国土面積が自分より上の国には敬語を使う


(今瞬間的に思い付いた事を呟くスレ7より)

全ては此処から始まった↓

532 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/03/30(火) 13:28:02 ID:???

  デスクトップに放置されてたメモ帳に
  面積が自分より上の国には敬語を使うスレ
  とだけ書いてあったんだが

533 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/03/30(火) 13:42:43 ID:???

  うわぁ…想像してしまった。
  イギリスやスペインやポルトガルが16~19世紀のそれぞれ自分が最大だった時代の設定で、
  と言い出すところまで。

537 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/03/30(火) 15:33:21 ID:???

  メモ帳の下の方に
  だから皆ロシアになればいいんだよ(^J^)
  も書いてあった

  ロシアだけは通常運転だな。だがカナダが発言するときは必ず「誰ですか?」になるわけだ
  ギリシャがトルコに、ドイツが日本に敬語を使うことにもなるんだが

  カオスだ…

541 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/03/30(火) 18:16:17 ID:???

  ならば自分より小さい国にはタメ口というルールも加えるべきだ

543 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/03/30(火) 18:28:47 ID:???

  >>532
  韓「マンセー!ついに日本が世界的常識に則って俺に敬語で平伏す日が来たんだぜ!」
  日「え…国土面積、私の方が大きいんですが…」
  韓「寝言は寝て言えなんだぜ!明らかにうちが大きいんだぜ!」つ(自家製地図)
  日「…はぁ、まぁ、確かにそうですね…(せ、世界標準地図より二倍ほど大きいって一体…)」
  韓「さあさあさあさあ早く敬語で敬うんだぜ!世界常識になったんだぜ!」
  日「わかりました。では韓国さん、これからもよろしくお願いいたしますね」
  韓「…あ、れ…?…おかしいんだぜ…何も変わってないんだぜ???」

  敬語キャラは通常運転まで受信した。
  そして親分が優雅にネチネチと京都弁話してアメリカに膝カックンするキャラにクラスチェンジした。
  確かに皆ロシアになれば世界平和だw

546 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/03/30(火) 18:41:26 ID:???

  何となく見てみたい組み合わせ↓(wiki先生調べ、単位平方km)
  丁(緑島(2166086)含む)>典(449964)>芬(337030)>諾(324220)>氷(103000)
  洪(93030)>墺(83870)
  立(65200)>拉(64120)>愛(45226)>瑞(41290)

549 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/03/30(火) 18:50:21 ID:???

  >>546
  伊「おはよー、オーストリア!」
  洪「おはよう、オーストリア」
  墺「おはようございますイタリアさん、ハンガリーさん。ドイツさんが起きていらっしゃいましたよ」
  独「おはよう」
  伊洪墺「おはようございます」
  独「・・・」

553 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/03/30(火) 19:15:05 ID:???

  一度でもキャラ絵の出た国家の面積順位(漏れあるかも)

  ・プロイセンはプロイセン州の面積で俺様参加
  ・シー君もお子様参加

  1.ロシア       2.カナダ     3.中国
  4.アメリカ      5.オーストラリア 6.エジプト
  7.トルコ       8.ウクライナ   9.フランス
  10.タイ        11.スペイン    12.カメルーン
  13.スウェーデン    14.日本      15.ドイツ
  16.フィンランド    17.ベトナム    18.ノルウェー
  19.ポーランド     20.イタリア    21.プロイセン
  22.イギリス      23.ベラルーシ   24.ギリシャ
  25.北朝鮮       26.ブルガリア   27.キューバ
  28.アイスランド    29.韓国      30.ハンガリー
  31.オーストリア    32.リトアニア   33.ラトビア
  34.エストニア     35.デンマーク   36.オランダ
  37.スイス       38.台湾      39.ベルギー
  40.キプロス      41.香港      42.セーシェル
  43.リヒテンシュタイン 44.モナコ     45.シーランド

  あんことオランダ・スイスが盛大に歯軋りし、ベルギーさんも一部に歯軋りw
  そしてリヒテンが貴重なタメ口を喋り、日本がほぼタメ口キャラになる件ワロタw

561 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/03/30(火) 19:42:39 ID:???

