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橘アデニウム」(2009/07/01 (水) 23:27:46) の最新版変更点

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*橘アデニウム:[[ニンジャP]]プロデュース #contents() **プロフィール 一流の歌手を目指している。ピアノを習っていた。幅広いジャンルの歌を得意とする。 **自己紹介 こけないように頑張ります。 ***データ L:橘アデニウム = {  t:名称 = 橘アデニウム(アイドル)  t:要点 = リワマヒ国人,西国風衣装,よく転ぶ  t:年齢 = 16  t:評価 = {   t:ルックス ← 5   t:カリスマ ← 6+1+1+1+1+1+1   t:スタイル ← 5+2+1   t:トーク ← 5+1+1+1+1+1+1+2   t:ダンス ← 1+1+1+2+1+2+2+1   t:ボーカル ← 8+1+1+1+1  }  t:ステータス = {   t:やる気 ← 100   t:遅刻カウント ← 2   t:経過フェーズ ← 14   t:ファン人数 ← 427000   t:アイドルランク ← B  }  t:特記事項 = {   ドタキャン二回目   ファーストシングル発売済   ファーストライブ経験   ソロライブ経験   トークライブ経験   アルバム発表会済   市民ホールライブ経験   コンサートツアー開催   ダンスゲストライブ出演   アイドルクイズ大会出場   ワールドツアー開催。  } } **プレフェーズ ***プロデューサーより 「暗いこの世の砂嵐、耐えてみせます咲かせます。 たった一度の人生ならば、せめてこの手に栄光を。 新ジャンル『演歌系アイドル』、始まります。 ……というかたちであなたを売り出そうと思うんですよ。どうですか」 「ユニークすぎる気がします」 ***結果 『演歌系アイドル』・・・この響きの圧倒的カリスマと、十分な歌唱力により見事合格しました。 「あたしのうたぁ、ききなぁ・・・」といったかどうかは、定かではありません。 **第1フェーズ ***プロデューサーより 橘「(……もっと大手のプロダクションからデビューすればよかったかしら?)」 P「デビューよかったですよー。早速ですが、将来の夢を決めましょう」 橘「はい、プロデューサー。私は歌い手として、民族の誇りになるような……」 P「おお。それは高い目的だね。意識の高いアデニウムさんはすごい!    ただ、その目的を達成するにはいろいろな条件や能力が必要だ。   そのためにも、まずは能力を高めていこう!」 橘「はい」 P「当面の目標として、「S宿Cマ劇場」での公演を目指そう。   座長公演は演歌歌手の最高峰だからね!   リスト内では『ワールドツアー』が該当するかな」 橘「そうなんですか?」 P「そうなんだ。   そのためにはアデニウムさんの場合、   ダンスの評価を積めるライブ経験を増やしつつ、   訓練で長所を伸ばしていければいいね」 橘(……何か上手く丸め込まれた気もするけど、   ちゃんと将来のことを考えてくださっている。少し安心だわ) 橘「はい。レッスンとイベントで能力を高めて、音楽界の王道を進んでゆきます」 P「そうだね。一緒にがんばっていこう!   ところでアデニウムさん、声優って興味ないかな」 橘「は?」 ***結果 アイドルが遅刻してしまいました。 「おはようございます……すいません。考え事をしてまして…」 何か悩みがあるようです。 演劇指導 成功しました。演劇指導として舞台での体の見せ方等を勉強しました。 **第2フェーズ ***プロデューサーより 橘「……舞台に出る訓練ならそういって下されば良かったのに」 P「いや、ごめんごめん。   でも、題材は流行りのアニメを舞台化したもので、   本編で声を当てている声優の方も多数参加しているものだから、   ある程度知っておいた方がいい、というのは本当だよ?」 橘「しっかりしてくださいプロデューサー。   そのアニメ、リワマヒ国では放映してません」 P「ありゃ。ごめんごめん。そもそもリワマヒはラジオ放送しかやってなかった。   でもそのアニメ、ドラマCDシリーズも出てるから、こんど放送できないか掛け合ってみるよ」 橘「そんな権限、プロデューサーにあるんですか?(疑いの目)」 P「まあ、庁舎の放送室をジャックするとか」 橘「やめてください」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。本日も宜しくお願いします」 プロデューサーの言葉で悩みも晴れたようです。 演劇指導 成功しました。熱心に演劇指導を受けています。今回は上手な声の通し方です。 意気込みと仕上がりを見て、レッスンの先生も満足顔です。 ファーストシングル発売 ファーストシングル「NW兄弟舟」は新しいジャンル「演歌系アイドル」と共に、大きな話題となっています。 染み入る歌声が、NWに響きました。 **第3フェーズ ***プロデューサーより P「レッスンにもだいぶ慣れてきたみたいだね。アデニウムさん」 橘「はい。   声の出し方や気持ちの込め方など、学ぶことが多いです」 P「それはよかった。向上心があるのはいいことだね。   先生や他の役者さんのいいと思ったところをどんどんまねて、力を付けていこう!」 橘「でも、本業の歌のほうはいいんでしょうか?   ファーストライブにむけて、あの、ダンスの特訓とか」 P「それは大丈夫。インストアイベントだからね。ダンスはない」 橘「トークはどうしましょう。何を話せばいいんでしょうか……」 P「そうだね。   簡単な経歴、デビューして変わったこと、自分の今後で興味あること。   デビュー曲『NW兄弟舟』への思い、聴きどころ。   カラオケで歌うときのコツ。なんかを伝えたらどうだろう」 橘「時間内に収まるでしょうか」 P「まあ。基本的には進行役の人に乗っていく感じでいこう。   会場には私もこっそりついていくから。   私相手のときみたいに、気楽な感じで話せればいいね」 橘「き、緊張します……」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。CD、売れてるらしいですね」 やはり純粋に嬉しいのか、朗らかな挨拶でした。 演劇指導 成功しました。もう何度目かのレッスンなので、だいぶコツを掴んできているようです。 なんとなくアイドルではなく女優を育てている気にならなくも無いですが、素晴らしい出来ではあります。 ファーストライブ ファーストライブはアイドルも緊張していたものの、手はずがよかったのか、それとも進行役の腕か、大きなミスもなく進みました。 おそらく、事前のプロデューサーとの打ち合わせが聞いたのでしょう。 **第4フェーズ ***プロデューサーより P「初ライブ成功、おめでとうー!」 橘「プロデューサー。   インストアライブ、どうして来て下さらなかったんですか?」 P「あれ? 気づかなかった? 最前列にいたんですけど」 橘「ものすごい厚着した不審なサングラスの方はいました」 P「そう、それそれ。   変装して、なるべく回りにばれないようにしてたというか」 橘「目立ってました。おもいっきり。   何だろうって話題になってました。   ……でも、今度からは、普通に裏にいてくださいね。私は大丈夫ですから」 P「あはは……それはよかった。心強いです。   では、今度のライブからは、ちゃんと裏にいるようにします」 橘「今度から?」 P「ええ。   今週からはいよいよライブを中心に活動します。   名づけて、『橘アデニウム ライブイベント全制覇計画』。   実績を積んで、ライブの女王としてツアーに望む作戦です。 橘「はい」 P「並行して、声優の仕事もレッスンの一環として入ってきますから、   一緒にがんばっていきましょう!」 橘「はい」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。