(33)235 タイトルなし(未来に降る雨)

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“未来”がよく“視”えない――

いや、“視”えているのかもしれない。
これが“未来”なのかもしれない。

視界がひどく霞んでいる。
何もかもが輪郭を失うくらいに。

これは私の目に滲む涙のせいだろうか。
それとも―――

雨――

まるで体を叩くその一粒一粒が私の生命を削っていくかのような、この雨のせいかもしれない。

――いや、この雨が削っているのは私の生命だけではない。
この星の生命そのものだ―――

ようやく分かった。
一体何が起きたのか。
何が起きようとしているのか―――


これが“未来”なのだとしたら。
訪れうる明日なのだとしたら。

私の選ぶべき道は―――


        ―interlogue for preservation―