  アメリカは間違った敬語をバンバン使い、イギリスはいざとなれば執事のような完璧で慇懃無礼な敬語を喋りそうだ。


  米「カナダさん、会議場にまだロシアさんおられますかなんだぞ」
  加「顔あわせたくないんだね…まだ中国と(一方的に)楽しそうにお話なさってたよ」
  英「アメリカさん、失礼ながら、ロシアさんいらっしゃいましたか、とおっしゃらなくては。
    おるは謙譲語でございますから」
  米「ふーん、そうかい。
    …カナダさん、さっきもらったスコーン食べられましたか」
  英「食べるの尊敬語は召し上がるですから、スコーンを召し上がりましたかが正しい用法かと存じます」
  米「違うよ、この場合の「られ」は可能形だからね!XD」


  いい年して敬語に自信が無いのでイギリスの敬語も間違ってるかもしれない。

568 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/03/30(火) 23:31:26 ID:???

  ノルウェー「あんこうざい」
  デンマーク「そうですか」

576 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/03/31(水) 00:14:07 ID:???

  >>532
  希「…トルコ………………………………さん…死んでクダサイ」

  瑞「またでありますか日本さん!御自分の御意見をはっきり仰って頂きたい!」

  列「モナコ!私が妹の心得を教えてあげても宜しくてよ?」

  海「シー君が先輩として相談にのって差し上げますですよ!」

577 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/03/31(水) 00:29:00 ID:???

  敬語ため口

  氷「意味がわかりません」

579 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/03/31(水) 00:56:16 ID:???

  ちょっと考えてみた

  国際会議の席で何故か議題は敬語についてになっていました。
  まあ、本来の議題はウンザリするほど繰り返されかつ解決策が見つからないとなれば、
  逃避したくなる気持ちも解ります。
  名目上対等な国同士の敬語なんて、社会通念上のマナーと当人の性格だと思うのですが……………。
  最初は年上に対する敬意としての敬語が発議され(言い出した方は想像にお任せします)
  ところが、欧州でも古い方々は成立が定かでないのと、古代文明をカウントするかどうかで大揉めに揉め。
  しまいには三万年の歴史を主張する国まで現れる始末。
  生息していた実証なら、ネアンデルタール人の骨が出土する国に歩があると思うのですが。
  すっぱりと数値が出る面積にしない?と無邪気に言ってのけたのは、ロシアさん。
  アメリカさんが真っ先に賛成してしまい。未だに自国の地図で事足りると思っていらっしゃるようですね。
  一気に流れはその方向に。
  グリーンランドの面積を除外されてしまったデンマークさんはそーけ!と屈託のない笑顔で快諾。
  器の大きな方ですね。
  イギリスさんとスペインさんはかつての最大領土を主張するも、元支配国達からブーイング。
  「なら、我はチンギス・ハンの領土を主張していいあるな?」
  なおも粘ろうかとしていた(この時ばかりの連帯と弁舌の見事なこと)二方を中国さんがばっさりと切り捨てて終了。
  あなたの場合、あまり変わらないですからね。イギリスさん辺りはとんでもない順位変更なんですが。
  というわけで、カオス具合が楽しくもあった真剣な議論の結果、
  次回の会議は領土面積が少しでも少ない方が敬語を使用という、特別ルールが課せられたのでした。
  後日、俺が第三位なんてあり得ないんだぞと言われましても。
  少しでも順位を上げたいために兄弟国のケベック州に独立を働きかけて三時間以上のお説教をもらったそうですが、
  未来の科学力でどうにかして欲しいんだぞと言われましてもねぇ…もちろん、善処しますとお答えしました。

581 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/03/31(水) 02:07:00 ID:???

  >>579
  GJ!
  米「ロシアさん、今日はG7でございますが何故いらっしゃるのでございましょうか?」

  露「ん?何か言った?」

  米「あなたはG8のはずではありませぬか?」

  露「ん?何か言った?」

  世界の法則が乱れるっ

  どこの体育会系の寮だ

634 :532に捧ぐ 1/5:2010/04/01(木) 19:02:08 ID:???

