開発班作業進捗2017/09/02
ツール開発班より現在の作業状況のご報告です。
現状
TreeEditorのバグフィックス・機能追加
- JSON形式データのインポート時に説明の文字数が50文字未満でも読み込めてしまうバグの修正
- パンくず機能(breadcrumb、今自分がどこにいるかのパス表示)の追加
- 1つのツリー上に同名大部品が存在した場合の処理の実装変更(※)
- 文殊への保存中の画面ロック
- 文殊への保存のタイミングでtreeが閉じてしまうバグを修正
文殊(部品データベース)
本格的なバグ修正工程に入る前に、まずは無記名部品の特定とその根絶作業中
(窓口業務が今ストップしているので、とよたろうさん、小宇宙さんにも手伝ってもらって作業している)
※同名大部品が存在した場合の処理とは?
- 元々のTreeEditorの内部処理では、部品のIDとして部品名を使っていた。
- このため、他者の大部品を文殊から取り込んだ結果、同名部品があったりすると、部品ツリーの構成がおかしくなる
(いつのまにか他者のツリーに変な部品が追加されてる、とか)ことがあったり、連動して部品が書き変わったりすることがあった。
- これを避けるため、部品名とは別に独自のID(文殊上の部品IDとは別。登録前はID無しなので)を導入した。
今後の予定
- DBの中間レコードのDanglingが発生する問題(※)対策の仕様変更
- DB登録内容と不整合なJSONデータの登録時にエラーが発生する問題への対処の策定と実装
- 登録時の手順書の作成(大規模な大部品の場合、より小さな大部品から先に登録するように、などといったTips込みのマニュアル)
- 重複大部品リストの作成と、藩王会議に連絡しての各自修復の依頼(どのように解決するかはまだ要相談)
- パターンA) 同名別作者問題
- パターンB) 同名同作者問題
※「中間レコードのDangling」問題とは?
- 親部品−子部品の多対多関係を実現するための中間レコードがある。
- 中間レコードに子部品のIDが記載されていても、そのIDの子部品が削除されていて存在しない。
- このような大部品が登録時に含まれている場合、500 Internal Server Errorを起こす。
(対策案)→そういうのあったら無視する、方向で調整中
バグデータの削除状況について
数の推移
無記名部品データ総数:1542(休止前)
内、他から参照されていない無記名のルート部品:139
上記をツリー単位で削除したところ、無記名部品データ総数が1542>450に減少
この削除に際しては、小宇宙さん・とよたろうさんに限定的な部品管理権限を定義・付与し、
それぞれ削除しても問題ないデータであることを確認しながら、削除してもらいました。
この削除作業には8/29~30の二日間かかっています。
#ちなみに、その権限名称は「管理番長」となっているとか。
最終更新:2017年09月02日 10:33