※「長距離走の訓練」は暁の円卓キルケさんから流用
※「救助活動」はFEG高梨ひひひさんから流用
※「護身術の心得」は星鋼京 フツカ・ニカさんから流用
部品構造
- 大部品: FROG緊急時対応スタッフ RD:95 評価値:11
- 大部品: 緊急時対応スタッフの概要 RD:4 評価値:3
- 部品: 災害等発生時に本部から派遣される緊急支援のプロフェッショナル
- 部品: 志願者の中から選抜試験・訓練課程を合格したものの中から、さらに面談に合格した者が所属
- 部品: 緊急時対応スタッフに求められる能力
- 部品: 現場のニーズから生まれた、FROG内外での憧れの存在
- 大部品: 配属までの条件 RD:4 評価値:3
- 部品: 応募条件:3年以上の勤務経験、各支部長の推薦
- 部品: 年に2回の選抜試験
- 部品: 緊急時対応スタッフ訓練課程
- 部品: 最終面談による選抜
- 大部品: 緊急時対応スタッフの身体能力 RD:3 評価値:2
- 部品: 健康で鍛えられた肉体
- 部品: 大きなよく通る声
- 部品: 重いものを運ぶための筋力
- 大部品: 緊急時対応スタッフの精神面での資質 RD:4 評価値:3
- 部品: 冷静な状況分析
- 部品: 素早い判断
- 部品: 長期間の業務に耐えるストレス耐性
- 部品: スタッフおよび現地支部やボランティアとの協調能力
- 大部品: 災害現場でのコミュニケーション能力 RD:3 評価値:2
- 部品: 人を安心させるための傾聴技術
- 部品: 多様性についての理解
- 部品: 信頼できる話し方
- 大部品: 避難誘導技術 RD:7 評価値:4
- 部品: 避難誘導技術とは?
- 部品: 避難判断と避難経路の策定
- 部品: 関係機関や地域のキーマンへの協力要請と協力関係の構築
- 部品: 要支援者の把握と対応
- 部品: 避難指示の素早い伝達
- 部品: 避難先への移動
- 部品: 避難先の安全把握と判断
- 大部品: 拠点設営・運営 RD:8 評価値:5
- 部品: 拠点設営・運営とは?
- 部品: 拠点のレイアウトの検討と決定
- 部品: テント等の設営と備品の振り分け
- 部品: 避難所運営に必要な役割分担の決定
- 部品: 被災状況の把握と本部への連絡
- 部品: 定期ミーティングの実施
- 部品: 状況把握と記録
- 部品: 積極的な情報発信
- 大部品: 炊き出し技術 RD:7 評価値:4
- 部品: 炊き出し技術とは?
- 部品: 炊き出しメニューの検討
- 部品: 調理スペースを整える
- 部品: 大量の調理を行う
- 部品: 衛生管理を徹底する
- 部品: 食事の配給
- 部品: 個別の対応が必要な人への支援
- 大部品: 徒歩による移動能力 RD:30 評価値:8
- 部品: 徒歩による移動の重要性
- 大部品: 長距離走の訓練 RD:29 評価値:8
- 大部品: 筋力トレーニング RD:5 評価値:3
- 部品: 筋トレの重要性
- 部品: 怪我の予防
- 部品: フロントランジ
- 部品: 腹筋・背筋
- 部品: 腕立て伏せ
- 大部品: トレーニング前の準備 RD:2 評価値:1
- 部品: 準備運動の効果と重要性
- 部品: 良好なコンディションを保つ
- 大部品: トレーニング方法 RD:5 評価値:3
- 部品: インターバル走
- 部品: レペティション
- 部品: ペース走
- 部品: ジョグ
- 部品: ビルドアップ走
- 大部品: フォーム RD:6 評価値:4
- 部品: 正しいフォームの重要性について
- 部品: 正しい姿勢を保つ練習
- 部品: 足の出し方
- 部品: 使う筋肉
- 部品: 腕の振り方
- 部品: 呼吸の仕方
- 大部品: 走る際気を付けること RD:3 評価値:2
- 部品: ペース配分
- 部品: ランナーズハイ
- 部品: クールダウン
- 大部品: 道具 RD:5 評価値:3
- 部品: 靴
- 部品: 帽子
- 部品: ワセリン
- 部品: 動きやすい服
- 大部品: 女性用 RD:1 評価値:0
- 大部品: 食事 RD:3 評価値:2
- 部品: 走る前の食事
- 部品: 水分の取り方
- 部品: エイド
- 大部品: 護身術の習得 RD:7 評価値:4
- 部品: 習得のための訓練
- 部品: 護身術習得の必要性
- 大部品: 護身術の心得 RD:5 評価値:3
- 部品: 会得する目的
- 部品: 特徴
- 部品: 習得方法
- 部品: 訓練方法
- 部品: 注意点
- 大部品: 救助活動 RD:18 評価値:7
- 大部品: 救出 RD:4 評価値:3
- 部品: 周辺環境の確認
- 部品: 救出準備
- 部品: 実際の救出
- 部品: 救出後
- 大部品: 一次救命処置(技術) RD:11 評価値:5
- 部品: 目的
- 部品: 基本的な考え方
- 部品: 正しく行うために
- 大部品: 具体的な内容 RD:8 評価値:5
- 部品: 周囲の観察、全身の観察
- 部品: 反応の確認
- 部品: 呼吸の有無
- 部品: 気道確保
- 部品: 胸骨圧迫
- 部品: 人工呼吸
- 部品: AEDの装着判断
- 部品: 回復体位をとらせる
- 大部品: 救助時の連携 RD:3 評価値:2
- 部品: 通報
- 部品: 複数人での対応
- 部品: 周囲への協力依頼
部品定義
部品: 災害等発生時に本部から派遣される緊急支援のプロフェッショナル
緊急時対応スタッフは、FROGの職員の中でも災害等発生時に現地の情報把握と現場指揮のために派遣される緊急支援のプロフェッショナル。
部品: 志願者の中から選抜試験・訓練課程を合格したものの中から、さらに面談に合格した者が所属
緊急時対応スタッフは志願制になっている。FROGの活動理念を直接体現する活動を行うため志願者は多いが、選抜試験、訓練過程を合格する必要があり、最終的には面談で規定の人数まで絞られる少数精鋭の部隊となっている。
部品: 緊急時対応スタッフに求められる能力
緊急時対応スタッフは災害等の発生した混乱した現場で素早く状況判断と行動を行う必要があるため、頑強な肉体とストレス耐性、多様な価値観を受け入れる人間性、豊富な専門知識と技術が求められる。
部品: 現場のニーズから生まれた、FROG内外での憧れの存在
FROGは災害等の発生した混乱した場面で活動することが多く、そういった特殊な状況でも滞りなく支援を行うための専門部隊の創設が必要だという声がFROG内で上がった。そこで、災害等の現場で活動したスタッフを中心に、専門家たちの協力を得て立ち上がったのが緊急時対応スタッフの部隊である。彼らの活躍はニュースやドキュメンタリーに取り上げられることもあり、内外で人気が高い。
部品: 応募条件:3年以上の勤務経験、各支部長の推薦
選抜試験には各支部の支部長の推薦を得た3年以上勤務している職員のみが応募できる。各支部の推薦人数には上限はない。
部品: 年に2回の選抜試験
緊急支援スタッフ試験は年に2回行われる。身体検査で健康状態に問題がないか調べ、体力検定、筆記試験、図上演習の合計300点満点中270点以上を獲得したものが合格する。合格者は、緊急時対応スタッフ訓練課程を受ける権利を1年間得ることができる。1年が過ぎると再度試験を受けなければならない。
部品: 緊急時対応スタッフ訓練課程
緊急時対応スタッフ訓練課程は1年間かけて本部で行われる。訓練生は寮で共同生活を送る。個室は割り当てられる。訓練課程では、体力訓練、緊急支援から復興支援までの業務にかかわる知識・理論の習得、災害時シミュレーション、炊き出しや応急手当、避難拠点の立ち上げ訓練などが行われる。また、1年のうち3カ月間は様々な国の支部に派遣され、文化の違う場所に適応し、活動する訓練を行う。
部品: 最終面談による選抜
訓練課程を修了した者の中から、緊急時対応スタッフ部門への配属を希望する者はFROGの長をはじめとした幹部による面談を受けることができる。面談に合格すると緊急時対応スタッフ部門に配属される。面談の不合格者もリスト化され、欠員が出た場合には再面談の知らせがくることになっている。
部品: 健康で鍛えられた肉体
緊急時対応スタッフは、災害等発生時にはインフラが整わない中で、時には長期にわたって活動をするため、健康で長期勤務が可能な体力が必要になる。そのため、日々の業務の中に訓練時間が設定されており、鍛錬に励んでいる。
部品: 大きなよく通る声
災害等発生現場では、時に大きなはっきりとした声がもっとも効果的な情報伝達手段となる。日々のシミュレーションの際にも大きな声ではっきりと情報を伝えあう癖をつける。
部品: 重いものを運ぶための筋力
支援物資や備品などの積み込みや積み下ろし、がれきの撤去やけが人の搬送など現場では何かを「運ぶ」仕事が多いため、筋力と筋持久力が必要となる。
部品: 冷静な状況分析
混乱した状況の中でも落ち着いて思考する能力。いたずらに焦っても状況は変わらない。手に入る限りの情報をあつめ、手持ちの知識を用いて分析して次の一手を考える。
部品: 素早い判断
混乱した状況の中では、十分な情報を集められないことも多い。特に現場の指揮をする緊急時スタッフの判断が遅れれば、全体に悪影響が起こる。日々のシミュレーションや現場での活動を通して素早い判断をする訓練をしている。
部品: 長期間の業務に耐えるストレス耐性
緊急時対応スタッフは、長期間にわたって本拠地を離れて不安定な活動現場で業務を遂行する。そのため、睡眠時間の計画的な確保や交代制によるこまめな休息をとるなどの運用面での対応のほか、個々人によるストレスコントロール能力の向上も求められる。
部品: スタッフおよび現地支部やボランティアとの協調能力
災害等発生現場では、緊急支援スタッフだけでは手がまわらない。現地支部やボランティア、時には被災者と協力関係を築き、業務を遂行する。
部品: 人を安心させるための傾聴技術
災害の不安から、混乱したり大声をだすなどの行動をとる人もいる。その場合は、大騒ぎしたり叱るようなことはせず、ゆっくりと相手の話を聞いて否定せず落ち着かせる。
部品: 多様性についての理解
国や所属するコミュニティによって文化や価値観が違うことを受け入れ、相手の立場にたって考えるように努力する。
部品: 信頼できる話し方
要点をまとめてわかりやすく、落ち着いて話をする。現場で不安になることもあるが、被災者の前ではできる限り不安をみせず、信頼されるように努める。
部品: 避難誘導技術とは?