  思いついたのでやってみた。

  ネタ未満。むしろ、誰か引き取って欲しい。
  途中まで。
  鼻で笑ってくれればそれでいい。
  日本の八橋が破れ気味。



  前回の会議の時に、何故か敬語の話になりまして。
  え?いえ、本来の議題は違いますが、
  何度繰り返されてもいっこうに解決策の見つからないものだと、まあ、逃避したいと言いますか………。
  誰が言い出したのか、年長国に敬語を使うべきだという話がなかなか熱心に話し合われ…本来の議題もry
  名目上対等な国同士、敬語の有無はマナーと本人の性格だと思うんですが。
  では、臨時にそういうルールを設けてみるのはどうだろうと話になったのですが、それからがなかなかカオスでした。

  オーストリアさんがフランスの起年が西フランクならドイツの起年も東フランク(つまり同時)であると主張すれば、
  イギリスさんはストーンヘンジを持ち出し。
  古代文明は含めるかでも大揉めに揉め、ヒッタイトやバビロニアまで、認定しろの騒ぎになり、
  はては、一万年(最近は三万でしたっけ?)を主張する国も現れ、
  原人はどうなるんだとか、アウストラルピテクスに話が及ぶと、
  「旧人ではなく、クロマニオン人からすべきなんだぜ」
  「クロマニオン、うちの地名なんだけど」
  「ホモ・サピエンスが基本なんだぜ」
  「我が輩のところのアイスマンが古いことになるな」
  氷付けで見つかってましたよね。
  混迷を極めた会議場(国益に関わらないのでほとんどニヤニヤ笑いですが)に一石を投じたのはロシアさん。
  「キッチリ、数値が出る国土面積でいいんじゃない?」
  「それで行こう!!要は取り決めてのゲームみたいなものなんだからさ。反論は認めないぞ」
  しませんけど、未だにあなたの地図には北米大陸しかないんですか?
  ということで、当初の予定からは大幅にずれてしまった敬語ゲームが発動したのでした。
  ルールは簡単。
  国土面積の小さい国は大きい国に対して、敬語を徹底すること。逆に大きな国は小さな国に対してタメ口。

  これは私を初めとした敬語を日常的に使っている国に対するハードル。ちょっと難しそうですね。
  国土面積は国連認定のものにする。領土問題係争地は特別ルールで両国に加算する。
  会議期間中のパブリックスペースでの会話は全てそれに従う。
  控え室、町のレストランは解放。会議場内では食事中も適用。

  ノルウェーさんとスウェーデンさんの申し立てにより、デンマークさんはグリーンランドの面積除外。
  そーけ!とさわやかな笑顔で快諾したデンマークさん寛大な方ですね。
  スペインさんやポルトガルさんやイギリスさんはかつての最大領土の適用を主張して、
  元支配国にブーイングされたのですが、中国さんが
  「では、我はチンギス・ハンの最大領土を主張するある」
  の一言であっさり終了。
  なおも、イベロアメリカや英連邦を主張するも、加盟国に却下されたり。
  あの方々のこういうときの連携と弁舌の見事なこと。
  他に特別ルールというか、ロシアさんの好意(?)で
  カリーニングラード(旧ケーニヒスベルク)にプロイセンさん復活。
  飛び地の一つを大盤振る舞いしてもカナダさんとさえ一桁違う一位の座は揺るがないですからね。
  なお、ゲームなので、使えなかったり、かんでしまった場合、あるいは使ってしまった場合、
  ペナルティとして、ピコピコハンマーで叩かれる上に、100ドルをユニセフに寄付するというなかなか鬼畜な展開。
  すみません、ピコピコハンマーは私です。
  冗談だったんです。速攻採用しないでください。
  自分がないと思ってるから、皆さん楽しそうにしていらっしゃいますね。
  罰金を取ればいいと言ったのは、イギリスさん。
  ユニセフに寄付すればいいと笑ったのはフランスさん。
  だったら、100ドルぐらいだねとさわやかに言い切ったのはアメリカさん。
  ひきつりましたけど、まあ、間違えなければいいだけですから。
  次の国際会議で実行されることが決議されて終了。