今日も宜しくお願いしますね」 普通の挨拶ですが、大分打ち解けてきた感じがします。 演劇指導 成功しました。今日は趣向を変えて声だけで表現するレッスンです。 喜怒哀楽を声だけで表現できるまでレッスンしました。 ソロライブ 初のソロライブ。ファーストライブとはやや趣向を変えて演劇のような流れで演技と歌を披露しました。 『世間の荒波なんのその、力をあわせて乗り越える。そんな貴方に捧げます。歌いますのはこの私、橘アデニウムで「NW兄弟舟」。演歌系アイドル、売れてます・・・』 染み入ります。 **第5フェーズ ***プロデューサーより P「有線、かなりかかってるみたいだね」 橘「ありがとうございます、嬉しいです」 P「ライブも好調だし、この調子でいければいいね!   一緒にがんばっていこう!」   レッスンですが、今週はバレエを鑑賞します」 橘「は?」 P「今後さまざまなライブを経験してもらうにあたって、   舞踊を取り入れる必要が出てくるでしょう。   そこでアデニウムさんには、まずは身体技術を追求した踊りに触れて、   舞台で人間がどこまでのことが出来るのか。を、   感じていただこうかと」 橘「なるほど。   えっと、でも、バレエってわたし経験なくて」 P「大丈夫。まずはイメージだけでいいんだ。   身体を突き詰めたプロのダンサーにしかできない高度な表現を見て、   脳内で映像を再現できるようになって欲しい」 橘「む、難しいです……」 P「アデニウムさん、あなたならできる。   あなたを信じています」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。最近、調子いいですね」 やわらかく微笑みながらの挨拶を見れるのはプロデューサーの特権かも知れません。 演劇鑑賞 成功しました。初めての演劇指導以外のレッスンという事で、アイドルが緊張しています。 が、劇の内容に引き込まれていくうちに自然と覚えていったようです。いい経験になったと言っていました。 学園祭トークライブ 今日はとある学校からお呼びが掛かったトークライブです。 質問の中には「毎度毎度前置きを置いて歌ってますが、あの前置きは誰が考えてるんですか?」という質問がありました。 『辛い心に楽しい心、色とりどりの心あり。どんな質問されようと、笑ってはっきり答えます。何時も何時でも全力で、思いを込めます短い言葉・・・』 アイドルが考えていたようです。 **第6フェーズ ***プロデューサーより P「学園祭ライブ、評判いいですよ。   ライブの名手として、板についてきた感じだね。   それで、これまでライブで演じた曲については、今度アルバムを出します」 橘「はい」 P「それぞれの曲の合間には、曲の解説トークも入る。   曲もトークも、新規録音するから、がんばっていこう」 橘「はい。   ライブではいろんな曲、歌いましたよね」 P「そうだね。演歌の定番曲から、懐かしい曲のアレンジバージョン。   フライミー・トゥ・ザ・マーズなんて曲も歌ったね」 橘「いろいろ歌えて新鮮でした。   アルバムには新曲も入るんですか?」 P「ええ。ディスクの1曲目に。   アルバム発表と併せて行われる発表会でも、歌ってもらいます。   一緒に頑張って、いいアルバムにしよう!」 橘「はい!」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。今日も頑張りましょうね」 今日もやる気は高そうです。 打ち合わせ 成功しました。アルバムに収録する曲目の調整や、トーク内容について打ち合わせをしました。 曲と曲の間のトーク部分には様々な趣向を凝らしていくことになりました。 CDアルバム発表会 今まで行ったライブの集大成としてのCDアルバム。その発表会が今正に行われようとしています。 いつもの向上と共に登場し、新曲の発表、トーク内容の説明、今までに歌った曲の感想。 素晴らしい発表会でした。プロデューサーとしてもいい仕事が出来ました。 **第7フェーズ ***プロデューサーより P「バレエの鑑賞から一週空きましたけど、復習してます?」 橘「ええっと、お借りした写真資料を見て、イメージを再現するようにはしています」 P「それはよかった。   まずは何より、どう動くかをイメージできないと、   いざ自分がやるときに動けなくなるからね」 橘「えっ。   私がバレエですか?」 P「あはは。いずれバレエ自体の舞台に立つ機会も作ってみるのはいいかもしれませんね。   まあでも今回は、バレエのポーズレッスンを受けてもらいます」 橘「えっと、バレエみたいな動き、私に出来るかわかりません」 P「何事も挑戦だよアデニウムさん。   まずは、基本的な身体の動かし方、ポーズの取り方を学んで、   イメージに近いポーズを取ることが、いかに難しいか、体感できればいいね」 橘「はい」 P「新曲の振り付けに関して言えば、幸い、舞台で実際に行う分は   バレエほど難しくはないはずです。   まずは振り付け師の先生の動きをしっかり見て、イメージをつかむ。   次いで実際に身体を動かして、イメージと身体が一体になるように訓練を積む。   というのが一番の近道だと思っています」 橘「はい。今度のライブが初お披露目、ですね……間に合うでしょうか」 P「アデニウムさんなら、大丈夫。やればできるさ。   イメージの中で完璧にするのは、疲れなくても出来るしね。   厳しいスケジュールになると思うけど、   イメージトレーニング含めて、時間を上手く使っていこう」 橘「はい」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。今日は暑いですね」 確かに、今日は結構暑いと感じました。 ポーズレッスン 成功しました。先日の演劇鑑賞でみたバレエ劇団に協力してもらい、バレエのレッスンを受けました。 思ったように体を静止するのは思った以上に難しいですが、十分な糧になりました。 市民ホールライブ 市民ホールを貸しきってのライブ。ファンの入りも立見席ができるほどでした。 バレエのレッスンで培ったバランス感覚と体の見せ方をフルに使った新曲の振り付けは、大好評でした。 舞台(ライブ)の経験もつみ、もういっぱしの演歌歌手・・・じゃなくて、演歌系アイドルです。 **第8フェーズ ***プロデューサーより P「新曲『最愛』、評判だよ! 市民ホールライブは大成功だったね!」 橘「うれしいです……!」 P「フィーブル新聞でも特集されていたし、振り付けも評判いいみたいだね。   いよいよ始まるコンサートツアーに向かって、この調子を維持していこう!」 橘「……それなんですけど」 P「浮かない顔だね。なあに?」 橘「私、演歌アイドルなんですよね? TV番組とか、出なくていいんでしょうか?」 P「『浮世舞台の花道は……』ってやつだね。演歌専門の音楽番組」 橘「はい。   私も、演歌でがんばっていこうと思って、いろいろ勉強しました。   でも、演歌と、バレエと、ライブ全制覇とが、なかなか、結びつかなくて」 P「よく勉強してるね。アデニウムさんはえらい!   確かにバレエレッスンと演歌は結びつけにくいかもしれないね。   じゃあ、この2枚の写真を見てもらえるかな」 橘「ソロライブのときの写真ですね? こっちは、市民ホールライブの写真」 P「そうだね。   どういう違いがあると思う?」 橘「えっと……動きが大きくなりました。   前は直立不動だったのが、今は振り付けが入っていて、躍動感があります」 P「ありがとう。その通りです。   動きを入れることで、舞台を大きく使えるようになったね。   舞台が大きく使えるとどういう効果があるかな」 橘「観客の皆さんに、見せられるものが増える?」 P「アデニウムさんはかしこいなあ。   ええ。同じ時間で、提供できるものが増えるんだ。   舞台を大きく使うことで、いろんな情景をみんなに見せることが出来るようになる。   つまり……?」 橘「一回の公演を、生かしきれる」 P「その通り!   今、ダンスレッスンを積んでおくことで   来るべき座長公演、Kマ劇場の大舞台を、十二分に生かせられるようになるんです」 橘「……わかりました。   