ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki内検索 / 「体育倉庫サバイバル」で検索した結果

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  • 体育倉庫サバイバル
    紅「クリスマスって、彼氏、彼女がいない若い者には、正直痛々しいな」 青「それなら、今、ここにいる俺らは痛々しいってことだな」  教室からは愚痴が聞こえる。  そう、今日は、クリスマスである。 紅「つーか、なんで俺ら学校にいるんだ」 青「うっせー眼鏡長髪」 紅「・・・・・なに怒ってんの」  確かに俺は長髪で眼鏡だがそれに文句言われたことない(青桐からのみ)から怒ってんだろう。 青「・・・お前、自分のしたこと分かってんのか」 紅「分かってるよ。あれは、俺が悪うござんしたよ」 なぜ、この二人が学校にいるかといいますと。  この学校は、バイトは固く禁止されています。  けど、この馬鹿二人はバイトしてました。  二人がバイトしているところへ水銀燈と真紅が二人で通りかかったわけだ。  紅君は、前回(誰の料理がまずいでショー...
  • 複数
    ...まずいでショー』 体育倉庫サバイバル 混じる はじまりからおわりまで 病院のお花畑 雪が積もった日 眠い朝の、ちょっとした出来事 雪合戦に公式ルールってあるのか どうも、七瀬という者ですが… 彼らの旅立ち 急性乳酸菌中毒 春の一日 ゴキブリパニック 狂気の嵐 本音 KOTATSU
  • 水銀燈と体育倉庫
    男子には絶大な人気があるが、女子には疎まれている水銀燈。 そんな水銀燈のもとに、ある日の放課後、1人の女子生徒が血相を変えて職員室へ飛びこんできた。 女子A「先生!Bちゃんが!Bちゃんが~!!」 話を聞くと、どうやら学校の七不思議…「4時44分44秒に体育倉庫に入ると、何者かに異次元に連れて行かれる」といううわさを検証すべくBという女子生徒が入ったところ、その姿が忽然と消えてしまったそうである。 他愛も無いうわさと言えばそれまでなのだが、それを本気で信じるものもいた。 水銀燈、その人である。 ましてや、本当に人が消えてしまったとあればなおさら… 水銀燈「…わかったわぁ…。一緒に探しましょぉ…」 …内心、怖くて全然行きたくないのだが、生徒の手前そんなことは言えるはずもなかった…。 水銀燈「…で、4時44分44秒ちょうどに、Bさんが体育倉庫に入ったとこ...
  • イチゴギアソリッド
    それはある日曜日の事だった。 その日は朝から暑く、最高気温も35度が予想されていた。 そんな中でも、生徒達は部活動に精を出していた。 そしてそれは美術部においても例外ではなかった。 本来なら休日は部も休みなのだが、夏休みに開催される展覧会に自分達の絵を出展するために休日返上で製作に取り掛かっていた。 9時から始まって2時間ほど経った頃、顧問である雛苺は部員達にある提案をした。 雛「絵を描くことも大事だけれど、気分転換も大切なことなの。だから皆で遊ぶの」 確かに集中して作業をするにも限界は有る、気分転換にレクリエーションをするのも悪くない。 そう考えた部員達は雛苺の提案に賛同した。 雛「それじゃあ、皆でかくれんぼするの。場所は校内全部を使うの」 じゃんけんで鬼を決める。雛苺は鬼にはならなかったので、同じく鬼にならなかった巴と一緒に隠れる事にした。 雛「あ、あ...
  • 『誰の料理がまずいでショー』
    ...   完 体育倉庫サバイバル
  • 夜の終わり、朝の始まり
    ―旗を高く掲げよ 堅く隊列を組み  射撃部は進撃する 揺ぎ無く、堅固に歩む ―立ち塞がるものの 弾に轢かれし同志達の  魂も共に進めり 我等の戦列と共に ―道を空けよ 有栖の大隊が通る  道を空けよ 射撃部員が通るのだ ―見よ、鉤十字は 射撃部の尊敬の上に  進撃せよ進撃せよ 最期の時まで                ―射撃部「部歌」より 「行くぞ!」 「・・・来い。」  戦いの火蓋が切って落とされた。  めぐは手に持った4本の銃剣をオディールに向けて投げた。  対するオディールもそれを冷静にFA-MASで撃ち落す。 めぐ「もらった!!」  一瞬で距離を詰め、大振りに銃剣を振る。 オディール「甘い・・・」  すぐに後ろに仰け反りすれすれのところで銃剣を交わす。  オディー...
  • 水銀燈
    水銀燈 ・・・・設定・・・・ 男子生徒に絶大な人気がある。逆に女子生徒からは人気があまり無い。 好物はヤクルト。喋り方は「~わぁ」「~ねぇ」などの猫撫で口調。 しかし、お化けが苦手らしく肝試しでは幼児化して泣き出してしまう始末。 くんくんファンであると公言している真紅とは違い、隠れくんくんファン。 表面上はおちゃらけて見えるが、その裏では、どこか冷めている。 また、教師になる前から色々とあったらしいが、不明。 いい加減に見えて、何気に熱い先生。 上記にも書いてあった通り女子生徒からの人気はあまり無いが、 水銀燈の心に触れた女子生徒からの人望は厚い。 体育課 担当教科は保健体育で副担任 水泳部顧問 獅子座のB型 height:172 3size:88(D)、60、87 愛車はコルベット 時々、ランボルギーニ・ディアブロ 注:設定は、絶対に...
  • 名無しさん
    名無しさんまとめ [ 過去投下作品 改善作業情報(自分用メモ) ] 水銀燈…下から随時更新中(「白き者の憂鬱」まで終了) [ 他の人との違い ] 生徒、特に射撃部がそんなに過激ではありません。あくまで高校生レベルです。 コリンヌとオディールが姉妹ではない等、各種キャラの設定が違う場合があります(注:各キャラ解説) 原作を意識しすぎて、失敗してる箇所が多々あります。 「ローゼンメイデンが教師だったら 」というより、「ローゼンメイデンのドールたちが、人間として生まれて、何か色々あって教師になったとしたら」といった方が正しいかもしれません。 時代別区分け 何か、作ったほうがわかりやすいかなーと思って、作ってみました。 時代別区分け 予告 戯れに作ってみました。思いつきだけで書いたやつもあります。 予告全集 水銀燈 いつもサボってばっか...
