ビデオ屋で買ったDVDを見た。

何か爆音が凄い。自分はこの映画みたこと無いけど、映画館で見たら音凄いんだろうなぁ。

それとアジアシリーズ。

 巨人が猛打を見せ付けた。2点ビハインドで迎えた7回、先頭の亀井のヒットを足がかりに無死一、二塁のチャンスをつくると、阿部がライトスタンドへ3ランを放ち逆転に成功。さらに2死満塁とすると、ラミレス、亀井、工藤と3連続タイムリーが飛び出し、この回一挙7点。ビッグイニングをつくり一気に勝負を決めた。
 投げては3番手の野間口の好救援が光った。5回、2番手・内海が崩れて2点を奪われ、さらに2死二、三塁のピンチで登板。難しい場面でのマウンドとなったが、金相賢をセカンドゴロに打ち取り後続を断った。さらに続く6回も3者凡退に抑え、流れを自軍に呼び込んだ。

 一方、KIAはリリーフ陣の乱調が誤算だった。先発の梁弦種は6回途中1失点と試合をつくったものの、2番手・孫詠敏が2失点、3番手・郭正哲が5失点と踏ん張れず。打線も3番・羅志完が3打点と気を吐いたものの、大量リードは奪えず勝負を決めきれなかった。
 なお、かつて中日で活躍した李鍾範は「1番・ライト」で先発出場。2安打1四球とリードオフマンの役割を果たした。


1回表
ベストオーダーで臨む巨人。対するKIAの先発は150キロのストレートとチェンジアップが武器の左腕・梁弦種。

1:坂本 3ボールからの4球目、内角のストレートを見極め四球。
2:松本 無死一塁。初球からバントの構えも、初球、2球目とファウル。3球目以降はヒッティングに切り替え、2ストライク1ボールからの6球目、外角のカーブに見逃し三振。しかし、ラストボールで坂本が盗塁に成功。
3:小笠原 1死二塁。2ストライク2ボールからの5球目、低めのストレートをハーフスイング。判定はストライクで空振り三振。
4:ラミレス 2死二塁。1ストライク1ボールから内角144キロのストレートに差し込まれ、浅いセンターフライ。

巨人、得点圏に走者を進めるも、先制はならず。

1回裏
巨人の先発はシーズン15勝のゴンザレス。

1:李鍾範 トップバッターの李鍾範はかつて中日で活躍。フルカウントからファウルをはさんだ7球目を見送り四球。
2:金元燮 無死一塁。初球をうまく流し打つも、谷の守備範囲でレフトフライ。
3:羅志完 1死一塁。2ストライク1ボールからの5球目、李鍾範がスタート、二盗を決め1死二塁となる。2ストライク2ボールからの5球目、低めのスライダーをはじき返しセンター前タイムリー。KIAが先制点を挙げた。
4:崔煕燮 1死一塁。2ストライク1ボールからの4球目、外角いっぱいのストレートに手が出ず見逃し三振。
5:金相賢 2死一塁。2ストライク1ボールからファウルをはさんだ5球目、変化球にタイミングが合わずサードファウルフライ。風に流される打球を小笠原がしっかりつかんだ。

KIA、足を絡めて先制!

2回表
先制を許した巨人、すぐさま反撃に転じたい。

5:亀井 2ストライクから高めのストレートに空振り三振。球速は148キロ。
6:谷 1ストライク1ボールからの3球目、外角のストレートを打つもセンターフライ。
7:阿部 2ストライク2ボールからの5球目、148キロのストレートにバットが空を切り、空振り三振。

巨人、梁弦種の力強いストレートに手も足も出ず。

2回裏
6:安致弘 2ストライク1ボールからファウルをはさみ、4球目を打ってショートゴロ。スライダーを引っ掛けた。
7:金京言 1ストライク3ボールからの5球目、内角低めのストレートを見極め四球。
8:車一木 1死一塁。2ストライクからの3球目を打たされサードゴロ。二塁が封殺された。
9:李賢坤 2死一塁。1ボールからの2球目、外角のストレートを打つもライトファウルフライ。

KIA、この回も走者を出したが後続が倒れ無得点。


3回表
巨人・李承ヨプが打席に向かうと、KIA応援団からも拍手が起こる。

8:李承ヨプ 1ボールからの2球目、内角のストレートをうまく打って左中間への二塁打。
9:古城 無死二塁。2ストライク2ボールからの5球目、外角のストレートに見逃し三振。
1:坂本 1死二塁。初球、内角のストレートに差し込まれセカンドフライ。
2:松本 2死二塁。フルカウントからの6球目、ストレートを流し打ち。快音が残るも、レフトライナーとなった。

巨人、無死二塁のチャンスを生かせず、得点ならず。

3回裏
1:李鍾範 初球、外角のストレートを流し打ち、ライト前へのクリーンヒット。
2:金元燮 無死一塁。1ボールからの2球目、内角のストレートに詰まらされセンターへの浅いフライ。
3:羅志完 1死一塁。1ボールからの2球目、スライダーを引っ張るも、小笠原の正面のゴロ。ボールは5-4-3と渡り、併殺打となった。