  後日談として、
  国連から正式に順位表が来るに至って、自分が一番ではないことにアメリカさんが正式に抗議しようとして、
  さすがに上司に止められ、順位入れ替えのためだけに、カナダのケベック州の独立を画策して、
  発覚し、半日説教されたとか。
  話を聞いたスコットランドさんやウェールズさんが
  一時的にも連合王国を解体して個別の国として会議出席をまじめに検討し、実行しかけたので、
  連合王国の中でイングランドが一番面積が広いから兄さんたちは俺に敬語を使ってくれんだなの一言で阻止した
  というのを会議直前にお会いしたイギリスさんからお聞きしました。何というか……………。
  私よりも順位が下だったことに立腹した韓国さんが、
  北の方と臨時に統一しようとして(それが認定されるとは思えないんですが)
  結局どちらが主導権を持つかで決着が付かずに物別れに終わったり、
  それについての謝罪と賠償を請求されたり。まあ、また、今度。

  話のついでに、イギリスさんから賭に乗らないかという話もありまして、さすが、ブックストアの国。
  誰が一番、ペナルティになるかをかけるんだそうです。
  自分に賭けても大丈夫なんですかとおうかがいしたら、
  罰金の金額を考えたらペイできないだろうといわれました。ごもっともです。
  私にもオッズが出ていて、30倍でした。使ってしまう確率が高いんだそうです。
  どうやって算出するんでしょうね。胴元は国連さんだそうです。
  手数料二割だそうで、それで公正が買えるなら安いもんだというお顔はどちらかというと海賊系。
  波乱の予感は気のせいでしょうか。


  そんなこんなで会議週間。議題にもよりますが、今回は一週間。
  月曜日から金曜日の夕方まで、どんなことが起きるのか…………ある意味こんなに緊張する会議は久しぶりですよ。

  まず席順。イギリスさんがフランスさんの隣に座り、イギリスさんの隣にアメリカさん、
  ところがその隣にロシアさんが座ったものだから、場は一気に緊張含み。
  え?主催者が決めないのかと?
  決めてますよ。守らせることができるのはドイツさんとイギリスさん、スイスさんぐらいなだけで。
  北欧は仲良くまとまって座り、ノルウェーさんとスウェーデンに挟まれたデンマークさんは嬉しそう。
  スウェーデンさんの隣の定位置にフィンランドさんが座ってこちらは少し汗をかいています。
  ドイツさんと臨時復活のプロイセンさんは並んで座って、
  プロイセンさんの隣がハンガリーさん、オーストリアさんと続きます。
  見事なディフェンス体制です、ハンガリーさん。
  いつものフライパンの代わりにピコピコハンマーだと愛らしさが際立ちます。
  議題の進行とは別に、絡んでくるアメリカさんを軽々といなしながら、
  フランスさんと何時もの喧嘩に突入するイギリスさん。
  そのどちらにも完璧な敬語が全く崩れないことに紳士の底力を感じました。
  イギリスさんに絡みつつロシアさんに絡まれるアメリカさんはなれない敬語に四苦八苦。
  時々噛んだり用法を間違ったりでペナルティを取られてます。
  アメリカ英語は敬語が少ない部類の言語なんですが。
  意見を言うときも、ルールは適用されるので、さんをつけたりつけなかったりの切り替えが大変です。

