キハ160系は1997年に事故で廃車となった日高線用のキハ130型の代替として新製された一般型気動車である。当初は在来型気動車の置き換え用として増備される計画もあったが、現在まで1両のみの製造にとどまっている。津軽鉄道の津軽21型をベースに開発された軽快気動車で、新潟鉄工所(現在は新潟トランシス)のNDCシリーズのJR北海道版とも言える車両である。エンジン、変速機は別形式ながら、台車はキハ150型と共通となっており、整備性の向上がはかられている。
車内はキハ150型に準じたワンマン設備、トイレつきのセミクロスシート。100番代と同様に冷房設備は持っておらず、天井にスイープファンを備え、窓の一部は開閉式となっている。
2007年に苗穂工場でモータ・アシスト式ハイブリッドを搭載した試験車両に改造され、試運転が行われていた。2013年に廃車になっている。
その他の情報
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現在の姿 |
改造前のキハ160 |
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(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2014年11月21日 19:28