  • ゆめくい
    雛 うとうと……。 雪「…寝たら死ぬぞ」 翠「そうですう!ここで寝る奴は『夢くい悪魔バークー』が出てきて夢を食べちゃうですぅ。   食べられた奴はもう夢を見ることはできなくなるですぅ!」 雪「……夢って、食べられるの……? どんな味がするんだろう……? ……じゅるり……」 翠「夢の味はですねぇ・・・いわゆる夢のドリーム味ですぅ。・・・どうでしょう、解説の蒼さん」 蒼「どうでしょう!」 次の日。今度は翠星石が寝ていた。 翠「…………はっ……! ななな何かとんでもない夢を見たですっ。 きらきしょーの奴が唐突に夢の  中に現れて……   それから……えーと、それから……あれれ? 何も思い出せねーです……………………」 翠「って、雪華綺晶!おめぇ何で翠星石の前でナイフとフォークを構えてるですぅ!」 雪「チッ・・・(夢の味を...
  • 臨海学校での無人島
      夏のイベントと言えば、臨海学校。そして、学園もので臨海学校の定番と言えば、そう、無人島に遭難だ。 雛「ぐずっ……お腹減ったのなの……」 真「元はと言えば、水銀燈、あなたがいけないのよ! 観光気分で、こんな無人島のそばまで近寄ってみようだなんて、言い出さなければ……」 銀「なぁにぃ、真紅。あなた、人のせいにするわけぇ……? そもそも、あなたがちゃんと予備の燃料を確認しておけば……」 蒼「まあまあ、二人とも。不毛な言い争いはよそうよ。きっと校長先生たちが、助けを寄越してくれるよ」 翠「それは一体いつのことになるですかぁ……? 通信機が壊れてて、こちらの居場所も知らせられないのに……。お腹……減ったです。持ってきたお菓子は、雛苺と金糸雀が、み~んな平らげちまったですし……」 雛「ぶぶぅーーっ、翠星石だって食べたのーーっ!」 雪「……これ、食べる……?」 翠「な...
  • 有栖ゲーム
    有栖学園某所 「フッフッフッフッフ・・・ついに完成だ・・・」 暗い部屋の中で笑い声をあげるローゼン。 そのローゼンに近づく一つの影。「校長、連れてまいりました」 「うぅ・・・離してなのー!!」「かしらー!!」 「ご苦労、明日の朝、作戦を決行する」 翌日、有栖学園の校門に人だかりができていた。 出勤してきた蒼星石、翠星石、真紅、水銀燈、ラプラスは驚いた。 そこにあったのは、有栖学園ではなく、まるで砦のような建物だった。 突如ローゼンの声が聞こえてくる、どうやら放送室はまだ存在しているようだ。 「おはよう、教師諸君、私が誰だかわかるかね?」 わからないはずがない、顔だけが良くて頭が悪くて妙な行動ばかりするローゼンだ。 「新しいゲームを思いついたのでね、是非君達に参加してもらいたいのだ  それでは、また10分後、詳細を話したいと思う」 そう...
  • 決死の体育祭
    決死の体育祭 その1・ここの体育祭は、『普通』じゃなかった・・・・・・・ ジュン「えーっと。今年の体育祭は、『3日連続、萌えて・燃えて・大爆発―!!どんどん命削ろうぜー!!体育祭~!!』かぁ・・・・・・・・・今年も命賭けかぁ・・・・・」 巴「うん。去年は、骨折・打撲・捻挫・流血のケガ人が多かったもんねぇ・・・・・・」 ジュン「それを、3日間かぁ・・・・・・ホント、大変だな。」 二人「・・・・・・・・ハァ~~~~~~(深いため息)」 その2・一日目。開会式の前に 白組:大将・ジュン  赤組:大将・めぐ めぐ「白組は負けないぞー!」 他赤組一同「白組には負けないぞー!!」 めぐ「絶対に赤組、優勝だー!」 他赤組一同「絶対に赤組優勝だー!」 ジュン「へぇー赤組。燃えてるなー」 巴(白組副将)「うん。こっちも頑張ろう」...
  • 体育祭 草案
    四方を森や草原に囲まれ、眼下に街を望む進学校…私立有栖学園…。 春には桜や若葉、夏には満天の星空、秋には紅葉、そして、冬の雪景色… 四季折々の景色が楽しめる風光明媚なこの場所は、さながら桃源郷を思わせ、争いとは無縁の場所に見えた。 だが… 翠星石「さっさと起きやがれですぅ!!体育祭を保健体育担当のおめーが仕切らないでどうするですか!?あと1ヶ月を切ったですよッ!!」 水銀燈「うるさいわね…。あんな日差しが照ってる中外にいたら、日焼けしちゃうでしょう…?冬になってからやればいいじゃなぁい…」 翠星石「はぁ!?どうせ、冬は冬で『寒い』とか言って…」 雪華綺晶「…あ、ねぇお姉様知らない…?」 翠星石「ん…?ああ、ここで砂浜に打ち上げられたトドみたいな格好で、布団に包まって腑抜けてるのが…」 水銀燈「…言ったわね…。」 この発言により、両者の関係は急激に悪化...
  • 蒼星石の体育の授業
    その1・水銀燈は脱走した為、居ません。 蒼星石「これから、武術の訓練をするね。全員、武器を持て」 巴「先生、この時間は体育の授業のはずです。あと、この槍や刀は何ですか?」 蒼星石「安心して、それは模造刀だから。刃はついていないけど、当たれば痛いかな?」 ジュン「いや、これ硬いし重いし、当たったら痛いどころじゃすまないと思うんですけど・・・・」 蒼星石「ならば当たらないように、かわし続ければ良いよ。では、訓練始め!」 めぐ「訓練?授業じゃなくて?」 蒼星石「戦わなければ生き残れない!僕が通っている隣町の拳法道場では初心者レベルの稽古だ。死力を尽くして戦えー!」 (気合が入ってます) 生徒一同「出来るかーーーーーーーーっ!」 その2・生徒一同VS蒼星石だったのですか・・・・・・・・ ローゼン「んで、結局。興奮しちゃって、暴走。そのせいで...
