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DBR600は“車両”としての籍は与えられているものの、実際には“機械”である保守用車の部類に分類される車両である。
冬季の線路の除雪にはDE15形で運行される除雪列車のほかに、積雪量がさほど多くない場合や駅構内の除雪時には保守機械であるモーターカーが使われている。しかし、モーターカーは車籍の与えられていない“機械”であるため、本線上や駅構内を走行する場合は線路封鎖を行わなければならなかった。そこでダイヤの逼迫している札幌近郊での除雪作業の効率化のため2000年に2両登場したのが“車両”としての籍を持つDBR600形である。
DBR600形はモーターカーにATS車上子を搭載することで他の車両と同様に“列車”のひとつとして走行できるようにした車両である。これにより、本線上で定期列車のダイヤにまぎれて除雪作業を行うことが可能となっている。冬季間は前後に取り付けたロータリー除雪装置とラッセル除雪装置を用いて除雪作業を行うほか、それ以外の季節はモーターカーとして保線作業に使用される。
この種の車両は全国的にもJR北海道のみが保有する非常に珍しい車両で、冬の気候の厳しい北海道ならではの車両といえよう。
2014年7月に2両とも車籍を消された。
その他の情報
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こちらはDBR600-2 |
除雪時期の運転風景 |
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保線作業時 |
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北海道大学鉄道研究会
(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2014年11月21日 19:47