災害現場等でまだ災害発生源の影響を受ける可能性がある、また二次災害の可能性がある等を判断し、より安全な場所へ人を誘導する技術。
部品: 避難判断と避難経路の策定
避難が必要となるのかを判断し、避難人数や最低限持っていく必要がある物品、使える移動方法や経路などを把握し避難計画を策定する。時間がない場合も荒いものでも良いので少しでも立ち止まって計画は立てる。
部品: 関係機関や地域のキーマンへの協力要請と協力関係の構築
避難に際しては、被災者全体への情報伝達や信頼度の問題でも関係機関や地域のキーマンへの協力を要請し、協力関係を作ることが望まれる。
部品: 要支援者の把握と対応
避難の際に特に配慮が必要な子どもや妊婦、病人等について数や特性を把握し、サポートをする人をマッチングする。
部品: 避難指示の素早い伝達
避難を行う際には、避難誘導計画や避難先、避難ルール(持っていける持ち物がある場合は、一人どれだけもっていけるか等)を素早く伝達し、移動できるように準備を整えてもらう。
また、避難に際してはブレーカーを落とすやガス栓をしめる等のそのままにしておいては事故につながるものの処理をするように伝え、避難先のメモを玄関先に貼るよう促す。
部品: 避難先への移動
避難先への移動の際は、移動グループごとに先頭につく先導役2名、最後尾について脱落者がでないようにする最後尾役2名、中間にいて移動グループで問題がないか把握したり先頭と最後尾の連絡役を務める中間連絡役2名を決めて移動する。
部品: 避難先の安全把握と判断
避難先についた後は、避難先が本当に安全なのかを状況把握して判断する。安全であれば拠点をつくる。安全が確保できないと判断すれば、さらに避難先を決めて移動する。
部品: 拠点設営・運営とは?
拠点設営・運営技術とは避難所などの臨時拠点を設営し、各種ルールや仕組みを設定して滞りなく拠点運営をするための技術である
部品: 拠点のレイアウトの検討と決定
安全な避難拠点に到着後は、運営本部、トイレや風呂などの衛生関連施設、各グループごとのスペース、炊き出しスペースなどの機能を勘案してレイアウトを決める。
部品: テント等の設営と備品の振り分け
既存の建物が使用できない場合は、テントの設営を行う。また、備品や食料などを振り分けて管理ができるようにする。
部品: 避難所運営に必要な役割分担の決定
避難所の運営には、連絡係や食事係、備品の管理係など多くの人手が必要である。積極的に手伝ってくれる避難者にも声をかけ、運営に必要な人手を確保する。
部品: 被災状況の把握と本部への連絡
ボランティアや地域のキーマンなどの協力者の助けをうけながら、被災者の人数、被害状況、病人や子どもなど特別な配慮が必要な人の状況などを把握する。また、必要な支援を整理し、本部に速やかに連絡をする。
部品: 定期ミーティングの実施
関係者や部門ごとに定期的なミーティングを行い、情報共有することで問題を早期に発見し、協力して解決に努める。
部品: 状況把握と記録
被災者の状況や食料等の備蓄品の消費状況などを確認し、記録を行う。これは定期ミーティングでの重要な資料となるほか、将来にわたって災害から教訓を得るためにも貴重な記録となる。
部品: 積極的な情報発信
避難者、被災者にとって情報から遮断されることは大きな不安やストレスを呼ぶ。そのため、拠点内で壁新聞を作るなど今がどういう状況なのかを一人一人がわかるように努める。
部品: 炊き出し技術とは?
災害や貧困等により困窮した状態にある多数の人に対して、無償で食事を提供するための段取りや配布等に係る技術のことである。
部品: 炊き出しメニューの検討
炊き出しで料理を提供する人数、備蓄された食料と、これから手に入りうる食料の量、被災者の健康状態や精神状態、栄養状態を勘案してメニューを考える。
部品: 調理スペースを整える
大人数への食事を提供するためには広い調理スペースがあることが望ましい。また、調理器具等がそろっているかを確認し、使うものをセットしたうえで調理に入る。
部品: 大量の調理を行う
調理スペースに食材を持ち込み、大量の調理を同時に行う。大量作成に向いた炊飯や、スープ系のものが選ばれることが多い。
部品: 衛生管理を徹底する
炊き出しでは多くの人に提供することもあり、食中毒等の被害が大きくなってしまう。手洗いの徹底、食材に必ず熱を通す、生水を使わず沸かすなどを周知徹底する。
部品: 食事の配給
食事ができたら配給を行う。列に並んでもらい、一人ひとりに手渡しする場合と、グループごとにまとめて取りに来てもらう場合など、状況に合わせて混乱がないように注意する。
部品: 個別の対応が必要な人への支援
乳幼児や高齢者、病人等、食事に配慮が必要な人に対してはニーズを聞き取り、食べられるメニューを個別に対応し提供する。
部品: 徒歩による移動の重要性
災害等発生地域では、移動手段が限られる場合がある。車両や航空機などが使えないような場合に最後に頼りになるのは己の足のみとなるため、徒歩による移動、とくに長距離走の訓練には重きが置かれている。
部品: 筋トレの重要性
ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。
部品: 怪我の予防
走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。
部品: フロントランジ
太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。
部品: 腹筋・背筋
ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。
部品: 腕立て伏せ
腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。
部品: 準備運動の効果と重要性
怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。
部品: 良好なコンディションを保つ
疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。
部品: インターバル走
数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。
部品: レペティション
インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。
部品: ペース走
一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。
部品: ジョグ
一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。
部品: ビルドアップ走
最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。
部品: 正しいフォームの重要性について
長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。
部品: 正しい姿勢を保つ練習
走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。
部品: 足の出し方
走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。
部品: 使う筋肉
小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。
部品: 腕の振り方
小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。
部品: 呼吸の仕方
ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。
部品: ペース配分
走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。
部品: ランナーズハイ
走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。
部品: クールダウン
長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。
部品: 靴
基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。
部品: 帽子
つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。
部品: ワセリン
服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。
部品: 動きやすい服
気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。
部品: スポーツブラ
女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。
部品: 走る前の食事
穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。
部品: 水分の取り方
水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。
部品: エイド
30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。
部品: 習得のための訓練