KIA、先頭バッターにヒットが出るも、結果的に3人で攻撃を終えた。

4回表
巨人は3番からの好打順。まずは同点に追いつきたい。

3:小笠原 2ストライク2ボールからの5球目を見送り見逃し三振。外のストレートに手が出なかった。
4:ラミレス 2ストライク1ボールからファウルをはさんだ5球目、外角の沈むボールに泳がされレフトフライ。
5:亀井 2ストライク1ボールからファウルをはさんだ5球目、内角のストレートを打ち返しセンター前クリーンヒット。
6:谷 2死一塁。2球目を投げる前、亀井がピッチャーのすきをつき、ディレードスチールを成功させる。2死二塁となるも、谷は1ストライクからの2球目、内角のストレートにバットが折れるショートゴロ。3アウトとなった。

巨人、この回も得点圏の走者を生かせず。

4回裏
巨人はこの回から左腕・内海をマウンドに送る。

4:崔煕燮 初球、ストレートをピッチャー返し。鋭い打球がライナーで二遊間を抜けセンター前ヒット。
5:金相賢 無死一塁。1ストライク2ボールからの3球目、内角のストレートに詰まらされ、4-6-3の併殺打。あっという間に2死となる。
6:安致弘 1ストライク3ボールから5球目を打ってレフト前ヒット。外角の変化球にうまくバットを合わせた。
7:崔容奎 2死一塁。ここで代打は右打者の崔容奎。フルカウントからの6球目、外角のスライダーをうまくとらえるも、谷の正面でレフトライナー。

KIA、代わった内海を攻め立てたがあと一本が出なかった。

5回表
巨人は下位打線からの攻撃も、阿部・李承ヨプと強打者に回る。

7:阿部 2ストライク2ボールからの5球目、変化球にタイミングを外されファーストフライ。
8:李承ヨプ 1ストライク2ボールからの4球目、内角の変化球にサードフライ。
9:古城 1ストライクからの2球目、外角のカーブを流し打つも、サード正面のゴロ。

巨人、3者凡退に抑えられた。

5回裏
KIAもそろそろ追加点がほしい。この回は8番から。

8:車一木 2ストライク1ボールからの5球目を打ってショートゴロ。二遊間の打球を坂本が回りこんでさばいた。
9:李賢坤 フルカウントからの6球目、外角のチェンジアップをとらえショート頭上を越えるレフト前ヒット。
1:李鍾範 1ストライク1ボールからの3球目、甘く入ったストレートを見逃さずレフト前ヒット。
2:金元燮 1死一、二塁。2ストライク2ボールからの5球目、外角の変化球を打ち損じるも、ボテボテの打球が幸いしショート内野安打となる。
3:羅志完 1死満塁。フルカウントからの6球目、外角のチェンジアップにバットを伸ばしセンター前への2点タイムリー。
4:崔煕燮 1死一、二塁。2ストライク1ボールから4球目、内角のストレートを打ってセカンドゴロ。この間に走者はそれぞれ進塁。

ここで原監督が出て投手交代。野間口が3番手で登板。

5:金相賢 2死二、三塁。1ボールからの2球目、内角のストレートに差し込まれセカンドゴロ。

KIA、羅志完のこの試合2本目のタイムリーで貴重な追加点を挙げた。

6回表
巨人は1番からの攻撃。悪い流れを断ち切りたい。
梁弦種は前半5回を被安打2、四死球1、奪三振6、球数71で無失点。

1:坂本 2ストライク2ボールからの5球目、外角のストレートを打つもライトフライ。

梁弦種、腰の辺りを気にする仕草が目立ち始めた。

2:松本 2ストライク2ボールからの7球目、高めのストレートをピッチャー返し。しかしセカンドが回り込んでつかみセカンドゴロ。
3:小笠原 初球、甘いストレートをジャストミート。打球は一直線にバックスクリーンに飛び込み、ソロ本塁打となる。

KIAはここで投手交代。中継ぎエースの右サイドハンド・孫詠敏がマウンドへ。

4:ラミレス 2ストライク2ボールからの5球目、ストレートを打ち損じレフトへの浅いフライ。

巨人、小笠原に一発! 反撃ののろしとなるか。

6回裏
巨人は野間口が続投。

6:安致弘 2ストライク1ボールからの5球目、146キロのストレートに空振り三振。
7:崔容奎 フルカウントからの7球目、内角のストレートに力負けしキャッチャーファウルフライ。
8:車一木 2ストライク2ボールからの5球目、内角の沈むボールに空振り三振。

野間口が好リリーフを見せ、KIAを3人で切って取った。


7回表
巨人、ラッキー7は5番・亀井から。

5:亀井 1ストライク2ボールからの4球目、内角の変化球を逆方向にうまく運び、レフト前ヒット。
6:工藤 無死一塁。巨人は代打・工藤を起用。2ボールからの3球目、亀井が盗塁を決める。3ボールからの4球目、外角のストレートを見極め四球。

