催眠深度の目安

ルクロン・ボードー式測定法


※催眠を掛ける側の測定目安であって、掛けられる側の目安ではありません
 近年の催眠に関する研究では、この表の内容は否定されています

※掛けられる側の主観には個人差が大きく、この表とは一致しないことがあります
 たとえ自分が感じている催眠状態と違っていたとしても、悲観的になる必要はありません

※見ると先入観を持ってしまい催眠にかかりにくくなることもありますので、色を反転しています


催眠にかからない
>> 0 なにも反応しない

催眠様状態
>> 1 身体的なリラックス
>> 2 眠たげな様子
>> 3 まぶたの震え
>> 4 まぶたを閉じる
>> 5 精神的なリラックス、意識の一部昏睡
>> 6 手足が重い

軽度のトランス状態
>> 7 まぶたの硬直
>> 8 一部手足の硬直
>> 9 小筋肉群の抑制 << 手首等
>> 10 呼吸が遅く、深くなる、脈拍が遅くなる
>> 11 強度の倦怠(動きたくない、話したくない、考えたくない)
>> 12 誘導中に口やあごがビクビクする
>> 13 被験者と実験者のラポール(信頼関係)
>> 14 単純な後催眠の留意
>> 15 覚醒時の非随意的なびくっとした動きやまぶたの痙攣
>> 16 性格の変化
>> 17 全身が重い
>> 18 一部の遊離感(ふわふわ等)

中程度のトランス状態

>> 19 トランス状態の認識
>> 20 筋肉の完全な抑制(感覚的な幻覚)
>> 21 部分的な健忘
>> 22 手袋状感覚脱失
>> 23 触覚的な幻覚
>> 24 味覚的な幻覚
>> 25 嗅覚的な幻覚
>> 26 状況への過敏反応
>> 27 手足または全身の完全な硬直 (金縛り?)

深いトランス状態
>> 28 目を開けてもトランス状態を保っていられる
>> 29 目を開けると視線が固定する。瞳孔の拡大
>> 30 夢遊状態
>> 31 完全な健忘
>> 32 系統的な後催眠健忘
>> 33 完全な感覚喪失
>> 34 後催眠性の感覚脱失
>> 35 とっぴな後催眠暗示への留意
>> 36 眼球の無統一な動き、連携が失われる
>> 37 軽い、漂う、ゆれる、膨張する、遊離する等の感覚
>> 38 筋肉の運動と反応が遅れる、ぎこちない
>> 39 実験者の声が波のように遠のいたり、よく聞こえたりする。
>> 40 肉体機能の制御 (心拍、血圧、消化等)
>> 41 忘れていた記憶を思い出す(過度の健忘)
>> 42 年齢退行
>> 43 プラスの視覚的幻覚、後催眠
>> 44 マイナスの視覚的幻覚、後催眠
>> 45 プラスの聴覚的幻覚、後催眠
>> 46 マイナスの聴覚的幻覚、後催眠
>> 47 夢の刺激(トランス状態、または後催眠の平常の睡眠中)
>> 48 感覚過敏
>> 49 鮮明な色彩を体験する

完全なトランス状態
>> 50 すべての自発的な行動が抑制される感覚麻痺状態。
その作用への暗示によって、夢遊状態も生まれる。

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最終更新:2023年08月06日 14:06