窓から 見る 見える エデン
詩を 綴じる 捨てる 屋根の 外
ゼンマイ 濡れて 枯れて 朽ちた
温もり 似た 泥の ぬめり 染み
愛してない 誰一人 青色の 地平が 錆びてく
何もないね 記憶も記録も 細める インクが 溶け出す
叶うなら 今度こそ 本物の 何かで 空っぽの 器を 満たして
せめて 嗚呼 もう二度と 楽園に 焦がれぬよう 目隠しを 夢を見ぬように
ねぇ 空気 吹き 揺れる 世界
誰の 見てる 希望 夢の 中
何も消えない 私も同じ 雲間から 星屑が 囁く
それがあった まだ胸の奥 忘れてた 本物の 何かが
伸ばす 指先 震えて 誰も彼もが
触れない 怖がって 聞こえない
持ち 見えぬ声 それだけ
叶うなら 今度こそ 本物の 何かで 空っぽの 器を 満たすよ
叶うなら 今度こそ はじめから 分かるよう 気づくから 見えるから
回れ どうか今 この胸の 空白の 錆びついた 歯車 それでも
叶えたい 今度こそ 本物の 何かを 満たしたい 明かり 手を伸ばす
最終更新:2013年09月20日 21:44