護身術の習得にはインストラクターを本部に招き、稽古をつけてもらうほか、自主練習も積極的に行い、技術の習得に努める。
部品: 護身術習得の必要性
FROGでは、災害等発生地域に行くことが想定される。治安が不安定になっている可能性もあるため、自身の身を守れる程度の技術を身に着けることが求められる。
部品: 会得する目的
護身術は相手を倒すことが目的ではない。被害を最小限にとどめ、自分もしくは他人の身体の安全と命を守ることを第一としている。相手との間合いを取り攻撃を回避する、もしくはそのための時間を作ることで危機敵状況を回避するための武道のひとつである。
部品: 特徴
攻撃を封じるために、相手の体を投げる、絞める、振り払う、関節を取る、急所を狙うなどの対敵動作が主となる。力のあまりない男性や女性でも、自分より力の強い相手を躱して安全な距離を取ることができる。
部品: 習得方法
基本的に道場などに通い、きちんとした資格を持ったインストラクターの元で時間をかけて学んでいく。平均で、初段を取るまでに3年程はかかる。
部品: 訓練方法
具体的な状況を想定し、そこから脱するための行動訓練を主として行う。危険な距離に相手がいる場合、組み付かれた場合、相手が武器を携帯している場合などをシミュレーションし、それを制御するための動きを型として学ぶことが多い。
部品: 注意点
あくまで護身のためであるということを念頭におき、身の安全が取れた場合は相手に追い打ちをかけることはしない。また、対象が無抵抗の場合や、無関係の人間に対してこれを行使してはならない。
部品: 周辺環境の確認
救出を始める前に、周辺環境を確認せねばならない。崩落や攻撃、毒性物質などについて確認し、必要に応じて安全を確保したうえで救助活動を開始する。
部品: 救出準備
救出を実際に行う前に準備を行う。火災等であれば有害物質対策や熱対策が必要だし、崩落等であれば物資も必須である。安易に突入しない事。
部品: 実際の救出
必ず複数名で活動し、安全に救出を行う。危険が予想される個所については勝手な判断で踏み込まず、状況確認と情報連携を密にしたうえで行うこと。
部品: 救出後
要救助者は速やかに医療者に引き渡す。救出活動を行った者についても必ず事後健診を受け、健康に問題がないことを確認すること。
部品: 目的
一次救命処置とは 、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が、救急隊や医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のこと。
専門的な器具や、薬品などを使う必要がないので、正しい知識と適切な処置の仕方さえ知っていれば、誰でも行うことができる。この知識技術の普及により、救命率を上げることが一次救命処置の大目的である。
部品: 基本的な考え方
一次救命は救急のABCを確保する目的で作られている。
A air way(エアウェイ) 気道確保
B breathing(ブリーシング) 人工呼吸
C circulation(サーキュレーション) 心臓マッサージ等による心拍と血圧の維持
これらABCの維持は生命活動の維持に必要不可欠な最も基本的な部分であり、これらの維持を効率的に行うために一次救命処置の内容は考えられている。
部品: 正しく行うために
一次救命処置を行うためには、医師もしくは看護士による講習会に参加している必要がある。講習会は医科大学や一般の診療所、中核病院や先端病院なので定期的に開催されている。
部品: 周囲の観察、全身の観察
傷病者を発見した場合、まず重要なのは周囲と傷病者の観察を良く行うことだ。
周囲の状況は自身や傷病者にとって危険ではないか、傷病者自身の様子はどうかの確認を行うことが、
これから行う応急処置につながる。
部品: 反応の確認
大きな声をかけ(「大丈夫ですか!」など)、肩を軽く叩いて、反応(意識)の有無を確認する。
反応がない場合や鈍い場合は、まず協力者を求め、医療機関への通報と配備がある藩国であればAEDの手配を依頼する。
協力者が見当たらない場合は救助者自身が通報を行う。
部品: 呼吸の有無
傷病者が心停止を起こしているかを判断するために、まず呼吸を確認する。
胸部と腹部の動きを集中して観察する。これは10秒以内で行う。
普段通りの呼吸がない場合、または介助者が呼吸しているか自信が持てない場合はただちに胸骨圧迫を開始する。
部品: 気道確保
傷病者の呼吸の有無にかかわらず、気道の確保を行う。
一方の手を傷病者の額に、他方の手を下顎の先に当てて、下顎ごと頭部を引き上げるようにして、頭部を後方に傾ける。(頭部を後屈させ、顎先を挙上)
この際頚椎、平たくいうと首あたりを痛めていることが疑われる場合は特に注意して静かに行わなければならない。
部品: 胸骨圧迫
心臓が痙攣したり停止したりして血液を送り出せない場合に、介助者が心臓のポンプ機能を代行するための行為。
以下のような手順で行う。
- 硬い床に上向きで要救助者寝かせる。
- 救助者は傷病者の片側、胸のあたりに両膝をつき、傷病者の胸骨の下半分に片方の手の手掌基部を置き、
その上にもう一方の手をかさねる。
- 両肘をきちんと伸ばし、垂直に体重をかけて胸骨を押し下げる。両肩と手掌基部で三角形が形成されるようにしっかり肩を固める。イメージとしては肩で腕を固定し、肘関節を固めて力を完全に伝達する。
目安として胸骨を5cmは押し下げるようにする。
- 手は胸骨から話さず、元の高さまで緩めて戻しては、圧迫を繰り返す。
- 一分間あたり100-120回のテンポで行う。1セット30回
部品: 人工呼吸
気道を確保した上で行う。
傷病者の鼻をつまみ、自分の口を大きくあけて、傷病者の口を覆う。
逆流物による感染汚染防止のため、感染防止マスクを持っていた場合はそれを使うべきである。
一秒かけて傷病者の胸が上がるのを認識できる程度に吹き込みを行い、換気して再度呼気を吹き込む。
2回で1セットで、胸骨圧迫1セットごとに行う。
注意点として以下がある
- 介助者が一人しかおらず、同時に素早く行う余裕がない場合、無理に人工呼吸は行わず、胸骨圧迫を最優先する。
- 人工呼吸が不要ということではない。同時に行える場合は行ったほうが救命率がいい。
部品: AEDの装着判断
救急救命のうち、心室細動による突然死は多くの割合をしめる。この場合早期の除細動(けいれんを止めること)が救命の鍵となる。AEDとは電源を入れ、音声メッセージに従うことにより、除細動の要否を音声で知らせ、必要な場合には電気ショックにより除細動を行うことができる機器である。周辺にAEDがある場合はこれを利用することは救命率を上げる上で重要である。
部品: 回復体位をとらせる
いずれかの段階で自発的呼吸と拍動が戻った場合、傷病者を回復体位にして、様子を見守る。
回復体位は、救急医療などの現場に於いて失神している・または「意識がもうろうとしている」など意識障害のある要救護者の生命の安全を図るためのもので、急な様態の変化などが起こっても大事に至らないよう配慮された姿勢である。
姿勢としては横向け寝である。横向け寝一般と異なる点として、頭をやや後ろに反らせて、できるだけ気道を広げた状態に保つ。また無意識に寝返りしたり痙攣して仰向けやうつ伏せになったりしないよう、膝は軽く曲げ、腕は下側の腕は体前方に投げ出し、上側の腕でつっかえ棒をする要領で横向け寝状態を支えるようにする。
部品: 通報
救助活動を開始する前に、必ずしかるべき機関(医療機関、消防、警察等)に通報を行う。救助してもその後の対応ができないのでは本末転倒だ。
部品: 複数人での対応
救助活動については、必ず複数人で対応を行うこと。するべきことは多岐に渡るし、何かあった場合に連絡を取る者も必要である。特に救助者の安全も確保しなければならないため、基本的に一人で活動してはならない、
部品: 周囲への協力依頼
救助活動においては周囲の人員への協力依頼を忘れてはならない。通報やちょっとした措置等、素人でもできることは多い。
なお、依頼する際には「誰か助けて」ではなく「そこの方、○○をしてください」という風に具体的な指定を行うこと。
提出書式
大部品: FROG緊急時対応スタッフ RD:95 評価値:11
-大部品: 緊急時対応スタッフの概要 RD:4 評価値:3
--部品: 災害等発生時に本部から派遣される緊急支援のプロフェッショナル
--部品: 志願者の中から選抜試験・訓練課程を合格したものの中から、さらに面談に合格した者が所属
--部品: 緊急時対応スタッフに求められる能力
--部品: 現場のニーズから生まれた、FROG内外での憧れの存在
-大部品: 配属までの条件 RD:4 評価値:3
--部品: 応募条件:3年以上の勤務経験、各支部長の推薦
--部品: 年に2回の選抜試験
--部品: 緊急時対応スタッフ訓練課程
--部品: 最終面談による選抜
-大部品: 緊急時対応スタッフの身体能力 RD:3 評価値:2
--部品: 健康で鍛えられた肉体
--部品: 大きなよく通る声
--部品: 重いものを運ぶための筋力
-大部品: 緊急時対応スタッフの精神面での資質 RD:4 評価値:3
--部品: 冷静な状況分析
--部品: 素早い判断
--部品: 長期間の業務に耐えるストレス耐性
--部品: スタッフおよび現地支部やボランティアとの協調能力
-大部品: 災害現場でのコミュニケーション能力 RD:3 評価値:2
--部品: 人を安心させるための傾聴技術
--部品: 多様性についての理解
--部品: 信頼できる話し方
-大部品: 避難誘導技術 RD:7 評価値:4
--部品: 避難誘導技術とは?
