ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki内検索 / 「翠星石vsねずみ」で検索した結果

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  • 翠星石vsねずみ
    「学校に戦車が来た!」その知らせは瞬く間に男子の間に広がった。 初めて間近でそれを見た生徒たちは、あるものは砲身にのぼり、あるものは記念撮影をしたりしていた。 「男って、いくつになっても子供ねぇ…」水銀燈は感慨深そうにそれを見ていたが、ふとある恐ろしいことことに気がついた。 水銀燈「き、雪華綺晶?生徒たちに悪気は無いんだから、起こっちゃダメよぉ?」 雪華綺晶「…大丈夫。あの子も兵器として使われるより、こうして平和な街の姿を見てるほうが幸せだと思うから…」 水銀燈「…ふぅん。そんなもんかしらねぇ…」 そんな話をしながら戦車を見つめる2人。そこへ元気な声が聞こえてきた。 翠星石「こらー!そろそろ授業がはじまるですよ!いつまでこんなガラクタで遊んでるですか!! …全く、こんなガラクタあっても邪魔なだけですぅ!日陰のせいで植物は育たなくなるし、百害あって一利...
  • 雪華綺晶
    ... 雪華綺晶と食券 翠星石vsねずみ 雪華綺晶とダンボール ショック・アンド・オー ばらきらと胸 号令 雪華綺晶と射撃部 再教育プログラム まるでレジスタンス! 射撃部きらきー特殊部隊 UNOと大戦略 沈黙の学校 ローゼン大掃除 射撃部突撃隊&親衛隊とローゼン探索 夢 難民 救出 対人兵器 進路相談:雪華綺晶の場合 チョークとMSG90 ヘリコプター通学 翠星石と雪華綺晶のコマンチ 槐の尾行 サイファーⅡ 雪華綺晶の苦手な物 ゆでたまごの思い出 化け物退治 返せない 球技大会~一回戦第一試合G雪華綺晶vsF蒼星石~-野球- 球技大会~二回戦第一試合G雪華綺晶vsC雛苺~-卓球- 球技大会~決勝戦G雪華綺晶vsE金糸雀~-ドッヂボール- 雪華綺晶の中国史 水銀燈vs雪華綺晶 ハーネル蛾物故割れた 姉妹の激闘 未遂 妹が...
  • 名無しさん
    ...ります。 翠星石vsねずみ UNOと大戦略 難民 仲間はずれ 視聴覚室のゲーム 2つの力 black and white 史上最強のナンバー2 ~ein Unterlehrer~ 白き者の憂鬱 代務 食料奪取 薔薇水晶 雪華綺晶の妹で、水銀燈の1番の親友にして1番の天敵。曲がったことは大嫌いで、生徒のことを第一に考える、とってもいい子です。 薔薇水晶と張り紙 昔の水銀燈と薔薇水晶 昔の水銀燈と薔薇水晶  その2 薔薇水晶の日記 招かれざるもの、心を閉ざすもの アリとキリギリス 訪問 その他 愛すべき脇役たちの物語です。ちなみに、『JUM桜田』と『ジュン』は別人です。そう言うことにしておいてください。 真昼の来訪者 招かれざるもの、心を閉ざすもの 道化師とマリオネット 初売り ハリネズミのジレンマ ...
  • 翠星石
    翠星石 ・・・・設定・・・・ 性格はツンデレで毒舌家。しかし根は素直。口癖は「~ですぅ」「まったく~」など。 家庭科の教師だけあって料理は得意。生徒に作ってやる事もある。 極度の寂しがりやだが、それを素直に表にだせず悪戯と言う形で表現する。 蒼星石とは、親友でちょくちょく手料理を作りに蒼星石の家に乗り込む。 いたずら大好きで、たまに暴走して皆から無視される事もあったが それ以後過度のいたずらは控えており、たまにするいたずらも可愛い物である。 また、蒼星石とは親友ではあるがちょっと親友以上の念も抱いている節があったりなかったり。 どちらにしろ二人は、死ぬまで親友のようである。 教科は雛苺と共に家庭科担当 園芸部&料理研究会顧問 蠍座のAB型 height:163 3size:82(C)、59、84 通勤はママチャリ 注:設定は、絶対にこれ! と...
  • 翠星石vsPC
    翠「あーもう!!何がいけないですか!!こんちくしょーは!!」 購入したばかりのPCをこれでもかというくらい叩く翠星石。 そもそもどうして彼女がこんなことをしているのかというとそれにはちゃんと理由がある。 先日職員室で雑談をしていた時のこと・・・ 真「今時手書きで成績を処理してるなんて珍しいわね。」 水「あははっそーいえば携帯もかなり古いのですよねぇ。」 金「インターネット使ってでお金払わないで新作CDゲットなのかしら~!!」 蒼「金糸雀先生、教師なのにそーいうことはやめて下さい・・・」 その場では綺麗に言い返してきたが(本人はそのつもりだが周りからは強がりにしか見えてない) 確かに周りをよく見ると持ってないのは自分くらいだった。 教師たちはパソコンを使ってプリントや成績を管理し、生徒達も授業でパソコンを使ってる。 家でTVをつければどこのチャンネ...
  • 蒼星石
    蒼星石  ・・・・設定・・・・ 性格は、真面目を絵に描いたようなモノ。 男女共に絶大な人気を誇り、一部不良学生からも人気がある。 生徒の為に、自分の身を犠牲にする事もある。 また、何か武術をやっているのかその身体能力は高い。 ちなみに、初心。 心に悩みを溜め込みやすい体質でもある。 翠星石と仲が良く、助けたり助けてもらったりの関係。 耳に息を吹きかけられるのが苦手。 恩師に貰ったネクタイピンを大事に持っている。 最近、インターネットの回線をテプコひかりにしたらしい。 また、教師全体のストッパーであり親友の翠星石の最重要ストッパー。 意外に黒い所もあるが……蒼星石の生涯においてその黒が発動した所は、数回しかない。 数学課 担当教科は、数学と情報。 空手部&剣道部&書道部&アーチェリー部顧問 蠍座のAB型 height:163 3size:84(C)...
