーヴァント)は人の想いの強さを知っている。その強さが齎す結果もまた。
嘗て、疑わしき者を殺す以外の方法では決して見破れぬ鏡像魔神(ドッペルゲンガー)の入れ替わりを次々と見破った’聖者",
その正体は狂気にも似た思い込みにより、怪物(サーヴァント)の眷属たる鏡像魔神(ドッペルゲンガー)の意識を奪った男だった。
兄に対する道ならぬ想いに胸を焦がし、怪物(サーヴァント)の器となった少女の想いは、生前の怪物(サーヴァント)を縛り、死した後も未だに執着として残っている。
もしも怪物(サーヴァントが聖杯に願う事が有るとすれば─────。
そんな事を考えていると、ふと、生前の事を思い出した。

─────子の未来の為か。

未知の言葉で詠唱しながら、悔しさと怒りに震える己がマスター見下ろし、サーヴァントは生前に思いを馳せる。
“呪われた島”ロードスの歴史に名高い伝説、“魔神戦争”。
その始まりは、己が息子に輝かしい未来を与えようとした小国スカードの王ブルークが、魔神王を解放したのが始まりだった。
魔神の軍勢を解放。その力を以ってロードスを征服し、魔王として子に討たれる事で、才能溢れる王子、ナシェルをロードス初の統一王とする、その為に魔神の軍勢を率いようとしたのだった。
魔神の軍勢を率いる魔神王は“器”となる生贄と召喚者との間にある血の繋がりを以って制御される。
その為に娘であるリィーナを生贄として魔神王を召喚し、支配下におこうとしたのだが、母親が密通した結果産まれた不義の子であるリィーナに血の繋がりが無かった為に結局その目論見は失敗。
結局ブルークは全てに絶望して、解放した魔神王に殺され、ロードスに巨大な災禍を齎すだけに終わったのだ。


子に未来を齎す為に、過ぎた力を求め、世に災厄を齎すし、挙句破滅する。嗚呼、人の親とは─────。

奥の扉が開くのを見ながら少女は嗤う。口が耳まで裂け、赤い口腔と舌を覗かせ、己がマスターを、己を生前に解放した愚かな王を。

─────なんと愚劣か!!

開いた扉から溢れ出た無数の異形に囲まれ、笛木暦の姿をした魔神達の王は艶然と微笑んだ。

「ああ、主よ。こういう時はこう言うのだな」

笛木の襟首を掴んで持ち上げ、思い出した様に呟く。
呻きながら憎悪に満ちた眼差しを向けて来る笛木に、暦の顔と声で怪物(サーヴァント)は告げる。

「我がお前の最後の希望だ」


クラス】
デーモン

【真名】
魔神王@ロードス島伝説

【ステータス】
筋力:A+ 耐久:EX 敏捷:C 幸運:D 魔力:A 宝具:A++

【属性】
混沌・悪

【クラススキル】

対魔力:A++
A+以下の魔術は全てキャンセル。魔術ではデーモンに傷を与えられない。
生前にいかなる魔術師も魔術を以って傷つけることが出来なかった。
魔神達の王であり、長い歳月を生きた魔神王の神秘は破格である。
神の権能に対しても精神力を奮い起こすことで対抗可能。


対人捕食:A
人間を食うことによる体力及び魔力の吸収&回復。ランクが上がるほど、吸収力が上昇する。



【保有スキル】

魔神:A+
異界の住人である魔神としての格を示すスキル。
ランク相応の精神異常、精神耐性、怪力、天性の魔の効果を発揮する複合スキル。
魔神達の王であるデーモンのランクは最高峰であり、魔神達に対しAランクのカリスマを発揮する。
古代魔法王国に使役され、サイクロプスの王国を滅ぼした逸話や、建設作業に従事させられた逸話から、陣地作成及び巨人殺しの効果も持っている。



不死身:A+
通常の武具では斬るとほぼ同時に傷が塞がり傷つける事が出来ず、高い聖性や神性を帯びた武具で漸く傷つけられる。
それでも傷付いた部位は極短期間で再生する為に、ダメージを与えることが極めて困難。
四肢を切り離しても短期間で生えてくる。
少女の身体は仮初めのものでしか無い為、肉体を消し去っても斃す事は出来ない。