--部品: 避難判断と避難経路の策定
--部品: 関係機関や地域のキーマンへの協力要請と協力関係の構築
--部品: 要支援者の把握と対応
--部品: 避難指示の素早い伝達
--部品: 避難先への移動
--部品: 避難先の安全把握と判断
-大部品: 拠点設営・運営 RD:8 評価値:5
--部品: 拠点設営・運営とは?
--部品: 拠点のレイアウトの検討と決定
--部品: テント等の設営と備品の振り分け
--部品: 避難所運営に必要な役割分担の決定
--部品: 被災状況の把握と本部への連絡
--部品: 定期ミーティングの実施
--部品: 状況把握と記録
--部品: 積極的な情報発信
-大部品: 炊き出し技術 RD:7 評価値:4
--部品: 炊き出し技術とは?
--部品: 炊き出しメニューの検討
--部品: 調理スペースを整える
--部品: 大量の調理を行う
--部品: 衛生管理を徹底する
--部品: 食事の配給
--部品: 個別の対応が必要な人への支援
-大部品: 徒歩による移動能力 RD:30 評価値:8
--部品: 徒歩による移動の重要性
--大部品: 長距離走の訓練 RD:29 評価値:8
---大部品: 筋力トレーニング RD:5 評価値:3
----部品: 筋トレの重要性
----部品: 怪我の予防
----部品: フロントランジ
----部品: 腹筋・背筋
----部品: 腕立て伏せ
---大部品: トレーニング前の準備 RD:2 評価値:1
----部品: 準備運動の効果と重要性
----部品: 良好なコンディションを保つ
---大部品: トレーニング方法 RD:5 評価値:3
----部品: インターバル走
----部品: レペティション
----部品: ペース走
----部品: ジョグ
----部品: ビルドアップ走
---大部品: フォーム RD:6 評価値:4
----部品: 正しいフォームの重要性について
----部品: 正しい姿勢を保つ練習
----部品: 足の出し方
----部品: 使う筋肉
----部品: 腕の振り方
----部品: 呼吸の仕方
---大部品: 走る際気を付けること RD:3 評価値:2
----部品: ペース配分
----部品: ランナーズハイ
----部品: クールダウン
---大部品: 道具 RD:5 評価値:3
----部品: 靴
----部品: 帽子
----部品: ワセリン
----部品: 動きやすい服
----大部品: 女性用 RD:1 評価値:0
-----部品: スポーツブラ
---大部品: 食事 RD:3 評価値:2
----部品: 走る前の食事
----部品: 水分の取り方
----部品: エイド
-大部品: 護身術の習得 RD:7 評価値:4
--部品: 習得のための訓練
--部品: 護身術習得の必要性
--大部品: 護身術の心得 RD:5 評価値:3
---部品: 会得する目的
---部品: 特徴
---部品: 習得方法
---部品: 訓練方法
---部品: 注意点
-大部品: 救助活動 RD:18 評価値:7
--大部品: 救出 RD:4 評価値:3
---部品: 周辺環境の確認
---部品: 救出準備
---部品: 実際の救出
---部品: 救出後
--大部品: 一次救命処置(技術) RD:11 評価値:5
---部品: 目的
---部品: 基本的な考え方
---部品: 正しく行うために
---大部品: 具体的な内容 RD:8 評価値:5
----部品: 周囲の観察、全身の観察
----部品: 反応の確認
----部品: 呼吸の有無
----部品: 気道確保
----部品: 胸骨圧迫
----部品: 人工呼吸
----部品: AEDの装着判断
----部品: 回復体位をとらせる
--大部品: 救助時の連携 RD:3 評価値:2
---部品: 通報
---部品: 複数人での対応
---部品: 周囲への協力依頼
部品: 災害等発生時に本部から派遣される緊急支援のプロフェッショナル
緊急時対応スタッフは、FROGの職員の中でも災害等発生時に現地の情報把握と現場指揮のために派遣される緊急支援のプロフェッショナル。
部品: 志願者の中から選抜試験・訓練課程を合格したものの中から、さらに面談に合格した者が所属
緊急時対応スタッフは志願制になっている。FROGの活動理念を直接体現する活動を行うため志願者は多いが、選抜試験、訓練過程を合格する必要があり、最終的には面談で規定の人数まで絞られる少数精鋭の部隊となっている。
部品: 緊急時対応スタッフに求められる能力
緊急時対応スタッフは災害等の発生した混乱した現場で素早く状況判断と行動を行う必要があるため、頑強な肉体とストレス耐性、多様な価値観を受け入れる人間性、豊富な専門知識と技術が求められる。
部品: 現場のニーズから生まれた、FROG内外での憧れの存在
FROGは災害等の発生した混乱した場面で活動することが多く、そういった特殊な状況でも滞りなく支援を行うための専門部隊の創設が必要だという声がFROG内で上がった。そこで、災害等の現場で活動したスタッフを中心に、専門家たちの協力を得て立ち上がったのが緊急時対応スタッフの部隊である。彼らの活躍はニュースやドキュメンタリーに取り上げられることもあり、内外で人気が高い。
部品: 応募条件:3年以上の勤務経験、各支部長の推薦
選抜試験には各支部の支部長の推薦を得た3年以上勤務している職員のみが応募できる。各支部の推薦人数には上限はない。
部品: 年に2回の選抜試験
緊急支援スタッフ試験は年に2回行われる。身体検査で健康状態に問題がないか調べ、体力検定、筆記試験、図上演習の合計300点満点中270点以上を獲得したものが合格する。合格者は、緊急時対応スタッフ訓練課程を受ける権利を1年間得ることができる。1年が過ぎると再度試験を受けなければならない。
部品: 緊急時対応スタッフ訓練課程
緊急時対応スタッフ訓練課程は1年間かけて本部で行われる。訓練生は寮で共同生活を送る。個室は割り当てられる。訓練課程では、体力訓練、緊急支援から復興支援までの業務にかかわる知識・理論の習得、災害時シミュレーション、炊き出しや応急手当、避難拠点の立ち上げ訓練などが行われる。また、1年のうち3カ月間は様々な国の支部に派遣され、文化の違う場所に適応し、活動する訓練を行う。
部品: 最終面談による選抜
訓練課程を修了した者の中から、緊急時対応スタッフ部門への配属を希望する者はFROGの長をはじめとした幹部による面談を受けることができる。面談に合格すると緊急時対応スタッフ部門に配属される。面談の不合格者もリスト化され、欠員が出た場合には再面談の知らせがくることになっている。
部品: 健康で鍛えられた肉体
緊急時対応スタッフは、災害等発生時にはインフラが整わない中で、時には長期にわたって活動をするため、健康で長期勤務が可能な体力が必要になる。そのため、日々の業務の中に訓練時間が設定されており、鍛錬に励んでいる。
部品: 大きなよく通る声
災害等発生現場では、時に大きなはっきりとした声がもっとも効果的な情報伝達手段となる。日々のシミュレーションの際にも大きな声ではっきりと情報を伝えあう癖をつける。
部品: 重いものを運ぶための筋力
支援物資や備品などの積み込みや積み下ろし、がれきの撤去やけが人の搬送など現場では何かを「運ぶ」仕事が多いため、筋力と筋持久力が必要となる。
部品: 冷静な状況分析
混乱した状況の中でも落ち着いて思考する能力。いたずらに焦っても状況は変わらない。手に入る限りの情報をあつめ、手持ちの知識を用いて分析して次の一手を考える。
部品: 素早い判断
混乱した状況の中では、十分な情報を集められないことも多い。特に現場の指揮をする緊急時スタッフの判断が遅れれば、全体に悪影響が起こる。日々のシミュレーションや現場での活動を通して素早い判断をする訓練をしている。
部品: 長期間の業務に耐えるストレス耐性
緊急時対応スタッフは、長期間にわたって本拠地を離れて不安定な活動現場で業務を遂行する。そのため、睡眠時間の計画的な確保や交代制によるこまめな休息をとるなどの運用面での対応のほか、個々人によるストレスコントロール能力の向上も求められる。
部品: スタッフおよび現地支部やボランティアとの協調能力
災害等発生現場では、緊急支援スタッフだけでは手がまわらない。現地支部やボランティア、時には被災者と協力関係を築き、業務を遂行する。
部品: 人を安心させるための傾聴技術
災害の不安から、混乱したり大声をだすなどの行動をとる人もいる。その場合は、大騒ぎしたり叱るようなことはせず、ゆっくりと相手の話を聞いて否定せず落ち着かせる。
部品: 多様性についての理解
国や所属するコミュニティによって文化や価値観が違うことを受け入れ、相手の立場にたって考えるように努力する。
部品: 信頼できる話し方
要点をまとめてわかりやすく、落ち着いて話をする。現場で不安になることもあるが、被災者の前ではできる限り不安をみせず、信頼されるように努める。
部品: 避難誘導技術とは?
