善なるマッダー

部品構造


  • 大部品: 善なるマッダー(羅幻王国版) RD:31 評価値:8
    • 部品: 称号『善なるマッダー』
    • 部品: マッドなりの善
    • 部品: 安定した技術の多用による開発
    • 部品: 常人の斜め上、あるいは斜め下か曲線を行く新技術開発
    • 部品: 彼らの訳が分からないたぶん幸福なる世界
    • 部品: その世界の深淵=一般人世界常識終了のお知らせ
    • 大部品: マッドサイエンティスト(羅幻王国版) RD:17 評価値:6
      • 部品: ギフテッド
      • 部品: 彼らの善意
      • 大部品: 過去、そして今 RD:4 評価値:3
        • 部品: つきまとう孤独
        • 部品: 合理性の上の一般化
        • 部品: 国家による保護
        • 部品: 技術国家の輝ける宝石
      • 大部品: その能力の一端 RD:4 評価値:3
        • 部品: フルチューニングは控えましょう。
        • 部品: 一般機械の改造禁止
        • 部品: 複数機体における整備
        • 部品: その修復技能
      • 大部品: 美人秘書 RD:5 評価値:3
        • 部品: 国家直属・派遣型美人秘書
        • 部品: 一般との調整弁
        • 部品: 緊急時対応(=物理)
        • 部品: 整備士の部下達
        • 部品: サイボーグ化
      • 部品: 自己開発した整備道具
      • 部品: 改造したクレーン
    • 大部品: マッドサイエンティストとの差 RD:8 評価値:5
      • 部品: 称号を得るには
      • 部品: 条件1、実務的実績
      • 部品: 条件2、人格判断
      • 部品: 条件3、協調性審査
      • 部品: 条件4、羅幻王国の承認
      • 部品: 待遇の向上
      • 部品: 課せられるもの
      • 部品: マッドサイエンティストの統括権



部品定義


部品: 称号『善なるマッダー』

高い整備能力等を持ち、敬意を込めて呼ばれる、整備・研究系の最高位職業としての藩国内での敬称。時には困った様な半笑いと共に話される事も。研究成果は二の次で、彼ら自身の精神的成長によって発展する事に真髄があると考え、自ら発案した物に対して責任を持つ。

部品: マッドなりの善

正義という耳障りの良い言葉は疑うが、自国や自国を通して世界に何か貢献したいという願いを持つ程度には、善人が揃っている。

部品: 安定した技術の多用による開発

所謂『枯れた技術』と呼ばれる既に使われている基礎技術を開発の大本としている為か、非常に安定した技術開発に定評がある。…だが、安定しているだけであって、その開発の中身については、聞いてはいけない。

部品: 常人の斜め上、あるいは斜め下か曲線を行く新技術開発

彼らが開発する技術がいつも役に立つものだとは限らない。立方晶窒化炭素等の技術研究もあれば、萌えの理論を実証する人工知能(但しデータ・グラフの数式の曲線美にしか魅力を感じない)等、ときに斜め上通り越して遊び心はともかく役に立たない技術を開発する事もある。

部品: 彼らの訳が分からないたぶん幸福なる世界

曰く、勘と気配でインフラの不調部分が分かり、機械と添い寝すれば不調部分がわかる。開発物や機材に萌えキャラ名を付け、お約束と称して定期的に頭上を世界爆破(頭髪をアフロに)して登場するだの、常人では訳が分かりたくないHENTAI世界を広げている。

部品: その世界の深淵=一般人世界常識終了のお知らせ

相当な認識齟齬によって生まれている向こう側を見る事は、一般人や世間で言う常識人にしてみれば、世界の終焉を見ているようなものであり、その表情や感情もそれに付随する。

部品: ギフテッド

誰しもが大小あれども、天から与えられた才能(宝石)を持つ。それをギフトと呼ぶならば、先天的に高度な知的能力を持ち、常に多様な知的刺激を求めて自ら学習しそれを成立させる彼らは、まさしくギフテッド=生まれ持ったもの、あるいは超越者と呼ばれるに相応しい者である。