  • 3日目体育祭
    その1・最終日・・・・・・・ ジュン「今日で最後か・・・・・・長かったな・・・・」 巴「うん。大変だったね」 ジュン「今日の種目は、学年対抗8人9脚・教師限定水泳対決・有栖学園大武道大会・決勝戦か・・・・・・・・」 巴「種目は少ないけど、もの凄く。大変だと思う・・・・・・・」 ジュン「ああ。そうだな・・・・・・・・なぁ、柏葉。無事に終わったら、一緒に帰ろう」 巴「うん!いいよ!!」 生徒一同「あーこれが本当に無事で終われば良いんだけど~」 その2・学年対抗8人9脚~ 雛苺「この8人9脚は、ルールは「普通」なのー。皆、あいとーなのー!」 ジュン「って、言っても・・・・・・・・・・」 巴「これの何処が、「普通」の8人9脚なの?」 (山あり谷ありの障害物だらけ。(地雷・毒蛇・竹槍・落とし穴・有刺電線・ピアノ線、など等)) 雪華綺晶「...
  • 翠星石と蒼星石
    「お客さん、着きましたよ」 タクシーの運転手に言われて目が覚める。 気付くと、車は目的の場所へと着いていた。 眠い目をこすりながら、僕の肩を枕代わりにして眠っている翠星石を起こす。 「翠星石、着いたよ」 軽く肩を叩いてみるが、翠星石は依然として穏やかな寝息を立て眠っている。 「翠星石」 今度は少し強めに肩を揺さぶる。 「ん~?  蒼星石ぃ~大好きですよ~」 翠星石はそう言って僕の右腕に絡み付いてくる。 これは完全に酔っ払っている様だ。 しょうがない 運転手に代金を渡すと、翠星石をおぶって家まで残りわずかな距離を歩き始める。 自分の歩く音しか聞こえない、閑静な住宅街 ふと、昔のことを思い出す。 「蒼星石ぃ~ふられたですぅ~」 突然の翠星石からの失恋電話 だけどこんなことは...
  • 翠星石感想
    翠星石のSSに対してのコメントフォームです。 「翠星石の家庭科」がとてもよかった。 -- 名無しさん (2006-03-09 23 12 01) G君の本名は何ですか? -- 名無しさん (2006-03-10 00 08 14) 「ブルマ」校長死ねっ!!壊れすぎだろwww -- 名無しさん (2006-03-10 00 27 13) こんな学校なら絶対行きたいね。そして俺は翠星石の授業は絶対休まん!!書いた人最高!! -- 翠星石大好きです! (2006-03-15 00 18 21) 何だここ!?馬鹿サイトと思ってたら普通に感動モンじゃねぇか!! -- 名無しさん (2006-03-19 15 17 21) いや、ただの2chのまとめWiki -- 管理人 (2006-03-19 18 26 08) 「肝試し」に翠星石が無いのが非常に残念です...
  • 翠星石の蒼星石
    有栖学園、職員室 何時ものように騒ぎ散らすローゼン、それを追いかけるラプラス・・・なんら変わりない日常その中には教師蒼星石の姿もあった トゥルルルルルルル・・・・・突如職員室の電話が響く ローゼン「今取り込んでるから蒼星石先生とって!」 取り込んでるといってもラプラスに追われてるだけである しかし傍から見ても電話に出れる状況じゃないので仕方なく電話に出る事に 蒼星石「はい、こちら有栖学園職員室です」 これが他の教師ならもっと気の抜けた電話対応なのだが蒼星石は実に業務的に対応する 電話相手「・・・生徒を預かった、お前一人で○○の倉庫にこい・・・ガチャッ」 蒼星石は戸惑った、本当はこんなのイタズラだと思った・・・・しかしボイスチェンジまでして電話するには手が込み入りすぎてる ガタッ、席を立つ蒼星石 翠星石「ちょっと蒼星石どこいくんですぅ~?」 隣に居た翠星石が声をかける 蒼星石「ごめん、ちょ...
  • 翠星石と花壇
    昼休みの中庭。多くの生徒たちが憩いの場として利用する。 爽やかな陽光と、優しい風が吹き込む人気スポットである。わざわざここで昼飯を食べる生徒も少なくない。 あまりに心地良く、昼寝をしてしまい午後の授業に遅刻する生徒さえいる。 「おい昨日のテレビ見たかよ?」 「あぁあれだろあれ。かなり面白かったよなぁ」 2人の生徒が花壇に腰を下ろして談笑していた。 「おいあれ、翠星石先生じゃね?」 一人の生徒が指差す先には、確かに翠星石がいた。手には弁当を持っていた。 翠星石も昼の陽気に誘われ中庭で昼食をとろうとしていたらしい。 「呼んでみようぜ?おかずもらえるかも」 「いいねぇ。おーい!翠星石先生―!」 翠星石に対して手を振って呼びかける。その声に気付いた翠星石が、生徒のほうを向いた。 「お、気付いた」 「一緒に弁当食いませんかー?」 一直線に生徒た...
  • 翠星石と弁当
    昼休みの食堂。多くの学生が、友達と一緒に弁当や食堂のメニューを食べている。 その中で、群れることを拒むかのように一人で食べる生徒がいた。 翠「まぁた菓子パンだけですか?」 翠星石がその生徒の前の席に腰掛ける。 「あ…、先生…」 翠「毎日毎日菓子パンばっか…。本当に不健康な野郎です。それに、何で一人で食べてるですか?」 「毎日菓子パンばかりで、恥ずかしいから…」 翠「弁当を作ってもらえば良いじゃないですか」 「お父さんもお母さんも共働きで毎日夜遅くまで働いているから朝は疲れて寝てるんです…。僕も朝は部活の朝練があるし… 食堂のメニューを毎日食べるほどお金もないし…」 そう言うと生徒は目を伏せた。持っている菓子パンの袋が微かに震えている。 翠「本っ当にしょうがないヤローです!ホレッ!!」 翠星石はそう言うと、自分の弁当を生徒に差し出した。肉から野...
