合格祝い

合格祝い


澪「遅いぞー律!」
律「悪い悪い」
梓「早くしないと並んじゃうじゃないですか」

ここは某遊園地。律と澪と紬と梓の軽音部員は遊園地の最寄駅に集まっていた
律たち3年生は一緒の学校に行きたい一心で猛勉強をして、晴れて名門M女子大に合格することができた
辛かった受験も終わり大学入学までに高校の思い出を作りに、「合格祝い」として遊園地で遊ぶのだ
そういえば部員の一人、唯が足りない。もちろんわざとである。
部員たちは池沼唯にありとあらゆる迷惑をかけられてきた
律の誕生日に呼ばれてもいない池沼が登場して滅茶苦茶にされてしまったのも記憶に新しい
そもそもお菓子に釣られて入った唯は梓が入った時点で用なしのはずだったのに、憂が持ち前の「モンペア」ぶりを発揮して居残ることになってしまったのだ。
「軽音部には池沼がいる」という噂のせいで新入部員も入ってこない。
紬の買った25万円のギターも今では「ギー太」という名の着せ替え人形である。

紬「私遊園地にみんなで行くのが夢だったの!!」
律「私も楽しみだったよ」
澪「今日はみんなで楽しもうな!!」

そんなこんなで遊園地の入園口に着いた

律「ゲッ!!」
唯「あーうー!!」

いつか見た光景だ・・・。呼んだはずのない池沼さんがやって来てしまったのだ!!

澪「唯・・・」
紬「唯ちゃん・・・なんで・・・」

唯の後ろから憂が現れる。これもいつか見た光景だ。

憂「皆さん、今日も呼んで頂いてありがとうございます」

もちろん呼んだ事実はない
律の誕生日の件もあり憂に話しが漏れないように全力を尽くしたのに・・・
憂は一方的に話し続ける

憂「みなさんの合格祝いを姉がしたいと言うので連れて来ました」
唯「あーうー(^q^)」
憂「お姉ちゃん!!楽しんでね!!」
憂「ではみなさん、お姉ちゃんの世話をよろしくお願いします」

律「ちょっと!憂ty・・・」
澪「・・・」
紬「・・・」
梓「・・・」

憂はあっという間に去っていった。残されたのは唯と軽音部の面々である。
どうやら憂は池沼の世話を任せて、自分はどこかで羽を伸ばすつもりらしい。
池沼の世話から逃れたいという憂の心情を理解できないことはないが、合格祝いの彼女たちに唯の世話を任せるとはなんとも無責任ではないか!!
せっかくの合格祝いを池沼に滅茶苦茶にされることが確定されてしまった彼女たちの気持ちを逆なでるかのように唯が騒ぎ出す。

唯「ゆいあそぶ!!あいすたべたい!!(^q^)」

澪「それじゃあ・・・どうする?」
紬「それじゃあ当番制にして・・・」

唯「あう!!ゆいはあずなんがいーいー(^q^)」

あからさまに嫌そうな顔をする梓を律がとっさにフォローする

律「これから梓は受験で大変だろ。今日は私に任せて精一杯遊んで来い!唯は私が面倒みるから。」

梓「それじゃあお言葉に甘えて・・・」
律「お前らも遊んで来い」
澪「えっでも」
律「私は部長だぞ!!部長命令だ!」
紬「りっちゃんもそう言ってるし・・・」
澪「そうだな。なにかあったらすぐに電話するんだぞ」
梓「律先輩!本当にありがとうございます」
律「唯は任せろ!楽しんでこいよ」

そうして律が唯の面倒を見ることになったのだ
威勢よく言ったものの、律だってこんな池沼の面倒を見るのは嫌である。

そこでも空気を読めない池沼が騒ぎ出す

唯「りった!!ゆいあれのる!!(^q^)/」

そう言って唯が指差したのは、遊園地にありがちな園内を循環する小さな機関車である。
子供用の機関車にデブの唯が乗れるかは大きな疑問だ。さらにはその列車にはすでに、たくさんの親子連れが乗っていて待ち時間は30分となる。
唯がそんなに長く待てるわけがない。律は止めようとしたのだが・・・もう遅かった!!

