中川郡音威子府村字音威子府509にある宗谷本線の駅である。駅ナンバリングはW61である。普通列車だけでなく、特急「宗谷」「サロベツ」も停車する。
音威子府駅の様子
当駅を通る全ての列車が停車する。特急は札幌発着の「宗谷」1往復と旭川発着の「サロベツ」2往復の3往復運行されている。普通列車は当駅から北は3往復、南は4.5往復運行され、当駅始発列車が下り1本と上り2本、終着列車が上り2本ある。
駅舎から普通列車のみが発着する未舗装の1番線に繋がっており、特急列車が発着する2・3番線は跨線橋を渡って向かう。みどりの窓口は8:15-16:10の営業である。
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音威子府駅の駅名看板 |
音威子府駅のホーロー駅名板 |
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音威子府駅2-3番線のようす |
音威子府駅1番線 |
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音威子府駅みどりの窓口 |
音威子府駅待合室 |
当駅構内では2020年2月まで蕎麦屋「常盤軒」が昼間のみ営業していたが、新型コロナウイルスのため約1年間休業したのち、2021年2月に店主が亡くなったことにより正式に閉店した。
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常盤軒(休業中) |
常盤軒で販売していた持ち帰りそば |
駅構内にはJRの窓口の他に天北線資料館と宗谷バスの乗車券売り場がある。駅舎は「交通ターミナル」としてバスの待合所も兼ねている。
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宗谷バス窓口 |
天北線資料館 |
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駅舎を出て右側にある宗谷バスのバス停 |
駅舎を出て左側にある音威子府村営バスのバス停 |
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天北線に入る宗谷バス |
音威子府村営バス |
歴史
1912年11月に開業した。先に天北線が開業したが、現在の宗谷本線が稚内に到達した1930年までは天北線が宗谷線を名乗った。音威子府から西に向かう方の経路は天塩線と呼ばれた。
かつては機関区を持ち、鉄道の街として栄えたが、利用者の減少や合理化により1978年に機関区廃止、1989年に天北線廃止、2016年に保線区廃止となった。現在の駅舎は1990年に音威子府村により建てられたものである。
利用状況
国土交通省の駅別利用者数データによれば2018年度の乗降人員は54人/日、2015-2019年度における調査日の平均乗車人員は26.2人である。
駅周辺
駅周辺は音威子府村の中心部である。駅を出て右手に道の駅がある。
隣接駅
咲来(W60)←音威子府(W61)→筬島(W62)
Copyright 1997-2021
北海道大学鉄道研究会
(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2021年05月13日 00:53