ここでKIAは3番手の右腕の郭正哲を送る。

7:阿部 無死一、二塁。1ボールからの2球目、内角のストレートをフルスイング。打球はライトスタンドに吸い込まれ、逆転の3ランとなった!
8:李承ヨプ 1ストライク2ボールからの4球目を打って左中間への二塁打。
9:古城 無死二塁。2ストライクからファウルをはさんだ4球目、変化球にタイミングを外され見逃し三振。
1:坂本 1死二塁。1ボールからの2球目、内角のストレートをとらえ切れずショートゴロ。走者を進められず。
2:松本 2死二塁。フルカウントからの6球目、外角に外れるストレートをきっちり見送り四球。
3:小笠原 2死一、二塁。2ストライク2ボールからの5球目、ワンバウンドになる変化球をキャッチャーがはじく間に走者が進塁。2死二、三塁となる。小笠原はフルカウントから内角のストレートを見極め四球。
4:ラミレス 2死満塁。1ボールからの2球目、内角の変化球をしぶとくレフト前に運ぶ2点タイムリー! 巨人が突き放す。

KIAはここでサウスポーの鄭用雲をマウンドへ送る。

5:亀井 2死一、二塁。小笠原に代わり二塁ランナーに寺内が起用される。2ストライク2ボールからの5球目、内角のストレートを引っ張り一二塁間を破るヒット。寺内がかえり巨人に追加点。
6:工藤 2死一、二塁。ラミレスに代わり二塁ランナーは脇谷。初球を打つと打球は一二塁間を抜け、脇谷がかえるタイムリー。亀井は三塁へ。
7:阿部 2死一、三塁。1ストライク3ボールからの5球目、高めのボールを打つもライトフライ。

巨人、打者12人の猛攻で一気に逆転!

7回裏
リードした巨人はオビスポがマウンドへ。寺内がサード、工藤がレフトに入った。

9:李賢坤 2ストライク2ボールからの5球目を打ってセンターフライ。
1:李鍾範 1ストライク1ボールからの3球目、内角のストレートに差し込まれファーストフライ。
2:金元燮 1ストライク2ボールからの4球目、鋭い打球を放つも、古城の正面でセカンドゴロ。

KIA、代わったオビスポの前に3人で攻撃終了。

8回表
KIAはこの回から右腕の李大振がマウンドへ。

8:李承ヨプ 2ストライク1ボールからの4球目、低めの変化球に当てただけのピッチャーゴロ。
9:古城 初球を打ち、いい当たりを放つもセカンド正面のゴロ。
1:坂本 2ストライク1ボールからの4球目、外角の変化球を打つも浅いセンターフライに倒れた。

巨人、代わった李大振の前に3者凡退。

8回裏
5点を追うKIA、この回は3番からの好打順。

3:羅志完 2ストライク1ボールからの4球目、外角いっぱいのストレートに手が出ず見逃し三振。
4:崔煕燮 フルカウントからの6球目、外角の変化球を見極め四球。
5:金相賢 初球を引っ掛けサードゴロ。二塁が封殺される。一塁代走に朴基南。
6:安致弘 2死一塁。1ストライク1ボールからの3球目を打ってファーストファウルフライ。

KIA、走者を出すもチャンスをつくるにはいたらず。

9回表
KIA、この回から守護神の右腕・劉東勲が登板。

2:大田 松本に代わり、代打は大田。初球、外角の変化球をフルスイングも空振り。2球目は外角のボール球をハーフスイング、判定はストライク。2ストライクからの3球目、低めのスライダーに見逃し三振。
3:寺内 1ボールからの2球目を打ってセカンドゴロ。
4:脇谷 3ボールから4の球目、低めのボール球を見極め四球。
5:亀井 2死一塁。1ストライク1ボールからの3球目を打つと、打球はピッチャー後方への高いバウンドに。亀井が一塁を駆け抜けピッチャー内野安打。亀井はこの試合4安打。
6:工藤 2死一、二塁。1ストライク2ボールからの4球目を打ち二遊間を抜けるヒット。脇谷がかえりタイムリーとなる。しかし、三塁を狙った亀井が二、三塁間に挟まれタッチアウト。3アウトとなった。

巨人、ルーキー・大田登場も3球三振に終わった。

9回裏
巨人はオビスポが続投、3イニング目のマウンドへ。センターには鈴木が入る。

7:崔容奎 2ストライク1ボールからの4球目を打ってピッチャーゴロ。
8:辛鍾吉 代打は左の辛鍾吉。初球をはじき返しライト前クリーンヒット。
9:李賢坤 1死一塁。1ストライク1ボールからの3球目、ストレートをはじき返しセンターフェンス直撃のタイムリー二塁打。
1:金善彬 ここで代打は右の金善彬。1死二塁。2ストライク1ボールからの6球目を打つもキャッチャーファウルフライ。
2:金元燮 2死二塁。1ストライク1ボールからの3球目、内角のストレートを打つもセンターフライ。

巨人、鮮やかな逆転勝ちで日韓王者となった。

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最終更新:2009年11月14日 18:42