部品: 彼らの善意

極一般の共通認識を越えた彼らの行動は、善意では推し量れぬ事が多い。彼らは持つ者であるが故に、その善意の行いは時に一般人にとっては無意識の悪意になる可能性が多分にある。

部品: つきまとう孤独

あまりにも隔絶した優れた能力故に凡人を理解できず、更には確実に少数派である彼らには、必ずと言っていい程孤独が付き纏う。時が経る程人との関わり合いは難しくなる。結果、彼らは認められぬまま、静かに土の中へ消えていった。

部品: 合理性の上の一般化

ひと目で見れば厄介者、異端として排除されそうな彼らではあるが、その優秀さこそが非常に特異であり、それ故に一般社会からズレが出来るからこそで、異端となるのである。それを異質と排除し追放するのは不合理であるとの共通認識が時間を掛けて持たれた結果、その考えが一般化するようになった。

部品: 国家による保護

ギフテッドの認定を受けたものは国家による保護を受け、無条件かつ強制的に、王国紋章が入った赤いマントと純金製のフレームを使用したモノクルが送られる。それは彼らが身を守るのと同時に、一般人が尊敬と、これから起こる騒動への注意をする為のアイコンともなりうる。

部品: 技術国家の輝ける宝石

無作為に無差別に、そして無慈悲に送りつけられた、先天的な贈り物の持ち主達。それは今、沢山の補佐を受けて輝いている。

部品: フルチューニングは控えましょう。

彼らが心を込めてその絶大なる熱量を持って開発したり、あるいは整備したワンオフの機体は、スペック以上の能力を叩き出す。…が、パイロットを色々な意味で殺しかねない。しかし、その整備調整能力は、他の整備士の追随を許さない。

部品: 一般機械の改造禁止

これはむしろ、彼らを取り巻く周囲への配慮によってそれとなくなされている事である。何故か?善意によって改造された機械は、一般人が扱った場合、危険である事が多いからである。但し当人に自覚症状がある場合や秘書の部下が気が利く人間の場合、自作機械を持ち込む等の配慮が行われる。

部品: 複数機体における整備

一機体だけの整備は中のパイロットを殺しかねない結果になるものの、複数機体を掛け持ちした場合は、やはり手数がかかるためか、全ての機体が程良く整備される。故に、マッドサイエンティストが整備をする場合は、複数機体を同時に行う事が条件となっている。

部品: その修復技能

どこまでもボロボロになった機体であろうとも、彼らは一度興味を向ければ完全に修復しようとする。そして、瞬時に仮設と推測を立て、実に軽々と新品同然に修復してしまう。…が、その程度で止めないと改造が始まる為、匙加減が必要である。

部品: 国家直属・派遣型美人秘書

マッドサイエンティストと国家から認められた者を一般社会内部に留め、効率的効果的に運用するために派遣される補佐者。一般的な視点で見ると美形ばかりであるが、これは交渉を楽にするための一種の装備である。

部品: 一般との調整弁

ギフテッドの感覚ではなく、一般の感覚に合わせて俗に言う『やらかした後』の様々な後処理を行うだけでなく、国家への報告、被害への折衝等、彼らの補佐を全般的に行う。その為、強靭な精神力と状況処理能力が求められる。

部品: 緊急時対応(=物理)

己の担当者が引き起こす悪意なき悪意に対しての抑止力として、一時的な拘束、軟禁、監禁の権利を有する。人命救護と保護を優先するものの超限定的な状況に置いては秘書担当者の物理的無力化をも辞さない。なお、これは抑止力を向けられる当人や部下にも、秘書就任時点で最初に通達がなされる。