わたし、ダンスはまだまだですけど、きっと座長公演、成功させてみせます」 P「ありがとう。   アデニウムさんの目標達成は、私の夢でもあります。   コンサートツアーとダンスレッスンの並行は大変ですけど、   どうか挑戦し続けてください」 橘「はい!」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。新曲の評判、どうでしょうか?」 以後、プロデューサーロールに続きます。 ダンスレッスン 成功しました。本格的なダンスレッスンの始まりです。 今まで得た経験を元に、まずは基礎体力作りとアップテンポなリズムに合わせる特訓をしました。 コンサートツアー ダンスレッスンを継続しつつのコンサートツアー慣行はやや無理があったか、疲労が溜まるにつれて歌の精度が落ちていきました。 しかし、アイドル魂というべきか女優魂というべきか。並外れたカリスマで大失敗は回避し、ハプニングをも演出と見せることが出来ました。 ただ、やはりいつもの調子ではなかったのか、ファンのノリはいまいちでした。 **第9フェーズ ***プロデューサーより 橘「フィーブル新聞読みました。あの、プロデューサー」 P「はい。なんでしょうアデニウムさん」 橘「話が長いらしいですよ」 P「(ぎくっ)   まあ、気にしない気にしない」 橘「年ですか?」 P「気にしない気にしない」 橘「もうほら、おなかも出てきたし」 P「すみませんでしたやめてください。   それはさておき。   アルバム、すごい売れてるみたいですよ」 橘「今日は強引なんですね……」 P「誤解を生む言い方はやめましょう」 橘「はい」 P「というわけで。   ツアー成功とアルバム大成功を受けて、   特別凱旋ライブをやる、予定だったんですが……、   あー。ちょっと気分を変えましょう。   今回はダンスライブにゲスト参加します」 橘「えー!    だんすらいぶ、ですか。あの、ちょっと自信が」 P「まあそう堅くならずに。   これもライブ全制覇計画の通過点です」 橘「といわれましても」 P「大丈夫。   アデニウムさんがずっと練習してきたのは私が一番、知っています。   振り付けのイメージを固めることも、   イメージ通りに身体を動かし、静止することも、   以前に比べればずっと、出来るようになっています。   だから、よく転ぶアイドルの汚名はここらで返上しましょう」 橘「……えっと」 P「どうかな。これまでの積み重ねでは、やりきれる自信ない?」 橘「……自信はないですけど。身体は動くと思います」 P「じゃあ。信じてみよう。   これまでの積み重ねで鍛えた身体だ。きっとうまく動くよ。   アデニウムさんが信じることを、私も信じます」 橘「セクハラです」 P「えー!?」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「あ、おはようございます」 新聞を見ています。フィーブル新聞のようです。 ダンスレッスン 中間判定です。今回もダンスレッスンで基礎作りを継続しました。 先日はアップテンポに体を慣らしたので、日舞のような動きを・・・とスローにしたところ、まだ少し速かったようです。 ダンスゲストライブ 成功しました。 正直な所、まだまだゲストとして呼ばれるレベルではなかったかもしれません。 が、それでも必死に踊る姿がダンス審査員(と言うか司会者?)の眼に止まったのか、色々振ってくれました。 『慣れてなくてもけなげに頑張るアイドル。イイネ、この響き!俺そういうの気にいっちゃったYO!』 と、そのダンス審査員は言っていました。 **第10フェーズ ***プロデューサーより P「厳しいスケジュールですが、体調はどうですか?」 橘「やりがいがあります」 P「無理のないようにね。つらいときは言ってください」 橘「はい。   それより、プロデューサー、どうされたんですか?   顔色悪いですが」 P「いや、なんでもないんだ。会場手配でちょっとね。   それはともかく、   一週遅れましたが、今回は特別凱旋ライブをやります。   これが楽譜」 橘「はい。今度のライブで歌う曲ですね……あの」 P「すごいでしょう。   作曲は古賀政男、船村徹、原信夫、小椋佳、見岳章による   この素晴らしいヒットナンバーたち。   いやあ。選曲には苦労しました」 橘「あの!」 P「はい?」 橘「バラエティに富んだ選曲とは思いますけど。   このラインナップって何か意味があるんですか?」 P「大ありです。   第七世界時間で言うところの6月24日は、   とある偉大な歌手の命日なんです。   演歌の世界においてその大歌手の足跡に触れることは、   避けては通れない山。   アデニウムさんには、   この機会にぜひ、王道を学んでほしいと思いまして」 橘「わかりました。   えっと、   会場に第七世界人の方が集まることってあるでしょうか。   私、あんまり良く知らなくて」 P「いや、多分ないだろ。みなさん若いだろし。   それに、第七世界人だからといって人と変わるもんじゃない。   ともあれ今回も、挑戦になると思います。   レッスンを積んで、乗り切っていこう」 橘「はい」 ***結果 アイドルがドタキャンしてしまいました。 夜遅く、連絡がありました。 参考にと聞いた曲に聞き惚れてしまい、一人で延々繰り返し聞いていたようです。 昭和は遠くなりにけり、とよく言われますが、良いものは世代を超えるものですね・・・ **第11フェーズ ***プロデューサーより 橘「プロデューサー。先日はすみませんでした」 P「お見舞いのファンレターがたくさん届いています。   この声にすこしでも答えられるようだといいね」 橘「はい」 P「今回のライブ会場はH比谷野外音楽堂。   数々の伝説に彩られたライブの聖地です」 橘「あの、プロデューサー、会場取り大変だったんじゃありませんか」 P「ちょっぴりね。   ライブ制覇計画のラスト……には、ならなかったけど、   ここでまたひとつ、伝説をつくって、リカバーしていこう」 橘「はい。それなんですけども。   今回のライブ、私に選曲させてもらっても、いいですか?   ……私、第七世界人の歌について調べて、沢山聴きました。フィーブル新聞社で」 P「うん」 橘「それで、この歌がすごく、きたんです」 P「見せて見せて。アデニウムさんのティンときた曲は……   おお、作詞:荒木とよひさ 作曲:三木たかし。歌うはテレサ・テンかあ。大物だね」 橘「3部作を、やってみようとおもって」 P「そうだね。アデニウムさんの目的には、合うと思うよ。   先週もそうだけど、歌謡曲だけじゃなくていろんなジャンルの曲を歌っている人だから、   アデニウムさんの得意にも合うだろうね。   アデニウムさん自身の歌もいれつつ、がんばっていこう」 橘「はい!」 /*/ P「アデニウムさん。突然で申し訳ない、   この曲をどこかに入れてくれないかな?」 橘「どうしたんですか? ええっと、曲名は、うぃーあーざ…」 P「追悼です。   まだ若干信じられないんですが、まずは盛大に釣られてみようと思いまして」 橘「アンコールかかったらということで、いいですか?」 P「お願いします」 橘「……がんばってみます」 ***結果 アイドルが遅刻してしまいました。 「すみません・・・」 心の底から悲しそうに謝られ、攻めるわけにも行かず暫く微妙な空気が流れました。 ダンスレッスン 成功しました。遅刻した分を補うかのようなレッスンです。 途中、プロデューサーがラジオでニュースを聞き、色々考えているところを心配されました。 遅刻の為出来ませんでした。 が、Pと二人でアンコール用の歌を歌いました。 **第12フェーズ ***プロデューサーより P「おはようございますアデニウムさん。カレー豆食べます?」 橘「……Kマ劇場がなくなる噂、聞きました」 P「事実です。   まあ、築50年超えてますからねえ。起きてしまうことは仕方ない。   新しい仕事を取ってきましたので、気分を変えていきましょう。はいこれ台本」 橘「……アイドル、クイズ大会?」 P「ええ。