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アレンフォート諸島連合共和国

アレンフォート諸島連合共和国とは

 アレンフォート諸島連合共和国は、フェイルディラシア北端に位置するアレンフォート諸島を領有する共和政国家。これまで三洲連合共和国の信託統治領として一定の自治を与えられてきたが、今般の未曾有の大惨害、所謂「ナルヴェの怒り」による世界規模での混乱に乗じて主権の獲得と独立を宣言。共産主義勢力との内戦を経て国際連合加盟を果たし、現在に至る。


目次


設定

国旗
国の標語 多数から一つへ/自由の御旗を掲げよ
国歌 護国行進曲
国教 規定せず ※1
公用語 コルガ系三洲語 ※2
国家元首 レオナード・ルイ・フローベル国家統治委員会議長
行政首都 リグリー特別区
最大都市 ニューベルツ市
面積
総人口
公式略称 URA、アレンフォート、ア国
英語国名 United Republic of Allenphoto islands
公式通貨 アレンフォート・フェル

※1:人口の約半数はパロンシュレイヒ教を信仰している ※2:三洲語と土着言語とで構成される混成言語


国名

 コルガと呼ばれるこの地域一帯の先住民族に伝わるアレンフォート神話に由来し、三洲信託統治時代にアレンフォート諸島と言う呼称が定着した。


歴史

  • 三洲信託統治の終結と独立  未曾有の大惨害、所謂「ナルヴェの怒り」による破滅的な危機と混乱は世界中に波及し、これまでの国際秩序や、それに基づく世界の勢力バランスは脆くも崩壊した。大国三洲による庇護の下、緩やかで一定の自治を与えられてきたアレンフォート諸島も、決してその例外では無かった。「ナルヴェの怒り」による混乱を契機に、アレンフォート諸島自治政府は三洲信託統治からの離脱を表明。アレンフォート諸島連合共和国の建国を宣言し、臨時共和政府をニューベルツに置いた。この時点で信託統治は終結し、アレンフォート諸島に完全な独立と自治が訪れた。
  • 統一戦争による混乱と国連加盟  独立直後のアレンフォート諸島は、極めて政情が不安定であった。もともと同諸島は「辺境の地」フェイルディラシア北端に位置し、長年に渡ってディルタニア共産主義圏の影響を受けており、特に諸島北部地域では共産主義活動が活発であった。従って、共和政を取り入れ自由主義的傾向が強い臨時共和政府に対しては、アレンフォート赤化統一戦線を形成し、あくまでも組織的な抵抗を断行する立場を貫いた。同諸島北部の要衝、カルタール島への臨時共和政府軍上陸をきっかけに、赤化統一戦線と臨時共和政府は全面交戦、統一戦争が勃発する。戦況は、赤化戦線の展開したゲリラ戦が緒戦に於いて成功したものの、最終的には正規軍を擁し物量でも有利な政府軍が圧倒。開戦後数ヶ月で赤化戦線による組織的抵抗は終結し、これによって臨時共和政府は同諸島全土を掌握した事となり、直後に国連への正式加盟を果たす。  しかしながら、同諸島北部での共産主義運動を完全に鎮圧し、無力化したと言う訳では無く、アレンフォート諸島連合共和国からの分離独立を訴える抵抗運動は、未だに続いているのが現状である。

政治

 国家統治委員会(行政府)、連合議会(立法府)、連合司法裁判所(司法府)による厳格な三権分立制を維持している。これにより、議会は国家統治委員会議長による権力濫用を抑制し、逆に抑制効果が行過ぎた場合には、国家統治委員会議長が議会に対して法案拒否権を発動するなどして対抗、国政の均衡を保つ。また、地方自治には連邦制を取り入れ、各州は独自の憲法や(最高法規はアレンフォート諸島連合共和国憲法である)政府、議会を持ち合わせ、平時には州兵を運用するなど、非常に高度な自治権を与えられている。

 財界・宗教右派・保守富裕層などから支持を集める中道右派の民主協同党と、労働者や都市部のリベラル層から支持を集める中道左派の自由労働者党からなる二大政党制が、我が国の政治の根幹を形成しており、現在の初代国家統治委員会議長レオナード・ルイ・フローベルは民主協同党の所属。

  • 国家統治委員会議長

 国家統治委員会議長は、我が国の国家元首にして行政府の長である。選出にあたっては国家統治委員会議長選挙人を通した間接選挙が実施され、任期は一期につき四年。行政権の単独保有者として、合議体である国家統治委員会を統率し、執政令によって適切な行政施策を講ずる。連合議会に対しては、教書(一般教書、予算教書、特別教書)によって法律の制定を勧告・要請し、議会両院を通過した法案を拒否出来るなどの権限を持つが、基本的には、議会に対して連帯して責任を負う事は無い。また、最高司令官として軍隊の指揮権を持つ。

