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エステルプラッテ共和国

エステルプラッテ共和国

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エステルプラッテ共和国


エステルプラッテ共和国とは

ディルタニア西部に位置する共和制国家。
東にヤードゴニエとベルカ、西にユークトバニア、南にリルバーンと国境を接する。


目次


設定

国旗
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国の標語 永遠の独立
国歌 「しおれない薔薇」
公用語 エステルプラッテ語
国家元首 エレオノーラ・カザン首相
首都 クダスニク
最大都市 ルブリー
国教 パロンシュレイヒ教
総人口 一億人
公式略称 エステル
英語国名 Republic of Esterplatte
通貨 エステルマルク

国名

 エステルプラッテ語の古語において「我が民族」や「我々」。という意味。


歴史

 カザン公と多数の小領主からなるの連合体が市民革命期に統一。その後国連の委任統治領となるが、近年の国際情勢の変動に対応し独立した。
 
・参加した戦争
・エステルプラッテ市民戦争
 首都全域を襲った大地震に乗じて国内右派勢力の国民党と左派勢力の共産党が武力衝突。中道与党の社会民主党の勢力は虐殺され、凄惨な内戦となる。
 当初は「奴らを通すな!」のかけ声とともに共産諸国から義勇兵が到着。共産党が優勢と見られていたが、合同王国、安武皇国、教皇領の支援を受けた国民党が勢力を持ち直し、形勢は逆転する。またエレオノーラ・カザン首相が枢機卿という宗教的権威とともに亡命先から帰還。そのカリスマ性と国民的支持により内戦を終結させる。
 
・シオン戦争
 詳細はシオン戦争を参照のこと。内戦の復興途上であるエステル政府は軍備不十分な事もあり、参戦には乗り気ではなかったが、シェイフィナリア教皇領が爆撃を受けた事により国内世論が沸騰。
 シルヴァレヌ=カザン協定に基づいて聖地の保護を理由にシオンに宣戦を布告する。
 陸戦部隊を派遣したが、ほぼ同時にシオンの空爆によって首都機能が麻痺。早々に戦線離脱する。


政治

 議院内閣制をとる共和制国家。議会は小選挙区制の一院制。300議席。
 独立当初は多党が乱立しており、政情は不安定気味で内戦も起こっていた。
 初代首相であるカザンは名家のお嬢様であり、権力のパワーゲームの結果就任したお飾りと呼ばれるが、国民には人気があるためその発言は議会も無視できない影響力を持つ。
 近年はカザン首相がパロンシュレイヒ教の枢機卿に就任し、国民の支持を得ている。しかし同時に政教分離や議会優位の揺らぎなどが指摘されている。
 
 ◇政治制度
 普通選挙:あり
 政党結成:許可制
 イデオロギー:反動
 集会の自由:あり
 報道の自由:検閲報道
 労働組合:許可制
 経済政策:自由経済主義
 軍事政策:現状維持主義


外交

 委任統治領時代は閉鎖的な社会を営んでいたが、独立を機に様々な国と関係を有する事になった。
 現在ではルクナレス連合の構成国の一角である。
 
・国交を有する国
 シェイフィナリア列島宗教評議自治共同体
 ヤードゴニエ社会主義共和国連邦 / 国境を接する大国。工業化推進の立役国。
 アルベニック共和国 / 独立初期に国交を開いた国。
 大レイリル及びウェイランド合同王国 / 最大の交易相手国。資本導入も多い。
 安武皇国 / 養殖技術支援など
 雲龍共和国 / 正式戦闘機を輸入。航空ドクトリンも採用。
 トラニストア連合王国 / 兵器を購入
 神州民主共和国 / 新興国同士で国家元首が意気投合して。
 リルバーン帝国 / 最大の穀物・食肉・果実及び生活物資輸入国
 アーベントベルク大公国
 レギンレイブ公国
 ルージェノワール王国 / 金融関連での結びつきが強い
 ユークトバニア連邦社会主義共和国
 
・加盟している条約
 シルヴァレヌ=カザン協定 / 教皇領への独立保証
 玲エ防衛協定 / 合同王国との軍事協力


経済

 独立当初では産業技術的には列強に比べ一世紀近い遅れがあると言われ、国民の大多数が農業や林業に従事していた。
 独立後はエレオノーラ・カザン首相の工業化政策により、消費材を中心とした軽工業に力を入れ始めており、高度経済成長を遂げた。
 繊維産業、製紙・印刷産業、家具製造、電子部品などではある程度の品質を市場を得ており、貿易黒字と更なる設備投資が続いている。
 反面、農業の立ち後れが目立ち食料自給率が大幅に低下。現在は定期的に穀物を輸入している。
 また、伝統産業としてビール製造とガラス製造がある。
 
 国家資本主義と銘打ち、様々な経済統制を行っていたが、近年では穀物の輸入自由化や外国資本による株式会社の進出もあり、自由市場経済に傾きつつある。
 しかし急激な規制緩和と経済成長の反動により、株価は乱高下しており、投資は常にハイリスク・ハイリターンと言われる。
 
・Ez15自動拳銃
 民間用の護身拳銃。小柄なエステルプラッテ女性向けに作られた。軽く扱いやすくデザインも良い事が売りだったが、思いのほか命中精度・信頼性が高く、海外にも輸出されている。
 