アデニウムさんの機転の利くところを生かせると思いまして」 橘「え。   でも、ライブ全制覇計画は……」 P「手段は目的ではないんだ、アデニウムさん。   私たちの目的は何だった?」 橘「Kマ劇場での座長公演。」 P「目標はそうだね。   思い出そう。アデニウムさんは、はじめ、なんて言ったかな」 橘「『民族の誇りになるような』。   ……覚えていて下さったんですね」 P「ええ。デビュー時の最初の約束でした。   私は必ず、あなたをA級アイドルの高みに連れて行きます。   そのためには五大オーディションの成功は絶対条件です。   気分を一新しつつ、頑張っていこう」 橘「はい……」 P「ところで。   まさかこのままKマ劇場公演しないつもりじゃないよね?」 橘「でも、無くなるって話が」 P「何とか取ったよ。   1日だけだけどね。今日をクリアすれば、   来週は『特別座長公演 橘アデニウム 大いに唄う』の予定です」 橘「本当ですか!」 P「夢だからね。夢は叶えないと」 橘「はい!」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。今日こそは、がんばります!」 今日のやる気はとても高いようです。 アイドルクイズ大会 成功しました。最近の遅れを取り戻すダンスレッスン。ややきつめで行っています。 アイドルが汗を流しながら精力的にレッスンを行っています。 中間判定です。 本日のアイドルクイズ大会はスペシャル番組。 『新人アイドル大集合』と銘打って、様々なジャンルの新人アイドルを集めたクイズバトルです。 ケイのほかには八雲 由希や橘アデニウムといった新人の中でも有名なアイドルが出ていました。 ケイ・八雲 由希・橘アデニウムの三人は健闘していましたが、途中のアスレチッククイズでアデニウムが足を捻るというアクシデントが発生。 大事を取って後半は棄権した為、優勝争いには参加出来ませんでしたが、棄権した為早めに手当てが出来、大事には至りませんでした。 捻った足も、対処が速かったお陰で直ぐに完治しました。 **第13フェーズ ***プロデューサーより 「橘アデニウム特別座長公演 橘アデニウム大いに唄う    第一部 座長公演『砂漠の紅薔薇』         」 ○あらすじ 昔々、砂漠の藩国“第34王朝”は悪政のために乱れ、人民は苦しんでいた。 王城では、不慮の死をとげた王の喪が明けた満月の夜、 内外の有力な国民の親子や猫士たちを招いた宴が開かれ、 大臣は自分の息子を今日から新しい王とすることを皆に伝える。 そこへ先王の娘(姫/橘アデニウム)が、 偉大なる歌い手になるための修行の旅から帰ってくる。 修行の成果として一曲披露する姫。(曲:不良少年) 新王の座を、自分の息子に継がせようと策略を練る大臣。 そんなことはどこ吹く風と、放蕩三昧の日々をおくるつもりだという姫。 大臣は席上で、国民に娘を新王の妃として差し出すよう命じる。 震える民たちは泣く泣く、娘を大臣の私兵に引き渡す。 民衆の苦しみをよそに、どこまでも華やかに続けられていく饗宴。 そこへ突如現れたのが、正義の味方と呼ばれ、義賊の誉れ高い女怪盗「砂漠の紅薔薇」だった。 砂漠の紅薔薇は捕らえられた娘たちを大臣の手から救出する。 私兵を動員してあたりを囲む大臣。 砂漠の紅薔薇は顔の覆いを取ると、それは姫だった。 姫「余の顔を見忘れたか」 大臣「姫ならばすばらしい歌が歌えるはずだ」 一曲披露する姫。(曲:君がいなくては) 大臣「こんなところに姫がいるはずがない」 立ち回り。 倒れる大臣 ひれ伏す息子。 姫は女王として第34王朝に君臨し、親政を開始するのだった。  >>>第二部 歌謡ショー『アデニウム大いに唄う』に続く 橘「もうだめです」 P「アデニウムさん。あなたなら出来ます。   これまで、一生懸命頑張ってきたじゃないですか。わ。すごい震え」 橘「緊張して……」 P「アデニウムさん。今からあなたに魔法をかけます」 橘「え? 背中に回って、何をするつもりですか。わ。くすぐったいです」 P「これでよし。   今、あなたの背中に虎の一文字を書きました。   あなたは今から虎です。   お客様は犬か猫ですが、あなたは虎なのです」 橘「虎、わたしが、虎……」 P「そうです。アデニウムさんは今、舞台で吠える、一匹の美しい虎。   公演で震え上がるのはあなたでなく、お客様のほうです」 橘「……はい!」 P「一発吠えてこい!」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。今日も頑張りましょうね」 今日もやる気は高いようです。足はもう大丈夫のようです。 ダンスレッスン 成功しました。ダンスレッスンを精力的に行っています。 が、先日怪我をしたばかり。念のために大事を取って軽めで済ませました。 ワールドツアー 成功2、失敗1で成功となります。 ワールドツアーとして、【橘アデニウム特別座長公演 橘アデニウム大いに唄う】を開催しました。 二部構成のどちらも評判で、公演を重ねるごとに客の入りもよくなり、ファンも増えていきました。 惜しむらくは、昨今の不況と不安でしょうか。 劇を見て勇気付けられる人も居る一方で、昔を思い出して悲しむ人も出たとのことです。 そんなこともありましたが、無事に大盛況のまま、ツアーの幕を下ろすことができました。 **第14フェーズ ***プロデューサーより 橘「座長公演が終わりましたね。プロデューサー」 P「痛めた足でよくがんばりましたね。感動のステージでした」 橘「あの。   ……座長公演は、私の目標でした。   プロデューサーは、私の座長公演成功を、夢だって、言ってくれましたよね。 P「はい」 橘「これからも、…私の活動は、プロデューサーの夢だって、思ってていいですか」 P「それはちょっとね」 橘「………!」 P「アデニウムさん。夢はかなえるものだけど、夢はいつか覚めるものだ。   夢を夢のままにしてはいけない。だから」 橘「だから?」 P「アデニウムさん。   ……あなたは、私の誇りです」 橘「……ありがとうございます。プロデューサー」 P「今週は、TOP☆IDOLに出場します。   いつものように挑戦だ。ベストを尽くしましょう」 橘「はい!」 ***結果 アイドルがドタキャンしてしまいました。 仕方ないので二人で最後の時間をゆっくりすごすことにしました。 **ラストライブ ***結果発表
*橘アデニウム:[[ニンジャP]]プロデュース #contents() **プロフィール 一流の歌手を目指している。ピアノを習っていた。幅広いジャンルの歌を得意とする。 **自己紹介 こけないように頑張ります。 ***データ L:橘アデニウム = {  t:名称 = 橘アデニウム(アイドル)  t:要点 = リワマヒ国人,西国風衣装,よく転ぶ  t:年齢 = 16  t:評価 = {   t:ルックス ← 5   t:カリスマ ← 6+1+1+1+1+1+1   t:スタイル ← 5+2+1   t:トーク ← 5+1+1+1+1+1+1+2   t:ダンス ← 1+1+1+2+1+2+2+1   t:ボーカル ← 8+1+1+1+1  }  t:ステータス = {   t:やる気 ← 100   t:遅刻カウント ← 2   t:経過フェーズ ← 14   t:ファン人数 ← 427000   t:アイドルランク ← B  }  t:特記事項 = {   ドタキャン二回目   ファーストシングル発売済   ファーストライブ経験   ソロライブ経験   トークライブ経験   アルバム発表会済   市民ホールライブ経験   コンサートツアー開催   ダンスゲストライブ出演   アイドルクイズ大会出場   ワールドツアー開催。  } } **プレフェーズ ***プロデューサーより 「暗いこの世の砂嵐、耐えてみせます咲かせます。 たった一度の人生ならば、せめてこの手に栄光を。 新ジャンル『演歌系アイドル』、始まります。 ……というかたちであなたを売り出そうと思うんですよ。どうですか」 「ユニークすぎる気がします」 ***結果 『演歌系アイドル』・・・この響きの圧倒的カリスマと、十分な歌唱力により見事合格しました。 