稚内市中央に位置する宗谷本線の終着駅である。駅ナンバリングはW80である。
稚内駅の様子
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駅看板1 |
駅看板2 |
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駅の風景1(旭川方面を望む) |
駅の風景2(車止め方を望む) |
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「最北端」その1 |
西大山駅からの距離 |
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「最北端」その2 |
駅舎内のようす |
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液晶式ディスプレイ |
稚内駅の指定席券売機 |
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「最北端の線路」withサロベツ |
車止めのモニュメント |
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バスターミナル |
駅ビル西口 |
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土産物店のようす |
北防波堤ドーム |
駅情報
宗谷本線の終着駅であり、言わずと知れた日本最北端の鉄道駅でもある。1面1線の構造を有する。
1922年に現在の
南稚内駅が稚内駅として開業した。当駅は1928年に稚内港(わっかないみなと)駅として開業、1938年にはさらに先の北防波堤ドーム付近にあった稚内桟橋駅まで延伸された。1939年に稚内駅に改称されたが、1945年に樺太への連絡航路が廃止されたのを受け当駅が終点となった。
現在の駅舎は、駅前再開発事業の一環として2012年4月に開業したもので、みどりの窓口があるほか、乗車券用券売機、クレジットカード専用のMV(指定席券売機)がある。液晶式情報ディスプレイや自動放送が導入されている。この駅舎に隣接している駅ビル「キタカラ」は、宗谷バスターミナル・道の駅「わっかない」・セイコーマート・土産物店・映画館・高齢者住宅などが入った複合施設となっている。駅舎内から駅前広場にかけては1番線を北に延伸する形でレールがモニュメントとして敷かれており、末端には車止めも設置されている(そこからはレールを模した石材がさらに北に向かって敷かれている)。なお,かつては2番線が存在したが、新駅舎建設に伴い撤去された。
日本最北端というだけあって、それをアピールするものが駅のあちこちに見受けられる。ホームの柱に
旭川・札幌・
函館・東京・指宿・西大山・枕崎の各駅からの距離を記した看板が掛けられていたり、連絡通路の入口に「日本最北端の駅 北緯45度25分03秒 稚内駅」と記された碑が立てられていたりする.「最北端の線路 最南端から北へ伸びる線路はここが終点です。」と記された看板は,以前は2番線車止めの前に設置され,「最北端」の文字と列車を一緒に写せることから定番の撮影スポットとなっていた。現在この看板は1番線車止めの手前に設置され。これまでのように列車をバックに撮影することが可能なのだが、ガラス越しとなるため少々工夫が必要となる。
駅前のバスターミナルでは、宗谷岬方面・ノシャップ岬方面などへの路線バスや稚内空港への連絡バス、札幌方面への都市間バス(高速わっかない号)が発着している。また、名所・北防波堤ドームへは徒歩5分程度で行くことができる。
なお、筆者が訪れた5月3日は道の駅「わっかない」の開業日ということもあり、駅前広場にてオープニングセレモニーが開催されていた。
隣接駅
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(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2019年04月19日 09:38