唯はその機関車の前に駆けて行った

唯「ゆいもこれにのるー(^q^)/」

もちろん周りの子供から文句を言われる

男の子「お姉ちゃんずるいよ!!僕たちずっと待ってるんだよ!!」
他の子「そうだよ!並んでよ!」
唯「う゛ーう゛ー!!!("q")」

唯が不満のうめき声をあげているところに律が追いついた

律「そうだぞ唯。この子達の言うとおりだ。うしろに並ぶぞ」
唯「あう!!いますぐゆいのるの!!("q")」

そうして次は機関車に乗ろうとしている子供を押しのけようとする

子「やめてよ!!なにするんだよぉ」
唯「あう!!ゆいのる!!("q")」

そういって子供が唯をの方を振り返ると、興奮してよだれと鼻水を垂らしている気持ち悪い池沼が目の前に迫っているではないか

子「うわーーーーーーーーーん」

子供は恐怖と気持ち悪さのあまり、泣き出してしまった

律「唯、いい加減にしろ」
唯「う゛ーう゛ー!ここはゆいの!きちゃだめ!(^q^)/」

そう言ってこの池沼は堂々と機関車に乗ってしまった
「無理が通れば道理引っ込む」とはこのようなことなのだろう。

子供たちはせっかく長時間並んだのに池沼に先を越されてしまい大不満だ。唯の周りに座った子は唯から漂ってくる異臭と異様な雰囲気に気おされ機関車を降りてしまった。

こうしてほぼ唯の貸切状態となった機関車が発車した。

しかしそこは池沼。またまたすぐに飽きてしまう

唯「りった!あいす!(^q^)」
律「ここまでして乗ったんだから次までは乗れよ」
唯「いまあいすたべたいの!!("q")」
律「唯!!いい加減にしないと・・・」
唯「ビーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!("p")」

係員や数少ない乗客たちはこっちを呆れたように見ている
なにせいい歳をした18歳の女子高生がアイスが食べたいと駄々をこねているのだ

律「すいませーん降ろして下さーい」
これ以上迷惑をかける訳にはいかない。係員の人は安堵した表情で止めてくれた

降りたはいいが、そこには売店などあるはずがない

唯「りった、あいすは?(^q^)」
律「ここにはないみたいだな」
唯「ゆいはいまたべるの!!("q")」
律「ちょっと歩いたらすぐあげるからな」

駄々をこねる唯を連れて歩いていく。周りの人の視線が痛い

その時、唯が何かを見つけたらしく立ち止まった

唯「ゆいあそこいくーーーー(^q^)/」

そこには「アニマルランド」と書かれている。
また面倒なことになったな。律はそう思いつつ唯を追った

アニマルランドにはうさぎ・リス等の小動物から、馬・牛・豚等の大型動物まで様々な動物と触れ合える施設です

そうパンフレットに書いてあるようにそこには様々な動物がいた
愛らしく子供の肩に乗っているリスや、子供を乗せているポニー等々。
その動物たちさえも異常な雰囲気を察した。異常な雰囲気とはもちろん池沼唯の登場だ

唯「うさぎたん!!ゆいとあそぶ(^q^)/」

唯は動物たちに興奮しっぱなしだ。もちろん鼻水やよだれも出しっぱなしだ
その状態で唯は動物たちに飛びかかる
動物たちもたまったものじゃない!!
命からがら唯から逃げる。においに敏感な動物たちは唯の悪臭に耐えられないのだろうかw

唯「う゛ーう゛ー("q")」
唯はもちろん大不満だ。突然動物に飛びかかった自分に非があるにもかかわらず動物たちを責め始める

唯「ゆいのゆうことをきかないこはおしおきでつ("q")」

なんと身勝手なのだろ!!いつも憂にやられていることを圧倒的な弱者であるウサギやリスで晴らそうとでもいうのか・・・

おっと、またまた池沼さんは別のものを見つけたらしい

唯「ぶたさんだ!!(^q^)/」

そう言って池沼は大好きな豚の元へ駆けていく

ウサギにとってはラッキーだが、見つけられてしまった豚にとってみれば不幸以外のなにものでもない
豚の飼育小屋に堂々と入り込んだ池沼は迷惑そうな豚を尻目に、地面に手を着きブーブーと奇声を発し豚のマネし始める。

律「おーい唯!戻って来い」
唯「ゆいはぶたさんでつ(^q^)/」

さすがの豚も唯ごときの池沼に邪魔されたのに腹が立ったのか、唯のほうへ突進してきた
そして唯の90?近い体はきれいに吹き飛ばされた
こういうことを「自業自得」というのだろう

唯「ビーーーーーーーーーーーー!!("p")」

唯は痛さとご機嫌で豚の物まねをしていたのを邪魔されて不満なのとで池沼泣きを始めた
さらに追い討ちをかけるようにウサギたちが唯に襲い掛かる!!