  • 翠星石の変装
    ここは夜の職員室。 僕と翠星石は、いつもの様に仕事をしていた。 「はぁ…」 「どうしたですか?蒼星石」 「いや、なんでもないよ…」 とは言ったけど、嘘だ。 正直言うと体の調子がよろしくない。 「顔色悪いですよ、蒼星石」 「そうかなあ…」 見た目にまで影響が出てるのか…。 「本当に大丈夫ですか?」 そしたら、翠星石が僕のおでこに手を当てた。 「あちっ!、蒼星石!熱があるですよ!なにがなんでもないですか」 「そうかなあ…」 「まだそんなこといってるですか。さぁ、とっとと家に帰るですよ」 そう言って、翠星石は僕の家まで付き添ってくれた。 バイクは学校に置いてきた。このまま乗ったら確実に事故りそうだったし。 「さぁ、用意もしたからとっとと寝ろですぅ」 翠星石はいろいろな用意をしてくれた。 まったく...
  • 翠星石と演劇部
    ホールに入ったとたん蒼星石は感嘆の声を上げた。 蒼星石「うわぁ凄い、お客さんでいっぱいだよ」 翠星石「あたりまえですぅ、あいつは相当頑張ってるですぅ」 蒼星石「ふふふ・・・そうだね」 翠星石「そこの席が空いてるですぅ」 蒼星石「ちょうど真ん中の席だよ」 翠星石「見やすい席でラッキーですぅ」 蒼星石「始まるまで少し時間があるね」 翠星石「・・・」 蒼星石「翠星石?」 蒼星石が呼びかけても翠星石は黙ったまま、じっと誰もいない舞台を見つめていた。 翠星石「演劇部へようこそですぅ、私が顧問をしている翠星石ですぅ。」 生徒「えっ!?先生って演劇部の顧問だったんですか!?」 翠星石「な、なんで驚くですか!うだうだ言ってねーでとっとと入部届け出しやがれですぅ!」 翠星石「あ~~~~」 生徒「あーーー・・・あれ?あーーーーー...
  • 翠星石と下宿
    翠星石「ほれ、さっさと起きやがれです!」  そういって、翠星石は寝ている男子Aに蹴りを入れた。 男子A「いてぇ!?」 翠星石「めぇさめたですか?! じゃぁさっさと顔洗ってこいです!」 男子A「うぃっす……」  やぁ、俺は男子A。訳あって翠星石先生の所に下宿させてもらってる。  理由は、うちの両親が長期旅行に行ってしまった事だ。  ちょうど、翠星石先生とはお隣さんだったので両親が無理を言って頼んだのだ。  ちなみに、皆が喜ぶようなイベントは一切ない。  とりあえず、俺は顔を洗って眠気を取る。 男子A「洗ってきたっす」 翠星石「じゃぁ、さっさと朝ごはんたべろです! ちんたらするんじゃねぇです!」  テーブルに並べられた朝食。  オムレツとコンソメスープに、フレンチトースト。 男子A「いただきます」 翠星石「味わってたべるんですよぅ!」...
  • 翠星石の財布泥
    ある日の放課後、翠星石が職員室に入ると、そこには誰もいなかった。 絶好のチャンスとばかりに、何か悪戯を仕掛けようと思考をめぐらせる。 その時、翠星石にあるものが映った。名探偵くんくんの財布…それは間違いなく真紅のものであった。 翠星石「こんな物騒な世の中、財布をそのままおっぽり出しておくとは一体どういうことですか!?これは1回、真紅にお金のありがたみについて身をもって教えてやるのが友情ってモンですぅ♪」 そんな都合のいい解釈をしながら、翠星石は自分の鞄に真紅の財布を隠した。 翠星石「おっと、このままここにいたら翠星石が犯人だってすぐばれちまうですね。しばらく身を隠すですぅ♪」 上機嫌で、翠星石は職員室前の職員用トイレの一室に身を隠した。 しばらくすると、真紅のものと思われる絶叫が聞こえてきた。 どうやら、財布がなくなったことに気がついたらしい。 内...
  • 翠星石と園芸
    学校内にある鮮やかな色彩に包まれた花壇 そこには大きな如雨露を持った翠星石の姿があった 翠星石「健やかに~伸びやかに~」 生徒「先生、何してるんですか」 翠星石「ひゃっ!い、いるならいるって言いやがれですぅ!!見ての通り花壇に水遣りをしてるですぅ」 生徒「へぇ~、でも意外だなぁ~」 翠星石「意外って、どういうことです?」 生徒「だって先生ってさ綺麗な花を見つけたら、この花は私に似合うです~とか言って切り取って行きそうだな~と思って。こう庭師とかが使ってそうな大きな鋏でバサッと」 翠星石「な、な、なに言ってるですか!?そんなこと翠星石がするわけないですぅ!!」 生徒「わわ、先生危ないから如雨露を振り回さないでください!」 翠星石「おめーは花の気持ちも分からないろくでなしですぅ!罰として明日からは翠星石一緒に水遣りを手伝うですぅ!!」
  • 翠星石の物理
    生徒A「先生。言葉で言われても全然わかりません。」 Aが元気よく手を上げながら言う。周りから俺も俺もーという言葉があがる。 翠星石「しょうがねえです。理解の悪い人間のために図かいてやるですぅ。」 と言いながら黒板に向かい図を描く。 だが、 生徒B「先生絵下手すぎー。」 生徒C「まじで何かいてるかわからねえ。」 と後ろから声が飛んできた。 それもそのはず、黒板に翠星石の書いた図は幼稚園児の絵以下だった。 翠星石「文句いうなです。書いてやってるだけで満足するです。」 と言いつつ黒板の図を消しまた書き直すが、前のと大差がない。 当然後ろからさらに囃し立てる声が聞こえてくる。 その声に翠星石は 翠星石「だまるですぅ!もうこうなったら実演してやるですぅ。」 と言いながら教室をでていった。 そして数分後雛苺を連れてもどってきたのである。 ...