部品: 整備士の部下達

秘書達には、整備士の部下が数名存在している。彼らは一般整備士達が触れる機械の操作を担当し、その機械の保護を行いつつも、製作物が安全に起動する為の補佐を行う。他にも、技術吸収目的や経験習得も兼ねている。

部品: サイボーグ化

時に美人秘書は己の身を護るため、あるいは延々と続く仕事への対処、ただ単純に己の趣味など、様々な理由で自らの身をサイボーグ化する事もある。その業務は、激務である事は間違いない。

部品: 自己開発した整備道具

ガントレット型にした整備道具に指ドリルなどなど、一般人にはとても扱えそうにない道具を嬉々として作って運用し、当然ながらも他人にも推奨する。但し、安全性だの何だのを考えると、開発者の当人にだけしか扱えない。

部品: 改造したクレーン

自己改造し、これも改造したもの視点で非常に使いやすくなったクレーン。若干、一般人が使うには怖い代物に仕上がっている。改造した当人の部下か秘書、当人が使用者の中心となる。

部品: 称号を得るには

善なるマッダーは、マッドサイエンティストの上位者である。だが、マッドサイエンティストですら、常人から見れば理解を超えた存在である。常人にその差の理解は難しい。よって、善なるマッダーと呼ばれる為には、いくつかの条件をクリアする事とされている。ただし彼等に、名誉欲があるかは別の話である。

部品: 条件1、実務的実績

その実績において、羅幻王国と諸外国に対する貢献が大であると判断される事。客観的観点から、羅幻王国側から選別し、候補者リストに入れる。

部品: 条件2、人格判断

善なるマッダー、というくらいである。正義という抽象的概念は置いて、自身の欲の為でなく他者の幸福の為に活動を行う事が出来るかという審査が絶対的に必要である。これは秘書の報告や、実際の面談等で判断される。

部品: 条件3、協調性審査

元々、HENTAIの集まりである。それぞれ仲良くしろとか、協力しあえなどの要求はしない。が、足の引っ張り合いをするような関係、お互いを妨害しあうような関係は望ましくなく、有事の際には協力して研究開発整備に当たってもらう状況が存在する。よって、既に称号を得ている者から推薦を得る事。これが条件として加えられている。

部品: 条件4、羅幻王国の承認

3つの条件をクリアしたものの中から、王が承認した者を、善なるマッダーとして認定する。称号とともに、認定書が与えられるが、これは形式である。

部品: 待遇の向上

マッドサイエンティストですら、既に高い待遇で迎えられているが、善なるマッダーはさらに待遇がよくなる。金銭欲や名誉欲はないものが多いので、実利として研究資金の援助が挙げられる。これは、研究に必要と思われる資金を計算し、王に直接提案することが出来る権利である。その提案は会議にかけられ、審査の上、承認されれば国家予算から支給される。

部品: 課せられるもの

善なるマッダーは羅幻王にのみ責任を持つものとし、王命以外は拒否する権利を持つ。ただし、これは彼等の専門分野に限られる。もともと、自分たちの興味のない次元の話には興味を示さない者達である。単に自分の研究には、王以外から口を挟まれたり、命令したりされないというだけの事である。

部品: マッドサイエンティストの統括権

己の研究する分野において、一人では手が足りない事も多くある。が、元々才気あふれる彼等の思考についていけるのは、秘書か、同レベルの思考速度を持つ者のみである。よって、彼等はマッドサイエンティストを指揮監督し、自身の研究に協力させる権利を持つ。同時にその技術を伝え、人々の為に活動する意義を伝え、次世代の善なるマッダーを発見する義務を負う。



