夕張市南清水沢一丁目にあった、夕張高校最寄りだった駅である。駅ナンバリングはY22であった。2019年4月1日に夕張支線の廃止に伴って廃駅となった。
南清水沢駅の様子
駅情報
当駅は分岐する私鉄や炭鉱の専用線が無かったため夕張支線の中でも小さめの構内を有する駅である。しかし近くに高校があるため、線内の駅では最も利用者数が多かった。
2009年10月からは新さっぽろ駅と夕張市南部地区(2017年のバス再編により新夕張駅ゆきに変更)を結ぶバスが当駅を経由するようになった。また新札幌と夕張を北広島・栗山経由で結ぶ夕鉄バス札幌急行線は当駅の前のバス停(旧南清水沢駅前バス停、現南清水沢バス停)が終点である。また当駅南側に新たな交通の拠点が整備されることが決まっている。
国土交通省調査によれば1日の乗車人員は40人(2015年度)であった。
当駅では簡易委託の窓口が営業しており、ここで勤務する女性は「名物駅長」として親しまれた。廃止直前にはきっぷとは別にカードの販売も行っていた。営業時間は平日6時~9時
、土曜・休日は6時~9時と11:45~13時だった。
当駅を出てすぐのところにはAコープが
新夕張方面へ徒歩5分のところにはセイコーマートが、そこからさらに徒歩2分のところには夕張高校がある。
当駅駅前には南清水沢駅前バス停があった。当駅廃止後は場所はそのまま南清水沢バス停へと名称変更された。新夕張~夕張市街を結ぶ路線と、札幌~夕張を結ぶ路線が停車する。新札幌と夕張市を結ぶ札幌急行線はこのバス停が終点である。
隣接駅
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(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2019年04月11日 16:12