「あたしのうたぁ、ききなぁ・・・」といったかどうかは、定かではありません。 **第1フェーズ ***プロデューサーより 橘「(……もっと大手のプロダクションからデビューすればよかったかしら?)」 P「デビューよかったですよー。早速ですが、将来の夢を決めましょう」 橘「はい、プロデューサー。私は歌い手として、民族の誇りになるような……」 P「おお。それは高い目的だね。意識の高いアデニウムさんはすごい!    ただ、その目的を達成するにはいろいろな条件や能力が必要だ。   そのためにも、まずは能力を高めていこう!」 橘「はい」 P「当面の目標として、「S宿Cマ劇場」での公演を目指そう。   座長公演は演歌歌手の最高峰だからね!   リスト内では『ワールドツアー』が該当するかな」 橘「そうなんですか?」 P「そうなんだ。   そのためにはアデニウムさんの場合、   ダンスの評価を積めるライブ経験を増やしつつ、   訓練で長所を伸ばしていければいいね」 橘(……何か上手く丸め込まれた気もするけど、   ちゃんと将来のことを考えてくださっている。少し安心だわ) 橘「はい。レッスンとイベントで能力を高めて、音楽界の王道を進んでゆきます」 P「そうだね。一緒にがんばっていこう!   ところでアデニウムさん、声優って興味ないかな」 橘「は?」 ***結果 アイドルが遅刻してしまいました。 「おはようございます……すいません。考え事をしてまして…」 何か悩みがあるようです。 演劇指導 成功しました。演劇指導として舞台での体の見せ方等を勉強しました。 **第2フェーズ ***プロデューサーより 橘「……舞台に出る訓練ならそういって下されば良かったのに」 P「いや、ごめんごめん。   でも、題材は流行りのアニメを舞台化したもので、   本編で声を当てている声優の方も多数参加しているものだから、   ある程度知っておいた方がいい、というのは本当だよ?」 橘「しっかりしてくださいプロデューサー。   そのアニメ、リワマヒ国では放映してません」 P「ありゃ。ごめんごめん。そもそもリワマヒはラジオ放送しかやってなかった。   でもそのアニメ、ドラマCDシリーズも出てるから、こんど放送できないか掛け合ってみるよ」 橘「そんな権限、プロデューサーにあるんですか?(疑いの目)」 P「まあ、庁舎の放送室をジャックするとか」 橘「やめてください」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。本日も宜しくお願いします」 プロデューサーの言葉で悩みも晴れたようです。 演劇指導 成功しました。熱心に演劇指導を受けています。今回は上手な声の通し方です。 意気込みと仕上がりを見て、レッスンの先生も満足顔です。 ファーストシングル発売 ファーストシングル「NW兄弟舟」は新しいジャンル「演歌系アイドル」と共に、大きな話題となっています。 染み入る歌声が、NWに響きました。 **第3フェーズ ***プロデューサーより P「レッスンにもだいぶ慣れてきたみたいだね。アデニウムさん」 橘「はい。   声の出し方や気持ちの込め方など、学ぶことが多いです」 P「それはよかった。向上心があるのはいいことだね。   先生や他の役者さんのいいと思ったところをどんどんまねて、力を付けていこう!」 橘「でも、本業の歌のほうはいいんでしょうか?   ファーストライブにむけて、あの、ダンスの特訓とか」 P「それは大丈夫。インストアイベントだからね。ダンスはない」 橘「トークはどうしましょう。何を話せばいいんでしょうか……」 P「そうだね。   簡単な経歴、デビューして変わったこと、自分の今後で興味あること。   デビュー曲『NW兄弟舟』への思い、聴きどころ。   カラオケで歌うときのコツ。なんかを伝えたらどうだろう」 橘「時間内に収まるでしょうか」 P「まあ。基本的には進行役の人に乗っていく感じでいこう。   会場には私もこっそりついていくから。   私相手のときみたいに、気楽な感じで話せればいいね」 橘「き、緊張します……」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。CD、売れてるらしいですね」 やはり純粋に嬉しいのか、朗らかな挨拶でした。 演劇指導 成功しました。もう何度目かのレッスンなので、だいぶコツを掴んできているようです。 なんとなくアイドルではなく女優を育てている気にならなくも無いですが、素晴らしい出来ではあります。 ファーストライブ ファーストライブはアイドルも緊張していたものの、手はずがよかったのか、それとも進行役の腕か、大きなミスもなく進みました。 おそらく、事前のプロデューサーとの打ち合わせが聞いたのでしょう。 **第4フェーズ ***プロデューサーより P「初ライブ成功、おめでとうー!」 橘「プロデューサー。   インストアライブ、どうして来て下さらなかったんですか?」 P「あれ? 気づかなかった? 最前列にいたんですけど」 橘「ものすごい厚着した不審なサングラスの方はいました」 P「そう、それそれ。   変装して、なるべく回りにばれないようにしてたというか」 橘「目立ってました。おもいっきり。   何だろうって話題になってました。   ……でも、今度からは、普通に裏にいてくださいね。私は大丈夫ですから」 P「あはは……それはよかった。心強いです。   では、今度のライブからは、ちゃんと裏にいるようにします」 橘「今度から?」 P「ええ。   今週からはいよいよライブを中心に活動します。   名づけて、『橘アデニウム ライブイベント全制覇計画』。   実績を積んで、ライブの女王としてツアーに望む作戦です。 橘「はい」 P「並行して、声優の仕事もレッスンの一環として入ってきますから、   一緒にがんばっていきましょう!」 橘「はい」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。今日も宜しくお願いしますね」 普通の挨拶ですが、大分打ち解けてきた感じがします。 演劇指導 成功しました。今日は趣向を変えて声だけで表現するレッスンです。 喜怒哀楽を声だけで表現できるまでレッスンしました。 ソロライブ 初のソロライブ。ファーストライブとはやや趣向を変えて演劇のような流れで演技と歌を披露しました。 『世間の荒波なんのその、力をあわせて乗り越える。そんな貴方に捧げます。歌いますのはこの私、橘アデニウムで「NW兄弟舟」。演歌系アイドル、売れてます・・・』 染み入ります。 **第5フェーズ ***プロデューサーより P「有線、かなりかかってるみたいだね」 橘「ありがとうございます、嬉しいです」 P「ライブも好調だし、この調子でいければいいね!   一緒にがんばっていこう!」   レッスンですが、今週はバレエを鑑賞します」 橘「は?」 P「今後さまざまなライブを経験してもらうにあたって、   舞踊を取り入れる必要が出てくるでしょう。   そこでアデニウムさんには、まずは身体技術を追求した踊りに触れて、   舞台で人間がどこまでのことが出来るのか。を、   感じていただこうかと」 橘「なるほど。   えっと、でも、バレエってわたし経験なくて」 P「大丈夫。まずはイメージだけでいいんだ。   身体を突き詰めたプロのダンサーにしかできない高度な表現を見て、   脳内で映像を再現できるようになって欲しい」 橘「む、難しいです……」 P「アデニウムさん、あなたならできる。   あなたを信じています」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。最近、調子いいですね」 やわらかく微笑みながらの挨拶を見れるのはプロデューサーの特権かも知れません。 演劇鑑賞 成功しました。初めての演劇指導以外のレッスンという事で、アイドルが緊張しています。 が、劇の内容に引き込まれていくうちに自然と覚えていったようです。いい経験になったと言っていました。 学園祭トークライブ 今日はとある学校からお呼びが掛かったトークライブです。 質問の中には「毎度毎度前置きを置いて歌ってますが、あの前置きは誰が考えてるんですか?」