唯「ギャー!んひひひーーーーー!!!!!("p") 」

パニックになった唯を引きずって、律は命からがらアニマルランドから脱出した

律はぐずる唯をつれてようやく売店までたどり着いた

律「ほら、唯アイスだぞ」
唯「あいすー(^q^)/」

なんて現金な池沼なのだろうか
さっきまで池沼泣きをしていたのがウソのようにアイスに飛びつく


唯「あいすおいちー(^q^)/」
律(はぁ・・・お小遣いが・・・)

ずっと楽しみだったアイスを食べられて唯は上機嫌だ
しかし律にしてみれば自分が食べないアイスに大量のお小遣いをつぎ込まなくてはならない。しかもレジャー施設の飲食物は異常に高い。読者にもそのような経験があるのでは?
しかし唯にアイスを与えておけば暴れることもないし、律に迷惑をかけることもn・・・

律「ああっ!唯こぼすなよぉ・・・ベタベタじゃないか」
唯「ベタベタでつ(^q^)/」

 ・・・迷惑をかけることはあるが、今までに比べればだいぶ楽である。

唯「りった!あいすもういっこ!!(^q^)/」

アイスを食べ終えた唯が調子に乗ってもう一個と言ってくる。
憂だったら必ず与えないのだが、律は楽がしたいので与えてしまう。

唯「う゛ーう゛ー、りったこれたべたいれす("q")」
律「こんな大きいの食べられるのか?途中で残すだろ」
唯「ゆいいいこ!おのこししない!!(^q^)」

甘やかしていたら池沼さんが調子に乗り出してしまった
なんとアイスでは飽き足らなくなって大盛りのパフェが食べたいと言い出したのだ
憂だったら強烈な一撃を食らわして一生喋れないほどにしているのだが・・・

律「しょうがないな」
唯「わーい(^q^)/」
律「ほら、食べろ」
唯「うまうま(^q^)/」ベチャベチャ

そう言って唯は大盛りパフェに直接舐めだしたのだ。重度の池沼の唯はスプーンの使い方が分からないのだろうか
いや、憂がしつこく教えているのだから使い方を知らないわけがない。恐らく脳の容量が小さすぎて覚えられないのだろうw
この食べ方では解けるのに間に合わないし、倒れてしまう
あぁ・・・早くも傾いてきている

ボト
唯「りった、おちた(^q^)/」キャッキャッ
律「おいおい!それじゃあ食べらんないじゃん」
唯「ゆいいいこ!ちゃんとたべる!(^q^)/」

そう言って唯は地面に落ちたアイスを食べ始めてしまった

律「汚いだろ、唯やめろ!」
唯「ゆいいいこだもん(^q^)/」

唯にしてみればなぜ律に止められるのかわからない。
憂に「食べ物を大切にしなさい」と言われているのを守っているだけなのだ。「大切に」の意味をちゃんと理解できないのも池沼らしいw

律「唯!やめっ、ちょっ」
唯「う゛ーう゛ー("q")」ガブッ
律「痛いだろうなにするんだよ」ペシッ
唯「りったぶった!りったわるいこ!おしおきでつ("q")」
律「だから・・・イタッ!!引っ掻くな!」

そんなこんなで地面に落ちたパフェを食べる行為をやめさせようと、律が奮闘し始めてはや10分が経とうとしている。
唯「あーう♪あーーう♪(^q^)/」
唯はパフェを食べきれて満足気に怪しい歌(唯は機嫌が良いとブツブツ歌のようなもの)を歌っている
律は池沼に引っ掻かれたり噛み付かれたりでクタクタだ。

そこに澪たちがやってきた
彼女たちも律一人に池沼の世話をさせて遊ぶのは気が引けたし、親友がいないのでまったく楽しめなかった

澪「律・・・大丈夫だったのか?」
律「だいじょうぶだぞ!お前らは楽しめたのか?」
紬「おかげ様で・・・。りっちゃんがいなくて寂しかったけど」
梓「やっぱり部長さんがいないと!!遊んでても締まりません!」

傷だらけで見るからに疲れている友人を気遣って、優しい言葉をかけてくれる。
律はそんな親友たちの心遣いに泣きそうになった

唯「りった!!あれのりたい!!(^q^)/」

空気を読まずに唯が指差したのは観覧車である

紬「そうね、最後にみんなであれに乗って帰りましょうか」
梓「そうですよ。律先輩とは全然遊べてないですしね」
律「そうだな!最後にみんなで楽しむか」

唯の発言で場の空気が良いほうに動き出した!
なんとも感動的ではないか・・・。こんなこと、唯の一生で一度あるか無いかのことだ!
今まで場の空気を壊す事しかしてこなかった唯がである!!
読者の皆さんにもこの記念すべき瞬間を記憶に留めていてもらいたい!!