  ピコピコハンマーの制限は設けてなかったんですが、設けるべきでしたね。
  ペナルティと同時に周囲の数人が繰り出すという、ある意味微笑ましいというかなんというか、
  みなさん結構楽しくなっているようで…………カオス度合いに磨きが…………
  そして、まさかの昼食会。
  主催国はルーマニアさんだったんですが、
  詰め寄ったハンガリーさんに北の大国にお願いされたんだよ。と涙目で答えてました。
  食事中の方がとちりそうですもんね。
  そして、何故か積極的なアフリカ勢。
  リビアさんは欧州勢に積極的に絡む絡む。完璧な敬語で受け流す欧州勢。
  リビアさん、上司に似て来てませんか?
  ノルウェーさんに会議開始から積極的に話しかけてもらってものすごく嬉しそうなデンマークさん。
  え~、まあ、ご本人が嬉しいならいいですよね。
  「そーけ!」
  がちゃんと
  「そうですね」になっていて、無難にクリア。
  もっとも第一声を聞いたフィンランドさんがおひゃぁぁぁぁと悲鳴を上げてしまってました。
  どうかしましたかとデンマークさんにいわれて顔色を変えるのはさすがにいろいろ問題があると思うんですが。
  色々あったんでしょうか。
  ノルウェーさんはやや不満そう。
  アイスランドさんは語尾にです。を付けてかろうじてクリア。
  明らかに面倒と顔に書いてあるのは気のせいでしょうか。
  プロイセンさんはきっちり敬語。
  何がすごいって、ドイツさんに対しても、ちょっとした会議中の確認でさえ敬語。
  まるで普段からそうなんですといった顔。ドイツさんの方がやりにくそうでした。
  「つまらないよ」
  「左様でございますか」
  「一度も聞いたことがなかったから、使えないと思っていたのに」
  「過分な評価ありがとうございます」
  「どうして僕に使ってくれなかったの?敬意がなかったから?」
  「賢明なご推察恐れ入ります」
  ロシアさんとプロイセンさんの会話。
  聞いてる方の胃にきそうなんですが。

  個人的に腹筋にきたのは、ギリシャさん。
  「トルコ、死ね」は口癖のようなもので、
  全く違う内容の話の中にも紛れ込むので実は心配していたんですが…………
  やっぱり、欧州。
  ハンパなかったです。破壊力が。

  「トルコさん、身罷れ」
  喉の奥で息が変な風に詰まりましたよ。
  周囲の人たちも吹き出したり咳込んだり。
  ちょうど紅茶を飲んでいたイギリスさんにいたっては気管にはいってしまったらしく激しく咳込み。

  それでも、ハンカチを貸してくれたフランスさんにはありがとうございますときっちり礼を言い。
  大丈夫かいと聞いてきた、アメリカさんには
  「お気遣いありがとうございます。お見苦しいところをお見せして申し訳ありません。
   御寛恕くださいますよう申し上げます」
  とまだ鼻を完全にぐすぐすさせながら言い切ったときには、英国紳士の神髄を垣間見た気分になりました。
  トルコさんは机に突っ伏して体を震わせてました。
  呼吸困難になりかけたそうです。

679 :532と640に捧ぐ 1/6:2010/04/02(金) 21:17:19 ID:???

  昼食会は半分立食のような形式であったので、
  ポルトガルさんや、スペインさんに南米の方々が積極的に話しかけ。
  元宗主国の敬語などなかなか聞く機会もないですからね。
  逆にオランダさんはスペインさんに近づきもせず。あちらの方が小さいですからね。
  交渉事あるんにどないしようと笑顔でいわないでください。怖いです。

  カナダさんはイギリスさんとフランスさんの敬語にやや困り顔。
  いつもより眉が下がってますよ。
  「違和感ありすぎま……るよね」
  「そうですね」
  「敬語を使っていいのがロシアさんだけなんて…………」
  明日から休もうかなぁ……
  「カナダさん、飲み物はいかがですか?」
  「キューバ……(飲み込んだらしい)にも敬語を使われるなんて!!」
  「待ってください!」
  フェードアウト。
  アメリカさんに敬語を使われるのはいいんですか?