という質問がありました。 『辛い心に楽しい心、色とりどりの心あり。どんな質問されようと、笑ってはっきり答えます。何時も何時でも全力で、思いを込めます短い言葉・・・』 アイドルが考えていたようです。 **第6フェーズ ***プロデューサーより P「学園祭ライブ、評判いいですよ。   ライブの名手として、板についてきた感じだね。   それで、これまでライブで演じた曲については、今度アルバムを出します」 橘「はい」 P「それぞれの曲の合間には、曲の解説トークも入る。   曲もトークも、新規録音するから、がんばっていこう」 橘「はい。   ライブではいろんな曲、歌いましたよね」 P「そうだね。演歌の定番曲から、懐かしい曲のアレンジバージョン。   フライミー・トゥ・ザ・マーズなんて曲も歌ったね」 橘「いろいろ歌えて新鮮でした。   アルバムには新曲も入るんですか?」 P「ええ。ディスクの1曲目に。   アルバム発表と併せて行われる発表会でも、歌ってもらいます。   一緒に頑張って、いいアルバムにしよう!」 橘「はい!」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。今日も頑張りましょうね」 今日もやる気は高そうです。 打ち合わせ 成功しました。アルバムに収録する曲目の調整や、トーク内容について打ち合わせをしました。 曲と曲の間のトーク部分には様々な趣向を凝らしていくことになりました。 CDアルバム発表会 今まで行ったライブの集大成としてのCDアルバム。その発表会が今正に行われようとしています。 いつもの向上と共に登場し、新曲の発表、トーク内容の説明、今までに歌った曲の感想。 素晴らしい発表会でした。プロデューサーとしてもいい仕事が出来ました。 **第7フェーズ ***プロデューサーより P「バレエの鑑賞から一週空きましたけど、復習してます?」 橘「ええっと、お借りした写真資料を見て、イメージを再現するようにはしています」 P「それはよかった。   まずは何より、どう動くかをイメージできないと、   いざ自分がやるときに動けなくなるからね」 橘「えっ。   私がバレエですか?」 P「あはは。いずれバレエ自体の舞台に立つ機会も作ってみるのはいいかもしれませんね。   まあでも今回は、バレエのポーズレッスンを受けてもらいます」 橘「えっと、バレエみたいな動き、私に出来るかわかりません」 P「何事も挑戦だよアデニウムさん。   まずは、基本的な身体の動かし方、ポーズの取り方を学んで、   イメージに近いポーズを取ることが、いかに難しいか、体感できればいいね」 橘「はい」 P「新曲の振り付けに関して言えば、幸い、舞台で実際に行う分は   バレエほど難しくはないはずです。   まずは振り付け師の先生の動きをしっかり見て、イメージをつかむ。   次いで実際に身体を動かして、イメージと身体が一体になるように訓練を積む。   というのが一番の近道だと思っています」 橘「はい。今度のライブが初お披露目、ですね……間に合うでしょうか」 P「アデニウムさんなら、大丈夫。やればできるさ。   イメージの中で完璧にするのは、疲れなくても出来るしね。   厳しいスケジュールになると思うけど、   イメージトレーニング含めて、時間を上手く使っていこう」 橘「はい」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。今日は暑いですね」 確かに、今日は結構暑いと感じました。 ポーズレッスン 成功しました。先日の演劇鑑賞でみたバレエ劇団に協力してもらい、バレエのレッスンを受けました。 思ったように体を静止するのは思った以上に難しいですが、十分な糧になりました。 市民ホールライブ 市民ホールを貸しきってのライブ。ファンの入りも立見席ができるほどでした。 バレエのレッスンで培ったバランス感覚と体の見せ方をフルに使った新曲の振り付けは、大好評でした。 舞台(ライブ)の経験もつみ、もういっぱしの演歌歌手・・・じゃなくて、演歌系アイドルです。 **第8フェーズ ***プロデューサーより P「新曲『最愛』、評判だよ! 市民ホールライブは大成功だったね!」 橘「うれしいです……!」 P「フィーブル新聞でも特集されていたし、振り付けも評判いいみたいだね。   いよいよ始まるコンサートツアーに向かって、この調子を維持していこう!」 橘「……それなんですけど」 P「浮かない顔だね。なあに?」 橘「私、演歌アイドルなんですよね? TV番組とか、出なくていいんでしょうか?」 P「『浮世舞台の花道は……』ってやつだね。演歌専門の音楽番組」 橘「はい。   私も、演歌でがんばっていこうと思って、いろいろ勉強しました。   でも、演歌と、バレエと、ライブ全制覇とが、なかなか、結びつかなくて」 P「よく勉強してるね。アデニウムさんはえらい!   確かにバレエレッスンと演歌は結びつけにくいかもしれないね。   じゃあ、この2枚の写真を見てもらえるかな」 橘「ソロライブのときの写真ですね? こっちは、市民ホールライブの写真」 P「そうだね。   どういう違いがあると思う?」 橘「えっと……動きが大きくなりました。   前は直立不動だったのが、今は振り付けが入っていて、躍動感があります」 P「ありがとう。その通りです。   動きを入れることで、舞台を大きく使えるようになったね。   舞台が大きく使えるとどういう効果があるかな」 橘「観客の皆さんに、見せられるものが増える?」 P「アデニウムさんはかしこいなあ。   ええ。同じ時間で、提供できるものが増えるんだ。   舞台を大きく使うことで、いろんな情景をみんなに見せることが出来るようになる。   つまり……?」 橘「一回の公演を、生かしきれる」 P「その通り!   今、ダンスレッスンを積んでおくことで   来るべき座長公演、Kマ劇場の大舞台を、十二分に生かせられるようになるんです」 橘「……わかりました。   わたし、ダンスはまだまだですけど、きっと座長公演、成功させてみせます」 P「ありがとう。   アデニウムさんの目標達成は、私の夢でもあります。   コンサートツアーとダンスレッスンの並行は大変ですけど、   どうか挑戦し続けてください」 橘「はい!」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。新曲の評判、どうでしょうか?」 以後、プロデューサーロールに続きます。 ダンスレッスン 成功しました。本格的なダンスレッスンの始まりです。 今まで得た経験を元に、まずは基礎体力作りとアップテンポなリズムに合わせる特訓をしました。 コンサートツアー ダンスレッスンを継続しつつのコンサートツアー慣行はやや無理があったか、疲労が溜まるにつれて歌の精度が落ちていきました。 しかし、アイドル魂というべきか女優魂というべきか。並外れたカリスマで大失敗は回避し、ハプニングをも演出と見せることが出来ました。 ただ、やはりいつもの調子ではなかったのか、ファンのノリはいまいちでした。 **第9フェーズ ***プロデューサーより 橘「フィーブル新聞読みました。あの、プロデューサー」 P「はい。なんでしょうアデニウムさん」 橘「話が長いらしいですよ」 P「(ぎくっ)   まあ、気にしない気にしない」 橘「年ですか?」 P「気にしない気にしない」 橘「もうほら、おなかも出てきたし」 P「すみませんでしたやめてください。   それはさておき。   アルバム、すごい売れてるみたいですよ」 橘「今日は強引なんですね……」 P「誤解を生む言い方はやめましょう」 橘「はい」 P「というわけで。   ツアー成功とアルバム大成功を受けて、   特別凱旋ライブをやる、予定だったんですが……、   あー。ちょっと気分を変えましょう。   今回はダンスライブにゲスト参加します」 橘「えー!    だんすらいぶ、ですか。あの、ちょっと自信が」 P「まあそう堅くならずに。   これもライブ全制覇計画の通過点です」 橘「といわれましても」 P「大丈夫。   