  • 翠星石と入学式
    別れもあれば、新しい出会いもある。 そう、今日は新入生の入学式。皆、新しい出会いに新入生たちだけでなく、先生たちも心をときめかせていた。 が、一人だけ浮かない顔をしているものもいた。翠星石である。 実は、彼女はかなりの人見知りのため、この時期は毎回憂鬱になるのだ。 しかも入学式では毎年、各教科担当ごとに挨拶もしなければいけない。 言いようの無い不安が広がる中、入学式が始まった。 翠星石「お、落ち着くですよ…そう、あれを全部カボチャだと思えば…カボチャ、カボチャ…ぎゃあ!蒼星石!カボチャがこっち睨んだですよ!?」 蒼星石「…何をやってるんだ、君は。」 翠星石「大体、何で私が挨拶しなきゃならねぇんですか!?チビ苺、おめーも家庭科担当なんだから、おめーがやりやがれですぅ!」 雛苺「そういう問題じゃなくて、教師全員挨拶しなきゃいけないのよ!?翠星石のすかぽんたん...
  • 昔の水銀燈と翠星石
    お題 『銀様と翠の子が思わぬところでバッティング』 翠星石「おーし、全員集まったですか?じゃあ、さっさと組ごとに別れやがれですぅ♪今日は、みんなでサッカーをするですよ!」 この日、翠星石は自分の担当ではない体育の授業を受け持っていた。 しかし体育のことなど全然分からないので、とりあえずみんなの好きそうなサッカーを指示したものの、生徒たちの顔は何故か冴えない。 翠星石「ど、どうしたです!?さっさと、散りやがれですぅ!!」 男子A「…先生…」 1人の生徒はそう言って手を上げると、ある事を翠星石に尋ねた。 男子「…いつになったら、水銀燈先生は帰ってくるんですか…?」 それは、2学期も中盤に差し掛かった頃の出来事… 水銀燈…彼女は1学期の後半に体育以外の全ての任を外された後、徐々に学校へ来なくなり、ついに期末テストのあたりからずっとその姿を現さなくなっ...
  • 翠星石と催眠術
    翠星石「さあ…扉を開くです…。はい!!」 男子A「う…ZZZ…」 「おー!」と、周囲から歓声が上がる。 そう、今まで知られていなかったのだが、どうやら翠星石は催眠術のようなものを使えるらしい。 でも、何故今まで彼女がそれをイタズラに使用してこなかったのか…そんな疑問が、これを見ていた人全員に浮かぶ。が、おそらく一度利用した時、いつものように蒼星石先生にこっぴどく叱られたのだろうと皆は即座に判断した。 翠星石「おっと、もうすぐ昼休みも終わりですぅ!さ、起きた起きた!!午後もしっかり頑張るですよ!!」 そう言うと、翠星石も職員室へと戻っていった。 翠星石「んー、今日も1日よく頑張ったですぅ♪」 放課後、そう言いながら職員室で伸びをする翠星石。そこへ、1人の生徒がやってきた。 男子B「先生!あの…さっきの催眠術なんですけど…」 翠星石「ん?おめーも、...
  • 翠星石とバリカン
    雛苺「うわ~ん、蒼星石~!!す、翠星石が…翠星石が雛のうにゅーを…!!」 蒼星石「…やれやれ、またかい?」 蒼星石は、ため息をつきながら雛苺を慰めた。 実はここ3日間ほど、翠星石が雛苺の大事な苺大福…通称『うにゅー』を勝手に食べてしまうと言う事件が続いていた。 蒼星石「よしよし…僕のほうからきつく叱っておくから…」 そういうと、蒼星石は翠星石のいる職員室へと向かった。 蒼星石「…毎日毎日人に迷惑ばっかりかけて…いったい何を考えてるんだ…!」 そんな独り言をつぶやきながら。 職員室のドアを開けると、そこには『戦利品』をおいしそうに食べる翠星石の姿があった。 蒼星石「翠星石!今度と言う今度は許さないよ!!」 翠星石「ん?何を怒ってやがるですか?ほれ、これでも食って落ち着きやがれですぅ♪」 そういって、『元』雛苺の苺大福を1つ差し出す翠星石。そ...
  • 翠星石の家庭科
    翠「じゃあ今日の授業はこのプリントからですぅ。とっとと始めるですぅ。前の人間、さっさと配りやがれこんちくしょーですぅ!!」 生徒A「先生、それこないだの授業でやりましたけど・・・」 翠「え・・・そ、そうだったですか・・・(あっ・・・そうですぅ・・・この間時間が 余ったからやらせたんですぅ・・・)じゃあ・・・じゃあ・・・テキストの69ページを・・・」 生徒B「せんせー、そこ期末の範囲外って言ってたじゃん」 翠「えっ・・・?そ、そんなこと言ったですか・・・?(あぁっ!!・・・確かこの間他のクラスが 追いつきそうにないからって短くしてもらったんですぅ・・・私ったら・・・)」 翠「えっと・・・じゃあ・・・今日はぁ・・・えっとぉ・・・(ま、不味いですぅ。す、することがないですぅ・・・ でも、このままだらだら終わらすのもいけないですし・・・ええと・・・ええとぉ・・・)」...
  • 翠星石の学生時代
    家庭科準備室でプリントなどの準備をしていた翠星石。 そこに一人の女子生徒が現れた。 「先生はどんな学生時代を送ったんですか~?」 「い、いきなり何を聞くですかぁ」 「教員全員の学生時代を聞きまわってるんですよ~」 どうやらこの生徒は教師全員の学生時代をまとめた冊子を作りたいらしい。 使用目的は見当もつかないが、生徒のため、翠星石は一肌脱ぐ事にした。 「仕方ねぇですぅ、聞き逃さないようにしとけですぅ」 翠星石が話を始める、だが、そのほとんどはありふれたものばかりだった。 女子生徒も少し退屈そうにしていたので、翠星石はとっておきを話すことにする。 「一度だけ蒼星石と喧嘩したですぅ、そのときのことを話してやるですぅ」 あの翠星石と蒼星石が喧嘩をするなんて・・・と女子生徒は心の中で呟く。 確かにこの二人の喧嘩は誰も見たことがない、蒼星石が翠星石をたし...