災害現場等でまだ災害発生源の影響を受ける可能性がある、また二次災害の可能性がある等を判断し、より安全な場所へ人を誘導する技術。
部品: 避難判断と避難経路の策定
避難が必要となるのかを判断し、避難人数や最低限持っていく必要がある物品、使える移動方法や経路などを把握し避難計画を策定する。時間がない場合も荒いものでも良いので少しでも立ち止まって計画は立てる。
部品: 関係機関や地域のキーマンへの協力要請と協力関係の構築
避難に際しては、被災者全体への情報伝達や信頼度の問題でも関係機関や地域のキーマンへの協力を要請し、協力関係を作ることが望まれる。
部品: 要支援者の把握と対応
避難の際に特に配慮が必要な子どもや妊婦、病人等について数や特性を把握し、サポートをする人をマッチングする。
部品: 避難指示の素早い伝達
避難を行う際には、避難誘導計画や避難先、避難ルール(持っていける持ち物がある場合は、一人どれだけもっていけるか等)を素早く伝達し、移動できるように準備を整えてもらう。
また、避難に際してはブレーカーを落とすやガス栓をしめる等のそのままにしておいては事故につながるものの処理をするように伝え、避難先のメモを玄関先に貼るよう促す。
部品: 避難先への移動
避難先への移動の際は、移動グループごとに先頭につく先導役2名、最後尾について脱落者がでないようにする最後尾役2名、中間にいて移動グループで問題がないか把握したり先頭と最後尾の連絡役を務める中間連絡役2名を決めて移動する。
部品: 避難先の安全把握と判断
避難先についた後は、避難先が本当に安全なのかを状況把握して判断する。安全であれば拠点をつくる。安全が確保できないと判断すれば、さらに避難先を決めて移動する。
部品: 拠点設営・運営とは?
拠点設営・運営技術とは避難所などの臨時拠点を設営し、各種ルールや仕組みを設定して滞りなく拠点運営をするための技術である
部品: 拠点のレイアウトの検討と決定
安全な避難拠点に到着後は、運営本部、トイレや風呂などの衛生関連施設、各グループごとのスペース、炊き出しスペースなどの機能を勘案してレイアウトを決める。
部品: テント等の設営と備品の振り分け
既存の建物が使用できない場合は、テントの設営を行う。また、備品や食料などを振り分けて管理ができるようにする。
部品: 避難所運営に必要な役割分担の決定
避難所の運営には、連絡係や食事係、備品の管理係など多くの人手が必要である。積極的に手伝ってくれる避難者にも声をかけ、運営に必要な人手を確保する。
部品: 被災状況の把握と本部への連絡
ボランティアや地域のキーマンなどの協力者の助けをうけながら、被災者の人数、被害状況、病人や子どもなど特別な配慮が必要な人の状況などを把握する。また、必要な支援を整理し、本部に速やかに連絡をする。
部品: 定期ミーティングの実施
関係者や部門ごとに定期的なミーティングを行い、情報共有することで問題を早期に発見し、協力して解決に努める。
部品: 状況把握と記録
被災者の状況や食料等の備蓄品の消費状況などを確認し、記録を行う。これは定期ミーティングでの重要な資料となるほか、将来にわたって災害から教訓を得るためにも貴重な記録となる。
部品: 積極的な情報発信
避難者、被災者にとって情報から遮断されることは大きな不安やストレスを呼ぶ。そのため、拠点内で壁新聞を作るなど今がどういう状況なのかを一人一人がわかるように努める。
部品: 炊き出し技術とは?
災害や貧困等により困窮した状態にある多数の人に対して、無償で食事を提供するための段取りや配布等に係る技術のことである。
部品: 炊き出しメニューの検討
炊き出しで料理を提供する人数、備蓄された食料と、これから手に入りうる食料の量、被災者の健康状態や精神状態、栄養状態を勘案してメニューを考える。
部品: 調理スペースを整える
大人数への食事を提供するためには広い調理スペースがあることが望ましい。また、調理器具等がそろっているかを確認し、使うものをセットしたうえで調理に入る。
部品: 大量の調理を行う
調理スペースに食材を持ち込み、大量の調理を同時に行う。大量作成に向いた炊飯や、スープ系のものが選ばれることが多い。
部品: 衛生管理を徹底する
炊き出しでは多くの人に提供することもあり、食中毒等の被害が大きくなってしまう。手洗いの徹底、食材に必ず熱を通す、生水を使わず沸かすなどを周知徹底する。
部品: 食事の配給
食事ができたら配給を行う。列に並んでもらい、一人ひとりに手渡しする場合と、グループごとにまとめて取りに来てもらう場合など、状況に合わせて混乱がないように注意する。
部品: 個別の対応が必要な人への支援
乳幼児や高齢者、病人等、食事に配慮が必要な人に対してはニーズを聞き取り、食べられるメニューを個別に対応し提供する。
部品: 徒歩による移動の重要性
災害等発生地域では、移動手段が限られる場合がある。車両や航空機などが使えないような場合に最後に頼りになるのは己の足のみとなるため、徒歩による移動、とくに長距離走の訓練には重きが置かれている。
部品: 筋トレの重要性
ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。
部品: 怪我の予防
走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。
部品: フロントランジ
太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。
部品: 腹筋・背筋
ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。
部品: 腕立て伏せ
腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。
部品: 準備運動の効果と重要性
怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。
部品: 良好なコンディションを保つ
疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。
部品: インターバル走
数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。
部品: レペティション
インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。
部品: ペース走
一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。
部品: ジョグ
一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。
部品: ビルドアップ走
最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。
部品: 正しいフォームの重要性について
長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。
部品: 正しい姿勢を保つ練習
走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。
部品: 足の出し方
走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。
部品: 使う筋肉
小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。
部品: 腕の振り方
小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。
部品: 呼吸の仕方
ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。
部品: ペース配分
走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。
部品: ランナーズハイ
走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。
部品: クールダウン
長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。
部品: 靴
基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。
部品: 帽子
つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。
部品: ワセリン
服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。
部品: 動きやすい服
気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。
部品: スポーツブラ
女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。
部品: 走る前の食事
穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。
部品: 水分の取り方
水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。
部品: エイド
30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。
部品: 習得のための訓練
護身術の習得にはインストラクターを本部に招き、稽古をつけてもらうほか、自主練習も積極的に行い、技術の習得に努める。
部品: 護身術習得の必要性
FROGでは、災害等発生地域に行くことが想定される。治安が不安定になっている可能性もあるため、自身の身を守れる程度の技術を身に着けることが求められる。
部品: 会得する目的
護身術は相手を倒すことが目的ではない。被害を最小限にとどめ、自分もしくは他人の身体の安全と命を守ることを第一としている。相手との間合いを取り攻撃を回避する、もしくはそのための時間を作ることで危機敵状況を回避するための武道のひとつである。
部品: 特徴
攻撃を封じるために、相手の体を投げる、絞める、振り払う、関節を取る、急所を狙うなどの対敵動作が主となる。力のあまりない男性や女性でも、自分より力の強い相手を躱して安全な距離を取ることができる。
部品: 習得方法
基本的に道場などに通い、きちんとした資格を持ったインストラクターの元で時間をかけて学んでいく。平均で、初段を取るまでに3年程はかかる。
部品: 訓練方法
具体的な状況を想定し、そこから脱するための行動訓練を主として行う。危険な距離に相手がいる場合、組み付かれた場合、相手が武器を携帯している場合などをシミュレーションし、それを制御するための動きを型として学ぶことが多い。
部品: 注意点
あくまで護身のためであるということを念頭におき、身の安全が取れた場合は相手に追い打ちをかけることはしない。また、対象が無抵抗の場合や、無関係の人間に対してこれを行使してはならない。
部品: 周辺環境の確認
救出を始める前に、周辺環境を確認せねばならない。崩落や攻撃、毒性物質などについて確認し、必要に応じて安全を確保したうえで救助活動を開始する。
部品: 救出準備
救出を実際に行う前に準備を行う。火災等であれば有害物質対策や熱対策が必要だし、崩落等であれば物資も必須である。安易に突入しない事。
部品: 実際の救出
必ず複数名で活動し、安全に救出を行う。危険が予想される個所については勝手な判断で踏み込まず、状況確認と情報連携を密にしたうえで行うこと。
部品: 救出後
要救助者は速やかに医療者に引き渡す。救出活動を行った者についても必ず事後健診を受け、健康に問題がないことを確認すること。
部品: 目的
一次救命処置とは 、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が、救急隊や医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のこと。
専門的な器具や、薬品などを使う必要がないので、正しい知識と適切な処置の仕方さえ知っていれば、誰でも行うことができる。この知識技術の普及により、救命率を上げることが一次救命処置の大目的である。
部品: 基本的な考え方
一次救命は救急のABCを確保する目的で作られている。
A air way(エアウェイ) 気道確保
B breathing(ブリーシング) 人工呼吸
C circulation(サーキュレーション) 心臓マッサージ等による心拍と血圧の維持
これらABCの維持は生命活動の維持に必要不可欠な最も基本的な部分であり、これらの維持を効率的に行うために一次救命処置の内容は考えられている。
部品: 正しく行うために
一次救命処置を行うためには、医師もしくは看護士による講習会に参加している必要がある。講習会は医科大学や一般の診療所、中核病院や先端病院なので定期的に開催されている。
部品: 周囲の観察、全身の観察
傷病者を発見した場合、まず重要なのは周囲と傷病者の観察を良く行うことだ。
周囲の状況は自身や傷病者にとって危険ではないか、傷病者自身の様子はどうかの確認を行うことが、
これから行う応急処置につながる。
部品: 反応の確認
大きな声をかけ(「大丈夫ですか!」など)、肩を軽く叩いて、反応(意識)の有無を確認する。