提出書式


 大部品: 善なるマッダー(羅幻王国版) RD:31 評価値:8
 -部品: 称号『善なるマッダー』
 -部品: マッドなりの善
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 -部品: 常人の斜め上、あるいは斜め下か曲線を行く新技術開発
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 --部品: ギフテッド
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 ---部品: サイボーグ化
 --部品: 自己開発した整備道具
 --部品: 改造したクレーン
 -大部品: マッドサイエンティストとの差 RD:8 評価値:5
 --部品: 称号を得るには
 --部品: 条件1、実務的実績
 --部品: 条件2、人格判断
 --部品: 条件3、協調性審査
 --部品: 条件4、羅幻王国の承認
 --部品: 待遇の向上
 --部品: 課せられるもの
 --部品: マッドサイエンティストの統括権
 
 
 部品: 称号『善なるマッダー』
 高い整備能力等を持ち、敬意を込めて呼ばれる、整備・研究系の最高位職業としての藩国内での敬称。時には困った様な半笑いと共に話される事も。研究成果は二の次で、彼ら自身の精神的成長によって発展する事に真髄があると考え、自ら発案した物に対して責任を持つ。
 
 部品: マッドなりの善
 正義という耳障りの良い言葉は疑うが、自国や自国を通して世界に何か貢献したいという願いを持つ程度には、善人が揃っている。
 
 部品: 安定した技術の多用による開発
 所謂『枯れた技術』と呼ばれる既に使われている基礎技術を開発の大本としている為か、非常に安定した技術開発に定評がある。…だが、安定しているだけであって、その開発の中身については、聞いてはいけない。
 
 部品: 常人の斜め上、あるいは斜め下か曲線を行く新技術開発
 彼らが開発する技術がいつも役に立つものだとは限らない。立方晶窒化炭素等の技術研究もあれば、萌えの理論を実証する人工知能(但しデータ・グラフの数式の曲線美にしか魅力を感じない)等、ときに斜め上通り越して遊び心はともかく役に立たない技術を開発する事もある。
 
 部品: 彼らの訳が分からないたぶん幸福なる世界
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 部品: その世界の深淵=一般人世界常識終了のお知らせ
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 部品: ギフテッド
 誰しもが大小あれども、天から与えられた才能(宝石)を持つ。それをギフトと呼ぶならば、先天的に高度な知的能力を持ち、常に多様な知的刺激を求めて自ら学習しそれを成立させる彼らは、まさしくギフテッド=生まれ持ったもの、あるいは超越者と呼ばれるに相応しい者である。
 
 部品: 彼らの善意
 極一般の共通認識を越えた彼らの行動は、善意では推し量れぬ事が多い。彼らは持つ者であるが故に、その善意の行いは時に一般人にとっては無意識の悪意になる可能性が多分にある。
 
 部品: つきまとう孤独
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 部品: 合理性の上の一般化
 ひと目で見れば厄介者、異端として排除されそうな彼らではあるが、その優秀さこそが非常に特異であり、それ故に一般社会からズレが出来るからこそで、異端となるのである。それを異質と排除し追放するのは不合理であるとの共通認識が時間を掛けて持たれた結果、その考えが一般化するようになった。
 
 部品: 国家による保護
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 部品: 技術国家の輝ける宝石
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 部品: フルチューニングは控えましょう。
 彼らが心を込めてその絶大なる熱量を持って開発したり、あるいは整備したワンオフの機体は、スペック以上の能力を叩き出す。…が、パイロットを色々な意味で殺しかねない。しかし、その整備調整能力は、他の整備士の追随を許さない。
 
 部品: 一般機械の改造禁止
 これはむしろ、彼らを取り巻く周囲への配慮によってそれとなくなされている事である。何故か?善意によって改造された機械は、一般人が扱った場合、危険である事が多いからである。但し当人に自覚症状がある場合や秘書の部下が気が利く人間の場合、自作機械を持ち込む等の配慮が行われる。
 
 部品: 複数機体における整備
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 部品: 国家直属・派遣型美人秘書
 マッドサイエンティストと国家から認められた者を一般社会内部に留め、効率的効果的に運用するために派遣される補佐者。一般的な視点で見ると美形ばかりであるが、これは交渉を楽にするための一種の装備である。
 