変化:A
姿を変え別人の姿になることが可能。
自身の肉体を変化させる事で、ステータスを変化させることが可能。
記憶解析スキルと併せる事で、完全に別人に成りすます事が可能となる。
NPCとなった状態では、Bランク相当の気配遮断スキルを発揮する。
別人になった際は、ランク以上の真名看破スキルが無いと正体を見破れない。


記憶解析:A
対象の脳を食べる。若しくはある程度の時間観察することで記憶を読み取ることが可能。
真名看破と同じ効能を持つが、サーヴァントと他マスターに関しては機能しない。例外としてパスの繋がった己がマスターには有効。
脳を食べることにより、対象の技能や知識や記憶を獲得できる。此れはサーヴァントや他マスターにも有効。
デメリットとして捕食した対象の精神の影響を受ける。高ランクの精神異常や精神汚染持ちが相手の場合、逆に意識を乗っ取られることもある。


魔術:A
多種多様な魔術を自在に使いこなす。
対魔力意外にも、精神力でも抵抗することは可能。


【宝具】

魂砕き(ソウルクラッシュ)
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1-3 最大補足:1人

デーモンの持つ漆黒の大剣。元々はデーモンを滅ぼす為の剣。
この剣で傷つけられた者は、精神と魂を打ち砕かれる。
この剣で斬られて死ねば霊核を確実に破壊され、不死の存在や蘇生効果を持つスキルや宝具を有しているサーヴァントでも効果を発揮せず消滅する。
掠っただけでも気力を大きく消耗し、行動することが困難になるほど。
上位精霊や神に匹敵する魂を持つ古竜ですらこの剣の魔力を無効化する事は出来ない。
破格の精神力や精神耐性を以ってしても無效化は出来ず、効果に耐えることが出来るというだけ。
また、精神異常、精神汚染、狂化といったスキルのランクを3つ下げる。
持ち主の老化を遅らせ、斬った者の精神力を奪うという能力を持ち、聖杯戦争では所有者の魔術行使以外の魔力の消費を十分の1に抑え、斬った相手に対し判定を行い、判定結果に応じた分の魔力を徴収する。

不死の身体と不滅の魂を持つデーモンを滅ぼした剣で有る為、、魔や不死の属性を持つものに即死効果を持つ。
デーモンの死後、この剣を所有した暗黒皇帝ベルドを狂わせたと言われ、英雄戦争において嘗ての盟友である聖騎士王ファーンを斬った逸話及び、
ベルドの死後にこの剣を所有した漂流王アシュラムが竜殺しを成し遂げた逸話により
王屋さや騎士の英雄、竜の因子を持つ英雄に特攻の効果を持ち、デーモン以外の者が所有した場合、Dランクの精神汚染を付加する。
『魔神王の剣』と、所有者が変わっても言われ続けた事から、デーモンの手から離れた後の逸話による効果でも発揮する事ができる。
この宝具を用いてデーモンを斃した場合、この宝具の所有権を得る事が出来る。



魔神戦争(デモンズ・ウォー)
ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:冬木市全域 最大補足:冬木市全域

生前にデーモンが率いたロードスに恐怖と戦乱を撒き散らした魔神の軍勢を召喚する。
魔神の軍勢を使役する為には魔神王を召喚し、契約しなければならない為宝具として扱われることとなった。
魔神将、上級魔神、下級魔神という階級があり、下位のもの程召喚に魔力を必要としない。
魔神将ともなれば、サーヴァントにも引けを取る事は無い。
魔術に秀でた魔神や、道具作成能力を持つ魔神も居る。



最も深き迷宮(ディープ・ラビリントス)
ランク:A+ 種別:迷宮宝具 レンジ:0 最大補足:500人

魔神王が封じられていた場所。最も深き迷宮を再現する。
固有結界に近い大魔術であり、地下に構築される。
全十層からなる迷宮は致死性のトラップと凶悪な魔物や魔神がひしめいている。
死後に英霊として座に登録される英雄を多数含む500人の精鋭を投入しても、そのほぼ全てが死に絶えた程の堅牢強固な守りを突破することは困難を極める。
デーモンが解除するか、デーモンを斃すかしない限りこの迷宮は消滅しない。
地脈を汲み上げられる位置に設置すれば維持に必要な魔力を減らすことが出来る。