反応がない場合や鈍い場合は、まず協力者を求め、医療機関への通報と配備がある藩国であればAEDの手配を依頼する。
協力者が見当たらない場合は救助者自身が通報を行う。
部品: 呼吸の有無
傷病者が心停止を起こしているかを判断するために、まず呼吸を確認する。
胸部と腹部の動きを集中して観察する。これは10秒以内で行う。
普段通りの呼吸がない場合、または介助者が呼吸しているか自信が持てない場合はただちに胸骨圧迫を開始する。
部品: 気道確保
傷病者の呼吸の有無にかかわらず、気道の確保を行う。
一方の手を傷病者の額に、他方の手を下顎の先に当てて、下顎ごと頭部を引き上げるようにして、頭部を後方に傾ける。(頭部を後屈させ、顎先を挙上)
この際頚椎、平たくいうと首あたりを痛めていることが疑われる場合は特に注意して静かに行わなければならない。
部品: 胸骨圧迫
心臓が痙攣したり停止したりして血液を送り出せない場合に、介助者が心臓のポンプ機能を代行するための行為。
以下のような手順で行う。
・硬い床に上向きで要救助者寝かせる。
・救助者は傷病者の片側、胸のあたりに両膝をつき、傷病者の胸骨の下半分に片方の手の手掌基部を置き、
その上にもう一方の手をかさねる。
・両肘をきちんと伸ばし、垂直に体重をかけて胸骨を押し下げる。両肩と手掌基部で三角形が形成されるようにしっかり肩を固める。イメージとしては肩で腕を固定し、肘関節を固めて力を完全に伝達する。
目安として胸骨を5cmは押し下げるようにする。
・手は胸骨から話さず、元の高さまで緩めて戻しては、圧迫を繰り返す。
・一分間あたり100-120回のテンポで行う。1セット30回
部品: 人工呼吸
気道を確保した上で行う。
傷病者の鼻をつまみ、自分の口を大きくあけて、傷病者の口を覆う。
逆流物による感染汚染防止のため、感染防止マスクを持っていた場合はそれを使うべきである。
一秒かけて傷病者の胸が上がるのを認識できる程度に吹き込みを行い、換気して再度呼気を吹き込む。
2回で1セットで、胸骨圧迫1セットごとに行う。
注意点として以下がある
・介助者が一人しかおらず、同時に素早く行う余裕がない場合、無理に人工呼吸は行わず、胸骨圧迫を最優先する。
・人工呼吸が不要ということではない。同時に行える場合は行ったほうが救命率がいい。
部品: AEDの装着判断
救急救命のうち、心室細動による突然死は多くの割合をしめる。この場合早期の除細動(けいれんを止めること)が救命の鍵となる。AEDとは電源を入れ、音声メッセージに従うことにより、除細動の要否を音声で知らせ、必要な場合には電気ショックにより除細動を行うことができる機器である。周辺にAEDがある場合はこれを利用することは救命率を上げる上で重要である。
部品: 回復体位をとらせる
いずれかの段階で自発的呼吸と拍動が戻った場合、傷病者を回復体位にして、様子を見守る。
回復体位は、救急医療などの現場に於いて失神している・または「意識がもうろうとしている」など意識障害のある要救護者の生命の安全を図るためのもので、急な様態の変化などが起こっても大事に至らないよう配慮された姿勢である。
姿勢としては横向け寝である。横向け寝一般と異なる点として、頭をやや後ろに反らせて、できるだけ気道を広げた状態に保つ。また無意識に寝返りしたり痙攣して仰向けやうつ伏せになったりしないよう、膝は軽く曲げ、腕は下側の腕は体前方に投げ出し、上側の腕でつっかえ棒をする要領で横向け寝状態を支えるようにする。
部品: 通報
救助活動を開始する前に、必ずしかるべき機関(医療機関、消防、警察等)に通報を行う。救助してもその後の対応ができないのでは本末転倒だ。
部品: 複数人での対応
救助活動については、必ず複数人で対応を行うこと。するべきことは多岐に渡るし、何かあった場合に連絡を取る者も必要である。特に救助者の安全も確保しなければならないため、基本的に一人で活動してはならない、
部品: 周囲への協力依頼
救助活動においては周囲の人員への協力依頼を忘れてはならない。通報やちょっとした措置等、素人でもできることは多い。
なお、依頼する際には「誰か助けて」ではなく「そこの方、○○をしてください」という風に具体的な指定を行うこと。
インポート用定義データ
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{
"title": "大きなよく通る声",
"description": "災害等発生現場では、時に大きなはっきりとした声がもっとも効果的な情報伝達手段となる。日々のシミュレーションの際にも大きな声ではっきりと情報を伝えあう癖をつける。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "重いものを運ぶための筋力",
"description": "支援物資や備品などの積み込みや積み下ろし、がれきの撤去やけが人の搬送など現場では何かを「運ぶ」仕事が多いため、筋力と筋持久力が必要となる。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "緊急時対応スタッフの精神面での資質",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "冷静な状況分析",
"description": "混乱した状況の中でも落ち着いて思考する能力。いたずらに焦っても状況は変わらない。手に入る限りの情報をあつめ、手持ちの知識を用いて分析して次の一手を考える。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "素早い判断",
"description": "混乱した状況の中では、十分な情報を集められないことも多い。特に現場の指揮をする緊急時スタッフの判断が遅れれば、全体に悪影響が起こる。日々のシミュレーションや現場での活動を通して素早い判断をする訓練をしている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "長期間の業務に耐えるストレス耐性",
"description": "緊急時対応スタッフは、長期間にわたって本拠地を離れて不安定な活動現場で業務を遂行する。そのため、睡眠時間の計画的な確保や交代制によるこまめな休息をとるなどの運用面での対応のほか、個々人によるストレスコントロール能力の向上も求められる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "スタッフおよび現地支部やボランティアとの協調能力",
"description": "災害等発生現場では、緊急支援スタッフだけでは手がまわらない。現地支部やボランティア、時には被災者と協力関係を築き、業務を遂行する。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "災害現場でのコミュニケーション能力",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "人を安心させるための傾聴技術",
"description": "災害の不安から、混乱したり大声をだすなどの行動をとる人もいる。その場合は、大騒ぎしたり叱るようなことはせず、ゆっくりと相手の話を聞いて否定せず落ち着かせる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "多様性についての理解",
"description": "国や所属するコミュニティによって文化や価値観が違うことを受け入れ、相手の立場にたって考えるように努力する。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "信頼できる話し方",
"description": "要点をまとめてわかりやすく、落ち着いて話をする。現場で不安になることもあるが、被災者の前ではできる限り不安をみせず、信頼されるように努める。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "避難誘導技術",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "避難誘導技術とは?",
"description": "災害現場等でまだ災害発生源の影響を受ける可能性がある、また二次災害の可能性がある等を判断し、より安全な場所へ人を誘導する技術。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "避難判断と避難経路の策定",
"description": "避難が必要となるのかを判断し、避難人数や最低限持っていく必要がある物品、使える移動方法や経路などを把握し避難計画を策定する。時間がない場合も荒いものでも良いので少しでも立ち止まって計画は立てる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "関係機関や地域のキーマンへの協力要請と協力関係の構築",
"description": "避難に際しては、被災者全体への情報伝達や信頼度の問題でも関係機関や地域のキーマンへの協力を要請し、協力関係を作ることが望まれる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "要支援者の把握と対応",
"description": "避難の際に特に配慮が必要な子どもや妊婦、病人等について数や特性を把握し、サポートをする人をマッチングする。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "避難指示の素早い伝達",
"description": "避難を行う際には、避難誘導計画や避難先、避難ルール(持っていける持ち物がある場合は、一人どれだけもっていけるか等)を素早く伝達し、移動できるように準備を整えてもらう。\nまた、避難に際してはブレーカーを落とすやガス栓をしめる等のそのままにしておいては事故につながるものの処理をするように伝え、避難先のメモを玄関先に貼るよう促す。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "避難先への移動",
"description": "避難先への移動の際は、移動グループごとに先頭につく先導役2名、最後尾について脱落者がでないようにする最後尾役2名、中間にいて移動グループで問題がないか把握したり先頭と最後尾の連絡役を務める中間連絡役2名を決めて移動する。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "避難先の安全把握と判断",
"description": "避難先についた後は、避難先が本当に安全なのかを状況把握して判断する。安全であれば拠点をつくる。安全が確保できないと判断すれば、さらに避難先を決めて移動する。",
"part_type": "part",
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}
],
"expanded": true
},
{
"title": "拠点設営・運営",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "拠点設営・運営とは?",
"description": "拠点設営・運営技術とは避難所などの臨時拠点を設営し、各種ルールや仕組みを設定して滞りなく拠点運営をするための技術である",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "拠点のレイアウトの検討と決定",
"description": "安全な避難拠点に到着後は、運営本部、トイレや風呂などの衛生関連施設、各グループごとのスペース、炊き出しスペースなどの機能を勘案してレイアウトを決める。",
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},
{
"title": "テント等の設営と備品の振り分け",
"description": "既存の建物が使用できない場合は、テントの設営を行う。また、備品や食料などを振り分けて管理ができるようにする。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "避難所運営に必要な役割分担の決定",
"description": "避難所の運営には、連絡係や食事係、備品の管理係など多くの人手が必要である。積極的に手伝ってくれる避難者にも声をかけ、運営に必要な人手を確保する。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "被災状況の把握と本部への連絡",
"description": "ボランティアや地域のキーマンなどの協力者の助けをうけながら、被災者の人数、被害状況、病人や子どもなど特別な配慮が必要な人の状況などを把握する。また、必要な支援を整理し、本部に速やかに連絡をする。",
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},
{
"title": "定期ミーティングの実施",
"description": "関係者や部門ごとに定期的なミーティングを行い、情報共有することで問題を早期に発見し、協力して解決に努める。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "状況把握と記録",