  • 翠星石のイタズラ
     職員室。  翠星石が、ニヤニヤしながら水銀燈のイスに何かを仕掛けている。  水銀燈のイスには、座布団がありその下に何かを仕掛けたようだ。  どんな反応をするか楽しみですぅ。と、ニヤリと笑う翠星石。  そして、その仕掛けが発動する時が来た。二時間目終了時の休み時間。  授業を終えて、戻ってきた水銀燈が自分のイスに座る。  ブゥウウーーーーー。と、鈍い音が水銀燈を中心として広がる。 水銀燈「え?!」  一体何が起こったのかわからない水銀燈。  一斉に職員室に居た者全ての視線が水銀燈に集まる。  水銀燈を見る全員に「違う、違うのよ!?」と、慌てる水銀燈。  それを見ていた翠星石は、イタズラ成功とニヤソと小さく笑った。  顔を赤くして一人今の音に、違うのよ!? と、言っている水銀燈だったが……  真紅にポンッと肩に手を当てられそちらを見る。 ...
  • 蒼星石と翠星石の心遣い
    蒼星石「な、無い!?」 スーパーのレジの前で、必死になってバックの中や、ポケットの中を探す蒼星石。どうやら、財布をどこかに落としてしまったようだ。 翠星石「なーにやってるですか?ここは翠星石が立て替えといてやるから、おめーはさっさと交番に行きやがれですぅ。」 蒼星石「で、でも…」 翠星石「しっかりしやがれですぅ!カードとか免許証とか、早く申告しないとまずいですよ!」 そううながされて、交番へ走る蒼星石。 その後、何とか警察の元で全ての手続きが終わり、急ぎ蒼星石は翠星石の元へと戻っていった。 蒼星石「ゴメンね、待たせちゃって…。」 翠星石「ホントですぅ。しっかし、あんなに慌てた蒼星石見るのも、久しぶりですぅ♪」 蒼星石「そりゃ慌てるよ…。はぁ…まいったな、給料日までだいぶあるのに…」 翠星石「どれ、1回そのバック貸してみろですぅ。おめー慌ててたから、見逃...
  • 蒼星石vs不良2
    プルルーと電話の音が職員室に鳴り響く。 蒼星石「はい。わかったから、そこでまってるんだよ。」 電話に出た蒼星石は職員室を飛び出し、電話で言われた場所・・・近くの 商店街の路地裏にむかった。 (不良に絡まれて助けてほしいなんて急がなければ。) 息を切らしながら走る蒼星石。 (分かりやすいところだから間違わないだろう。間に合えばいいけど。) そして程なく目的地についた。 しかし、そこには誰もいなかった。 (どういうことだ?) 状況が飲み込めない蒼星石は周りを見渡す。 すると二方向から背の高い男の集団が歩いてきた。 数は4人。 蒼星石「君たち。ここで殴られていた生徒をしらないかい?」 そういうと男たちから笑い声が起こった。 そして男の一人がいう。 男A「はははは。本当にきてやがんの。先生、俺の顔覚えてない?」 蒼星石「・・・・君...
  • 翠星石と卒業式
    「卒業生、退場!」 体育館の厳粛な空気から開放される途端一斉に喋りだす生徒たち。 笑ってる生徒、泣いている生徒、実に様々だが全員今日をもってこの学校から卒業するのだ。 それぞれ仲が良かった先生やお世話になった先生のとこに行き話をしたり、写真を撮ったりしている。 真「ええ・・・あなたも・・・元気でね。ん?渡したいもの・・・?・・・これは、ク、クンクンTシャツ!?」 水「うふふ。次の写真の人はだれぇ?」 薔薇「え・・・そ、その、こ、こちらこそ、お世話に・・・なりました・・・はい、 その調子で・・・これからも、頑張って下さいね・・・」 蒼「え~・・・こ、こんな色紙なんか・・・わ、わざわざありがとう、みんな・・・」 そんな輪から少し離れて静かに見守っている影があった。 翠(はぁ・・・結局、全員に楽しい授業だったと言わせられなかったです・・・) 寂しそうな...
  • 翠星石とチョーク
      翠「第2群の食品は~」    いつものように家庭科の授業をする翠星石。    ふと教室を見ると教室のど真ん中の席の生徒が寝ている。   翠「この翠星石の授業で寝るとはいい度胸です!    1発かましてやるです」    そういうと、チョークを手に取った。投げるつもりなのだろう。   翠「くらいやがれですー!」    翠星石は渾身の力でチョークを投げつけた。    するとチョークは見事に寝てる生徒に・・・はあたらず、    となりの席の生徒に当たった。  男子A「いってぇ~、翠星石先生ドコ投げてんすか~」   翠「う、うるせぇです、おめーがよけなかったのが悪いです」    自分の非を認めようとしない翠星石。続けて2本目を投げる。    2本目は見事生徒の頭・・・の上を通過して後ろの壁に当たった。  女子A「アハハ、先生ノーコン~」 ...
  • 翠星石の如雨露
    ~翠星石の如雨露~ 翠「健やかにー。伸びやかにー。・・・やっぱり野菜に水をあげるにはこの如雨露でないと、ですぅ。」 ご機嫌で野菜の水遣りをする翠星石。 その翠星石を隣で見ていた生徒が何気ない疑問を漏らした。 生徒A「そういえば先生の如雨露はずいぶんと立派ですね。どこで買ったんですか?」 その問いに翠星石はすぐに答えず、少し笑いを浮かべた。不思議がるA。 そしてその後の授業で彼女はこう言い放った。 翠「今日の家庭科は教科書の・・・と言いたいところですが、さっきの休み時間にAがとてもいい質問をしやがったので急遽変更ですぅ!   今日は翠星石の持っている如雨露を作ってくれた職人さんの工房を見学させてもらうですぅ!」 みんな驚く。みんな彼女の持つ如雨露が手作りのものとは知らなかったようだ。 しかし確かに風格は抜群だ。模様も非常に細かい。 ...