  • 一日目の体育祭
    一日目の体育祭 その1・やっぱり、この人達は大のお祭り好きだった・・・・・・・・ 蒼星石(赤組担当教師)「一日目は、女子100m走・男子の障害物競走・女子の借り物競争・学年対抗、騎馬戦・紅白リレー・・・・・」 雛苺(赤組担当教師)「うん。二日目は、綱引き・玉入れ・男子200m走・女子の障害物競走・男子の借り物競争・騎馬戦MK-Ⅱ・有栖学園大武道大会の予選なのー」 雪華綺晶(赤組担当教師)「三日目は、学年対抗8人9脚・教師限定水泳対決・有栖学園大武道大会・決勝戦か・・・・・・・・」 雛苺「ねぇー三日目の2つの種目。体育祭とは、離れているのー」 蒼星石「うん。確かに・・・・・・・・」 水銀燈(赤組担当教師)「まぁー良いじゃない。楽しければ、全て良し!で~」 教師一同「うん。そうだなー久しぶりに楽しもう~~」 生徒一同「お願いです。やっている僕(私...
  • 無題短編集 翠星石編1
    翠星石「てめぇら目をつぶりやがれですぅ!この中でラプラス先生を飼育小屋に閉じ込めたやつはどいつですか!!」 翠星石「そこのAとかいうチビ人間、お前だけまだ家庭科の袋縫い終わってない ですぅ!どうするつもりですか。」 生徒A「やべえ。まだ全然終わってねえ。」 翠星石「しょうがないから放課後残るですぅ。翠星石が特別に手伝ってやるですぅ。」 生徒A「おおう。先生有難い。」 翠星石「勘違いするなですぅ。お前が出さなかったら私の評価が落ちるからですぅ。 自惚れるなです。」 翠星石「おまえら一時間毎に窓を開けて換気をするですぅ」 生徒「だって先生、この時期じゃあ寒くて窓なんて開けてらんないですよ」 翠星石「なに言ってるですか!そんなんだから風邪を引くやつがでてくるですぅ!」 ガラガラガラガラ・・・ ガラガラガラガラ・・・ピシャン ...
  • アリス・ゲーム
    ~アリス・ゲーム~  ここは有栖学園、まだ創立して浅いものの他校と比べればそのいろんな意味で実績は決して劣りはしない。  その有栖学園は校長も然ることながら教師陣も決して侮れない個性と言う名のオリジナリティに溢れていた  今宵、その有栖学園で起きた決して明かされない一つの事件を紹介する・・・・  時刻は午後9:40本来なら誰も居ない時間であるが今日は数人の教師が残っていた 金糸雀「な・・・なんで・・・こんなことになったのかしら・・・・」  いつもの元気は無く嗚咽混じりの声で教師の一人金糸雀は呟く・・・ 蒼星石「校長が・・・校長がゲームを開始したから・・・だよ・・・」  その横で冷静に、しかしいつもの凛とした声は無く答える蒼星石  そう、ゲームは開始された・・・校長の起こすゲームにしては最も残酷で決して開けてはならないゲームが・・・  そのゲームの名は・・・・ ”アリス・ゲーム”  ...
  • おあ氏とS氏とくんくん人形
     水銀燈は、悩んでいた。  実に七十三時間と二十四分という長い時間なやんでいた。  そうそれは、くんくん人形『衝撃のおあ氏の逆襲』バージョンのくんくん人形にするべきか  もう一方のくんくん人形『ライバル出現!? 魅惑のS氏!』バージョンにするべきかと  かなり悩んでいた。二つ一緒にたのめばいいじゃないか? と思う方もいるだろうが  実はコレ、通販で数量限定でありどちらか一つしか頼めないと言うモノなのだ。  しかも、お一人様一体限りなのである。  どちらも手に入れたいのだが、どちらかしか手に入らないという究極の選択状態。  ふと、真紅ならどちらを選ぶのかと考えてみる……  自分と同じように悩んでいる真紅の姿が、ありありと想像できて参考にはならなかった。  と、いうか別の場所で真紅もこの二つのどちらかを取るかについて真剣に悩んでいたりする。  そして...
  • 2日目の体育祭
    2日目の種目。綱引き・玉入れ・男子200m走・女子の障害物競走・男子の借り物競争 騎馬戦MK-Ⅱ・有栖学園大武道大会の予選 その1・休めません 真紅「今日で2日目。昨日。アレだけやったのに、何で、皆いるのかしら?」 水銀燈「ホントよねぇ~普通なら、筋肉痛で寝込むのに~」 ローゼン「皆特典欲しさに、来ているんだよ~」 二人「特典?」 ローゼン「うん。3日連続来てくれた生徒に、好きな先生の水着写真集をプレゼントす・・・・・・ぶごっ」 二人「イッペン死んで来い!!」 その2・綱引き ラプラス(2日目の司会)「えっー今からやる、綱引きは『普通のルール』なので、綱引きなので、生徒全員。プロテクター等を外すように」 巴「確かに、綱引きには必要ないね」 オディール「いいえ。そんな事ある筈がないわ・・・・・・・・この学園の事だから・・・・・...
  • 水銀燈保健体育1
    雨が教室の窓をシタシタと叩く。夏の雨特有の生暖かい空気と、昼食後の5限目という時間が、学校全体を気だるさと眠気で包む。唯一つの教室を除いて。 銀「今日は期末試験で出るところをやるから、しっかり覚えなさぁい」 昨日の予報では、今日一日は快晴のはずだった。グラウンドでサッカーをするという予定は、昼休みの時に突然振り出した雨によって中止となった。 体育館は元々女子がバレーボールの授業をしている。 そこで急遽、期末試験も近いということで、男子のみ保健の授業となった。 銀「じゃあ、教科書の84ページを読んでもらおうかしらぁ。A君、読んでぇ。ほら、立ちなさぁい」 昼休み時、雨が振りだした時、ここ2年5組の男子は小さくガッツポーズをした。 週一回の保健の時間が増えた。それは、学校が突然休みになることよりも喜ばしいことだった。男子生徒にとっては。 もしかしたら、雨雲を呼び寄...