アデニウムさんがずっと練習してきたのは私が一番、知っています。   振り付けのイメージを固めることも、   イメージ通りに身体を動かし、静止することも、   以前に比べればずっと、出来るようになっています。   だから、よく転ぶアイドルの汚名はここらで返上しましょう」 橘「……えっと」 P「どうかな。これまでの積み重ねでは、やりきれる自信ない?」 橘「……自信はないですけど。身体は動くと思います」 P「じゃあ。信じてみよう。   これまでの積み重ねで鍛えた身体だ。きっとうまく動くよ。   アデニウムさんが信じることを、私も信じます」 橘「セクハラです」 P「えー!?」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「あ、おはようございます」 新聞を見ています。フィーブル新聞のようです。 ダンスレッスン 中間判定です。今回もダンスレッスンで基礎作りを継続しました。 先日はアップテンポに体を慣らしたので、日舞のような動きを・・・とスローにしたところ、まだ少し速かったようです。 ダンスゲストライブ 成功しました。 正直な所、まだまだゲストとして呼ばれるレベルではなかったかもしれません。 が、それでも必死に踊る姿がダンス審査員(と言うか司会者?)の眼に止まったのか、色々振ってくれました。 『慣れてなくてもけなげに頑張るアイドル。イイネ、この響き!俺そういうの気にいっちゃったYO!』 と、そのダンス審査員は言っていました。 **第10フェーズ ***プロデューサーより P「厳しいスケジュールですが、体調はどうですか?」 橘「やりがいがあります」 P「無理のないようにね。つらいときは言ってください」 橘「はい。   それより、プロデューサー、どうされたんですか?   顔色悪いですが」 P「いや、なんでもないんだ。会場手配でちょっとね。   それはともかく、   一週遅れましたが、今回は特別凱旋ライブをやります。   これが楽譜」 橘「はい。今度のライブで歌う曲ですね……あの」 P「すごいでしょう。   作曲は古賀政男、船村徹、原信夫、小椋佳、見岳章による   この素晴らしいヒットナンバーたち。   いやあ。選曲には苦労しました」 橘「あの!」 P「はい?」 橘「バラエティに富んだ選曲とは思いますけど。   このラインナップって何か意味があるんですか?」 P「大ありです。   第七世界時間で言うところの6月24日は、   とある偉大な歌手の命日なんです。   演歌の世界においてその大歌手の足跡に触れることは、   避けては通れない山。   アデニウムさんには、   この機会にぜひ、王道を学んでほしいと思いまして」 橘「わかりました。   えっと、   会場に第七世界人の方が集まることってあるでしょうか。   私、あんまり良く知らなくて」 P「いや、多分ないだろ。みなさん若いだろし。   それに、第七世界人だからといって人と変わるもんじゃない。   ともあれ今回も、挑戦になると思います。   レッスンを積んで、乗り切っていこう」 橘「はい」 ***結果 アイドルがドタキャンしてしまいました。 夜遅く、連絡がありました。 参考にと聞いた曲に聞き惚れてしまい、一人で延々繰り返し聞いていたようです。 昭和は遠くなりにけり、とよく言われますが、良いものは世代を超えるものですね・・・ **第11フェーズ ***プロデューサーより 橘「プロデューサー。先日はすみませんでした」 P「お見舞いのファンレターがたくさん届いています。   この声にすこしでも答えられるようだといいね」 橘「はい」 P「今回のライブ会場はH比谷野外音楽堂。   数々の伝説に彩られたライブの聖地です」 橘「あの、プロデューサー、会場取り大変だったんじゃありませんか」 P「ちょっぴりね。   ライブ制覇計画のラスト……には、ならなかったけど、   ここでまたひとつ、伝説をつくって、リカバーしていこう」 橘「はい。それなんですけども。   今回のライブ、私に選曲させてもらっても、いいですか?   ……私、第七世界人の歌について調べて、沢山聴きました。フィーブル新聞社で」 P「うん」 橘「それで、この歌がすごく、きたんです」 P「見せて見せて。アデニウムさんのティンときた曲は……   おお、作詞:荒木とよひさ 作曲:三木たかし。歌うはテレサ・テンかあ。大物だね」 橘「3部作を、やってみようとおもって」 P「そうだね。アデニウムさんの目的には、合うと思うよ。   先週もそうだけど、歌謡曲だけじゃなくていろんなジャンルの曲を歌っている人だから、   アデニウムさんの得意にも合うだろうね。   アデニウムさん自身の歌もいれつつ、がんばっていこう」 橘「はい!」 /*/ P「アデニウムさん。突然で申し訳ない、   この曲をどこかに入れてくれないかな?」 橘「どうしたんですか? ええっと、曲名は、うぃーあーざ…」 P「追悼です。   まだ若干信じられないんですが、まずは盛大に釣られてみようと思いまして」 橘「アンコールかかったらということで、いいですか?」 P「お願いします」 橘「……がんばってみます」 ***結果 アイドルが遅刻してしまいました。 「すみません・・・」 心の底から悲しそうに謝られ、攻めるわけにも行かず暫く微妙な空気が流れました。 ダンスレッスン 成功しました。遅刻した分を補うかのようなレッスンです。 途中、プロデューサーがラジオでニュースを聞き、色々考えているところを心配されました。 遅刻の為出来ませんでした。 が、Pと二人でアンコール用の歌を歌いました。 **第12フェーズ ***プロデューサーより P「おはようございますアデニウムさん。カレー豆食べます?」 橘「……Kマ劇場がなくなる噂、聞きました」 P「事実です。   まあ、築50年超えてますからねえ。起きてしまうことは仕方ない。   新しい仕事を取ってきましたので、気分を変えていきましょう。はいこれ台本」 橘「……アイドル、クイズ大会?」 P「ええ。アデニウムさんの機転の利くところを生かせると思いまして」 橘「え。   でも、ライブ全制覇計画は……」 P「手段は目的ではないんだ、アデニウムさん。   私たちの目的は何だった?」 橘「Kマ劇場での座長公演。」 P「目標はそうだね。   思い出そう。アデニウムさんは、はじめ、なんて言ったかな」 橘「『民族の誇りになるような』。   ……覚えていて下さったんですね」 P「ええ。デビュー時の最初の約束でした。   私は必ず、あなたをA級アイドルの高みに連れて行きます。   そのためには五大オーディションの成功は絶対条件です。   気分を一新しつつ、頑張っていこう」 橘「はい……」 P「ところで。   まさかこのままKマ劇場公演しないつもりじゃないよね?」 橘「でも、無くなるって話が」 P「何とか取ったよ。   1日だけだけどね。今日をクリアすれば、   来週は『特別座長公演 橘アデニウム 大いに唄う』の予定です」 橘「本当ですか!」 P「夢だからね。夢は叶えないと」 橘「はい!」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。今日こそは、がんばります!」 今日のやる気はとても高いようです。 アイドルクイズ大会 成功しました。最近の遅れを取り戻すダンスレッスン。ややきつめで行っています。 アイドルが汗を流しながら精力的にレッスンを行っています。 中間判定です。 本日のアイドルクイズ大会はスペシャル番組。 『新人アイドル大集合』と銘打って、様々なジャンルの新人アイドルを集めたクイズバトルです。 ケイのほかには八雲 由希や橘アデニウムといった新人の中でも有名なアイドルが出ていました。 ケイ・八雲 由希・橘アデニウムの三人は健闘していましたが、途中のアスレチッククイズでアデニウムが足を捻るというアクシデントが発生。 大事を取って後半は棄権した為、優勝争いには参加出来ませんでしたが、棄権した為早めに手当てが出来、大事には至りませんでした。 捻った足も、対処が速かったお陰で直ぐに完治しました。 **第13フェーズ ***プロデューサーより 「橘アデニウム特別座長公演 橘アデニウム大いに唄う    第一部 座長公演『砂漠の紅薔薇』         」 ○あらすじ 昔々、砂漠の藩国“第34王朝”は悪政のために乱れ、人民は苦しんでいた。 王城では、不慮の死をとげた王の喪が明けた満月の夜、 内外の有力な国民の親子や猫士たちを招いた宴が開かれ、 大臣は自分の息子を今日から新しい王とすることを皆に伝える。 そこへ先王の娘(姫/橘アデニウム)が、 偉大なる歌い手になるための修行の旅から帰ってくる。 修行の成果として一曲披露する姫。(曲:不良少年) 新王の座を、自分の息子に継がせようと策略を練る大臣。 そんなことはどこ吹く風と、放蕩三昧の日々をおくるつもりだという姫。 大臣は席上で、国民に娘を新王の妃として差し出すよう命じる。 震える民たちは泣く泣く、娘を大臣の私兵に引き渡す。 民衆の苦しみをよそに、どこまでも華やかに続けられていく饗宴。 そこへ突如現れたのが、正義の味方と呼ばれ、義賊の誉れ高い女怪盗「砂漠の紅薔薇」だった。 砂漠の紅薔薇は捕らえられた娘たちを大臣の手から救出する。 私兵を動員してあたりを囲む大臣。 砂漠の紅薔薇は顔の覆いを取ると、それは姫だった。 姫「余の顔を見忘れたか」 大臣「姫ならばすばらしい歌が歌えるはずだ」 一曲披露する姫。(曲:君がいなくては) 大臣「こんなところに姫がいるはずがない」 立ち回り。 倒れる大臣 ひれ伏す息子。 姫は女王として第34王朝に君臨し、親政を開始するのだった。  >>>第二部 歌謡ショー『アデニウム大いに唄う』に続く 橘「もうだめです」 P「アデニウムさん。あなたなら出来ます。   これまで、一生懸命頑張ってきたじゃないですか。わ。すごい震え」 橘「緊張して……」 P「アデニウムさん。今からあなたに魔法をかけます」 橘「え? 背中に回って、何をするつもりですか。わ。くすぐったいです」 P「これでよし。   今、あなたの背中に虎の一文字を書きました。   あなたは今から虎です。   お客様は犬か猫ですが、あなたは虎なのです」 橘「虎、わたしが、虎……」 P「そうです。アデニウムさんは今、舞台で吠える、一匹の美しい虎。   公演で震え上がるのはあなたでなく、お客様のほうです」 橘「……はい!」 P「一発吠えてこい!」 ***結果 アイドルが朝の挨拶をしています。 「おはようございます。今日も頑張りましょうね」 今日もやる気は高いようです。足はもう大丈夫のようです。 ダンスレッスン 成功しました。ダンスレッスンを精力的に行っています。 が、先日怪我をしたばかり。念のために大事を取って軽めで済ませました。 ワールドツアー 成功2、失敗1で成功となります。 ワールドツアーとして、【橘アデニウム特別座長公演 橘アデニウム大いに唄う】を開催しました。 二部構成のどちらも評判で、公演を重ねるごとに客の入りもよくなり、ファンも増えていきました。 惜しむらくは、昨今の不況と不安でしょうか。 劇を見て勇気付けられる人も居る一方で、昔を思い出して悲しむ人も出たとのことです。 そんなこともありましたが、無事に大盛況のまま、ツアーの幕を下ろすことができました。 **第14フェーズ ***プロデューサーより 橘「座長公演が終わりましたね。プロデューサー」 P「痛めた足でよくがんばりましたね。感動のステージでした」 橘「あの。   ……座長公演は、私の目標でした。   プロデューサーは、私の座長公演成功を、夢だって、言ってくれましたよね。 P「はい」 橘「これからも、…私の活動は、プロデューサーの夢だって、思ってていいですか」 P「それはちょっとね」 橘「………!」 P「アデニウムさん。夢はかなえるものだけど、夢はいつか覚めるものだ。   夢を夢のままにしてはいけない。だから」 橘「だから?」 P「アデニウムさん。   ……あなたは、私の誇りです」 橘「……ありがとうございます。プロデューサー」 P「今週は、TOP☆IDOLに出場します。   いつものように挑戦だ。ベストを尽くしましょう」 橘「はい!」 ***結果 アイドルがドタキャンしてしまいました。 仕方ないので二人で最後の時間をゆっくりすごすことにしました。 **ラストライブ ***プロデューサーより 20090629190804卒業音頭 P「いよいよ、ラストライブだね。   長かったようで案外短かった半年でした」 橘「プロデューサー。私……」 P「うん。Aランクにはなれなかったね。でも、それはもういいんだ」 橘「私……」 P「演歌の道は果てがない。   栄光をつかむまでには、   今は努力を積むべきだということなんでしょう。   詩歌藩国へ音楽留学しても、どうかあなたのままでいてください」 橘「……はい」 P「今日の曲です。   今のアデニウムさんなら、初見で歌えるでしょう」 橘「……大事に歌います。   アカペラですけど、今、聞いてもらっていいですか」 P「もちろん」 橘「 あなたと出逢えてよかった 今ひとり教科書を閉じる 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く きらめく想い出たち」 <<橘アデニウム(16歳・Bランクアイドル)   音楽性の違いによりプロデューサーと決別。   現在は詩歌藩国のイリューシア音楽院へと   音楽留学するため、学生として勉強中 >> 橘「 セーラーのスカーフで結んでも 時は止まることがない 電話するよの約束 しないでおきます ごめんね」 橘「 君にはもう 会いたくない 会えばきっと一生忘れられないから」 <<ニンジャP:(XX歳・プロデューサー)   有名プロダクションに移籍。   企画力の高さから新たなるアイドル育成が   期待される>> 橘「 君は今日を生きる強さと 微笑みをくれたね いつも何度でも くじけずに歩いた 声援の中 一緒に駆け抜けた ひとつきりの大切な それは宝物」 橘「 いつかまた逢いましょう 友達のあなたと  今日は門出の 卒業音頭~~」 (ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ) (ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ) 橘「こらーーーーーー!」 P「あ。怒った」 橘「なんで音頭なんですか!!」 P「最後でボケてみました。」 橘「いいところなんだからボケるなーーーー!!」 P「長い布石でびっくりしたでしょう。それじゃあまたねーー」 橘「待てーーーーー!」 ***結果発表 やあ、今日はラストライブの日だね。 ・・・アイドルとの別れは済ませてきたようだね。 では、もう何も言う必要はなかろう。行ってきたまえ! /*/ L:ラストライブ・ランクB = {  f:名称 = ラストライブ・ランクB(芸能イベント)  f:要点 = マイク,物凄い熱気,溢れんばかりの歓声  f:周辺環境 = 伝説の会場  f:リクエスト = {   *リクエスト1:なし,なし   *選択条件:アイドルランクB  }  f:リザルト = {   アイドルとして十分な成功を収め、あなたは今こうして一つの幕を降ろした。だが、目指す頂点はまだ遠く、あなたの挑戦はまだ続く…… ―Fin-  } } /*/ ~ラストライブ後~ いやぁ、素晴らしいライブだったね! 私も若い頃を思い出してしまったよ。はっはっは! さて。前にも行ったようにキミとの契約は今を持って終了だ。 キミにそのつもりがあれば、また別の子を育て上げて欲しいが・・・ まあ、そういう話はまた、後日だ。 今は君にこの称号を授けたいと思う! 『「称号:新人プロデューサー」を獲得しました』 この称号は、キミの勲章のようなものだ。 多く集めたものには、それだけのメリットがある。 ま、メリットを体験したければまた是非きてくれたまえ。 わが社はキミのようなプロデューサーをまだまだ必要としているからな! /*/ ○最終リザルト アイドル名:橘アデニウム ファン人数:427000人 アイドルランク:B プロデューサー得点:74点 得た称号:「新人プロデューサー」

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