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気が付くと、白い壁に囲まれた部屋にいました。周りには人の大きさほどの機械がいくつも設置してあり、機械の配線が部屋中に張り巡らされています。何かの研究室のようです。あなたは、白衣を着た女性に肩を捕まれ、力なく立っています。目の前にはもう一人、白衣の女性がいます。

「目覚めましたか」

目の前の女性に話しかけられます。

「はじめまして。私は、この研究室の主任の黒川と申します。急にお連れしてしまい、申し訳ありません。あなたには、我々の研究の実験台になっていただきたくて、ここにお呼びしました。我々の研究テーマは、ヒトの完全性転換です。つまり、男性を女性に、女性を男性に変える研究です。そんなことが本当にできるのか、疑わしいですか?実は、男性から女性への性転換は、既にそのための装置は完成しており、実用段階に移行しつつあるのです。ただ、我々の作った性転換装置を現場で使うには、実験による安全性の証明が必要なんです。あなたには、その実験に協力していただきたいのです。あっ、もちろんあなたに拒否権はありませんよ。そのために、わざわざあなたを眠らせてここに連れてきたわけですから。さあ、別室に行きましょうか」

あなたは、後ろの女性に羽交い締めにされ、別室へと連れていかれます。別室は最初の部屋よりも広く、奥の壁には、人が入るくらいの大きさの機械が等間隔に並んでいます。

「ここが、性転換の実験室です。奥にある機械は、お察しの通り、性転換装置です。あなたはこれから、あの装置に入って、女性になるんです。安心して下さい。命の危険はありませんから。安全性の証明と言っても、装置自体はもう完成していて、この実験は最終確認みたいなものなんです。まあ、一度女性になってしまったら、もう男には戻れませんけど、別に問題ないですよね?そういう人を選んで連れてきましたから。安心して。女になったら、実験動物として、一生面倒を見てあげるから。ここで実験に協力してくれれば、今後の生活に不自由は無いわ。それでいいでしょう?まあ、嫌だといっても、もう帰す気なんかないですけどね。見て。部屋の奥に人がいますね。ちょうど、あなたの前の実験体の女性化が始まるみたいですよ。これから自分の身に起こることを、よく見ておきましょうね」

実験室の奥を見ると、一人の少年が女性研究員に拘束され、装置の前に運ばれてきます。少年に抵抗する力はないようで、研究員のなすがままに服を脱がされ、性転換装置に押し込まれます。少年は、円筒形のカプセルに直立の姿勢で詰め込まれ、左右のプレートに挟まれ、腕を身体の横に固定されます。性転換装置の扉が閉じます。扉は透明なガラスのようなものでできており、中の様子がはっきりと見えます。

研究員は、装置のスイッチを入れます。機械の起動音とともに、装置のランプやモニタが点灯します。研究員が装置にデータを入力すると、モニタに映像が映し出されます。モニタの左右に、人体の3Dモデルが映し出されます。左は男性、右は女性のものです。

「ほら見て。左が今の彼の肉体、右は女性化後の肉体よ。彼はもうすぐ、あのモニタの少女になるわ。身体だけじゃなく、精神も強力な催眠によって女性の心に作り変えられるの。モデリングが終わったら、性転換装置が作動するわよ。ほら」

性転換装置が作動します。ブーンという機械音が実験室に響き、カプセルの中が光に包まれます。モニタには、様々なグラフや数値が表示され、少年の女性化の進捗を示します。

「あの光は特別な波長のパターンを持っていて、ヒトの細胞に当たると、遺伝子情報をメスの情報に書き換えるの。そして、急速な細胞分裂を促して、数分のうちに全身の細胞をメスの細胞に作り変えるの。元々は、再生医療や癌治療のために開発したんだけど、細胞をメス化する副作用は取り除けなかったの。だけど、このままでも十分、科学の進歩に貢献していると思わない?ほら見て。あの子の身体、変化し始めてるわよ」