  • 閣僚の議長権限継承序列
    • 1位 国家統治委員会副議長
    • 2位 国務長官
    • 3位 国防長官
    • 4位 財務長官
    • 5位 司法長官
    • 6位 内務長官
    • 7位 農商務長官
    • 8位 社会福祉長官
    • 9位 国土安全保障長官
    • 10位 国土開発長官
    • 11位 運輸長官
    • 12位 労働長官
    • 13位 文教長官
    • 14位 エネルギー長官
    • 15位 在郷軍人長官

 国家統治委員会議長が、その任期中に何らかの理由で職務を遂行出来なくなった場合、以上の順で閣僚が代理して議長権限を執行する。

  • 連合議会

 元老院(上院)と代議院(下院)とで構成される二院制の議会。憲法に於いて、立法権として分類されている機能に関しては両院対等であるが、元老院は弾劾裁判権と条約の批准権、国家統治委員会議長指名人事に対する承認権で、代議院は予算の先議権でそれぞれ優越している。一般的には、元老院は資本家、地主、豪農などの主要な有産階級の意見を、代議員は中産・無産階級の意見を国政に反映するとされる。


外交

 価値観を共有していると思われる自由主義国家との外交関係を模索すると同時に、国連安保理への参加による国際的な発言権の獲得を図る。一方で、旧リルバーン帝国継嗣問題については、早々にリルタニア支持の方針を表明、「無頼漢による得体の知れない体制と、彼らが喧伝する覇権主義は周辺諸国にとって脅威であり、我が国は南方の悪人を心から謝絶する」(ジョン・ハワード国務長官)として、リルタニアと同じく旧リルバーン帝国の後継を名乗るヴェルダム諸島統一国との軋轢は日に日に深まっている。


経済

  • 製造業  製造業は、大都市郊外の針葉樹林に自生している良質な杉を生かした家具生産の他に、製糸・紡績業が営まれている程度であるが、政府としては軍需産業の育成を視野に入れた重化学工業の確立に意欲的な姿勢を示している。
  • 農業  機械化された北部の穀倉地帯で小麦、トウモロコシ、大豆などを生産しており、この地域の開拓農民は、小麦や牧草を生産すると同時に家畜を飼育する混合農業を営んでいる。綿花やオレンジなどの栽培も盛んで、今のところ我が国の基幹産業は農業である。
  • 鉱業  東部のクリーブランド炭田と南部のユスフ採石場が我が国の鉱業を支える。

代表的な都市

リグリー特別区

 内戦の終結とそれに伴う国連加盟に合わせて、臨時首都ニューベルツから遷都した。独立記念塔を中心にして官庁街が整備された人工都市で、専ら政治機能の中枢としての役割を担っているが、都市そのものの経済規模や人口はニューベルツに遠く及ばない。政治的な中立性を維持する為、国家統治委員会の直轄区とされ、何れの州にも所属しない。

  • 政治に関する主な施設
    • 国家統治委員会議長執政府
    • 連合議会議事堂
    • 連合最高司法裁判所
    • 国立公文書館
    • 統合参謀本部
    • 各官省庁舎
  • 文化・教育・芸術に関する主な施設
    • アレンフォート独立記念塔
    • アレンフォート中央大学
    • リグリー工科大学
    • 国立歴史学博物館
    • 国立美術博物館

ニューベルツ市 良好な自然港湾と南アレンフォート地方の比較的温暖な気候とに恵まれ、古くから交易と交通の要衝としての役割を担ってきた。島内の隅々に運河が張り巡らされ、コルガ民族やパロンシュレイヒ教の影響を強く受けた歴史的建築物も未だに残っており、その景観は美しい。また、現在は国際金融市場や国内主要企業が集積し、我が国の経済の中枢でもある。


住民 

 三洲信託統治時代から、土着民族であるコルガ民族の他に、三洲系を始め、フェイルディラシアやディルタニアの諸民族などが雑居しており、従って我が国は多民族国家であると言えるだろう。また、「ナルヴェの怒り」による破滅的危機から辛くも生き延びた国・地域の一つである我が国は多くの難民を受け入れており、多民族国家としての性格をより一層顕著にしている。


文化 


軍事

 三洲信託統治時代に、旧アレンフォート自治政府に対して供与された旧式の三洲製兵器を使用している。

軍事組織

  • 陸軍(United Republic Army)
  • 海軍(United Republic Navy)
  • 空軍(United Republic Air Force)
  • 海兵隊(United Republic Marine Corps)
  • 海洋警備隊(United Republic Coast Guard)

その他の軍事組織

  • 陸軍州兵(Army National Guard)
  • 空軍州兵(Air National Guard)

外部リンク

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最終更新:2007年11月08日 23:32
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