  「カナダさんはどうかしたんですか?」
  「泣いてなかったですか?」
  一緒にいると落ち着くんですけど、やっぱりドイツさんもイタリアさんも敬語。
  イタリアさんは一度ドイツさんを敬称抜きに呼んでしまったので、ペナルティ一つ。
  「キューバがいるから大丈夫だ。敬語が使えないことに不自由というか、
   違和感を覚えていたのが、爆発しただけだから。プロイセンは敬語がうまいな」
  敬語使わない方が苦痛ですね。勢いちょっと片言っぽい発音。
  「あれは、こういうゲームが好きですから」
  俺が言いにくいんですとドイツさんがちょっと苦笑。
  「先程から、アフリカ勢がいつもと違う動きをしているのですが、日本さんはご存じですか?」
  さすがによく見ていますね。イタリア君も積極的に話しかけられていましたっけ。
  いつもならそんなことはないんですが。
  「違和感は感じたけど、フランスが詳しくない?」
  「おうかがいしたけど、教えてくれませんでした」
  首謀者ですかねぇ。
  何かあるんじゃないかと思っているんですが。
  プロイセンさんはマイペースにスペインさんやフランスさんとおしゃべり。でも完璧な敬語。
  スペインさんやフランスさんは面白がって、崩そうと努力中。
  欧州の方々の敬語を聞いていると、敬語には敬意も八橋も必要ないのがよくわかります。
  私には必要ですけど。

  「リトアニアに対して、無茶なことを仰せになるなら、私はポーランドルールを発動させていただきます。
   ご承知の通り、ロシアの首都がワルシャワになりますがよろしいですよね。
   こんなくだらないゲームをするよりも世界中でもっとも愛らしいボニーと戯れていた方が
   時間の有効活用というものです。
   私の控え室やホテルの部屋がピンクでないというのもあり得ない事態です。
   すべてのものをピンクに塗れば戦いなど起こらないというのに」
  会議場が静まり返りました。
  使えたんだと欧州の方々の口から異口同音のお言葉。
  それはさすがに失礼ではと思うんですが。
  「知ってたんだ」
  ロシアさん、失礼を通り越してますよ。
  あとからうかがったら、東側にいたときも、
  その前も、一度としてあのいつもの口調が崩れたことはなかったそう。
  それはそれですごいというか、貫いて欲しかったというか。
  言ってる内容は変わりないわけですし…………
  レセプションパーティー(むしろこっちがメインの仕事)でリトアニアさんが欧州の方々から慰労されていました。
  オーストリアさんまでそれに加わるってどんだけ………。

  オイルダラーの方々はわざとペナルティーを受けて寄付ぐらいしてやるかとかの勢いだったのですが、
  ピコピコハンマーで叩かれるのが思ったより不快だったらしく。あっさり前言撤回。
  イスラエルのペナルティーに注力中。
  そら寒い台詞の応酬ですよ。
  その辺だけ、温度が違う気がしました。
  国力はそれなりにあっても小さい国がターゲットになっているらしく。
  スイスさんやリヒテンシュタインさんやモナコさんが人気。(棒
  日頃丁寧語のリヒテンシュタインさんと使い分けを気にする必要がないモナコさんに死角はなかった。
  スイスさんも軍人口調ながら余裕で受け流し。
  ルールはとりあえず守るというゲルマン気質はここでも有効らしいです。
  台湾さんも人気でしたが、危なげなくクリア。
  「儒教国家を舐めんな」
  言葉遣いも問題ですが、指を立てるのはどこで覚えたんですか。
  儒教国家のわりに全く大丈夫ではないのが、韓国さん。儒教が一番強いんですよね。
  だからあるよと答えてくれたのは中国さん。
  韓国の儒教は年齢序列が一番強いのだそうで。
  よくわかりませんが。

  えっと、中の方々との交渉にはリタイア後でもいいからともかく老人を参加させること
  という鉄則があることは聞き及んでいますけど。
  だから、年長者であることが最大の序列なのも理解できますが、韓国さんとどう関係が?
  あの国にはあいつよりも年上はいねぇある。
  上司には?
  愚問でしたか………
  お国柄ですね。

  セーシェルさんも危なげながら何とかノンペナルティ。
  一週間ぐらい徹底的に特訓を受けたんだそうです。イギリスさんに。
  最初のうちは舌噛みましたの。短くなりましたでしょうと舌を見せるのは
  私以外ではあのお二方以外はやめた方がいいと思いますよ。いろいろな意味で。