  • 球技大会~一回戦第四試合A真紅vsH水銀燈~-ソフトボール-
    一回戦第四試合、両チームには一触即発の雰囲気が漂う。 普段からライバル関係の二人がいきなり1回戦でぶつかり合うのだ。 水銀燈「真紅のチームになら、楽勝ねぇ・・・クスクス」 真紅「な、なんですって?!あんたなんかには絶対に負けないのだわ!」 早くも両者の間に火花が飛び散る。 水銀燈「ふふふ・・・100万円は私の物よぉ・・・」 やけに自信がある水銀燈。まあ、体育教師なので元々彼女の身体能力は高い。 真紅「いい?容赦は絶対しないのよ!徹底的に叩き潰すのだわ!」 真紅の方は打倒水銀燈に燃えているようだ。まさに日韓戦のような雰囲気である。 両チームグラウンドに移動する。三試合目はソフトボールだ。 一試合目が野球だったのに何故ソフトボールも用意しているのかは謎。 水銀燈は4番のピッチャー。真紅は1番ライトということとなった。 「プレイ...
  • 蒼星石レポート アメリカ旅行記2
    3日目 3日目、二人は再び会場へと足を運ぶ。前日とは違った催し物が行われるからだ。 蒼「このエレクトロニックシアターは世界中から寄せられた作品を見る事が出来るんだって」 プロ・アマ問わずに映像作品を見る事が出来る。中には実写作品と思うような物もパンフレットには載っていた。 蒼「企業ブースのオープンは明日か・・・明日も来なきゃいけないな」 雪「・・・モグモグ」 蒼「・・・・・・そのドーナツ何個目?」 雪「モグモグ・・・ん、14個目です」 蒼「胸焼けするよ」 雪「確かにちょっと甘い・・・でも美味しい」 二人はエレクトロニックシアターが行われるホールへと入る。 映像作品は長い物で10分少々、短い物だと2~3分で終わり、それらが幾つか纏めて3時間ほどの予定になっている。 上映される内容は、流石にこう言ったイベントに出展するだけあって非常に高度な技術で作られた物ばかり...
  • 3日目体育祭
    その1・最終日・・・・・・・ ジュン「今日で最後か・・・・・・長かったな・・・・」 巴「うん。大変だったね」 ジュン「今日の種目は、学年対抗8人9脚・教師限定水泳対決・有栖学園大武道大会・決勝戦か・・・・・・・・」 巴「種目は少ないけど、もの凄く。大変だと思う・・・・・・・」 ジュン「ああ。そうだな・・・・・・・・なぁ、柏葉。無事に終わったら、一緒に帰ろう」 巴「うん!いいよ!!」 生徒一同「あーこれが本当に無事で終われば良いんだけど~」 その2・学年対抗8人9脚~ 雛苺「この8人9脚は、ルールは「普通」なのー。皆、あいとーなのー!」 ジュン「って、言っても・・・・・・・・・・」 巴「これの何処が、「普通」の8人9脚なの?」 (山あり谷ありの障害物だらけ。(地雷・毒蛇・竹槍・落とし穴・有刺電線・ピアノ線、など等)) 雪華綺晶「...
  • 人は、人生という道を歩んでいる
     人は、人生と言う道を歩いている。  私たちは、道を歩き続けている。  立ち止まること無く、休む事無く歩いている。  だけど、私たち全てがずっと道を歩いて行ける訳じゃない。  立ち止まる人も居る。  私たちは、立ち止まる人を何度も見てきた。  だけど、私たちは歩いている。  それに、立ち止まった人が居なくなる訳ではない。  後ろを振り向けば、立ち止まった人が手を振って私たちを見ている。  私、水銀燈も道を歩き立ち止まる人を何度見てきた。  それは、自分の親だったり。親友だったり。生徒だったり。  恩師だったり。彼氏だったり。知り合いだったりする。  まだ、若い頃。美しかった頃。  私は、生徒達を笑いあいながら過ごした。  色んな事があった。生徒達の喧嘩の仲裁に不良たちと戦った事もあった。  色んな事があった。修学旅行で女子生徒たち...
  • 水銀燈へのプレゼント
     真紅は悩んでいた。  正確には、三時間と二十四分四十三秒ほど悩んでいた。  そんなに長い時間何を悩んでいたのかと言うと 真紅「水銀燈はどっちの方が喜ぶかしら……」  そう水銀燈への誕生日プレゼントだ。  ヤクルト三十本セットと言う飲めば終わりのプレゼントにするか  はたまた、くんくん人形~ぜんまい仕掛けのカラクリ屋敷編~をプレゼントするべきか。  三時間と二十四分四十三秒悩んで、手にしたのはヤクルト三十本セットだったが  本当にコレでいいのだろうか? 確かに我がライバル水銀燈はヤクルトが好きだが……  と、ヤクルト三十本セットを手にしてまた悩む。  三十一分と五十七秒考えて、ヤクルト三十本セットを元に戻し  くんくん人形~ぜんまい仕掛けのカラクリ屋敷編~を手にした。  そして、それを購入した。  後日。 真紅「はい。誕生日プレゼント...