カプセルの中では、少年の身体が小刻みに震えています。そして次の瞬間、少年が悶えるような表情を見せると同時に、身体の表面が液体のように波打ち出します。表面を波紋が通過するたびに、身体のシルエットが変化していきます。髪が伸びていきます。顔が少女らしい顔付きに変化していきます。肌が白く、きめ細かくなっていきます。手足が細く、しなやかになっていきます。身長は縮み、肩幅は狭くなり、腰はくびれ、おしりは大きくなります。全身が女性らしい丸みを帯びた体付きになっていきます。胸が膨らみ始めます。左右の胸に、少女らしい小さな乳房ができます。乳房の先にはピンク色の乳首ができます。そして、股間のペニスは見る見る小さくなり、体内へ引っ込んでいきます。股間の左右の肉が、ペニスの引っ込んだ跡を覆い隠し、股間には一本の筋があるだけになります。

「ねえ、彼……いや、もう彼女か。彼女、とっても気持ちよさそうでしょう?実はこの装置、細胞を作り変える際に、多量の脳内麻薬を分泌させるようにできているの。だから、本来は痛いはずの肉体変化がとっても気持ちいいのよ?どのくらい気持ちいいかっていうと、全身の37兆個の細胞が一斉に射精したような、ふつうの人生では絶対に味わえない快感。そんな快感を味わえるなら、女の子になってもいいって思えるでしょ?そして、彼女……変わったのは見た目だけじゃなく、身体の中では子宮や卵巣といった生殖器もちゃんと出来上がってる。もう男としての生殖機能は無くなってしまったけど、その代わり、卵子を作り、受精させ、妊娠することができる。ほら、もうすぐ女性化のプロセスが終わるわよ」

彼女がそう言うと、性転換装置の起動音が鳴り止み、カプセルの中を包んでいた光が消えます。装置の扉が開きます。装置の中の元少年が取り出されます。女性研究員は、裸の少女に1枚のタオルケットを渡します。少女はタオルケットを受け取ると、自身の胸から下を隠します。その動作は、全く自然な少女の仕草です。

「見た?あの子、自然に胸を隠したわよね?性転換装置の催眠で、彼女は自分が女の子であることを何の疑いもなく受け入れているのよ。さあ、次はあなたの番よ。こっちへいらっしゃい」

あなたは女性研究員に抱きかかえられ、装置の前へ運ばれます。装置の前に着くと、あなたはされるがままに服を脱がされます。装置の扉が開きます。この中に入ってしまったら最後。自分は女に変えられて、彼女たちの実験動物にされてしまう。あなたは渾身の力を振り絞って抵抗しようとします。が、身体に力が入らず、女性研究員たちにより性転換装置の中に押し込められてしまいます。左右のプレートか狭まってきて、あなたは先程の少年と同様、直立の姿勢で装置に固定されます。

「これから女の子になる気分はどう?女の子になるって、どんな感じかイメージできてる?ほら、おまんこを想像してみなさい。さっきの少女の出来立てのおまんこ、綺麗だったわよね?あなたの股間ももうすぐそうなるのよ?ちょっと!何おちんちん大きくしてるの?まさか、これから女の子にされちゃうのに、興奮してるの?もしかしてあなた、本当は女の子になりたくてなりたくて仕方なかったんじゃないの?情けない男の子ね。それにしても、皮肉なものね。あなたのおちんちん、これから無くなっちゃうのに、こんなに悦んじゃって。女々しい持ち主を持って、可哀想なおちんちん。きっと間違ってついてきちゃったのね。あなたは本当は女。おちんちん間違ってつけてきちゃった男のなり損ない。これから、あなたをあるべき姿に戻してあげるわ。さあ、よく聴きなさい。あなたはこれから女の子になるの。嫌なの?でも、すぐに嫌じゃなくなるのよ。さっきの子を見たでしょ?性転換装置に、身体だけじゃなく、心も完全に作り変えられて、あなたは自分が女の子であることを疑いもしなくなるのよ?抵抗しようとしても無駄。性転換装置が与える快楽は、他の全ての快楽を上回り、何人もこれに抗うことはできないわ。じゃあ、始めるわよ」