  「敬語を話すイギリスはなんだかよそよそしいんだぞ」
  「そうですね」
  「日本には感じないのに」
  「いつもですからね」
  「アメリカ、もっとおしゃべりしようよ」
  「おことわりし、ます」
  「日本にタメ口を利いてもらうには、やっぱり年なのかな」
  「揉めて大変だったじゃないですか」
  「今いる国の中では中国?」
  「そうなると思います」
  「次が日本?」
  「インドさんですね。それから、ベトナムさん」
  「ベトナムの方が古いの?」
  「そうなりますね」
  「そうは見えないね」
  「外見年齢と実際の歴史は呼応しないですからね」
  「中国なんて、子供にしか見えないもんね。君もだけど」
  「そうですねぇ……」
  「ベトナムって気が強いよね」
  「気丈な方ですね」
  「強いしね」
  「何を基準にするかにもよると思いますが」
  「日本ってほんとにつまらないよね」
  「ありがとうございます」
  アメリカさんの前でベトナムさんの話題を軽く出す辺り計算ですかね。
  「次はロシアに敬語を使わせたいんだぞ」
  このゲームをやめる方がいいと思うんですがね。

  ハンガリーさんはちょっと楽しそうです。
  プロイセンさんが自分やオーストリアさんに敬語を使うのが楽しいようです。
  慇懃無礼も何のその、このまま敬語で通せばいいのよと。
  お互いにピコピコハンマー構えながらのにこやかな会話は周辺の温度を確実に下げているんですが、
  傍らで全くペースを崩さないオーストリアさん、偉大です。

  「明日から立場入れ替えない?僕がカリーニングラードになるから、君がロシアになってよ」
  「それで、アメリカさんからペナルティを取れとおっしゃる?」
  「プロイセンって、普段はバカなことばかりしてるけど、本当は頭いいよね」
  「小鳥のように賢いだけでございます」
  「じゃあ、お願いね」
  「善処します」
  「日本みたいなこというね。駄目?」
  「認定されるとは思えませんし、仮に許可がおりたとしても、
   後々ドイツさんに遺恨を残すようなことは謹んでお断りいたします」
  「君って僕のこと嫌いだよね」
  「御明察ですね」


  ギリシャさんの死ねのバリエーションもなかなか豊富で、
  「亡くなれ」「逝去しろ」「崩御しろ」などが繰り返され……命令形は初めて聞きました。
  比較的まっとう(失礼)な意見を述べた後、他にはの問いに対して、
  「トルコさん、お隠れになれ」
  フランスさんは飲みかけのコーヒーを吹き出し、それをハンカチを広げて避けたイギリスさんは腹部を押さえ、
  スイスさんも噎せ込んでリヒテンシュタインさんに介抱してもらう始末。裏山ry
  たまたま静かだったのが災いして、ほとんどの国が突っ伏して震え、
  アメリカさんに至っては足を踏みならして爆笑。
  トルコさん曰く、呼吸困難で息の根を止める作戦に出たとしか思えねぇ。
  同感ですが、二人きりの時にやってください。二次被害が大きすぎます。

  そんなこんなで最終日。
  ロシアさんに絡まれ続けたアメリカさんの思いつきの提案がなかったために、
  延長なしで終了かと、思った矢先。
  「次の会議は、GDPで敬語を決めようよ。反論は許さないんだぞ」
  とまさかのアメリカさんの発言。
  まあ、ロシアさんに敬語を使わせるとしたら、経済活動の数値しかありませんかね。
  静まり返った(諦めムード)会場で、さらりと手を挙げたのはイギリスさん。
  「もちろん、高い方が低い方に使用ですよね。ゲームを面白くするためにも」
  一瞬の後、割れんばかりの歓声と拍手。
  唖然としているアメリカさん。
  さらりと採決を促すロシアさん。
  かくして、次の国際会議はGDPの多い方が少ない方に敬語を使うことになったのでした。
  ほかのルールはだいたい継続。特別ルールは廃止。
  追加として、ピコピコハンマーは一ペナルティに対して一回のみ。
  それ以外の会議中の使用は罰金10ドル。同じく、ユニセフに寄付。
  だから、羞恥プレイに近いので使用そのものをやめましょうよ。
  みなさんお気に召したらしく、ピコピコやってるんですけど。
  ペナルティ取っても取られてもいないノルウェーさんのハンマーが壊れたって……