  • 翠星石のイタズラ
     職員室。  翠星石が、ニヤニヤしながら水銀燈のイスに何かを仕掛けている。  水銀燈のイスには、座布団がありその下に何かを仕掛けたようだ。  どんな反応をするか楽しみですぅ。と、ニヤリと笑う翠星石。  そして、その仕掛けが発動する時が来た。二時間目終了時の休み時間。  授業を終えて、戻ってきた水銀燈が自分のイスに座る。  ブゥウウーーーーー。と、鈍い音が水銀燈を中心として広がる。 水銀燈「え?!」  一体何が起こったのかわからない水銀燈。  一斉に職員室に居た者全ての視線が水銀燈に集まる。  水銀燈を見る全員に「違う、違うのよ!?」と、慌てる水銀燈。  それを見ていた翠星石は、イタズラ成功とニヤソと小さく笑った。  顔を赤くして一人今の音に、違うのよ!? と、言っている水銀燈だったが……  真紅にポンッと肩に手を当てられそちらを見る。 ...
  • 財前
    財前氏のまとめです。 蒼い巨塔 蒼星石と昼寝 バレンタインデー 再教育プログラム 翠星石と水銀燈のディアブロ 金糸雀の暴露話 キャシィ塚本 雛苺と金糸雀と喧嘩 球技大会~一回戦第二試合C雛苺vsB薔薇水晶~-バスケ- 球技大会~二回戦第二試合E金糸雀vsH水銀燈~-テニス- 蒼星石のローゼンによる恐怖のドライブ ハーネル蛾物故割れた おまけネタ イニシャルS(?) 蒼星石と宿直と幽霊 4月。April。癌 有栖学園教師、金糸雀。担当は化学。 教師達の文化祭バザー 面白いので私もはまりました。これからもよろしくおねがいします。 -- 死神レイ (2006-05-01 21 16 56) 薔薇人形&馬鹿校長+教頭のしょーせつおもしろー!よろしく-- 鎖枝樹ユカ (2006-05-01 21 18 59) がんがん雪華晶銃うちま...
  • 沈黙の学校
    今日はライフル射撃部の大会だ。 雪華綺晶に鍛えられた部員精鋭3名は地区、県、関東とトップの成績で通過し今日は全国大会だ。 残りの部員や、すでに敗退した部員は学校で留守番だ。 2「先生、いよいよですね!」 1「今日は全てをし切ります!」 部長「みっともないぞ、はしゃぐんじゃない!」 雪「…大丈夫みんな頑張ったし。…私のスパルタについてこれる人、そういない。」 部員は回想する。あの悪夢の日々を… 雪「ちがーう!!腰が引けているんだ!びびるんじゃない!ちんこついてんだろぉがぁ!!!!!!!!」 ドッガァーン!! 雪「その玉は飾りかぁ?」 ドッガァーン 雪「いらねぇならなくしてやる!」 ドッガァーン!! 事あるごとに火を噴くFN57、股下ぎりぎりを通る銃弾、何度ちびったかわからない。 それも今日で開放される… ち...
  • 真紅
    真紅 ・・・・設定・・・・ 女王様気質で口癖は「~なのだわ」 髪型は金髪のツインテール 好きなことは読書、好物は紅茶で「名探偵くんくん」をこよなく愛する 紅茶の入れ方にはうるさく、味にもうるさい。 論理的・理論的に動くが、時々突拍子も無い行動を起こす。 また水銀燈をライバル視してはいるが、表面に出すほどのモノではなく些細なものである。 猫が大嫌いで猫を見るといつもの真紅ではなくなる。 英語課 担当教科は英語。でも独語も教える。 文芸部・茶道部顧問 真紅:牡羊座のA型 height:155 3size:69(AA)、57、76 愛車は赤いフォルクスヴァーゲン 注:設定は、絶対にこれ! と、言う訳ではないので設定にとらわれない先生方を書こう! 真紅感想 真紅短編 あずまんが真紅 真紅とくんくんキーホルダー 雪とねずみと迫...
  • 無題短編集 雪華綺晶編1
    保健室にて 生徒「あっ…せんせー…。スゲー締まって…っ。」 きらきー「ダメ…我慢なさい……。」 どう見ても絆創膏です。ありがとうございました。 きらきー「今月のノルマが終ったので、今日は映画を見ようと思います」 つ プライベートライアン 生徒(先生・・それもう見飽きた・・・) 雪華綺晶「今日は更に歴史を学ぼうと思うので映画を見ようと思います。」 つ戦場のメリークリスマス 雪華綺晶「ローレンス!ミスターローレンス!!!!」 生徒【ここまで映画に感情移入出来る先生も珍しい・・・。】 生徒【うわぁ泣いてるよ・・。】 生徒【泣いてる先生可愛い・・。】 雪華「と、言う訳で感想文を明日までに原稿用紙10枚以上でまとめてください。」 生徒「・・・」 生徒「・・・...
  • 有栖学園悩み相談室
    ある日の学園で、片隅にある空き部屋である事が始まった・・・・・・・ 蒼星石「生徒や教師たちの悩みを解決する為の施設、という事で悩み相談室を作ったのはいいと思うよ。けど・・・・・・・」 ローゼン(牧師の服を着ている)「悩める子羊たちよ、私に何でも相談したまえ。どんな悩みも解決してみせよう~」 蒼星石「凄く胡散臭い感じがするのは何故だ?そして・・・・・どうして僕にまでシスターの服を着せるのです?」 ローゼン「僕の趣味だ!後で、全員にも着せる!」 蒼星石「言い切りやがったなぁ!このエセ変態神父!!」 (半分、黒発動) 数分後・・・・・・・・・・・・・・ ローゼン(蒼星石にちょっと、殴られました)「お、今日の子羊が来たぞ。君の悩みは何だね?」 巴「はい。私には付き合っている人がいるのですか・・・・・けど最近、ツンデレ教師と紅茶にうるさい教師の2人が...
  • バイトをしよう
    ローゼン「えーっと。今日集まってくれたのは、君たちが大暴走をしてくれたお陰で。今月は赤字なので、一ヶ月だけ、バイトをしてもらう。」 ここ最近。戦車が大爆発で、一時登校中止になったり。苺大福が無いから、学園のお金で買ったり(因みにダンボール20個分の苺大福を)。などなど・・・・・・・。そのお陰で、赤字状態に。 翠星石「まったく~確かに私達が、一部ぶっ壊しているけど。その半分は校長の馬鹿な思いつきで、学園がぶっ壊れているですぅ~」 真紅「ここまで、やっても警察が来ないなんて・・・・・恐るべき有栖学園」 蒼星石「うん、そうだね。PTAからの苦情も来ないし・・・・・」 雛苺「校長って、何者なんだろうね?」 一同「・・・・・・・・・やっぱ、奇人変人?」 雛苺「うにゅ~」 そんな事を言ってる間に、バイトをさせられました。 その1:翠星石と薔薇水晶...
