727 名前:『除夜の鐘に俺は泣く』[sage] 投稿日:2014/12/31(水) 19:14:54 ID:Mfjax4wo [2/7]
ゴーン♪
???「お、鳴り始めた。」
俺の名は、平田
しがない高校三年生さ
今年は、受験もありかなり大変だったがなんとか幼なじみの音無と佐久間と、同じ大学に合格した
いや~つらかったの何のって
ゴーン♪
平田「82~」
ゴーン♪
平田「83~」
83を数えた時!眩しい光が俺の部屋いっぱいに包んだ
平田「おわぁ!」
???「驚かせてすまん!!急をよおしたんだ!」
目の前に、頬は痩せこけ目の下に隈が出来た男がいた
平田「誰だあんた?!」
平田1「今から、10年後おまえだ!」
平田「は」
平田1「次にお前は、【んな、馬鹿なことはない】という」
平田「んな、馬鹿なことはない」ハッ
平田1「信じたかな?なんだったら、俺しか知らない事を言おうか?学習机の鍵はタンスの一番下の段の裏に隠してある、PCのパスワードは…」
平田「わ、わかったわかった!信じる!でも、何で未来の俺が?」
平田1「いいか!!除夜の鐘が鳴り終わった瞬間!佐久間と音無からline通話のお誘いが来る!絶対に、佐久間の方を選べ!」
平田「なんで、」
その時!また俺の部屋が光に包まれた
平田2「おい!平田1余計な事を言うな。佐久間を選んだら俺はこんな事になった!絶対に音無を選べよ!」
平田「ちょっと、待ってくれ!!意味が分からない。」
平田1・2「『いいか、10年前の俺は2人のline通話をどちらか一方の方を取った。すると、取らなかった方が暴走してヤンデレとなり俺を拉致、監禁されたんだ!』」
平田「でも、どうやってここに?」
10年後は、時間飛行が可能となり偶然、回数券を手に入れた俺は、それで来たと言うわけだ
でも…どちらも、ヤンデレ監禁ENDじゃんかよ!
どうする?俺!
続く
728 名前:『除夜の鐘に俺は泣く』[sage] 投稿日:2014/12/31(水) 20:14:53 ID:Mfjax4wo [3/7]
平田「う~む、てことは2人は未来のそれぞれの俺、そしてパラレルワールドて訳か…」
冷静に考えるんだ…打開策があるはずだ…
平田1は、音無を
平田2は、佐久間
でも、ヤンデレになる要素あったか?
平田1「じゃあ、念のため俺の場合を話そう。」
729 名前:『除夜の鐘に俺は泣く』[sage] 投稿日:2014/12/31(水) 20:39:02 ID:Mfjax4wo [4/7]
平田1の場合~
ゴーン♪
平田1「108~新年あけましておめでとう!」
チャチャラン♪
平田1「うん?line通話か…佐久間と音無?」
p
平田1「あ、もしもし音無。あけおめ!」
音無「あけましておめでとう。ねえ、平田くん初詣に一緒にいかない?」
平田1「いいぜ。じゃ、佐久間も…」
音無「もう、私と2人っきりは嫌?晴れ着は、平田くんだけに見せたいの。」
平田1「わかったわかった。じゃ、迎えに行くから。」
音無「うん///」p
その後な、俺は少し浮かれていたんだ
佐久間のline通話の事なんて忘れていたんだ
でな、まぁその
音無の家にいってな
お屠蘇を戴いたんだ
でまぁ、いい気分になって色っぽいあいつをみてやっちまったんだ
そして、何ランドかして俺の両親へ挨拶しに行くときに佐久間にスタンガンで気絶させられて
監禁
5年後に、偶然みた新聞に音無が自殺したのを知ったんだ
いや、自殺に見せかけた他殺か…
分からない
分からない
730 名前:『除夜の鐘に俺は泣く』[sage] 投稿日:2014/12/31(水) 21:15:11 ID:Mfjax4wo [5/7]
平田2の場合~
ゴーン♪
平田2「83~」
ピカァー!
平田2「うぉ、眩しい!」
平田1「やった…やったぞ!!俺は遂に…ッは!」
平田2「何だ!お前。」
平田1「俺は、10年後のお前だ!」
カクカク、シカジカ、シカクイムーブ!
平田2「成る程…」
平田1「いいか…絶対に選ぶなら佐久間だ!音無は、お淑やかだから大丈夫の筈だ!」ピカァー
平田2「あ、消えた…」
チャチャラン♪
平田2「来たか…」
p
平田2「あ、もしもし。あけおめ!」
佐久間「おう!あけおめ!」
平田2「初詣の誘いか?」
佐久間「おう、わかってるじゃないか!」
平田2「さてと、」
10分後~
佐久間「おう、来たぜ!」
平田2「お前、正月もジャージかよ…」
佐久間「別にいいじゃないか!」
まぁ、そのあと初詣にいって甘酒のんでゲーセン行って
俺、汗掻き始めてな
ほら、正月て店の暖房きっついじゃん?
頭ボーてきて
で、佐久間の奴が肩貸してくれて
ホイホイ着いていったら、ラブホで
何ランドかして
俺が、後ろからやる番のときに後ろからガーンとやられて
気付いたら座敷牢にいた
と言うわけだ
佐久間のやつがどうなったかはわからん
以上だ
音無のお付きの黒服が落としたこの、回数券を使って来たんだ
俺を忠告するために
731 名前:『除夜の鐘に俺は泣く』[sage] 投稿日:2014/12/31(水) 21:32:51 ID:Mfjax4wo [6/7]
ゴーン♪
平田「まずい、100回目の除夜の鍵だ。」
まてよ…そうだ!!電話に出なきゃいいんだ!
そうすれば…
ピカァー
平田3「馬鹿やろう!それが一番まずいんだよ!!」
平田1「また、あらたな俺が…」
平田2「俺…どんな事を考えたんだ?」
平田3「もし、どちらのline通話にでない場合、2人から監禁END+絞りとられまくるんだ!もう、出ないのにな!」
平田「俺が…3人。」
平田1・2・3「『どうするんだ!俺!』」
平田「俺は、」
???「自殺しちゃだめだよ?」
???「自殺すんじゃねぇぞ?」
平田3「ひっ!」
平田1「何で…」
平田2「くそ!あと1回ある、これで」バキュン
音無2「あら、危ない。」
平田1「く!」ダダダ
佐久間1「おい、逃げんなよ?」ガシ
平田1「がぁ、」ガク
平田3「逃げろ、俺!この定期を託す!逃げるんだ!」
平田4「わかった!」ピカァー
ヤッタノカ?
ソンナ
ニガサナイワヨ?
ニゲンナヨ?
ウワァァァ!
完
最終更新:2015年01月12日 19:00