"description": "被災者の状況や食料等の備蓄品の消費状況などを確認し、記録を行う。これは定期ミーティングでの重要な資料となるほか、将来にわたって災害から教訓を得るためにも貴重な記録となる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "積極的な情報発信",
"description": "避難者、被災者にとって情報から遮断されることは大きな不安やストレスを呼ぶ。そのため、拠点内で壁新聞を作るなど今がどういう状況なのかを一人一人がわかるように努める。",
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}
],
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},
{
"title": "炊き出し技術",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "炊き出し技術とは?",
"description": "災害や貧困等により困窮した状態にある多数の人に対して、無償で食事を提供するための段取りや配布等に係る技術のことである。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "炊き出しメニューの検討",
"description": "炊き出しで料理を提供する人数、備蓄された食料と、これから手に入りうる食料の量、被災者の健康状態や精神状態、栄養状態を勘案してメニューを考える。",
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},
{
"title": "調理スペースを整える",
"description": "大人数への食事を提供するためには広い調理スペースがあることが望ましい。また、調理器具等がそろっているかを確認し、使うものをセットしたうえで調理に入る。",
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},
{
"title": "大量の調理を行う",
"description": "調理スペースに食材を持ち込み、大量の調理を同時に行う。大量作成に向いた炊飯や、スープ系のものが選ばれることが多い。",
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},
{
"title": "衛生管理を徹底する",
"description": "炊き出しでは多くの人に提供することもあり、食中毒等の被害が大きくなってしまう。手洗いの徹底、食材に必ず熱を通す、生水を使わず沸かすなどを周知徹底する。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "食事の配給",
"description": "食事ができたら配給を行う。列に並んでもらい、一人ひとりに手渡しする場合と、グループごとにまとめて取りに来てもらう場合など、状況に合わせて混乱がないように注意する。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "個別の対応が必要な人への支援",
"description": "乳幼児や高齢者、病人等、食事に配慮が必要な人に対してはニーズを聞き取り、食べられるメニューを個別に対応し提供する。",
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}
],
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},
{
"title": "徒歩による移動能力",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "徒歩による移動の重要性",
"description": "災害等発生地域では、移動手段が限られる場合がある。車両や航空機などが使えないような場合に最後に頼りになるのは己の足のみとなるため、徒歩による移動、とくに長距離走の訓練には重きが置かれている。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "長距離走の訓練",
"children": [
{
"title": "筋力トレーニング",
"children": [
{
"title": "筋トレの重要性",
"description": "ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "怪我の予防",
"description": "走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "フロントランジ",
"description": "太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "腹筋・背筋",
"description": "ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": " 腕立て伏せ",
"description": "腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。",
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}
],
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},
{
"title": "トレーニング前の準備",
"children": [
{
"title": "準備運動の効果と重要性",
"description": "怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "良好なコンディションを保つ",
"description": "疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。",
"part_type": "part",
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}
],
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},
{
"title": "トレーニング方法",
"children": [
{
"title": "インターバル走",
"description": "数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "レペティション",
"description": "インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "ペース走",
"description": "一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。",
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},
{
"title": " ジョグ",
"description": "一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。",
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},
{
"title": "ビルドアップ走",
"description": "最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。",
"part_type": "part",
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}
],
"expanded": true,
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},
{
"title": "フォーム",
"children": [
{
"title": "正しいフォームの重要性について",
"description": "長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": " 正しい姿勢を保つ練習",
"description": "走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。",
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},
{
"title": " 足の出し方",
"description": "走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "使う筋肉",
"description": "小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "腕の振り方",
"description": "小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "呼吸の仕方",
"description": "ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。",
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}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "走る際気を付けること",
"children": [
{
"title": "ペース配分",
"description": "走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "ランナーズハイ",
"description": "走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "クールダウン",
"description": "長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。",
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}
],
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"part_type": "group"
},
{
"title": "道具",
"children": [
{
"title": "靴",
"description": "基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "帽子",
"description": "つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": " ワセリン",
"description": "服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "動きやすい服",
"description": "気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "女性用",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": " スポーツブラ",
"description": "女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。",
"part_type": "part",
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}
],
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}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "食事",
"children": [
{
"title": "走る前の食事",
"description": "穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "水分の取り方",
"description": "水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。",
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},
{
"title": "エイド",
"description": "30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。",