始まりと終焉の場所(魔神王の間)
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:1人

デーモン召喚の際に自動的に展開され、デーモンが消滅しない限り残り続ける宝具。
嘗て魔神王が召喚された場所であり、六英雄に滅ぼされた場所である広大な石造りの広間で、床には魔法陣が、奥には両開きの巨大な扉が有る。
この宝具の使い途は、デーモンが斃された時、十分以内にこの広間の魔法陣に“器”となる者を横たえ、魔神王を召喚する呪文を唱えて“器”を殺害する事でデーモンを復活させることが可能となる。
“器”はNPCであろうがマスターであろうが“人間”であれば問題無い。
この宝具有る限り、デーモンは不滅の様に思えるが、デーモンが滅ぼされた場所でもある為、この場でデーモンが斃された場合、そのままデーモンは消滅する。
また、場所を問わず、魂を打ち砕く様な攻撃で斃された場合も復活は不可能。
ロードスの歴史に名高い“魔神戦争”の始まりと終焉の場所。
最も深き迷宮(ディープ・ラビリントス)を展開した時には最下層にこの広間が配置される。
蹂躙殺戮す魔神の軍勢(デモンズ・ウォー)で召喚される魔神達はこの広間の奥の扉から出現する。

【weapon】
魂砕き、口から吐き出す瘴気。毒を帯び、瘴気に変わる血液。無尽蔵の再生能力。

【人物背景】
古代魔法王国の時代に、ロードスの地に召喚され、古の魔術師達に従僕として扱き使われた者達の王。
元居た魔界と、召喚された先の物質界の狭間に長い期間幽閉されるが、スカード王ブルークの手により復活。ブルークの血の繋がらぬ娘リィーナの身体を器として復活。
ドワーフの“石の王国”を攻め滅ぼし、スカードの全住民をゾンビに変える。
その後もロードス各地に手を伸ばし、 後に“魔神戦争”と呼ばれる戦いを起こす。
人間達を分断し団結させない奸策と魔神達の戦力とで、ロードスを席巻するかに見えたが、スカードの王子ナシェルを中心とする、ロードス中から集った勇者達や、各国に連合軍に敗れ、封じられていた“最も深き迷宮”に押し込まれる。
そして勇者達が身を呈して道を開き、魔神王の元へと送り届けた七人の英雄達との戦闘となる。
そして七人のうちの一人に己の剣を奪われ、その剣に依り滅ぼされた。
魔神王と戦い、勝った者達は“六英雄”と讃えられた。


【方針】
皆殺しにして聖杯を手に入れる。
当面は魔神兵やアンデッドを作り、手駒を増やしていく。
並行して、行政や警察の要職にある者を鏡像魔神と入れ換える事で、聖杯戦争の舞台を掌握する。

【聖杯にかける願い】
復活。ナシェルを喰らい、一つになる。



【マスター】
笛木奏@仮面ライダーウィザード

【能力・技能】
魔法:複数の強力な魔法を使いこなす。
ワイズドライバーや、科学と魔法の混合物である人造ファントム“カーバンクル”を作り出すなど、高い技術力を持つ。
格闘戦でも非常に高い戦闘能力を発揮する
体内に埋め込んだ人造ファントムのおかげで膨大な魔力を持つ。

【weapon】
ワイズドライバー:
白い魔法使いの姿に変わる為の変身ベルト。変身した姿は仮面ライダーウィザードインフィニティースタイルと互角に戦うことができる能力を有する

カーバンクル:
笛木が魔力を得る為に精製した人造ファントム。体内に埋め込むことで笛木に魔力を齎している。期間は分から無いが量産することも可能。
体内で魔宝石を精製し、胸から排出する。
魔力を吸収する能力を持つ。

【ロール】
新都に自宅兼店舗を持つ宝石商

【人物背景】
娘を失い、再度の生を娘に与える為に魔法を求めた父親。
その為に多くの人を絶望させ、更に多くの人を犠牲にした。
あと一歩というところまで届くも、結局彼はアーキタイプと見下して居た男により計画を潰され、己が創り出した絶望の産物に娘共々殺されて終わった。


【令呪の形・位置】
右手の人差し指、中指、薬指に指輪状の形

【聖杯にかける願い】
暦に幸せな生を

【方針】
皆殺しにして聖杯を手に入れる。デーモンは必ず殺す

【参戦時期】
グレムリンに殺された後

【運用】
直接戦闘に強く、召喚系宝具持ちの為に数押しも可能。
最大の特徴はスキルの都合上異常に死ににくい上に、始まりと終焉の場所(魔神王の間)とテレポートリングを併用することで、最悪何度倒しても死なない処。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2021年06月07日 21:55