  • 翠星石の弁当と転校
    Q「俺、転校するんですよ」 あまりにも突然な告白だった。 料理研究会の後片付けをしている時、Qがポツリと言った。翠星石の手が止まる。 翠「・・・え?」 Q「転校ですよ。親の仕事の関係で、凄い急だけど明日転校するんです」 本当に急すぎる。翠星石は思わず耳を疑った。 翠「そんなの、聞いてないです」 Q「校長先生には大分前にお話したんですけど、翠星石先生にはなかなか言えなくて…」 口元に笑みを浮かべながら、だが寂しそうに言う。 翠「そ、そう言うことは真っ先に翠星石に言いやがれです!!」 Q「でも先生悲しむでしょう?」 翠星石の顔を覗き込む。からかうような口ぶりである。 翠「だ、誰が悲しむですか!!逆にお前がいなくなって清々するです!!」 慌ててそっぽを向く。もちろん本心ではない。 Qは、翠星石が顧問を勤める料理研究会で唯一の男子生徒である。...
  • 翠星石とラーメン屋
    男子A「………」  昼飯に、初めて近くのラーメン屋でラーメンを食べた。  しかし、お世辞にもうまいといえないラーメンで、なんか食べ終えて具合が悪くなった。  それに、値段の割には量が少ないしチャーシューも生まれたての赤ん坊の手のひらサイズ。  ぼったくりだろ……と、しょうがなく食べたのだが……さっきも述べたとおり具合が悪くなるわ  量少なくて空腹だわと、二重地獄の中に俺は居る。  もうあんな店いかねぇ……他のやつらにも教えておこう。  そんなことを思いながら男子Aは、廊下をトボトボあるいていた。 翠星石「ん? お前どうしたですか?」  男子Aの前から歩いてきた翠星石とすれ違う瞬間、翠星石は男子Aにそう声かけた。 男子A「あ、翠星石先生……いや……ちょっと……腹が空いててあと、具合悪い」 翠星石「何処で、食ってきたですか?」 男子A「近くの■■...
  • 翠星石と雛苺と園芸
    雛苺「翠星石ー、そんなところで何やってるの?」 翠星石「見て分からんかですぅ、草木の手入れをしてるんですぅ。」 一つ一つの根元に、肥料を与えながら翠星石が答える。 雛苺「ふーん、大変そうねー。じゃあヒナも手伝ってあげる!」 翠星石「ほう!おめー、チビのくせになかなか見所があるやつですぅ!じゃあ…おめーは、この子達に水をあげてくれですぅ♪」 学校の植物の手入れは、普段蒼星石しか手伝ってくれなかったので、それはとても嬉しい申し出だった。 こうして、少しずつみんなが植物に興味を持つようになれば、この学校はさらに素晴らしいものになるかも…そんな思いに、思わず笑みがこぼれる翠星石。 そんな翠星石を見て、雛苺もウキウキした様子で水道の蛇口へと向かった。 翠星石「あ、水をやる時は翠星石の如雨露を使って、水圧に気をつけながら…」 そう言いながら、雛苺のほうへ振り...
  • 無題短編集 翠星石編1
    翠星石「てめぇら目をつぶりやがれですぅ!この中でラプラス先生を飼育小屋に閉じ込めたやつはどいつですか!!」 翠星石「そこのAとかいうチビ人間、お前だけまだ家庭科の袋縫い終わってない ですぅ!どうするつもりですか。」 生徒A「やべえ。まだ全然終わってねえ。」 翠星石「しょうがないから放課後残るですぅ。翠星石が特別に手伝ってやるですぅ。」 生徒A「おおう。先生有難い。」 翠星石「勘違いするなですぅ。お前が出さなかったら私の評価が落ちるからですぅ。 自惚れるなです。」 翠星石「おまえら一時間毎に窓を開けて換気をするですぅ」 生徒「だって先生、この時期じゃあ寒くて窓なんて開けてらんないですよ」 翠星石「なに言ってるですか!そんなんだから風邪を引くやつがでてくるですぅ!」 ガラガラガラガラ・・・ ガラガラガラガラ・・・ピシャン ...
  • 翠星石と創作料理大賞
    翠星石「おい!お前ら!!目ん玉かっぽじって、これをよーく見やがれですぅ♪」 ある日の朝、翠星石が1冊の雑誌を広げながら、元気よく職員室へ入ってきた。 よく見ると、そのページには大きく『創作料理大賞2006 最優秀賞 翠星石』と書いてあった。 蒼星石「す、凄いじゃないか!おめでとう、翠星石!!」 水銀燈「へぇ…どんなお馬鹿さんにも、何かしらのとりえはあるって訳ねぇ…」 雛苺「凄いのー!おめでとうなのー!!」 みんなの反応に、ますます有頂天になる翠星石。 翠星石「おっほっほっ♪みんな、これからは私のことを翠星石様と呼び、崇め奉りやがれですぅ♪」 その記事を読み、何か気になる点を発見した真紅。 真紅「…あら、これって賞金も出たのね。しかも30万円も…」 水銀燈「まぁあ…じゃあ今日の夕飯は、その偉大なる翠星石様のおごりってわけねぇ…♪」 翠星石「はあぁぁ...
  • Sと翠星石の車輪の唄
       ある日の昼休み、    翠星石が校庭の木陰で弁当を食べていると2人の生徒がやってきた。   「翠星石先生、一緒に食べてもいいですか?」   「お願いしま~す」  翠「しょうがねえ奴らですねぇ。いいですよ」    相変わらず口は悪いが、態度は柔らかなものだった。    生徒が座るところをすぐに作った。   「翠星石先生のお弁当おいしそうー。おかずもらってもいい?」  翠「じゃんじゃんもらうですぅ。翠星石は気にしねぇです」   「じゃあ遠慮なく。…んーやっぱりおいしい♪」  翠「当たり前ですぅ。この翠星石の料理がまずい訳ねーです」    そんな感じでご飯を食べていく。    食べ終わった頃、生徒の1人があることを翠星石に尋ねた。   「あそこにあるのって翠星石先生の自転車ですよね?」    駐輪場を指差してそういう生徒。  翠「...