 部品: 一般との調整弁
 ギフテッドの感覚ではなく、一般の感覚に合わせて俗に言う『やらかした後』の様々な後処理を行うだけでなく、国家への報告、被害への折衝等、彼らの補佐を全般的に行う。その為、強靭な精神力と状況処理能力が求められる。
 
 部品: 緊急時対応(=物理)
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 部品: 整備士の部下達
 秘書達には、整備士の部下が数名存在している。彼らは一般整備士達が触れる機械の操作を担当し、その機械の保護を行いつつも、製作物が安全に起動する為の補佐を行う。他にも、技術吸収目的や経験習得も兼ねている。
 
 部品: サイボーグ化
 時に美人秘書は己の身を護るため、あるいは延々と続く仕事への対処、ただ単純に己の趣味など、様々な理由で自らの身をサイボーグ化する事もある。その業務は、激務である事は間違いない。
 
 部品: 自己開発した整備道具
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 部品: 改造したクレーン
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 部品: 称号を得るには
 善なるマッダーは、マッドサイエンティストの上位者である。だが、マッドサイエンティストですら、常人から見れば理解を超えた存在である。常人にその差の理解は難しい。よって、善なるマッダーと呼ばれる為には、いくつかの条件をクリアする事とされている。ただし彼等に、名誉欲があるかは別の話である。
 