ただ、彼女らにとってみれば最後の観覧車くらいみんな(唯を除く)で楽しみたっかたのだろう。しかし唯も連れて行くことにした
唯を預けるような場所はないし、万一放置して行ったりなんかしたらなにを起こすか分からない

こうして美少女4人と池沼1匹の集団は観覧車へと向かっていった。


唯「たかいれすたかいれす(^q^)」

ここは観覧車の中。
HTTの四人と池沼さんが乗り込んでいる
密室なので唯の汗の臭いがこもりにおう。

梓「律先輩・・・そのすいませんでした」
律「どうしたんだよいきなり」
梓「先輩たちの合格祝いのはずだったのに、先輩に面倒を見させてしまって・・・。」
澪「私もごめん。みんなで面倒を見ればよかったな」
紬「ごめんなさい・・・」
律「何言ってんだよ・・・」ウルウル

池沼のせいでぶち壊しにされた合格祝い。なんとも可哀想な四人である。
元凶の池沼唯はと言えば

唯「ほーーげーーー」

外を見て口をあけ、アホ面をしている

なんとも言えない殺意が沸いたメンバー達だが大人しくしているだけマシかと思い直す

律「そうだ!!またみんなでここ来ようぜ!」
澪「そうだな、梓だって勉強の息抜きは必要だろ」
梓「次こそはみんなで楽しみましょうね!」

もちろんこのみんなの中に唯は含まれていない。しかし池沼さんはそんなのにおかまいなしだ

唯「ゆいもまたくるれす(^q^)/」

そう言って唯が立ち上がったときに常人には信じられないことが起こった

ブブブー!!

不快な音とともに悪臭が広がる。
なんと唯は立ち上がった拍子にうんちを漏らしてしまったのだ!!

しかも先ほどのアイスの食べすぎで下痢である
忘れてはならないのはここが観覧車と言う密室の中。しかも出発したばかりである。
この状態は「絶望」と言う言葉ですら表現が足りないように思う・・・

梓「唯先輩!?なにやってるんですか!!」

唯「うんちでたー(^q^)/」

広がる悪臭。みなあまりの臭いに吐き気を堪える

おええええええええええ

誰かが吐いてしまった。誰だと思えば池沼である!!

唯「りった、あずなん、みおた、むぎちゃ、くしゃい("q")」
唯「ビーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!("p")」

元凶が自分のうんちだということを棚に上げて泣き出してしまった。
観覧車の中は唯の汗、下痢、ゲロの臭いで酷いこととっている。

最後の最後までこの池沼はみんなの合格祝いを滅茶苦茶にしたのだった。


10分後

地獄の観覧車から降りたHTTのメンバーたちはクタクタになって出口にいた。

憂「みなさん、お姉ちゃんと楽しんで頂けましたか?」

すべての元凶、その2のご登場だ

律「あぁ・・・とーーーーーーーーーても楽しかったぜ」

憂「それは良かった、それでなんでお姉ちゃんにトイレでうんちをさせてあげなかったんですか!?」
律「それは・・・」
憂「お姉ちゃんが自分でそんなこと出来ないの知ってるのに!」
律「それは・・・」
憂「しかもアイスをたくさん食べさせて!!お姉ちゃんがおなか痛いって苦しんでるじゃないですか!」
律「そr」

紬「いい加減にして貰えませんか?」
憂「なっ・・・」
紬「私の会社の系列でいい介護施設があります。唯ちゃんにはそこをご紹介します。もちろん入所費や月々の介護費、その他もろもろの経費はすべてこちらが負担します。」
憂「なに言ってるんですか!!私はお姉ちゃんと」

紬「もう、私たちの目の前に一生表れないでくれません?」
憂「今話しているのはそんなことじゃ」
紬「みんな!もう行きましょう」
憂「・・・・・・・・・・・・・・・・」

唯「あーう?みんなどうしたのれすか?(^q^)」
憂「どうもこうもしないわよこの池沼!!」ドゴッ
唯「いたいれす!ゆいなにもしてない("q")」

みんなが帰ったあと、唯に八つ当たりする憂と気絶するまで殴られるであろう唯が残されたのであった。


おしまい


 池沼唯のSS に戻る

  (2010.09.19)


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最終更新:2019年01月13日 16:38