  成績としては、ダントツで韓国さん。二万ドルオーバー。
  これには事情があって、アフリカや南アジアの国たちが組んで、上下で韓国さんに話しかけ続けたため。
  私もやられましたが、切り替えが難しいんですよ。
  早口で喋るキャラではないので、難を逃れましたが。あまり上手く切り替えができなかったようで。
  「豊かで横暴な国に恥をかかせられる上、彼等はユニセフの支援対象国だからな、
   結局自分たちの国民に援助が増えるとなれば、頑張りもするだろうよ」
  配当金を持ってきてくれたイギリスさんのコメントでした。
  賭の国は聞かずにイギリスさんと同じものをと言ったのが良かったのか悪かったのか。
  ユニセフやユネスコには別口で寄付しときました。
  欧州勢はほぼノンペナルティ。
  イタリア君が二つ、ラトビア君が二つ、これは敬語を使ってしまった事例。
  あの国、世界から見ればそんなに小さくないんですよ。
  かなり絡まれていたと思うんですが見事なものです。
  社交界はこんなものじゃないからなって、どんだけ…………
  私も二つ。
  アメリカさんは15。そのうち七つがカナダさんに対するペナルティというのはどういう意味なんでしょうか。
  日本が悪いんだから、謝罪と代償をry
  今度は日本が敬語なんだぜと喜んでいた(ちなみに会議が終了してなかったのでこの発言にペナルティが付きました)
  韓国さんは請求金額を見て言葉も顔色も失ったわけですが。
  ちなみに、上司には感謝の言葉とともに報告され、支払いは個人の財布の中からという。
  なかなかに容赦ないですよ、国連さん。
  後日やってきた韓国に忙しかったのでまた今度と申し上げていたら、中国さんが引っ張っていきました。
  上司経由で敬語の使い方を特訓してほしいと頼まれたとのこと。我も思うところあったあるとのことでした。
  天衣無縫では外交官でもある国は勤まりませんからね。
  ほんとに立て込んでるんですよ。
  「イギリスは俺のことが嫌いになったんだぞ」
  と落ち込んで我が家で引き籠もろうとするアメリカさんを
  どうやってか追い出………お引き取りいただかなくてはならないんですから。

  ほんと、どうしてこうなった

708 :以下、本スレにかわりましてコル速民がお送りします。:2010/04/03(土) 17:50:58 ID:???

  敬語会議に便乗 思いついたシーンとかセリフを適当に
  未だに敬語がよく分からないダメな大人なので間違ってたら訂正してください

  伊「隊長!俺もがんばるであります!」
  独「敬語…?うむ、まあ一応ルールには反していないか…」
  伊「はい!今日は一日これで行くであります!」
  日「イタリア君、よく考えmたな」
  独「日本さん今」
  日「気のせい、だ」
  伊「ヴェー…日本さんがロボットみたいになってるであります」

  愛「ラトビアアァァァァアアアアアア……さん!」

  (会議場の観音扉をバーンと開けて入ってきて)
  普「ケセセセセ!俺様!大!ふっかーつ!!ちなみにこれは独り言だぜ!」
  露「ねーねープロイセン君、何か僕に言うことがあるんじゃないかな?」
  普「これはロシアさん、おはようございます。
    本日は亡国の身でありながら、ロシアさんのご好意によりこのような場に出席させていただき、
    誠に有り難う御座います。
    ご期待に添えるよう力を尽くす所存ですので、宜しくお願い致します。」

  埃「……(無口キャラで良かった)」

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最終更新:2010年05月23日 18:14