  • ばらきらと胸
    「なぁ……ジュン」  休み時間。ふと、生徒の一人が自分の後ろの席にいるジュンに声をかける。 「なんだよ」 「薔薇水晶先生と雪華綺晶先生って双子だよなぁ」  当たり前だろ? と、ジュンは呆れた表情でそう言うと次の授業の準備を始める。 「胸どっちがでけぇんだ?」  その言葉が、何故か教室に響く。  そういえばそうだな……と、教室でその言葉を聞いていた生徒全員が思う。  髪型と眼帯は違うのは知っているが、服装がほぼ同じ違うとすれば色ぐらいで……  はっきり言ってプロポーションが良くわからない。  つまり、胸のでかさは? 良くわからないが、そう言う結論に至たそいつがジュンに向かってなんとなーくつぶやいたのがその言葉。 「知るかよ。なんで俺に聞くんだよ」 「ん? ほれ、お前が登校拒否してたとき良く薔薇水晶先生と雪華綺晶先生いってたろー?」 「まぁ…...
  • アリとキリギリス
    翠星石「きぃぃぃぃぃ!!何で、そこでキングが出てくるですか!?」 水銀燈「ふふ…切り札は最後にとっておくものよぉ…♪さ、2人とも出すもの出しなさぁい♪」 その日、水銀燈と翠星石と雛苺は、ラウンジで『賭け大貧民』をやっていた。 無論、賭けるものはお金…。そして1位が決まった時点で、後は残りの枚数で優劣が決められる仕組みとなっていた。 ちなみに、言い出したのはもちろん水銀燈…。「そのほうが面白いじゃなぁい♪それに、私から逃げるのぉ?弱虫ねぇ…♪」と言う口車に、2人はまんまと騙されたというわけだ。 雛苺「うー…1000円札さん…バイバイなのー…」 翠星石「チビチビはまだいいですぅ!!何で、翠星石は5000円なんですか!?チビ苺に負けるなんてありえないですぅ!!もう一回勝負ですぅ!!」 水銀燈「願ってもないわぁ♪いいわよぉ、お馬鹿さぁん…♪」 2人から受け取...
  • 有栖学園の亞璃栖
     有栖学園の亞璃栖。  とある日。有栖学園の学園長たるローゼンは今日も今日とて職務から逃亡していた。  丁度有栖学園の外れに位置する学園の森の中でローゼンは、とある一つの存在と出くわした。 「え? 赤ん坊?」  そう、赤ん坊。学園の森の中と言う非常に有得ない場所に、その赤ん坊は存在した。  正確には、学園の森の中で一番の大樹である木の根の場所にだが。  ローゼンは、少々困った表情を浮かべた。  何時から其処に存在したのか分からない赤ん坊。  赤ん坊の身を包む毛布はボロボロなのに、包まれた赤ん坊自体は綺麗な肌を見せている。  しばしローゼンは思案した後、その赤ん坊を抱き上げた。 「君。僕と来るかい? ココに置いておかれたってのは捨てられたと思うんだ。  で、ココに捨てただろう君の親はもう戻ってこないだろう。  どうする...
  • 戦い -Kampf-
    「さぁて皆ぁ、集まったわねぇ?」 グラウンド。水銀燈の前に並んでいるのは2クラス分の生徒。 並んでいるのは水銀燈と真紅のクラス。なんと今日は2クラス合同の体育の授業なのだった。 「何で私まで……?」 水銀燈の隣には真紅がいる。赤いジャージが似合っているのか似合っていないのかよく判らない。 真紅の問いを水銀燈は無視し、生徒全員への話を続けた。というか、突然宣言した。 「今日はポートボールをするわよぉ!」 ポート……ボール……? 真紅と生徒たちは一斉に”小学校の授業ですか?”と心中でツッコミを入れた。 ここで突然だけどPCの前の皆にこのボク、蒼星石が解説をするよ! ポートボールというのは、通常7人制で行われるバスケットボールのような競技だ。 バスケットボールとの大きな違いは、なんとゴールが台の上に立っている「人」であること。...
  • 怪談大会
     カラリ、コロリと乾いた音がする。  自分の足音ではない、しかし聞こえるのその音。  立ち止まれば、その音が消え。  歩き出せばその音が聞こえる。  走っても走ってもその音は聞こえる。  荒くなる自分の息の音と同じように響くカラリ、コロリと乾いた音。  怖い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。  ただの乾いた音であるソレが、追うその音が怖い。  とうとう体力がつき、その場に立ち止まる。  そして振り向くと…… 「下駄を履いて刀を振り上げた骸骨が!!!」  その声に、ひっ! と短い声が無数に上がる。 「さて、コレで僕のお話は終わり」  終わりを告げる言葉により、暗い空間に明かりがともり数秒後には  明るい体育館が其処にある。  実はこれ、ローゼンが企画した全校生徒参加の怖い話大会。  教...
  • 零下の檻
    始業式も終わり、今日から初授業である。 しかし。 真紅「……なぜ四月に吹雪いてるの?」 水銀燈「前が見えないわぁ……」 2人は道路の真ん中で立ち往生していた。 急な寒波で雪が降り出し、あっという間に吹雪いてしまったのだ。 「……はい、申し訳ありません……え?今日は閉鎖?……わかりました。  一応雪が止み次第、日直で出勤しますわ。それでは。  ……水銀燈、どうやら遅刻にはならないのだわ」 「……ん?学級閉鎖ですってぇ?丁度いいじゃない。そのまま帰りましょお?」 「帰ることができたら帰りなさい。絶対に無理だわ」 もう既に雪は膝元くらいまで積もっている。 ……数時間経過。雪はもはや腰まで積もっている。 「……何よ何よ何よ、こんな缶詰、つまんなぁい」 水銀燈が言うのも無理はない。 ラジオは気象情報ばかり、エアコン...
