天塩川水系と石狩川水系を隔てる分水嶺・塩狩峠の頂上にひっそりと建つ駅である。
所在地は和寒町字塩狩であり、駅ナンバリングはW37である。
塩狩駅の様子
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駅看板1 |
駅看板2 |
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駅の風景1(名寄方面を望む) |
駅の風景2(旭川方面を望む) |
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駅の風景 |
駅の風景 |
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峠を登ってきた列車(旭川方面から) |
峠を登ってきた列車(名寄方面から) |
駅情報
2面2線のホームと小さな駅舎を持つ。一線スルーで、通過列車を含むほとんどの列車は西側(待合室側)を通る。駅待合室のトイレは「可」と「不可」の中間レベル。
駅から続く道を歩くと程なく国道40号に出る。駅からの道と国道40号との合流点近くに商店があるが、訪ねたのが休日であったためか営業していなかった。
駅近辺には、文筆家・三浦綾子の記念館「塩狩峠記念館」がある。「三浦綾子旧家」との売り文句だが、実際にここに住んでいたわけではなく、建物は旭川市から復元・移築したものである。
また、この峠で暴走した列車を停めるために命を落とした鉄道職員・長野政雄を讃える碑も駅近くに建っている。この事件は後年。先述の三浦綾子による小説「塩狩峠」に描かれた。自動車で通過すると、良く整備された道路のおかげで大したことのない嶺のように思えてしまうが、鉄道にとって塩狩峠は現在でも易からぬ道である。難所というほどでもないが。
駅東側には、当地の鉄道開通80周年を記念して建てられた碑「塩狩峠一目千本櫻」がある。しかし周辺に植えられた桜はまだまだ若く、春に花を付けるとは思えない樹ばかりであった。
この駅には快速なよろ4号、5号が停車する。
駅から500m歩くと、国道40号上の道北バス塩狩バス停にたどり着く。ここには道北バス名寄線の急行(1系統)および普通(2系統)が停車する。
隣接駅
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最終更新:2017年04月09日 14:30