夕張市鹿の谷3丁目にある駅で、かつては夕張鉄道との乗り換え駅であった。駅ナンバリングはY24であった。2019年4月1日に夕張支線の廃止に伴って廃駅となった。
鹿ノ谷駅の様子
駅は1980年代から無人駅だったが、2003年より鹿ノ谷に住む女性5人で構成されるオアシスの会によって清掃及び花壇の整備などの美化が行われていた。
 |
 |
ホーロー駅看板 |
駅名標 |
 |
 |
夕張方を望む |
南千歳方を望む |
 |
 |
鹿ノ谷駅待合室 |
鹿ノ谷駅ノート |
駅情報
かつての夕張鉄道との分岐駅であったため非常に広大な構内を有する1面1線の駅であった。駅北側には歩道橋があり、撮影地となっていた。
また,この夕張鉄道線の廃線跡はサイクリングロードとして活用されており、
清水沢駅方面に2.5km程行った平和運動公園付近にはΩカーブの一部を形成する高架橋が石勝線夕張支線の上を通っていて、このほかにかつてはスイッチバックで有名な錦沢駅付近まで整備されていたが、トンネルの老朽化により旧(夕張鉄道)平和駅の先で行き止まりとなっている。
これ以外にも、当駅から1.5kmほど南へ行った夕張市若菜市街にある夕鉄本社ターミナルでは、かつての夕鉄若菜駅において行われた夕張鉄道と夕張市各地へのバス路線との接続が、急行新さっぽろ駅前行(
由仁・長沼市街地経由)と夕張市内のバスとの接続という形で現在も残っており、時刻表にも急行便接続の表記がある。
なお、鹿ノ谷駅の廃止にともない、かつての鹿ノ谷駅前バス停は夕鉄バス・中央バスの両者とも「鹿ノ谷郵便局・夕張鹿鳴館入口」バス停に改称された。
駅前には鹿ノ谷郵便局がある。
「極端にご利用の少ない駅」では当駅は「利用者が1人より多く10人以下」の駅となっている。また2015年度の国土交通省駅別利用者数調査では、1日当たりの利用者数が5人だった。
隣接駅
清水沢(Y23)←鹿ノ谷(Y24)→夕張(Y25)
Copyright 1997-2009
北海道大学鉄道研究会
(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2019年04月11日 11:59