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 部品: 条件2、人格判断
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 部品: 条件3、協調性審査
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 部品: 条件4、羅幻王国の承認
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 部品: 待遇の向上
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 部品: 課せられるもの
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 部品: マッドサイエンティストの統括権
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                 "title": "フルチューニングは控えましょう。",
                 "description": "彼らが心を込めてその絶大なる熱量を持って開発したり、あるいは整備したワンオフの機体は、スペック以上の能力を叩き出す。…が、パイロットを色々な意味で殺しかねない。しかし、その整備調整能力は、他の整備士の追随を許さない。",
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                 "title": "一般機械の改造禁止",
                 "description": "これはむしろ、彼らを取り巻く周囲への配慮によってそれとなくなされている事である。何故か?善意によって改造された機械は、一般人が扱った場合、危険である事が多いからである。但し当人に自覚症状がある場合や秘書の部下が気が利く人間の場合、自作機械を持ち込む等の配慮が行われる。",
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                 "title": "複数機体における整備",
                 "description": "一機体だけの整備は中のパイロットを殺しかねない結果になるものの、複数機体を掛け持ちした場合は、やはり手数がかかるためか、全ての機体が程良く整備される。故に、マッドサイエンティストが整備をする場合は、複数機体を同時に行う事が条件となっている。",
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                 "title": "その修復技能",
                 "description": "どこまでもボロボロになった機体であろうとも、彼らは一度興味を向ければ完全に修復しようとする。そして、瞬時に仮設と推測を立て、実に軽々と新品同然に修復してしまう。…が、その程度で止めないと改造が始まる為、匙加減が必要である。",
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                 "title": "国家直属・派遣型美人秘書",
                 "description": "マッドサイエンティストと国家から認められた者を一般社会内部に留め、効率的効果的に運用するために派遣される補佐者。一般的な視点で見ると美形ばかりであるが、これは交渉を楽にするための一種の装備である。",
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                 "title": "一般との調整弁",
                 "description": "ギフテッドの感覚ではなく、一般の感覚に合わせて俗に言う『やらかした後』の様々な後処理を行うだけでなく、国家への報告、被害への折衝等、彼らの補佐を全般的に行う。その為、強靭な精神力と状況処理能力が求められる。",
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                 "title": "緊急時対応(=物理)",
                 "description": "己の担当者が引き起こす悪意なき悪意に対しての抑止力として、一時的な拘束、軟禁、監禁の権利を有する。人命救護と保護を優先するものの超限定的な状況に置いては秘書担当者の物理的無力化をも辞さない。なお、これは抑止力を向けられる当人や部下にも、秘書就任時点で最初に通達がなされる。",
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                 "title": "整備士の部下達",
                 "description": "秘書達には、整備士の部下が数名存在している。彼らは一般整備士達が触れる機械の操作を担当し、その機械の保護を行いつつも、製作物が安全に起動する為の補佐を行う。他にも、技術吸収目的や経験習得も兼ねている。",
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                 "title": "サイボーグ化",
                 "description": "時に美人秘書は己の身を護るため、あるいは延々と続く仕事への対処、ただ単純に己の趣味など、様々な理由で自らの身をサイボーグ化する事もある。その業務は、激務である事は間違いない。",
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             "title": "自己開発した整備道具",
             "description": "ガントレット型にした整備道具に指ドリルなどなど、一般人にはとても扱えそうにない道具を嬉々として作って運用し、当然ながらも他人にも推奨する。但し、安全性だの何だのを考えると、開発者の当人にだけしか扱えない。",
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             "title": "改造したクレーン",
             "description": "自己改造し、これも改造したもの視点で非常に使いやすくなったクレーン。若干、一般人が使うには怖い代物に仕上がっている。改造した当人の部下か秘書、当人が使用者の中心となる。",
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         "title": "マッドサイエンティストとの差",
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             "title": "称号を得るには",
             "description": "善なるマッダーは、マッドサイエンティストの上位者である。だが、マッドサイエンティストですら、常人から見れば理解を超えた存在である。常人にその差の理解は難しい。よって、善なるマッダーと呼ばれる為には、いくつかの条件をクリアする事とされている。ただし彼等に、名誉欲があるかは別の話である。",
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             "title": "条件1、実務的実績",
             "description": "その実績において、羅幻王国と諸外国に対する貢献が大であると判断される事。客観的観点から、羅幻王国側から選別し、候補者リストに入れる。",
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             "description": "善なるマッダー、というくらいである。正義という抽象的概念は置いて、自身の欲の為でなく他者の幸福の為に活動を行う事が出来るかという審査が絶対的に必要である。これは秘書の報告や、実際の面談等で判断される。",
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             "title": "条件3、協調性審査",
             "description": "元々、HENTAIの集まりである。それぞれ仲良くしろとか、協力しあえなどの要求はしない。が、足の引っ張り合いをするような関係、お互いを妨害しあうような関係は望ましくなく、有事の際には協力して研究開発整備に当たってもらう状況が存在する。よって、既に称号を得ている者から推薦を得る事。これが条件として加えられている。",
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             "description": "3つの条件をクリアしたものの中から、王が承認した者を、善なるマッダーとして認定する。称号とともに、認定書が与えられるが、これは形式である。",
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             "description": "マッドサイエンティストですら、既に高い待遇で迎えられているが、善なるマッダーはさらに待遇がよくなる。金銭欲や名誉欲はないものが多いので、実利として研究資金の援助が挙げられる。これは、研究に必要と思われる資金を計算し、王に直接提案することが出来る権利である。その提案は会議にかけられ、審査の上、承認されれば国家予算から支給される。",
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             "description": "善なるマッダーは羅幻王にのみ責任を持つものとし、王命以外は拒否する権利を持つ。ただし、これは彼等の専門分野に限られる。もともと、自分たちの興味のない次元の話には興味を示さない者達である。単に自分の研究には、王以外から口を挟まれたり、命令したりされないというだけの事である。",
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             "description": "己の研究する分野において、一人では手が足りない事も多くある。が、元々才気あふれる彼等の思考についていけるのは、秘書か、同レベルの思考速度を持つ者のみである。よって、彼等はマッドサイエンティストを指揮監督し、自身の研究に協力させる権利を持つ。同時にその技術を伝え、人々の為に活動する意義を伝え、次世代の善なるマッダーを発見する義務を負う。",
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最終更新:2017年09月01日 23:59