  • 翠星石短編
    無題短編集 翠星石編1
  • イカ臭い翠星石
    真紅 「あなた何かイカくさいわね」 翠星石「突然何を言うですか?」 水銀燈「もしかしてあぁんなことやこぉんなことやってたんじゃないのぉ?」 蒼星石「不潔だよ・・・・そんなことをするとは思ってもいなかった」 翠星石「す、すいせいせきがそんなことするわけねぇです」 翠「もうイカの野郎なんてきらいです」
  • 翠星石と蒼星石の心理テスト
    翠星石「おい!蒼星石!!心理テストの時間ですぅ!!」 蒼星石「…またやるの?前に酷い目にあったじゃない…。」 翠星石「つべこべ言ってねぇで、さっさと答えやがれです!!いいですか…?」 なぜか怪しげな目をしながら、翠星石は蒼星石にある問題を出しました。 その問題とはこんな問題でした。 『ある日、とある屋敷にやって来たあなた。ひとり鍵のかかった部屋で待たされていています。 窓から外を見ていると、誰かがやって来ました。 その誰かさんはあなたがいる部屋まで来て、ドアの鍵穴に鍵を差し込み、ドアを開けようとしています。 さて、誰かさんとは一体誰のことで、鍵を開けることが出来たでしょうか?』 翠星石「さあ!誰がやってきて、ちゃんと鍵は開いたですか!?答えやがれですぅ!!」 蒼星石「うーん…。」 少し考えて、蒼星石はこう言いました。 蒼星石「...
  • 翠星石と今日のニュース
    翠星石「蒼星石!蒼星石!!ええい!!どこに行きやがったですぅ!!」 この日、翠星石は何か慌てた様子で職員室に姿を現した。 その言動に、「何事だろう?」と蒼星石は机から身を乗り出して、こう返事をする。 蒼星石「僕ならここだけど…何か用?」 翠星石「なーにが『何か用?』ですかぁ!!おい!これを見やがれですぅ!!」 そう言うと、翠星石は鞄からクシャクシャになった1枚の紙を取り出した。 その紙には、こんなことが書いてあった。 大阪府教育委員会は20日、府立学校の教員の特技や得意分野を登録したデータベースを利用して、校長同士が交渉して教員を“トレード”できる人事制度を2007年度から導入すると発表した。 異動の対象者は府立の高校や盲学校、養護学校の教員。教員が情報検索システムに「野球の指導ができる」「英検1級」など得意分野を登録し、校長が閲覧。 必要な人材が...
  • 翠星石とブービートラップ
    翠星石「雪華綺晶!おめーを兵士の中の兵士と見込んでお願いがあるですぅ!翠星石に、『ぶーびーとらっぷ』というやつのイロハを教えてほしいですぅ!!」 雪華綺晶「…え!?」 昼休み、急にやってきたかと思えば、こんな話を切り出す翠星石。 正直、翠星石にトラップのことを教えるのはあまりに危険…そして悪いことに使うのは火を見るより明らかなため、その判断に迷う雪華綺晶。 しかし、翠星石のそのトラップに対するひたむきな姿に、どうしても教師…いや元軍人としての血が騒ぎ、ついに雪華綺晶は翠星石の頼みを聞くことになってしまった。 雪華綺晶にとって、翠星石は実に良い生徒に見えた。『好きこそ物の上手なれ』とはよく言ったもので、翠星石の理解力は人一倍よく、そのことが雪華綺晶を刺激し、つい余計なことまで沢山教えてしまうという結果を招いてしまった。 …そう、それが全ての悲劇を招くとも知らずに…。 ...
  • あなたと翠星石の朝
    ピンポーン、ピンポンピンポンピンポンピンポーン!! 朝からけたたましく鳴り響くチャイム。そうか、もうこんな時間か。 急いで支度をしてドアを開けると、そこには隣の住人の姿があった。 翠「おっそいです!翠星石がわざわざ尋ねてきてやってるんだから、3秒以内にドア開けやがれですぅ!!」 彼女は、ここに最近引っ越してきた私立有栖学園の教師で、名前を翠星石という。 俺の会社と方向が一緒なことから、次第に話をするようになり、今では一緒に途中まで出勤する仲になった。 翠「さあ、早く自転車こぎやがれですぅ!これじゃ遅刻しちまうですぅ!!」 そういって自転車の後ろに乗り、俺の肩に手を乗せる翠星石。 仕方なしに、ふらふらと自転車をこぐ俺。翠星石がそのスピードの遅さに檄を飛ばす。 翠「なんですか!そのザマは!!ちゃんと朝飯食ってきやがったんですか!?」 (あなた)「いや…い...
  • 球技大会―金糸雀対翠星石
    金糸雀率いるA組 対 翠星石率いるH組 種目はバドミントン、ダブルスで2ゲーム先取の3ゲームマッチ 教師は強制参加なので一人は確定、後は両者ともクラスの中で一番適していそうな者をパートナーに選抜 金糸雀側は柔道部主将の五十嵐、身長180㎝を優に越え、筋骨隆々なその姿は否が応でも力で攻めてくることを想像させる。 翠星石側は剣道部主将の三堂、ほっそりとした体だが、決して頼りなさを感じさせないその立ち居振る舞いに誰もが固唾を呑む。 斯くして、戦いの火蓋は切って落とされた。 先制サーブは翠星石サイド 「いくですよ、三堂」 「ええ、どうぞ先生」 翠星石がサーブを打つ 球速は緩いが、安定した球 対するレシーバーは金糸雀 「きき、きたのかしらー」 既にパニック気味になっている金糸雀 「先生! しっかりしてください」 ...
  • 進路相談:翠星石の場合
    「おめぇ。そういや、進路どうするですか?」 「ん~先生の手料理を毎日食べたい」 「はぁ? おめぇそりゃどんな進路ですか?」  ■■のコメントに、呆れたように言う翠星石。 「え~? 先生って鈍感すかぁ?」 「おめぇは、なーにが言いたいですか? 全然わからんです」 「だから、結婚しましょって話です」 「おめぇ頭にウジでもわいたですか?」  まったく、人が真剣に聞いてるのに、と翠星石は呆れる。 そんな翠星石を見て■■は、苦笑する。 「ん~とりあえず、就職して先生と結婚したい」 「はぁ……就職ってのはわかったです。ですが、なぁんでおめぇと私が結婚せにゃあらんのですか」 「だから~進路希望♪」  この馬鹿。と、翠星石は思いため息をつく。さっさと、教室行けです。と言い■■を追い払う。 「まったく……結婚だなんて…………ぅう……やっぱり一人身はやば...