・ジャスリー・モード
 エステルプラッテ発の女性向けファッションブランド。
 ドレス、バッグ、香水、靴、下着から果ては司祭服まで取り揃える。
 
・グレープ
 家庭用コンピュータのブランド。三州製などの大手に比べると性能もシェアも劣っているが、ハードや画面構成の外観のデザイン性で根強いファンが多い。


代表的な都市

・クダスニク(9,8)
 千年に渡ってエステルプラッテ人が本拠としてきた、歴史ある古都。煉瓦や石作りの歴史的建造物が立ち並び、旧貴族階級や富裕層が住む。
 首相官邸や中央議会がある政治的中心地だが、景観の保持の為、近代的な建造物は建てられていない。
 クダスニク時事新報社などのメディアや、エレオノーラ・カザン大学などの学術施設などもここに本拠を置く。
 
・クラルヴェルン(6,11)
 古い町並みと新しい街が入り交じった港湾都市。諸外国との貿易の窓口であり、特にシェイフィナリア・合同王国・リルバーン帝国などの交易で活気が溢れている。
 旧貴族であるクラルヴェルン公爵(の子孫)が市長を務め、外賓をもてなすブリュンスタッド城が存在する。
 
・プラトー(11,12)
 独立後にヤードゴニエ資本によって建設された工業都市。エステルプラッテの産業の中心地だが、急激な成長によって住居インフラの整備の不足が目立ち、狭い集合住宅に労働者が押し込められている。
 
・ルブリー(12,15)
 埋立事業によって拡張された新都市建設予定地。
 
・ハーヴェルブルグ(10,9)
 ハーヴェル鉱山の開発によって成長した鉱山街。製錬工場などを持つ。
 
・ワシャーワ(14,8)
 中低所得者用のベッドタウン。計画的に作られた過ごしやすい街だが、内戦の被害を最も多く受けた都市でもある。


住民

 エステルプラッテ人が61%、フェナス系が8%である。
 独立後では活況により、多くの移民を受け入れている。

 建前としては信教の自由が認められているが、国民の殆どがパロンシュレイヒ教の信徒(ナルヴェの契約者)である。
 統一期以前から地域社会に根付いており、社会システムに組み込まれているため完全な政教分離は難しい。
 
◇民族問題
 トラキア人を始めとしてエステルプラッテは各国からの移民を受け入れているが、国家規模が発展するにつれて様々な問題が浮上してきた。
 まずストレートに治安の悪化がある。
 雇用に関しては経済成長に支えられて安定しているが、技術や学識を要する職はエステルプラッテ人が独占し、単純労働にしかつく事が難しい移民系住民との経済的格差が政治問題となっている。
 移民系住人の選挙権、被選挙権を認めるか否かで国論が割れている。
 宗教的影響か、現在のところは排斥運動などは起こってはいない様子。


文化

 近隣のシェイフィナリアの宗教文化の影響が大きく、建築様式からも影響を見て取れる。建築ではサンクト・エレオノーラ大聖堂(3,12)が有名。音楽や服飾、園芸などのブランド力では小国ながら定評がある。
 女性の社会進出は宗教や芸能、サービス業などの分野以外はほとんど進んでいない(ただし富裕層では高等教育を施す場合が多い)。
 また民族ジョークとして男性は巨漢、女性は妖精というイメージがある(体格差が大きい)。
 
 男女とも、一生に一度は聖地巡礼に赴く事が推奨されている。
 また、女性に関しては十五歳の成人式を聖地で行う事が名誉とされる。そこで信仰に目覚める少女も多い。
 
 独立後に広まった人々の娯楽としてテレビ放送がある。SFものである『Stargazer』シリーズや騎士物語の『Majestic Stand』シリーズが有名。
 また、聖職者出身のアリーセ・アーベントロートという歌手が人気を集めている。


軍事

 小規模ながら主権の象徴として独立軍を持つ。
 
 軍の主体は陸軍である。徴兵制を敷いているが、雇用などの情勢によって貧しい人々は兵役を終えても軍務に就き続けるケースが多く、また共産党の影響が濃い。エステル赤軍と揶揄されることもある。
 先年の内戦ではそれが軍部暴発の原因の一つと見なされ、共産党の影響は排除された。
 火器や車両、軍事ドクトリンを自前で開発できる技術力は未だ無く、ヤードゴニエからの技術支援によって賄っている。
 
 空軍に関しては雲龍共和国より、往年の名機と呼ばれたジェット戦闘機"F-8-A-E1"空鬼龍をノックダウン輸入し、運用している。
 前世代の戦闘機であることを指して“雲龍の在庫処理”とも言われるが、財政状況・技術レベルからみてもむしろ分相応であり、稼働率や整備状況は悪くない。
 
 新型戦闘機『F-8AE』のライセンス生産輸入の話も持ち上がっている。
 
 海軍については小規模な哨戒艇があるのみで艦隊とよべるものは無い。
 
 正規軍とは別に、政権与党であるパロンシュレイヒ教民主主義党にはパロンシュレイヒ教徒達がカザン親衛隊と名乗る私兵集団が存在する。「信仰心から自主的にカザン枢機卿とエステルプラッテの民主主義を守る」という名目で活動しているが、狂信的な一面もあり、有識者は眉をしかめている。


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最終更新:2007年10月29日 19:23
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