  • ローゼン逃亡劇とアーチェリー部
    いつもと変わらない風景、いつもと変わらない平和そして・・・。 ロ「ははははは~ラプラス君!わたしを捕まえられるかな~?」 ラ「待たんかこの馬鹿校長ーーーー!!!!!」 いつもと変わらない有価学園・・・。 しかし今日はいつもと違っていた。 ラプラスは息を切らしながら放送室に入った。 ラ「男子K君JUM君蒼星石先生!!至急弓具と矢36本を持って体育館裏に!!」 その放送が終わると男子kとJUMと蒼星石は弓具を持って体育館裏に向かった。 その頃ラプラスは、着実にローゼンを体育館裏に追い込んでいた。 この時間体育の時間だったので水銀燈と雪華綺晶に協力を依頼した。 ロ「君たちに僕を捕まえることは出来ないよ~♪」 銀「待ちなさぁ~い。」 雪「待てローゼン!妹の仇ー!!!」 ラ「妹は関係ないですよ!!」 その時、ローゼンの目の前に弓を構えた、男子k、JUM、蒼星石が現れた。 ...
  • 化け物退治
      にわかには信じ難いことだが、金糸雀は、化学の授業を受け持っている。   当然ながら、毒物劇物取り扱い責任者の資格を有していた。   一体、どこの誰が、彼女にそんな資格を許したのか。法の良識を疑わざるを得なかった。   ほら、今日も実験室から緊張感の欠けらもない鼻歌が聞こえてきた。 「ふふふーのふーん、エストロゲーンにプロゲステロン、イソフラボーンにカルシウム、ヤクルトヤクルト、ちょっと加え……」   白衣をまとった金糸雀が、手に取った試験管の中身を、極めてアバウトに、ビーカーの液体に投入する。   ぽん、と小さな破裂音を響かせて、白い煙が立ち昇った。 「あっという間に完成よーーっ!!」   金糸雀は、緑色の液体が入ったビーカーを、得意そうに掲げてみせた。 「ふっふっふー、苦節三か月……遂に、遂に完成なのかしら。この薬さえ、この薬さえ飲めば!! ほんの...
  • JUMだって水銀燈の保健体育の授業なら絶対に休まないと思うんだ
    JUMだって水銀燈の保健体育の授業なら絶対休まないと思うんだ。 J「保健…か…」 JUMは時計を見上げ今の時間を確認していた。 だが、まだ授業が始まってから物の数分。期待していた程には時間の経過は優しく無い。 その現実にはため息を漏す。 J「はぁ…普通ならサボるんだけど…。」 銀「JUMく~ん、何をサボるの?」 JUMはぴくりと体を動かすと自分の不注意より先に先生の地獄耳を恨みながらも苦笑を交えて答えた。 J「…授業。」 堂々とした発言にクラス全体がざわめく。 銀「そう、今日の放課後に先生の所に来るのよぉ。」 J「……覚えて居ればね。」 残りの授業もこれだけで普通忘れるはずもないのだが、補習命令を出された事により反抗的な態度を取るが水銀燈はそれを無視し授業を再開した。 そんな事もあり授業は憂鬱に過ぎて行った。 雨が降って...
  • 入学式
    入学式。  体育館は、それはもう芋荒いの如く人がいる。  空気が淀み、入学生達の中には欠伸をかみ殺している者達も入る。  そんな中、入学式は進んで行き生徒会長からの言葉やPTA会長からの言葉。  そして……我らが馬鹿校長ローゼンの言葉になるのだが……何故かローゼンが居ない。  次第にザワザワと体育館の中は、煩くなってゆくのだが……丁度五分経過した所で  ローゼンが登場したのだが……その登場の仕方が、常識はずれだった。 「しょくぅううーーーん!!!!」  ズガンッ! と、ステージの後ろの壁をブルドーザーでぶっ壊して登場という  何考えてるんだアンタ! と、ここにいるすべての教師や手伝いの在校生にPTA会長や各関係者が一心に思う。 「とう!!!」  そんな事しったこっちゃないと、ローゼンはブルドーザーから飛び降りて 「痛っ!」  こけた。こけ...
  • 反転
    その1・想像はしない方か良いかも・・・・・・ ジュン「うわぁぁぁーーー!寝過ごした――――!!もう1時間目の授業が始まってしまう!いや、まだセーフのはず!」(と教室に駆け込むが…) 雪華綺晶「残念だか、アウトだ。桜田、遅刻1・・・・・・・でも、席に座れ。今から授業を始めよう。」 ジュン「はい・・・・・・・って!?なんですか?雪華綺晶先生!?」 雪華綺晶「何を驚いている?今の時間は、私の授業だ。それがどうした?」 巴「そうだよ、桜田君。早く席に着いたら?」 めぐ「そうそう。朝から、元気だね~」 男子S「まったく、朝から騒がしい奴だな」 男子P「そう言うなよ。元気が無いよりはいいんじゃねえの?」 女子D「また、通販のやり過ぎで、寝ぼけているの?」 ジュン「何で女子は学ランを着ているーーーーー!?どうして男子は、セーラー服を着ているんだーーーーっ!!...
  • 銀河鉄道
      駅のホームに佇む人影が一つ。  「研修旅行なんてダルイわねぇ…普通の旅行ならよかったのに」   そう愚痴をこぼしたのは有栖学園の教師である水銀燈だ。   有栖学園の研修旅行というのは、色々な学校を訪問し、   それぞれの学校がどのように授業をしているかを見聞してくるというものだ。   毎年1人ずつ選ばれ、今年は彼女だったというわけだ。 銀「やっぱりあそこはグーだったかしら。そうすればあのまな板が負けたのに」   選び方に少々問題があるようだが…   ふとホームを見渡す水銀燈。 銀「それにしても誰もいないわねぇ…」   ホームには人っ子一人居なかった。静寂があたりを包む。   水銀燈はあることを思い出していた。  (あの時もこんな感じだったわね…)                ・                ・                ・ ...