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}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "護身術の習得",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "習得のための訓練",
"description": "護身術の習得にはインストラクターを本部に招き、稽古をつけてもらうほか、自主練習も積極的に行い、技術の習得に努める。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "護身術習得の必要性",
"description": "FROGでは、災害等発生地域に行くことが想定される。治安が不安定になっている可能性もあるため、自身の身を守れる程度の技術を身に着けることが求められる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "護身術の心得",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "会得する目的",
"description": "護身術は相手を倒すことが目的ではない。被害を最小限にとどめ、自分もしくは他人の身体の安全と命を守ることを第一としている。相手との間合いを取り攻撃を回避する、もしくはそのための時間を作ることで危機敵状況を回避するための武道のひとつである。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "特徴",
"description": "攻撃を封じるために、相手の体を投げる、絞める、振り払う、関節を取る、急所を狙うなどの対敵動作が主となる。力のあまりない男性や女性でも、自分より力の強い相手を躱して安全な距離を取ることができる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "習得方法",
"description": "基本的に道場などに通い、きちんとした資格を持ったインストラクターの元で時間をかけて学んでいく。平均で、初段を取るまでに3年程はかかる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "訓練方法",
"description": "具体的な状況を想定し、そこから脱するための行動訓練を主として行う。危険な距離に相手がいる場合、組み付かれた場合、相手が武器を携帯している場合などをシミュレーションし、それを制御するための動きを型として学ぶことが多い。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "注意点",
"description": "あくまで護身のためであるということを念頭におき、身の安全が取れた場合は相手に追い打ちをかけることはしない。また、対象が無抵抗の場合や、無関係の人間に対してこれを行使してはならない。",
"part_type": "part"
}
],
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}
],
"expanded": true
},
{
"title": "救助活動",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "救出",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "周辺環境の確認",
"description": "救出を始める前に、周辺環境を確認せねばならない。崩落や攻撃、毒性物質などについて確認し、必要に応じて安全を確保したうえで救助活動を開始する。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "救出準備",
"description": "救出を実際に行う前に準備を行う。火災等であれば有害物質対策や熱対策が必要だし、崩落等であれば物資も必須である。安易に突入しない事。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "実際の救出",
"description": "必ず複数名で活動し、安全に救出を行う。危険が予想される個所については勝手な判断で踏み込まず、状況確認と情報連携を密にしたうえで行うこと。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "救出後",
"description": "要救助者は速やかに医療者に引き渡す。救出活動を行った者についても必ず事後健診を受け、健康に問題がないことを確認すること。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "一次救命処置(技術)",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "目的",
"description": "一次救命処置とは 、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が、救急隊や医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のこと。\n専門的な器具や、薬品などを使う必要がないので、正しい知識と適切な処置の仕方さえ知っていれば、誰でも行うことができる。この知識技術の普及により、救命率を上げることが一次救命処置の大目的である。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "基本的な考え方",
"description": "一次救命は救急のABCを確保する目的で作られている。\n A air way(エアウェイ) 気道確保\n B breathing(ブリーシング) 人工呼吸\n C circulation(サーキュレーション) 心臓マッサージ等による心拍と血圧の維持\nこれらABCの維持は生命活動の維持に必要不可欠な最も基本的な部分であり、これらの維持を効率的に行うために一次救命処置の内容は考えられている。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "正しく行うために",
"description": "一次救命処置を行うためには、医師もしくは看護士による講習会に参加している必要がある。講習会は医科大学や一般の診療所、中核病院や先端病院なので定期的に開催されている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "具体的な内容",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "周囲の観察、全身の観察",
"description": "傷病者を発見した場合、まず重要なのは周囲と傷病者の観察を良く行うことだ。\n周囲の状況は自身や傷病者にとって危険ではないか、傷病者自身の様子はどうかの確認を行うことが、\nこれから行う応急処置につながる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "反応の確認",
"description": "大きな声をかけ(「大丈夫ですか!」など)、肩を軽く叩いて、反応(意識)の有無を確認する。\n反応がない場合や鈍い場合は、まず協力者を求め、医療機関への通報と配備がある藩国であればAEDの手配を依頼する。\n協力者が見当たらない場合は救助者自身が通報を行う。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "呼吸の有無",
"description": "傷病者が心停止を起こしているかを判断するために、まず呼吸を確認する。\n胸部と腹部の動きを集中して観察する。これは10秒以内で行う。\n普段通りの呼吸がない場合、または介助者が呼吸しているか自信が持てない場合はただちに胸骨圧迫を開始する。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "気道確保",
"description": "傷病者の呼吸の有無にかかわらず、気道の確保を行う。\n一方の手を傷病者の額に、他方の手を下顎の先に当てて、下顎ごと頭部を引き上げるようにして、頭部を後方に傾ける。(頭部を後屈させ、顎先を挙上)\nこの際頚椎、平たくいうと首あたりを痛めていることが疑われる場合は特に注意して静かに行わなければならない。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "胸骨圧迫",
"description": "心臓が痙攣したり停止したりして血液を送り出せない場合に、介助者が心臓のポンプ機能を代行するための行為。\n以下のような手順で行う。\n・硬い床に上向きで要救助者寝かせる。\n・救助者は傷病者の片側、胸のあたりに両膝をつき、傷病者の胸骨の下半分に片方の手の手掌基部を置き、\nその上にもう一方の手をかさねる。\n・両肘をきちんと伸ばし、垂直に体重をかけて胸骨を押し下げる。両肩と手掌基部で三角形が形成されるようにしっかり肩を固める。イメージとしては肩で腕を固定し、肘関節を固めて力を完全に伝達する。\n目安として胸骨を5cmは押し下げるようにする。\n・手は胸骨から話さず、元の高さまで緩めて戻しては、圧迫を繰り返す。\n・一分間あたり100-120回のテンポで行う。1セット30回",
"part_type": "part"
},
{
"title": "人工呼吸",
"description": "気道を確保した上で行う。\n傷病者の鼻をつまみ、自分の口を大きくあけて、傷病者の口を覆う。\n逆流物による感染汚染防止のため、感染防止マスクを持っていた場合はそれを使うべきである。\n一秒かけて傷病者の胸が上がるのを認識できる程度に吹き込みを行い、換気して再度呼気を吹き込む。\n2回で1セットで、胸骨圧迫1セットごとに行う。\n\n注意点として以下がある\n・介助者が一人しかおらず、同時に素早く行う余裕がない場合、無理に人工呼吸は行わず、胸骨圧迫を最優先する。\n・人工呼吸が不要ということではない。同時に行える場合は行ったほうが救命率がいい。\n",
"part_type": "part"
},
{
"title": "AEDの装着判断",
"description": "救急救命のうち、心室細動による突然死は多くの割合をしめる。この場合早期の除細動(けいれんを止めること)が救命の鍵となる。AEDとは電源を入れ、音声メッセージに従うことにより、除細動の要否を音声で知らせ、必要な場合には電気ショックにより除細動を行うことができる機器である。周辺にAEDがある場合はこれを利用することは救命率を上げる上で重要である。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "回復体位をとらせる",
"description": "いずれかの段階で自発的呼吸と拍動が戻った場合、傷病者を回復体位にして、様子を見守る。\n回復体位は、救急医療などの現場に於いて失神している・または「意識がもうろうとしている」など意識障害のある要救護者の生命の安全を図るためのもので、急な様態の変化などが起こっても大事に至らないよう配慮された姿勢である。\n姿勢としては横向け寝である。横向け寝一般と異なる点として、頭をやや後ろに反らせて、できるだけ気道を広げた状態に保つ。また無意識に寝返りしたり痙攣して仰向けやうつ伏せになったりしないよう、膝は軽く曲げ、腕は下側の腕は体前方に投げ出し、上側の腕でつっかえ棒をする要領で横向け寝状態を支えるようにする。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "救助時の連携",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "通報",
"description": "救助活動を開始する前に、必ずしかるべき機関(医療機関、消防、警察等)に通報を行う。救助してもその後の対応ができないのでは本末転倒だ。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "複数人での対応",
"description": "救助活動については、必ず複数人で対応を行うこと。するべきことは多岐に渡るし、何かあった場合に連絡を取る者も必要である。特に救助者の安全も確保しなければならないため、基本的に一人で活動してはならない、",
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"title": "周囲への協力依頼",
"description": "救助活動においては周囲の人員への協力依頼を忘れてはならない。通報やちょっとした措置等、素人でもできることは多い。\nなお、依頼する際には「誰か助けて」ではなく「そこの方、○○をしてください」という風に具体的な指定を行うこと。",
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最終更新:2017年08月20日 16:38