  • 翠星石と雪華綺晶のコマンチ
    その翌日 雪「そうか・・・犯人は翠星石・・・」 雪華綺晶は射撃部部員を動員し、弁当を盗んだ犯人を特定していた。 雪「それで、ターゲットの弱点は・・・?」 男子11「っは!翠星石先生はジェットコースターなどの速い乗り物が苦手のようです!サー!」 雪「なるほど・・・ばらしぃ特製30cm×30cm×10cm25段重ね、うち4段は白米酢飯赤飯炊き込みご飯、 残りは30品目の旬のおかず達独り占め愛情篭ったDX弁当の責任はとって貰うぞ・・・・・・フフフフ・・・」 それから1週間後 その日の深夜、翠星石はまたまた大量の残業で残されていた。 翠「またあのウサギ教頭は翠星石に残業を押し付けるですぅ・・・少しは自分でやりやがれですぅ。」 翠星石は帰り支度を済ませ、帰ろうとしたそのとき職員室のドアが開いた。 雪「あら、こんな夜遅くまで残業お疲れ様です・・・」 ...
  • 翠星石の家庭科(おあ氏部分
    蒼「授業長引かせすぎたかなぁ…。次の授業まで時間がないや。急がないと・・」 休み時間も残り僅かな廊下で、蒼星石は競歩にも近い早歩きで職員室へ向かっていた。 無駄のない動きで廊下をたむろする生徒の雑踏を切り抜ける。 「翠星石先生ってうざくね?」 翠星石という名を聞き、ふと足を止めた。 私語で溢れかえる廊下の中で、蒼星石は翠星石の名に敏感に反応した。 「よくあんなに口が悪いのに教師やってられるよなぁ」 「あぁ、あれは完全に俺らを見下してるね」 生徒による教師の悪口ほど辛いものはない。人にものを教える立場として仕方の無いことだが。 できれば聞きたくなかったが、足は完全に動きを止めた。 「でも何故か一部のヤツはあいつを崇拝してんだよな。『翠星石先生は最高だって』って」 「あいつ生徒に体売って評価得ようとしてんじゃね?」 「ははは、あり得るー。まぁ一応美人だしな」 気付いた...
  • 翠星石と蒼星石と雛苺の日常
    翠星石と蒼星石と雛苺の日常 長編と言うよりは、短編集みたいなもんです。 スレでのお題如何によっては、続く可能性あり。 雛苺のテスト 蒼星石の変装 翠星石の変装 合宿と言う名の…
  • 翠星石とバレンタインのパン
    「困ったもんですぅ・・・」 自室のベッドに寝転びながら彼女、翠星石は悩んでいた。 何故ならあと一週間でバレンタインデーがあるからだ。 毎年翠星石は蒼星石にチョコレートを渡している。 だが、毎年同じようなものばかりもらっても鬱陶しいだけなのではないのだろうか? そんな思いが今翠星石を支配していた。 「蒼星石は良い奴ですぅ・・・だけど良い奴すぎて  本当は要らないのに無理に貰ってるって可能性もあるですぅ・・・」 数時間も考え続け、小腹が空いた翠星石は先ほどコンビニで買った菓子パンに手を伸ばす。 ふと、手を止め、その菓子パンに目をやる翠星石。 「これは・・・ふふふ・・・この手があったですぅ・・・」 その夜、翠星石の部屋から笑いと爆発音が絶える事はなかった。 一週間後、ついにバレンタインデーがやってきた。 「これさえあれば蒼星石のハートは翠星石の...
  • ラフメイカー翠星石
    はじめに…この作品は暴力表現、軽いレイプ表現、性格まる変わりの裏蒼星石がでます。      そのようなものに嫌悪感を抱く方はお気をつけください。  それはある雨の日のことだった。 ラ「では朝の職員会議を始めます」  いつものようにラプラスが一日の始まりを告げる。  しかし、一人の教師が声を上げる。 真「教頭!翠星石と蒼星石がいないのだわ」  その真紅の発言に他の教師もうなずく。 銀「翠星石はともかく蒼星石は遅刻なんかしないわぁ」 金「そうなのかしらー。休むにしたって連絡がくるのかしらー」 薔「でも、連絡はない…」 雛「ということはなにかあったのかしらー」 雪 コクリ  ムシャムシャ(トーストをほおばる)  教師たちに一瞬にして詰め寄られたじろぐラプラス。  しかし、一つ咳払いをして落ち着きを取り戻す。 ラ「コホン。落ち着きなさい。まずそのこ...
  • 翠星石と水銀燈のディアブロ
    銀「・・・無いわぁ。あれぇ、たしかにここにしまっといた筈なんだけどぉ・・・」 と職員室の自分のヤクルト専用のミニ冷蔵庫をあさりながらそう呟く水銀燈。 恐らく今探してるのが最後の一本だったのだろう、冷蔵庫の中は空である。 銀「困ったわぁ・・・、あれが最後の一本、しかも給料日までだいぶあるのにぃ・・・   やっぱあの時調子に乗ってブランド物のバッグなんて買わなきゃよかったわぁ・・・」 翠「何やってるですか?水銀燈。」 とそこにやってきた翠星石。 銀「ああ、翠星石ぃ。ちょうど良かったわぁ、貴方、私がここに入れと・・・い・・・た・・・」 と翠星石のほうを向き絶句する水銀燈。それもその筈。 何故なら、彼女の手にはヤクルトが握り締められていたのだから。 ヤクルトを見つめる水銀燈に気づいた翠星石は 翠「へ?ああ、これですか?ちょうど喉が渇いてたもんですから、ち...
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