いけぬ魔王
先生「では、今年の学芸会はドラクエ1をやりたいと思います」
唯の通っているなかよし学校では年に1度、保護者達に生徒の成長を見てもらうために
学芸会を行っています。
そして今年もそろそろ学芸会の時期に近づいてきました。生徒たちも今年はもう3年生。
最後の学芸会ということで、とても張り切っていました。
先生「では、勇者の役をやりたい人はいますかー?」
ゆうすけ「はーい!」
先生「では、勇者の役はゆうすけくんに決まりね!」
先生「では次に魔王の役をやりたい人ー?」
唯「ゆい魔王やりたいれす(^q^)/」
唯が魔王の役に手を挙げたことには先生は大変困惑した。
そう、唯に魔王などできるわけがない、先生はそう考えた。
唯は重度の池沼故に今までの学芸会ではまともに台詞を覚えることができず
1、2年時には何の台詞もない木の役をやっていた。
無論ただ黙っているだけの楽な役に見えるが、重度の池沼である唯にはこれすら
こなすことはできず、1年生のときには劇中にウンチをもらし2年生のときには
劇中にアイス!アイス!と涎を垂らしながら叫びだしたりとにかく劇をめちゃくちゃにしてしまっていた。
こんな池沼に重要な役である魔王を任せることなどできるはずがないだろう。
先生「ゆいちゃんは台詞覚えたりできないでしょ!?毎年台詞を1行すらまともに覚えれなかったじゃない。」
先生「他に魔王の役やりたい人はいないかな?」
唯「びえぇぇぇええぇえええええん!ゆい魔王する!ゆい良い子!魔王できる!!("q")」
ゆうすけ「おい!うるせーぞ唯豚!おまえ毎年木の役すらできてなかったじゃねーか!」
先生「そうよ唯ちゃんにできるわけないわ・・・誰かやりたい子はいない・・・?」
唯は悲しいほどに先生からの信頼がなかった。今までの行いを見ればこれはしかたがない。
クラスの子たちも自分がやられ役である魔王なんてやりたいとは思わなかったが、唯に
魔王を任せれば劇は間違いなくめちゃくちゃになると内心では思っていた。
一向に魔王役に立候補する生徒は出ず唯はお得意の池沼泣きをしていた。
唯「びえぇぇぇええぇえええええん!!!ゆい魔王する!("q")」
先生「・・・はぁ・・・しかたないわね・・・ゆいちゃんを魔王の役にするしかないか・・・」
ゆいお得意の池沼泣きがよほど鬱陶しく、他に立候補する生徒も出ず
しかたなく先生は唯を魔王役にすることを認めた
先生「唯ちゃん、魔王できるわね?台詞多いけどがんばって覚えなきゃだめよ?」
唯「ゆい勇者たおして世界征服する!(^q^)/」
ゆうすけ「唯豚なんかに負ける勇者がどこにいるんだよ!おまえが魔王じゃ竜王というより牛魔王だな!」
こうして唯は魔王の役に決まったのだが、先生も生徒たちも唯が魔王をやれるわけがない
今年の劇は過去最悪になると諦めかけていた。
唯「ゆい魔王の服着たい!」
先生「ダメよ唯ちゃん、台詞をおぼえてからじゃなきゃ」
唯「う~う~!ゆい魔王!ゆい魔王の服着る!!!("q")」
唯は興奮して奇声を発し始めた。あまりにもうるさかったので先生もめんどくさく
唯を黙らせるために魔王の衣装を着せてしまったのであった。
その日の帰り道
唯「うーうー!ゆいは魔王なのれす(^q^)/」
唯は上機嫌で涎をだらだら垂らしながら魔王の衣装をあるいて帰っていた。
すでに魔王の衣装は、涎で汚れてしまっている。やはり唯にまだ衣装は渡すべきではなかったのである。
道をすれ違う人々は、奇異の目で唯のことを見ている。
それも当然である。ただでさえ池沼が涎を垂れ流して歩いていれば目立つのに
その上いつも以上にふざけた格好をしている。常人ならばこんな昼間から魔王の
衣装を着て外を出歩くなど到底できないのだが、誇らしげにこんな格好で外を
昼間から歩いてしまうのは重度の池沼ならではといえるだろう。
いけぬ魔王
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(2010.09.13)
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最終更新:2019年01月13日 16:33