彼女は性転換装置のスイッチを押します。装置の扉が降りてきます。扉が閉まったら、あなたはもう女の子になる運命に抗うことはできません。扉が完全に閉まるまで、あと5秒。

4、3、2、1、0

扉が固く閉ざされました。もうあなたは、男として外に出ることはできません。女性は、性転換装置にデータを入力します。入力が終わると、彼女は起動スイッチを押します。ブーンという機械音が鳴り、カプセルの中が光に包まれます。光はストーブのように温かく、当たった所が温められているように感じます。それは、あなたの細胞が変化しているからです。性転換装置の光線が全身の細胞を貫通すると、女性化が始まります。全身の細胞が一斉に変化し、あなたはあの少年のように、快楽に悶えながら女性化します。37兆個の細胞すべてが、快楽を生み出しながら、メスの細胞に生まれ変わります。ほら、もうあなたの細胞、だいぶ侵されちゃってますよ。女性化が始まるまで、あと5秒。

4……全身の細胞が活性化し始め、あなたはあの少年のように小刻みに震え出します。

3……全身にぞわぞわとした違和感を覚え、見えない何かが自分の肉体に作用しているのを感じます。

2……これから一体何が起きるのか、全く予想のつかない不安で、心拍数が上がります。

1……次に数を数えると、女性化が始まります。全身の細胞が一斉に絶頂し、あなたはあまりの快楽で叫び声を上げながら、全身をビクンビクン震わせてしまいます。

0、はい!

37兆個の細胞が一斉に絶頂する!筆舌に尽くしがたい快感が全身を何度も襲います!あなたは叫び声を上げて、全身をビクンビクンと痙攣させます。それと同時に、女性化が始まります。あなたの身体の表面が、液体のように波打ち、形を変えていきます。その間も、細胞は快楽を生み出し続けています。数がゼロになる度に、快感が倍になります。

3、2、1、0、はい。快感が倍に。さっきよりも強い快楽に、あなたはより激しく身悶えします。

3、2、1、0、はい。さらに倍に。全身が性感帯になって絶頂し続けているような凄まじい快感に襲われます。

3、2、1、0、はい。さらに倍に。あまりの快感に、思考がまとまらなくなる。あなたはもう、女性化の快楽に抗えない。

快楽が大きくなると同時に、女性化が進みます。まずは顔。髪の毛が伸び、顔つきが女の子らしくなっていきます。顔が女性化するまで、あと3秒。

2、1、0、はい。

顔が完全に女性化しました。次は肌。全身の肌が白く、きめ細かくなっていきます。すべすべでもちもちの女の子の肌になります。肌が女性化するまで、あと3秒。

2、1、0、はい。

肌が完全に女性化しました。次は手脚。手足が細く、しなやかになっていきます。可愛らしい女の子の手足になります。手足が女性化するまで、あと3秒。

2、1、0、はい。

手足が完全に女性化しました。次は体つき。身長は縮み、肩幅は狭くなり、腰はくびれ、おしりが大きくなっていきます。全身が丸みを帯びた女性の体つきになります。体つきが女性化するまで、あと3秒。

2、1、0、はい。

体つきが完全に女性化しました。次は胸。左右の胸が膨らんできます。両方の胸に柔らかい乳房ができ、その先端には、ピンク色の乳首ができます。乳首はとても敏感で、何かが擦れると電気のような快感が走ります。あなたの胸は女の子のおっぱいになります。胸が女性化するまで、あと3秒。