  • 銀様
    生徒D「………蒼ちゃーん」 蒼星石「どうしたの? 今テスト期間中だから、職員室は入れないよ?」 生徒D「そのほーがありがたい、っつーか?」 蒼星石D「相談事?」 生徒D「や、あー、銀様いる?」 蒼星石「水銀燈先生なら、体育館のほうに行ってるけど。どうしたの?」 生徒D「よっしゃ助かった! これ、この間休んだ体育のレポート! 出しといて!!」 蒼星石「置いておけば良いのかな?」 生徒D「十分! いやもー、出しはぐっちゃったらなんか怖くてー」 蒼星石「わかったよ。・・・あ」 生徒D「え?」 水銀燈「誰が怖いのかしらぁ? 教えてくれるぅ? じぃっくりと」(ぽん)
  • おあ氏まとめ
    職人登場のSSには基本的にノータッチです。 名前は出てますが、書き込みは一切してません 水銀燈 水銀燈保健体育1 水銀燈体育 くんくんと型抜 誕生日 金糸雀 金糸雀と衣装 親子 金糸雀と死闘 金糸雀とプリント 翠星石 翠&雛の調理実習 翠星石の家庭科(おあ部分 翠星石と弁当 翠&蒼とスーパーにて 翠星石と花壇 翠星石の弁当と転校 桜 蒼星石 蒼星石と女子生徒(おあver 蒼星石と耳 蒼星石と保健室 蒼星石と駐車場 蒼星石と恩師 蒼星石とアイスキャンディー リストカット ゲームセンターの蒼星石 蒼星石と催眠術 飛行機雲 真紅 くんくんと型抜 真紅と面談と模試 笑顔、約束 雛苺 翠&雛の調理実習 雛苺の裁縫 雛苺とコロ 雪華綺晶 号令 薔薇水晶 薔薇水晶のホームルーム 薔薇...
  • もしも小学校の教師だったら・・・水銀燈編
    水「皆久しぶりねぇ、元気だったぁ?」 生徒達「はい!」 生徒達の元気な返事に水銀燈は満足した。 以前来た時はやる気の無さそうな声も混ざっていたが、今回は生徒達も楽しみにしていたようだ。 水「それじゃあ、出欠取るけど面倒だから全員出席ねぇ」 実は3人欠席してるのだが、名簿の確認するのが嫌なので全員出席にする。 これは余談だが、授業の出欠確認に関して水銀燈は基本的に全員出席にしている。 ただ、二人組になって何かをするという時(例えば球技のパス練習とか)に奇数になってしまい、 自分が相手をしなくてはならない時は欠席にしている。 水「で、授業なんだけどぉ・・・いつも通り自sy」 そのとき水銀燈は自分に対して刺さる様な視線を感じた。 教室に居るので視線自体は不自然では無いが、その視線は黒板前に居る自分の『真横』から感じたのだ。 水銀燈は顔を廊下側に向け、そしてしばし硬直...
  • 教育実習生:水銀燈の場合
    今日、有栖学園に教育実習生がやってきました 水銀燈先生の場合 水銀燈「あぁら、あなたが私に付く教育実習生ぃ?」 実習生(男)「はっ、はいぃ(裏返り)・・・・(赤面)」 水銀燈「あらぁ♪そんなに緊張しなくてもいいのよぉ。とりあえず、今日の体育はお願いね」 実習生「はい!」 グランドへ 水銀燈「みんなぁ、今日は教育実習生の人が授業をやるからぁ      じゃぁ、あとはよろしくねぇ。私は体育館で女子の方を見てきますからぁ」 実習生「え?」 男子「えぇ~~~~~」 水銀燈「じゃぁねぇ」 実習生「そんなぁ・・・・はぁ・・・・・」 男子「・・・・・・(こいつがいなければこっちも見てくれるのに)」 怒りと共に、にじり寄る男子一同 実習生「えっ・・・・ちょっと、みんな・・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・」 その後、実習...
  • もしも小学校の教師だったら・・・雛苺編
    雛「みんなおはようなのー。今日はいつもの先生の代わりにヒナが先生をするの」 雛苺はいつもの担任と違って驚いている1年生達になぜ代わったかを説明する。 雛「ヒナも良く分からないんだけど、初等部と中等部と高等部の校長先生と教頭先生がじゃんけんで決めたみたいなの」 実際は多数決なのだが、そんな事はどうでも良かったので覚えていなかった。 雛「だから、今日一日ヒナがみんなの先生をするの。よろしくなのー」 生徒達「はーい!」 1時間目、こくご 雛「文字が大きいし、ふりがなも振ってあってとっても読みやすいの~」 2時間目、さんすう 雛「ヒナ数学は苦手だけど、算数は得意なのよ」 3時間目、かきかた 雛「みんな、ヒナの字よりも上手なの」 かくして、雛苺のとても大人の言う事とは思えない台詞が混じりながらも午前中の授業は終わった。 そして、いよいよお待ちかねの給食の時間が始...
  • 雪が積もった日
      体育館にて。 生徒A「冬か……」 生徒B「冬だな……」 A B「はぁ……」   嘆息する二人の視線の先には、呼び子を吹く水銀燈先生。 銀「ほら……さっさと四つのグループに分かれるぅ。今日はコートを二面使って、時間一杯までバスケをプレイするのよ。先生、ちゃんとチェックしているから、あなたたち手を抜いちゃ駄目よぉ」   その声色には、いつもの艶がまるで感じられない。   それもそのはず、今日の水銀燈は、ブランド物のロングコートの上から綿入れをはおり、首にはマフラー、頭には毛糸の帽子と、もこもこに着ぶくれながらも、膝頭をがたがたと震わせているのだ。   懐から使い捨てカイロを落とす場面も、度々目撃されている。   広さが自慢の一つの有栖学園の体育館。しかし、その広さが仇となって、暖房がなかなか行き届かない。   その上、昨今の灯油価格の急騰だ。何か...
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