2、1、0、はい。

胸が完全に女性化しました。最後は股間。あなたのおちんちんが見る見る小さくなっていきます。小さくなって、体内へ引っ込んでしまいます。おちんちんはクリトリスに。クリトリスは小さいけど、その分神経が集まっていて、おちんちんの何倍もの快楽を得ることができます。クリトリスの下には、膣と尿道ができます。膣に異物が入ると、気持ちよくなって、あんあん喘ぎ声を上げてしまいます。股間の左右の肉が貝のように閉じて、腟とクリトリスを覆い隠してしまいます。あなたの股間には一筋のわれめがあるだけになります。あなたの股間は、女の子のおまんこになります。股間が女性化するまで、あと3秒。

2、1、0、はい。

あなたの股間は完全に女性化しました。おちんちんが無いあなたは、もう男ではありません。膣の奥では、卵巣や子宮などの生殖器ができます。あなたの男性としての生殖機能は無くなり、その代わり、女性の生殖機能が備わります。膣に精液を注がれて、卵子を受精させてもらって、赤ちゃんを妊娠できる身体になります。肉体すべてが女性化するまで、あと3秒。

2、1、0、はい。

あなたの肉体は完全に女性化しました。もう男に戻ることはできません。続いて、精神も女性化していきます。精神が女性化すると、あなたは自然に女の子のように考え、振る舞うようになり、自分が女の子であることを一切疑わなくなります。今から、「あなたは女の子」という言葉を聞くと、あなたは自分が女の子であることをより強く認識するようになります。

あなたは女の子。だから、あなたは女の子らしい可愛いものや、甘いお菓子などが大好きです。

あなたは女の子。だから、あなたは女の子らしいお淑やかな口調で話します。

あなたは女の子。だから、あなたは女の子の友達と女の子の遊びを楽しみます。

あなたは女の子。だから、あなたは長い髪をアレンジしたり、可愛いヘアアクセサリをつけたりして、オシャレを楽しみます。

あなたは女の子。だから、あなたは女の子らしい可愛い洋服を着たり、ひらひらしたスカートを穿いて、外へ出かけます。

あなたは女の子。だから、スカートで階段を登ったり、風が吹いたりしたら、パンツが見えちゃうんじゃないかとドキドキします。

あなたは女の子。だから、あなたは服の下には、女の子のブラとショーツを身に着けます。

あなたは女の子。だから、トイレでは座っておしっこをします。

あなたは女の子。だから、おっぱいやおまんこを他人に見られそうになったら、強い羞恥心を覚えます。

あなたは女の子。だから、おっぱいやおまんこを犯されて、気持ちよくなることに興味が沸いてしまいます。

あなたは女の子。だから、赤ちゃんを産み、育てることを本能的に望んでしまいます。

精神が女性化するまで、あと3秒。

2、1、0、はい。

あなたの精神は完全に女性化しました。あなたはもう、身も心も女の子です。あなたは自分が女の子であることに、一切の疑念を抱きません。あなたはごく自然に、女の子のように考え、女の子のように振る舞います。男だったという記憶は、まるで白昼夢だったかのように感じられます。そんなことも夢の中ではあった気がするけれど、どう考えても私は女の子。自分が男の子になるなんて、おかしな夢ね。あなたは自然にそう思います。

やがて、カプセルの中の光が消え、装置の扉が開きます。あなたは女性研究員に抱えられ、装置の外に出ます。外気が肌に触れ、自分が服を着ていないことに気付きます。裸で人前に出るなんて恥ずかしい。体を隠したい。あなたは思わず、胸を手で覆い、脚を閉じます。

「どう?女の子になった気分は」

女性に話しかけられます。声をかけると同時に、彼女は一枚のタオルケットをこちらに渡します。あなたはタオルケットを受け取ると、無意識に胸から下を隠します。

「今のあなたは、丸裸の女の子。誰が見ても、男の子だったなんて思わない。あなた自身もそうでしょ?さあ、これからあなたを実験動物として可愛がってあげる。何をされるのかは、これからのお楽しみ。実験室は向こうの部屋よ」

そう言うと彼女は、別の部屋に歩いて行きます。あなたは、もう一人の研究員に抱えられ、実験室に連れられて行きます。

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最終更新:2020年04月09日 01:29